暫く 道具類から遠ざかっていた。 コロナの関係で何時もの骨董市の開催も無く 道具集めも出来ない。 木工で小物を作り 時間を潰していた。 所で鉋類は箪笥を作りそこに入れて保管している。 この夏は暑さと湿度の為か 鉋に良くカビが生える。 それは青カビで無く白いカビの様だ。 引出も湿度で引出難くなって来ている。 作業部屋に扇風機を持ち込んで 風を送り除湿している。 多少効果は有る様だ。 時々引出を開けて 中の鉋を取り出して 雑巾でカビを拭き取る。 不思議に カビの生えやすい物と生え難い物が有る。 台が茶色く変色した古い物で 菜種油か何か塗り込んで 肌が艶々した物程 カビは生えやすい様だ。 自分で台打ちして ラックニスを塗った物はカビが生えない。 適度な湿度と栄養源が有るとカビは生えるから 上手く条件がマッチするのだろう。
さて今回は裏金の付け替えです。 この鉋は 使い込んで台が薄くなっています。 裏金を止める押し棒の位置が 台の厚みの半分より下になって居ました。 裏金の耳をかなり曲げて使って居るようですが、 やはり上手く密着しない様です。 押し棒を抜き取って穴は埋め戻します。 裏金は耳を削り取って少し整形してガタツキを修正しました。 この後裏金を入れて裏金の表面の位置を 鉋台外側に墨付け(白柿を使う)します。 この時ノギスを使い台の脇を挟み裏金位置を台外側に墨付けすると楽で割と正確に出来ます。 この後ボール盤で取敢えず片側だけ穴明けします。
この時ナカナカ思った位置に穴が明かない様です。 ボール盤の定盤に鉋台を置く時 裏端が垂直になる様にすると割と正確に穴明けできます。 この後長いドリルの刃を今開けた穴に差し込み
反対側の側面に穴明けします。 この時に 裏刃を入れて それに合わせて開けると上手く行きます。 若干の狂いは 棒を鑢で擦ったり 細釘を打って調整出来るでしょう。 狂いが大きい場合は、穴を一旦埋めて 反対側から長いドリルの刃を差し込んで裏金に沿って開ければ 上手く行きます。 押し棒の位置は 刃口からなるべく遠くして 裏金がジワジワ効く様にするのが良いと聞きました。 さてどうでしょうか。
さて今回は裏金の付け替えです。 この鉋は 使い込んで台が薄くなっています。 裏金を止める押し棒の位置が 台の厚みの半分より下になって居ました。 裏金の耳をかなり曲げて使って居るようですが、 やはり上手く密着しない様です。 押し棒を抜き取って穴は埋め戻します。 裏金は耳を削り取って少し整形してガタツキを修正しました。 この後裏金を入れて裏金の表面の位置を 鉋台外側に墨付け(白柿を使う)します。 この時ノギスを使い台の脇を挟み裏金位置を台外側に墨付けすると楽で割と正確に出来ます。 この後ボール盤で取敢えず片側だけ穴明けします。
この時ナカナカ思った位置に穴が明かない様です。 ボール盤の定盤に鉋台を置く時 裏端が垂直になる様にすると割と正確に穴明けできます。 この後長いドリルの刃を今開けた穴に差し込み
反対側の側面に穴明けします。 この時に 裏刃を入れて それに合わせて開けると上手く行きます。 若干の狂いは 棒を鑢で擦ったり 細釘を打って調整出来るでしょう。 狂いが大きい場合は、穴を一旦埋めて 反対側から長いドリルの刃を差し込んで裏金に沿って開ければ 上手く行きます。 押し棒の位置は 刃口からなるべく遠くして 裏金がジワジワ効く様にするのが良いと聞きました。 さてどうでしょうか。