rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

けなげなバラ、嵐に耐える

2010-12-04 22:27:18 | 植物たち


一昨日の嵐に耐え抜いたバラの姿。

いつ頃からここにいるのか知らないけれど、13年以上植え替えられることなく、肥料を施されるでもなく、それでも毎年たくさんの花を咲かせてくれる。
周りに植えられている木たちは大きくなり、かろうじて日当たりを得ているだけで、思い切りピンクの花を咲かせてやっと人目を惹きつけられるみたいだ。
なんともいじらしいバラ。

でも、鋭く赤い棘をその細い茎に密につけている。
・・・星の王子様ーにでてくる、高慢なバラのその悲しさを思い出した。
ほんとうの気持ちを素直に表せないで、そのジレンマで自分自身が傷つき、全てのものから自分を守るために棘をまとっているバラを。

自分は星の王子様になれない。
ただ、見守るのが精一杯だろう。
いや、そうではない、きっと哀れなバラなのだ。

シュークルト・ガルニ・・・簡単レシピ

2010-12-04 14:21:12 | 食べ物たち


シュークルト(仏語)は、ザワークラウト(独語)と同類、酸っぱいキャベツのこと。
シュークルト・ガルニは、それにソーセージや肉をのせて蒸し煮にした料理。

日常的に、日本家庭料理、インド料理(主にカレー)、中華料理、韓国料理、タイ・ベトナム料理、イタリア料理、フランス料理・・・ありとあらゆる国の料理を家庭で作り食べている日本人は、家庭に常備されている調味料の種類が驚くほど多いと思う。
我が家は、ちょっと食いしん坊な、食材に味のバリエーションにやたらと好奇心旺盛な人で構成されているため、調味料&スパイス&油の種類がいささか多い・・・

そんなわけで、ドイツ料理に特化するわけにも行かないので、シュークルト(キャベツオンリー)を作っておく余裕がない。
だけど、それっぽいものが食べたいわがままを解消するレシピがこれ。

>キャベツ   中1個      →1センチくらいの千切り
>タマネギ    1個      →繊維にそって同様に1センチの千切り
>ニンジン    1本      →タマネギ位の大きさに短冊切り
>豚バラ     200g     →4センチ幅に切り、塩・コショウ下味を強めにつける
>あら引きソーセージ  12本くらい  →斜めに切込みを入れる
>サラダオイル・バター・ローリエ(1枚)・塩・コショウ・酢・砂糖
ーーーーーおおよそ4人前?

いよいよ調理スタート
>サラダオイル&バターをひいた鍋で、色が変わるくらいに豚バラを炒める
>タマネギ&ニンジンを入れ油が回ったところに、キャベツを何回かに分けて加えながら炒める
>ローリエ1枚、塩小さじ1、200㏄水を入れ、ふたをして何分か蒸し煮する
>酢大さじ3~5(好みで調整)、砂糖小さじ1、塩・コショウ(適量)で調味し、やわらかくなるまで煮る
>ローリエを取り出し(長く煮込むと苦味が出る)、あら引きソーセージをいれ、5分くらい煮て出来上がり

冷たい白ワインと甘くないパン(フランスパン的)があれば、かなり満足できるはず。
お試しあれ。