rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

歌舞伎物ドラゴンフルーツ

2013-01-27 15:23:22 | 食べ物たち
先日、買い物に行ってお楽しみのびっくりフルーツを調達した。
ショッキングピンクの果皮に緑色の葉のようなものがついている。
それだけでもセンセーショナル。
帰ってから子供たちに見せると、案の定興奮した。
次の朝、ドラゴンフルーツを食べるために、まず縦に二等分に切る。
すると、その断面はショッキングピンクの果皮で縁取られ、真っ白で均一な果肉の中にゴマよりも小さい粒の真っ黒な種がびっしりと散らばり、外見を上回る奇抜さに、思わず声を上げて笑ってしまった。
果実を四等分にして、メロンのように果肉と果皮の間に包丁を入れ分離し、果肉を食べやすくカットした。
皿に乗せて、子供たちのところへ運んでいくと、子供たちも目を丸くして驚き笑い声を上げる。
さて、そのお味は・・・家人と中くらいの人が申すには、「キウイを極薄にした味で、食感は長いものようにシャリシャリとしている。」
あえてまた食べたいものではないと、家族で意見が一致した。

でも、本当のドラゴンフルーツは、極薄味のキウイではないらしい。
サボテンの果実のドラゴンフルーツは、ほぼ輸入品しか日本で流通していない。
完熟させると糖度が高くなるが、それでは日持ちがしないので現地でしか食べられないという。
本来のドラゴンフルーツを食べる機会は巡ってきそうにもないけれど、話のひとつになるくらいに家族の心に残ったはずだ。

さて、この次はどんなフルーツで楽しめるかな?