これはロンジンの手巻き腕時計で もう十年以上前にネットで米国から個人で輸入した中古品だ。 長く調子が悪く止まって居た物を、修理してもらった。 古い物の割りに 正確で週に一度か二度時刻を修正すれば十分実用になった。 所が ネジを巻く時にうっかり落としてしまった。 仕方なく門前仲町の時計屋で再度修理してもらった。 幸い天心折れでは無かったらしく安く修理出来た。 色々話を聞いたが 多分1950年代の物だろうと言う。 中三針の普通の普及品だろうと思うが それで十分だ。 新しい物には無い くすんだ貫禄があり、ケースも防水ではないがしっかりしている。 それに竜頭が大きく ネジを巻き易いのが とても良い。 幾つか持つ腕時計の中で今後も愛用したい お気に入りの物だ。
手巻き腕時計を誤って落とし、動かなくなった。 仕方なく門前仲町の時計屋に修理に出したが その時計を受け取りついでに 富岡八幡骨董市を覗いて見た。 今日は 雨の予報の為か、業者も少ない様だ。 一回りしたが買うべき物は無い。 何も買わないのも癪なので この鉋刃を買った。 既に道具としては使い切っていると思うが、未だ鋼は残っている。 ○本 源兵衛と読みたいが 一文字目はつぶれて判読不能。 古い物とは思うが、そんなに古くは無いだろう。 銘の下に有る 四つのぼた餅状のドットが特徴か。 ここまで良く使い込んだ物だ。 台に据えて鉋としては、もう使えないだろう。 研ぎ味は悪く無いから もう少し綺麗にして 台直し鉋でも作って見ようか。
刃幅 70ミリ 全長 55ミリ まだ鋼の部分は多少残っている。
刃幅 70ミリ 全長 55ミリ まだ鋼の部分は多少残っている。