八ヶ岳山麓1,200mの高原、会員制のリゾートホテル「ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエテイ」会員の姉達に誘われてダイナミックな景観と館内の世界の名画(シャガール)、彫刻に触れる優雅な旅を満喫してきました。
札幌も負けじと熱帯夜のようでしたが、八ヶ岳山麓も例年にない暑さ、毎日30度以上、しかし高原の爽やかな空気 夏限定のサンセットディナーをいただき、遠くでは雷の声、1年ぶりでの4姉妹の再会を祝しました。姉妹旅行が始まって今回は13回目・・全員13歳をとる・・皆、体にいろいろな故障が起きてきます。でも今年も何とか無事元気に再会をすることができました。これからが大変になっていくことでしょうが、あまり負担にならない2泊留まってのんびりとした旅にと又の再会を約束して別れました。
目的は毎年8月3日八ヶ岳南麓の盛夏の一宵を彩る、八ヶ岳薪能 古神道本宮 身曾岐神社の大例祭前夜の宵宮の神事と今年で25回目を数え、能楽愛好者で賑わっていました。
姉たちも今年で10数回目とか、奉納される演能は毎回違い、今回は宝生流宗家と重鎮の辰巳満次料郎師による能 「天鼓」「船弁慶」
野村萬斎師による狂言、御子息との共演でした。舞台の撮影はもちろん禁止
始まる前に大学教授による今回の能の解説があり、素人でも分かりやすく鑑賞することができました。
能 狂言と舞台は進み日が落ちてくると神職 巫女による「篝火点火の儀」が行われました。
生憎、雷が轟き、雨も落ちてきました。全員、椅子の下にはカッパが備え付けてあり、ホテルからはバスタオルが支給、皆、何事もなかったかのように座布団のかわりにバスタオルを敷き、カッパを着て・・鑑賞・手馴れたものでした。