この鉋は もう10年以上前 富岡八幡骨董市で入手した物だ。 台が良くなくて 研いだが真面に使ったことは無い。 そのまま引き出しで寝ていた物だ。 先日取り出して 台を作り直した。 台の材料は樫の木を使っている。 私が住むこの団地でも 行事として暮れには餅つきをしていた。 結構沢山ついた物だ。 最近は住民が高齢化して 餅つきが難しくなり、コロナの流行も有り、餅つきは開催できなくなった。 臼はひっくり返して 花置台になった。 杵は欲しい人にもらわれていった。 私も一つもらって来た。 柄を抜いて 頭部をひきわりして 材料を確保した。 この杵の頭部で作ったのが この鉋だ。 多分十分枯れて安定した材料だろうと思う。 まさか杵の頭が鉋台になるとは 思わなかっただろう。 素直な良い材料だと思う。 追柾目材料取りになっている。 本来二枚刃鉋だが、この鉋に刻印された 文字を見せるために 一枚刃鉋で制作した。 しばらくしたら 台下端を均して 削って見よう。 うまく削れたらまた紹介したい。
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