大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

向待鑿(大工用) 五分 銘 村国

2016-04-30 20:56:37 | Weblog
連休で道具引出に入らない道具を少し整理すると、この鑿の穂が出て来た。 これは知り合いの工房から、友達がもらって来た物だと思う。 柄が無い大工用の鑿だ。 友達は確か大工さんが使っていた下小屋を借りて、工房にしていた。 だから前使っていた大工の物だったかも知れない。 兎に角柄が無ければ 使えないので多分 不要と言う事でくれたのだと思う。銘は村国となっている。 村国は私も何本か持っている。 結構流通した物だろうと思う。まだそれ程使って無い様だが、ずいぶんと叩き傷が有る。 普通はこうわ成らないと思うが。 柄は若干太めで26ミリで仕上げる積りで 現状は27ミリ弱有る。 長さは13センチ程度か。 余り長過ぎると 引出の入らない。 この樫の木は若干柔らかい様に思う。 どうにか上手く納まった。 後は桂を付ける必要が有るが、今回も無い。  巡回道具屋が来るまで このままで置く予定。 刃は少し研いだが、 まだ裏が上手く出て無い。叩いて裏出ししないと駄目かも知れない。 まだもう少しこれで遊べそうだ。まあ使う機会は有るかどうか判らない。 
コメント
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