大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

柿の収穫

2015-11-02 21:33:40 | Weblog
毎年の事だが 今年も柿の収穫を行った。 今年は不作で 鳥に食われたりして残りはわずか
3個しか無い。 この程度の柿の木なら 10個や20個取れても良いはずだが、手入れが
良くないのと、日当たりが悪いので 仕方ないのかな。 記念に1個を写真に残した。

もう柿の葉はすっかり枯れているが、まだ木にしがみついている。 これは甘柿なのだが
どうした事か 余り甘くない。 色は良くても食べて美味しくないので、自慢気に人にやる
のも気が引ける。 だから気が向いたときに少し 食べる程度なのでこの程度の個数が収穫
出来れば十分だ。 我家の庭の隅っこで 殆ど手も掛けず それでも忘れず毎年実を付ける
柿はたいした物だ。

この秋は風邪の後 体調が今一で困っている。 こうして何となくぐずぐずと過ごしている。
秋晴れの中 何処か温泉にでも行って、新蕎麦でも食べたいなとは思うが、どうも気分が
乗らない。 気が付けばもう11月で 今年もまもなく終わる。 何時になく老いを感ずる
秋になった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0548 二枚刃平鉋 銘 三代目千代鶴 寛寿 二寸

2015-11-01 18:04:51 | Weblog
今日は良い天気だ。 日曜日で皆さん総出で団地内の樹木の手入れや、掃除を行った。 枯れた樹木を鋸で切り 廃棄したが疲れた。 体調は今一の状態。 片付けて関係者と立ち話していると 親父さんが大工をしていたと言う近所の方が 鉋が有るから使うかと言うのでもらう
事にした。 持って来た鉋を見ると古い物らしいがまだ十分使えそうだ。 裏刃が有り銘は
読めないが 三代目千代まで見えた。 珍しいなと思ったが千代鶴では無いだろうと思って
良さそうな鉋なのでもらいますと言った。  

家に帰り 刃を抜いて見るとこれは 千代鶴延国の寛寿だった。 驚いたこんな鉋が私の所に
来るとは思わなかった。 これじゃただでもらっては悪いな。 お父さんの形見に持って居る
べき遺品かも知れない。 取敢えず 裏出し 裏押しして 研ぎ直したが切れは今一の様だ。
裏に錆も有るから 更に研ぎ直さないと切れないだろう。 この鉋をくれた人に 良い鉋だと話して それでもくれると言えば、もらって私のコレクションに入れよう。 

まあ 研がしてもらい切れ味を確認できれば それである程度満足だ。 私の物にならなくても良いと思う。 長く道具集めをしていいると、道具が向うから自然にやってくる事も有るんだ。 面白い物だ。 しかし思ったほど切れないのは気に掛かる。 

台は台頭部分に割れが有る。 先端まで行ってないので穴明けして繕って見よう。裏刃は銘は
有るが上手く読めない。 台尻に大塚車庫前 山久 と刻印が有る。 台長は約30センチ
だった。写真では判り難いが刃の左隅に鏨で土の様な文字が掘ってある。 これは持ち主の名前かな?  まだこれからいじくって楽しめそうだ。 

この鉋をくれた人に会って、説明したが、使って下さいと言うので もらう事にした。これで
自分の物になったので、色々いじっても良いと思う。 刃は少し緩いので 何とかしたいが
結局台を交換しないと駄目かなとも思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする