こんな鉋も使ったのか。入り隅を丸面に仕上げる鉋だろう。小さくて指で摘み手首の捻りで削る物か。 少し使った跡がある。今回山崎さんの道具箱から色々な種類の鉋をもらった。 少し使った物もある。 跡は大切に保管しておこう。 山崎さんには必要なら何時でも返すと言ってある。 もう仕事する気は無いらしいが、私は色々教えて欲しい事がある。
これも山崎の焼印が2箇所有る。台は黒檀で補強してある。かなり使い込まれている。 これが無いと上手く削りだせない所は多いだろう。しかし一枚刃なので逆目が立ち易く使いこなしは難しい。 使いやすく柄を削りだしている。私も少し使わせてもらった。 やはり慣れないと使いこなしは難しい。
これも山崎さんの物だろう。左勝手と併せて右勝手を購入したのだろうか。どうも同時に買ったとは思えない。 台の色も長さも若干違う。蟻溝の底を削る為か台は改造されている。買った物は素材で自分で使いやすく改造しただろう。そうやって鉋の使い方を覚えるのかも知れない。
これも山崎さんの物だ。かなり古そうだ。こんな面を鉋で取っていたのか。鉋の名前が判らず困った。 以前に2丁私も東郷で購入した。 余り見掛けない珍しい鉋だと思う。こう言う鉋が使いこなせるとは かなりの腕の職人だったのだろう。今は無理しすぎて身体がぼろぼろらしい。使う予定は無いが大切に保管して置く予定だ。
最近 道具屋さんのブログを見て居ると 似た鉋が有った。 そこには紙張鉋と書いて有る。 調べると 障子紙を障子の枠に貼り付ける時に、その部分を一段低くして有る。 その段付きを削る時に使う物らしい。 なるほど知らなかった。 そこで名前を変更して見た。(2020/6/1)
最近 道具屋さんのブログを見て居ると 似た鉋が有った。 そこには紙張鉋と書いて有る。 調べると 障子紙を障子の枠に貼り付ける時に、その部分を一段低くして有る。 その段付きを削る時に使う物らしい。 なるほど知らなかった。 そこで名前を変更して見た。(2020/6/1)
これは焼印は無いが山崎さんの道具箱の有った物だ。余り使われて無いが際鉋の台下端を反り台気味にしている。自分で改造したのだろう。必要な仕事が有って急遽買った物かも知れない。 何しろこれが無いと仕事が出来ない事も有る筈だ。しかしもう買って20年以上は経過してるかも知れない。
これも山崎さんの道具箱に有った。 小鉋だがかなり使い込まれ刃も研ぎ減っている。しかし台もまだしっかりしている。 台を修正し刃を研ぎ直すと使えた。木端の面取りに使い易いサイズだ。 私が今は使わせてもらっている。台の下端にはドリルの穴が二つ開いていた。 私が埋めて置いた。 現場で鉋を台に穴あけ作業をしたかも知れない。時間の限られた中で 夢中で仕事する姿が思い浮かぶ。