大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

AUREX SB-350の修理

2013-11-02 11:21:51 | Weblog
AMPの修理を継続。 電源が入るので 電圧を確認した。+-30Vが出ているので電源は無事だった。 トランスのレアショートが有ると困るが 運がよかった。 スピーカリレーは無い様だ。 従ってスピーカA/Bを切り替えるSWを押さず電源を入れて 安定した頃にボタンを押してスピーカを繋ぐらしい。 このAMP出力に過電流を防止するブレーカが付いて居たらしい。 それは 無くなって替わりにフューズが付いていた。 今はこんな物を付けずに プロテクト回路で検知してスピーカを切り離すのだが スピーカリレーが無いから ブレーカを付けたのだろう。 多分 音にも影響すると思う。 フューズホルダ2個を取り付けた基板を作成して 内部の適当な場所に取り付けた。 スピーカ端子の電圧を見ると 無信号時は10mv程度なので これなら大丈夫だろう。 取敢えず カセットテープを信号源にして スピーカを接続して音だししたが 問題なく 動作した。 ボリュームに若干ガリが有るがこれは仕方無い。 現在 通電して均し運転中。 アルミ削りだしのツマミ 梨地塗装のボンネットと結構丁寧な作りだ。 前面パネルは 色々書き込みが有ったり セロテープを貼り付けたりして有り 、それに埃と手垢も付いて とても見られた状態では無かったが、シンナーで拭いて若干研磨剤の入った ゴルフクラブの磨き剤で綺麗にした。 完璧では無いがこれで修理完了。 戻して工房に置いて使おう。 スピーカは実家に有るので持ってこよう。

このAMPのその後を書いて見よう。 暫く放置していたが、スピーカを設置して この
AMPとチューナを使い音出しした。 広い工場なので 音が広がり まあまあ聞ける。
AMPも役立って良かった。   
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電源SWの修理

2013-11-01 21:46:34 | Weblog
東芝AMP SB-350 電源SWの修理に掛った。 これはシーソースイッチと呼ばれる物だ。 メーカは昭和無線工業(SMK)らしい。 内部を開けると 板状のシーソーを上げ下げする機構部分の部品が磨耗したようだ。 このプラスチック部品を自作の木製部品に置き換えた。 これで一応上手く動作するようになった。 信頼性は未知数だが 同じ部品を探して付け替える事は困難なので 取敢えずこのままで 先に進めよう。 これで一応電源は入り 電源ランプは点灯した。 各部の電圧を確認して良さそうなら、SPK端子に変な電圧が出て無いか確認後、オーデイオジェネレータから信号を入れて 出力を確認して見様と思う。 修理はこれからだ。 上手くいけばSPKを接続して CDでも繋いで見るとするか。 まだ先は長い。
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AUREX STEREO AMP SB-350

2013-11-01 21:29:27 | Weblog
暫く ブログは中断していた。 母の調子が良くなくて、田舎に帰っていた。 その間に 木工の仲間が このAMPを 某家具製造会社の倉庫から見付けて 捨てられる所を 拾って置いてくれた。 東芝の製品で昭和40年代の終わりから50年代の初め頃に 売られた物と思われる。 極ベーシックなAMPだろう。 長く倉庫に保管されていたので 埃が積もり、手を出すのもはばかられる状態だった。 シンナーで少し拭いて 分解してみた。 電源は入らない。 どうも電源SWが 壊れている様だ。
上左はAMP本体 その右黒いのはTOPカバー その上は前面パネル 下は底面カバーとなる。 結構凝った作りで しっかり出来ている。 どうも業務用に使っていたらしい。 電源が入っても 動作するかどうか不明。 当時はトランジスターの使い方も厳しく 雑音が出て 動作が不安定になる場合も多かった。 この製品もその可能性はある。 先ずは電源SWを修理して 電源が入ってからの事なので、修理に辿り着く前の段階だ。 これから電源SWを外して 不具合の原因を調査する。 交換部品は無いだろうから、出来ればこのSW自体を修理したい所だが。 先は長い。 東芝は評判の良い製品も出していたし、トランジスターは代替が有るから、トランスがいかれてなければ 直る可能性は高い。 音も聞いて見たいところだ。  
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