これは熊川神社骨董市で購入した台直鉋である。 刃幅43ミリと小型で使い易いと思い買って置いたが、 暫く別の場所に置いてあり 登場が遅れた。刃には 特製 日本鋼 ○に勇と刻印が有る。 台を見ると相当に狂っていた。 これではまともに削れまい。 修正しておいたが、また狂いそうだ。台直しは普通の鉋のちびた物を流用して作る事が多い様だ。 その場合 少し幅が広すぎて 狙った場所を削り取り難い。 だから小型の物が使い易いと思う。 或いは 鉋刃の一部を削り落として幅を詰めれば良いが これは大変だ。まあ 台直鉋を買えば良いだけの事だが、 それも何となく勿体無い。 この鉋は元々台直しとして作られた物と思う。 台下端に口埋めが有るから、所有者は少しいじったのだろう。
台直しは 普通の小鉋であらかた平面を出してから、仕上げに台直しを使わないと、総て台無しで狂いを取ろうとするととても大変だ。 それがコツでは無いだろうか。
台直しは 普通の小鉋であらかた平面を出してから、仕上げに台直しを使わないと、総て台無しで狂いを取ろうとするととても大変だ。 それがコツでは無いだろうか。