ライラックは寒さに強く、暑さに弱い植物です。寒さに強いといっても涼しいだけではなく北海道ほどの寒さがちょうど良いくらいだそうです。
札幌のライラックは、北星学園の創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、アメリカからもたらしたものがその起源であるといわれます。
北大植物園にある最古のライラックも、スミス女史から分けていただいた株であるとされており、冷涼な気候である札幌の町にたちまち広まっていったものと考えられます。
昭和35年札幌市の人口50万人突破と、ポートランド市との姉妹都市提携を記念して、札幌にふさわしい花(スズラン)、木(ライラック)、鳥(カッコウ)が選ばれました。
創生川公園のライラックは、羊ヶ丘で切り花用ライラックの栽培していた齊田伸作氏が、長年手塩にかけて育てたライラック約30種類200株のライラックが満開を迎えていました。
昨日はアクアビクス教室、創生川公園を通り・・・気温の上昇と共に色々な種類のライラックが咲いていました。
シャルルジョリー ルモワン(フランス産)
ジェネラルセリダー ダンバー(アメリカ産)
フランクフルトフリューリング (ドイツ産)
マダムフローレントステップ (ベルギー産)
プレジデントリンカーン (アメリカ産)
ライラックの香りは、初夏の訪れを感じさせてくれます。
アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、ロシア、中国・・・各国で親しまれているライラック、川下公園「ライラックの森」では世界各国から集めた約230種類1700株という国内最大のライラックコレクションを楽しむことが出来るそうです。