長野県小布施町の岩松院本堂大間にある葛飾北斎作の「鳳凰図」をデジタルデータによって実物大で再現する「Digital×北斎」特別展「大鳳凰図転生物語」が、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で始まりました。
パソコンからリンク・・21畳の大天井絵 「八方睨み鳳凰図」
葛飾北斎最大の作品、「八方睨み鳳凰図」は長野県小布施町にありますが、これまで長野の岩松院でしか鑑賞することができなかった「八方睨み鳳凰図」をICCで完全再現展示を行うそうです。しかしせっかく長野に行くからには・・本物をこの目で見る方が良いのに決まってます。
葛飾北斎は江戸時代を代表する浮世絵師の一人で生涯3万点を超える作品を、そして70代の数年間には、大波の間から富士山が見える「富嶽三十六景」など代表的な作品を多数残しています。
北斎が最晩年に創作活動を行った地、小布施町にある岩松院、岩松院は文明4年(1472)に開山された曹洞宗の寺です。 葛飾北斎や俳人小林一茶、戦国武将・福島正則ゆかりの古寺でもあります。これらの縁を示すように 本堂の天井には葛飾北斎による大天井絵「八方睨み鳳凰図」が、境内には福島正則の霊廟、一茶が「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という句を詠んだ蛙合戦の池があります。総ひのき造りの仁王門は迫力があり、訪れる人々を大きく迎えています。この岩松院の本堂21畳の天井にある「八方睨み鳳凰図」、完成は今から160年以上の前の作品で北斎89歳の作品だそうです。今、NTTのコマーシャルで流れていますが、是非本物を見てみたいですね。・・しかし見学は当日雨の場合・・晴れたら戸隠神社へ。二つとも魅力のある場所ですが、両方は無理なようです。長野県は観光する場所多いですね。