大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

SCAPA CRAFTS

2023-07-01 22:01:57 | Weblog
インフォメーション・センターでスカパ・クラフトの場所を教えてもらい、パンフレットをもらった。 予約なしで尋ねても 大丈夫だろうとと言うので 行って見る事にした。 しかし もらった地図の外で 市内中心部から外れた所の様だった。  この椅子については 既に知っていた。 オークニーの紹介の本の中に 伝統的な家具として紹介されていた。  フレームは木で出来ているが、座面と背もたれはオーツ麦のストローを編んだものを使っている。  此処オークニー諸島には 大きな木は育たず 椅子の材料は昔は流木や難破船の材料を利用して作ったと書いて有った。 材木が貴重だったのだろう。  だから現地で手に入る オーツ麦の茎を利用している様だ。

色々な製品を作っている様だが、たまたま置いて有った 普通のイスの写真を撮らせてもらった。 材料はオーク材と言う。 恐らく本土から持って来るのだろう。 加工も機械でなく手で行っている様だった。 磨いてOIL仕上げの様だ。  オーツ麦はここで栽培していると聞いた。 素朴でシンプルン椅子だ。 この椅子以外に 頭まで覆い隠すような 椅子も有る様だった。  価格は1600ポンド と言っていた。 日本円に直すと約30万円弱と言う所だろうか。  恐らく現地での引き渡し価格なので これを日本に持ち帰ると 相当の高額となるだろうと思う。 オーツ麦の茎はどの程度の耐久性が有るのか知らないが、日本の湿度に耐え 虫など付かないか若干心配は有る。  まあ伝統的なオークニーチェアと言っても 良いだろう。 市民ホールの様な所にも置いて有った。  時間の経過と共に 変色して良い色になりそうだ。 

工房にはタクシーで向かった。 工房は普通の1軒屋の様な自宅を工房兼展示場所としていた。 天気も良く庭には綺麗な花も咲き のどかな雰囲気だ。 手作り家具工房としては なかなか立派だった。 でも買おうと言う所までは思わない。 
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The Shore Hotel

2023-07-01 18:23:17 | Weblog
ラーウイックの港を夕方 5:30頃に出発して オークニー諸島 本島のカークウオールを目指す。 到着は夜の 11:00頃のはずだが、少し遅れた様だ。  船を下りた所は 街からかなり遠い桟橋で バスが有ると聞いていたが、既に行ってしまったそうだ。  係の人に タクシーを呼んでもらったが、3人相乗りなら 船会社がタクシー代を出してくれるそうだ。  良かった。 サ・ショアと言うホテルの名前を告げて、そこまで連れて行ってもらった。 隣にカークウオール・ホテルが有り、そこでチエックインできると 教えてくれた。
受付には誰もおらず 机の上に鍵が一つ置いて有った。 受付の人を探しに行った。 既に12時近い時間だった。  記帳して鍵をもらい 部屋に案内してもらった。 割と新しい改造済みの部屋だ。  まずは寝る所が確保出来て良かった。  腹も減ったが 深夜ではどうしようも無いので そのまま寝た。  翌朝 余り良く寝られないので 早目に起きて 海岸通りから ホテルを撮影して見た。 此処は湾曲する湾の一番奥の部分だ。 昔は栄えたかも知れないが、今は落ちぶれたホテルと言う感じか。

小さな桟橋があり 此処から島巡りの船が出ている様だ。 裏通りを散歩して宿に戻り 隣のホテルで朝食を食べた。  ホテルで朝食を食べるのは久し振りだ。 今日は 市内の見学に行こう。 スカパ・クラフトに椅子を見に行こうと思う。 その前に インフォメーション・センターで情報を入手しようと思う。
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ラーウイックの街のツーリスト・センター

2023-07-01 11:02:15 | Weblog
ラーウイックの街には 3泊4日 滞在した。 静かな港街と言う感じがした。 波止場の付近に居るのは殆どが観光の人だろう。 シェトランド諸島では一番大きな本島の 唯一の街と呼べる物らしい。 人口は7千人程度だそうだ。  ニシン漁の為の港街だった様だ。  今は何がメインなのか良く判らない。 観光 牧羊 畜産 ニットウエア だろうか。 それは私が考えた物で 実際は良く判らない。  とにかく実際 現地の人と交流する機会は無かった。  ツーリスト・センターの周辺が 一番の繁華街と思うが、夕方 5時過ぎると人もまばらだ。

自分の想定では 雨が降り 風が強く吹く 荒れた場所を想定したが、自分の居る間は天気も良く、海も比較的静かで良い所だ。  普通の港街と言う感じがした。  古代遺跡が多く散在するのと、キャンプに適した場所が多そうだ。  島は広いので 車が無いと動きずらい。 バスは本数が少なく 余り役に立たない。 時間を取ってのんびり過ごせば良いのだろう。 レストランは気に入った所が無かった。 現地の人達がどんな物を食べるのか知らないが、そういう現地料理を出す店は見付けられなかった。  味付けは比較的甘い様に思った。

遺跡巡りは もう少し事前に勉強してくれば 更に興味も持てたと 思う。 とにかく古代人の石の文化は壮大だ。 もう少し見て見たかったが、時間が不足なのと 体調が良くなくて、二つも三つも見て廻る程、体力が無かった。 非常に疲れて 宿で休息する時間が必要だった。 ペース配分を間違えた。 以前と同じ様には行動出来ない。  体力の衰え 老化を まともに体験した。 この辺で ラーウイックを切り上げて 次のオークニーのカークウオールの紹介に移ろう。

本当はアップ・ヘリアーのお祭りや資料館も見たかったが 閉館で見られなかった。 これは惜しかった。
でも 多分もう一度は来られないだろうと思う。 その時の出会いを大切にするしか無い。

もう一つ シェトランド 博物館のお土産コーナーで Burra Bears と言う熊のぬいぐるみをを見た。 これは可愛くて お土産に良いかなとは思ったが100ポンド以上するし、大きくてバッグに入りそうも無い。 残念ながら諦めた。 多分 雄雌2体買うのが良いのだろうと思う。 シェトランドのセーターの生地で作ってある様だ。 シェトランド・セーターは細かい模様が特徴の様だ。 手編みであれば当然高いだろう。 
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