この鉋は布田天神骨董市で買った物だと思う。 纏めて買った面鉋の一つだ。刃幅9.5ミリの小型の物だ。 今はこんな鉋で面を取る人は居ないから市に出て来たのだろう。 纏めて出て来たから何処かの道具屋が手放した物かも知れない。ほぼ新品同様だ。
これは高幡不動骨董市で買った物だ。 小鉋で刃幅22ミリのものだが、刃は薄く1ミリ程度か。 おまけに途中で折れている。 買わなくても良かったが 台を利用して刃は自作しても良いと思って買って見た。何かの目的で自作した物かも知れない。研いで見ると硬い刃だった。
台直鉋の分類に入るだろうか。 刃幅24ミリで比較的スリムな鉋だが、入手の経緯は不明。 多分東郷神社骨董市で買った物では無いかと思う。 正治という刃物は他にも有るが、余り切れる物が無い。 台の色を見ると作られて相当時間の経過した物と思う。 一応研いでそのまま使わず仕舞って有った。 逆目の立ち易い硬い材の小物を削る時に使えばよいだろうと思う。
これは懐かしい思いでの品物だ。仕事で香港に滞在していた時、露天で購入した物で、もう値段は忘れてしまった。 刃を楔で台に固定する形の小鉋だ。こんな物が如何して露天に出てくるのか知らないが 珍しい物が有ると思って買った。材の名前は判らないが、褐色から黒く変わって艶もでている。 買ってみたが一度も刃を抜いて研ぐ事も無く そのまま今に至る。 これを見ると余り上手く行かなかった仕事の事を思い出す。