大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

丸玄能の柄入れ

2010-12-14 10:34:57 | Weblog
先日 新潟の道具屋の巡回販売車が来た。 今回は金も無いから 買わない積りだったが 玄能柄大の大を480円で購入した。 今使う骨董市で手に入れた丸玄能の柄を付け替える事にした。 この本は 大工道具研究会編 鑿大全 中には世田谷区三軒茶屋の土田刃物店 土田一郎氏の玄能柄の挿げ方につての記述があるので それを参考にした。 穴大工最後の名人といわれた東京浅草の穴林から伝授された技術だそうだ。
下が今回挿げ替える玄能で上が 今回購入した 樫の柄である。 上手く出来るかどうか。 この玄翁は 櫃の寸法は 巾24ミリ厚み6ミリと大変薄く余り細いと折れる心配がある。 スマートな柄の削りだしが出来るかどうか。
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文化学園服飾博物舘 日本の染型

2010-12-13 21:28:33 | Weblog
今日は雨だ。 何となく体調が良くない。 どこか散歩に行きたいがこの雨で寒くてそんな気分じゃない。 ならば都心の地下街でも散歩するか。 新宿に出て南口からそれ程遠くない 文化学園服飾博物舘の見学に行った。 日本の染型  小紋 中形 型友禅 紅型 その他紙型を使う染物の着物その他を見る。 これが結構良かった。 日本人の真面目さ 精密さ 粘り強さ 技術の迫力 色と模様に対する感性の鋭さ を感じた。 これは中々の物だ。 2時間じっくり見たが やはり最後は疲れた。 帰り電車の中で寝てしまった。

中では小紋がやはり一番だと思う。 非常に細かい点描の様な模様だ。絹にこの模様を染め 光に当たると 陰影が出来て まるで蛇の肌に様にぬめっとした感じがする。こう言うのが好きだな。 
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鎌鑿 銘 無し

2010-12-13 21:12:26 | Weblog
これも調布骨董市で手に入れた鎌鑿だ。 既に載せたこの4点併せて2千円で購入した。 そのまま使える物は無いし、少し高い様にも思うが、まあこんな物だろう。 今回平鉋は買わなかった。 沢山持ってるし やはり既に刃の短い物しか無かったからだ。 鎌鑿はホゾの入り隅を鋭角に仕上げる時使う物と聞いているが使った事は無い。 多分 今後も使う機会が有るかどうか判らない。 この4点は何れも同じ所から出た物だろう。 しかし何れも初めて見る物は無く 既に持っているか 知る道具類だった。 まあ上手く使いこなせて、切れる物か判断できれば良いが 難しいだろう。
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追入鑿  一寸二分 銘 山吉

2010-12-12 21:21:33 | Weblog
これも調布骨董市で買った。 刃は薄い様に見えるが 裏をかなり研ぎ減らした為と思われる。 自分で少し裏押しして見た。 柄が乾燥の為か割れている。 何でこんな物を買ったかなと思うが、つい手が出た。 研いだ感じは悪くないと思うが。 刃の端が欠けておりここまで研ぎ減らすのは大変そうだ。 軽く研いで錆を落とした。 柄は付け替えないと駄目だな。 樫の木に適当な切れ端が有るか探している。 自分で付け替えるのは結構大変だ。 でも既に二本交換したし やり方は判っている。 その内やって見よう。
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0381 角面取鉋(自由定規付き) 銘 奈り平

2010-12-12 21:09:36 | Weblog
これも 同じ布田天神骨董市で買った。 角面取り鉋だが 台と中に入る小鉋を別に売っていた。 台と小鉋は少しガタツキが有る。  相当に錆びて大丈夫かと心配したが錆を落とすと何とか使えそうだ。 埃を払い少し油を塗り 刃を研いで整備した。 台と鉋のガタは 何か対策が必要だ。 このタイプの鉋は買えば相当高いから 何とか上手く使える様にしたいと思う。  奈り平は初めて見る銘だ。 刃はしっかり出来ており切れそうな感じだが まだ試し削りしてない。
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0380 二枚刃丸面取鉋 銘 長幸

2010-12-12 20:58:32 | Weblog
12月になり、今日は久し振りに調布布田天神骨董市に出かけた。 暫くご無沙汰の間に ずいぶん業者が増えた様に思う。 一回りして ガラクタの中からこの鉋を見付けた。 1972年3月 ¥900円とマジックで台に書いてある。 何となく興醒めだが 状態は悪くない。 そんなに使って無い様だ。 反対面には後藤建具店と下手な字で書いてある。 これは一分の丸面取り鉋だ。 普段はトリマーで丸面を取るがうるさいから この鉋を整備して使って見よう。 既に30年以上経過した物だが錆もそれ程ひどく無くて 研ぎ直したら綺麗になった。長幸は既に見た事の有る名前だ。
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石油コンロ

2010-12-10 11:02:09 | Weblog
近くに有るホームセンターに行って見た。 何を買うでも無くとも色々見ると面白い。廻りには簡単な食事の出来る所も有り、 子供連れで来る家族も多い。 ひと回りすると このコンロを見つけた。 今でも 売ってるとは思わなかった。 コロナの製品で実家の母が愛用している物だ。 煮炊きと暖房が兼用で 便利な割りに石油の消費は少ないと言う。 私がもっと便利な温風ヒーターを買ってやったのに もっぱらこの火鉢型コンロを使っている。 使い過ぎて芯が消耗して火が上がって来ないので買い替えが必要だと思っていたが、運良くこのサロンヒーターを見付けたので買って置いた。 今度実家に帰る時に 持って行く予定。 しかしこれがサロンヒーターとは ずいぶんしゃれた名前を付けた物だ。 田舎のホームセンターでなくて東京のホームセンターでもこう言う石油コンロを売ってるとは、まだまだ需要が有ると言う事だ。 確かに便利で経済的で使い易いかも知れない。
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道具箪笥

2010-12-10 10:41:50 | Weblog
以前から製作していた道具箪笥がやっと完成した。 外形750×500×350で引出し 5段の物だ。 これが6個目で少しは上手く作れる様になったか。 板はぎが鉋でやってるので、隙間無くピッタリ合わせるのが難しい。 次には長台鉋を整備してそれを使って見ようと思う。 取手摘みも自作した。 これで廻りに転がっていた 鉋が収容できるので 埃や錆から少しは守れるだろうと思う。 今回は特に着色せずこのままでOIL仕上げとしようと思う。
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二本棹罫引

2010-12-06 23:09:23 | Weblog
この罫引きも 町田骨董市で手に入れた物だ。 普通の罫引きよりかなり大きい様だ。棹の長さは35センチ程度ある。 定規の部分が23センチ程度だ。 これはどう言う仕事に使った物だろうか。 想像出来ない。 材料は樫の木で恐らく自作品だと思う。 かなり作ってから時間が経過していると思うが、茶色く変色している。 棹を固定する楔が 一つ無いので 箱の中を探して見たが 見付からなかった。 多分 最初から無かった物だと思う。 罫引きの刃を調べると わずかに 助?と刻印が有った。 特に使う予定は無いが、安い物なので 何となく買って来た。
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そら豆椅子

2010-12-06 12:50:58 | Weblog
これは 張りの練習で作った椅子と言うか 足置きと言った感じの物だ。 硬いチップウレタンを使い 形を整形してその上に柔らかいウレタンを張り形を整えた。生地は裁ち落とし余り生地を使ったが、モケットと言うビロードのような艶の有る非常に張り難い生地だった。 その為か コーナ部分の納まりが 気に入らない。 この様に 真中を少し凹み気味にしても 上手く生地が張れるか試すのが目的だったが、 結論から言うと 上手く張れる様だ。  短い足を捩じ込んであるが いずれ足を作って付け替え様と思う。  
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