アクセル・レッド～拙い歌姫

ベルギー人の歌手、アクセル・レッドは、歌が上手いとは言い難い。
はっきり言って、下手な部類に入る。
　　（熱烈なファンの方、ごめんなさい。
　　（でも、この田舎でアクセル・レッドをへヴィロテで聴いてるのは、自分だけだと豪語する自信があります。
しかし、芸歴は２５年くらいになるベテラン。
ルックスがいいだけでは、そんなに長く活動していられない。
となると、味のある歌い手になるのだろう。
そうだな、うら若き乙女が恥らいながら歌を口ずさむと表現したら、分かってもらえそうな感じだ。
だから、押し付けがましいところがなくて、聴いていて疲れない。
ちょっと鼻にかかった舌っ足らずのフランス語が、アンニュイな雰囲気を醸し出している。
もし聴いてみたいと思うなら、ベスト版あたりかな？
興味の湧いた方は、アクセル・レッド、いかがですか？

季節外れのラズベリー

（またボケボケの画像、雰囲気だけ感じてください。）

どうして、今頃になってラズベリーが赤く色付くのだろう？
ほかの枝には、花も咲いている。

本来、ラズベリーの季節は初夏。
ブルーベリーと競合して、我が家の味覚に旬の彩を添えてくれる。

実が生るのは、目にも楽しく、大歓迎なのだが、それでは木が疲れてしまわないかしら？
植え替えたから、根がのびのびできたお礼のつもりかな？

ぐうたらな管理者だけど、どうか冬は体を休めて、夏にたくさんの甘酸っぱい実を付けてくださいな。

冬の蛾

　今朝、玄関先に大きな蛾がいると、小さい人が叫んでいた。
　
　洗濯物を干しに玄間を出ると、足元に黄色くてもこもこした蛾が止まっていた。
　羽化したばかりのような、どこも羽が傷んでいない、綺麗な蛾だ。
　
　画像は、写メなのでいまいちディティールが鮮明でなく、ちょっと残念なものになってしまった。
　
　家人も、その蛾を見て感想をポツリ
　＞猫みたいな蛾だ・・・
　
　しかし、孵ってしまったとはいえ、たった一人ぽっち。
　日向こそ幾分暖かいけれど、やっぱり冬、飛ぶ元気がなく、ただじっと時が過ぎるのを待つかのようだ。
　明るすぎる場所は、ときとして孤独を際立たせる。
　冬の蛾は、象徴的に生のあり方を暗示したように感じられた。