rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ガラパゴスチックな場所で、歪なオイラのひとりごと

2013-01-24 15:15:35 | つぶやき&ぼやき
オイラは、偏ったものの見方をするし、物事の見聞が浅いし、知識も知恵も足りない。
ただ、年だけはそこそことってしまっている。
臆病で、ものぐさで、忍耐力ないし、怒りっぽくて、世間から引きこもって暮らしている。
たまに、普通人を装って外界と接すると、疲労困憊して、2~3日だらだらしちゃうんだ。
まったくもって困った奴なんだけれど、こんな奴でも自分なりの理想やルールがある。
なんにもなかったら、オイラを保っていけないじゃないか。
こんなオイラの理想とルールを書き出してみる。
・食べ物を粗末にしない。
・物を大切にする。
・できるだけ公平に人と接する。
・悪意を持って他人とかかわらない。
・嘘をつかないようにする。
・たとえ間違っていたとしても、どちらとも取れるような曖昧なことは言わない。
・自分の良心に照らし合わせてやましいことはしない。
・考えることを放棄しない。
・寛容を心がける。
・自分を過信しない。
・・・・・、まだあるような気もするが、思いついたことをあげてみた。

逃げの口上になるかもしれないが、人は不完全な生き物だから、徹頭徹尾言っていることとやっていることが合うわけではない。
しかし、あまりにも首をかしげることが多い。
建前と本音ということでは済まされないなにか奇妙な現象が、巷に横行しているように思う。
または、冷静に事態を把握し、私利私欲を抑えて行動する気風が、風前の灯のようにも見える。
大きな声を上げて主張したものが勝つという風潮が強くなってきている。
結果が全てで、過程は何でも構わない、勝ちが正義とばかりだ。
憐れみとか思いやりとか、助け合い分かち合うとか、そんなことは御伽噺の世界の出来事なのか。

大人たちが子供たちに教えていることと、実際に大人たちがやっていることの差に、子供たちは困惑して不信感を募らせている。
野放しの欲望と剥き出しの本能が、あらゆるところにばら撒かれ晒されている状況下で、理性を学ぶには過酷過ぎるだろう。

四割がた無菌状態に生きるオイラからすると、今の人の世は「北斗の拳」状態だ。
幸いにも、ガラパゴスな風土の片隅だから、まだこうして生きていられるのだろう。
かわいいオイラの子供たちは、今はすくすくと育っているけれど、彼らが生きていくこれからを思うと心配でならない。
せめて、歪なオイラの良心にかけて、彼らが人生の航海を成せるよう、精一杯巣立つまでを支えていきたい。