大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0647 平小鉋 銘 光房

2017-12-19 12:19:28 | Weblog
この鉋刃の為に台を打った。 材料は駄目鉋台の台尻に近い部分を使った。 捨てるのも 勿体ないと取って置いた物だ。 全長 150ミリ 幅 57ミリ 厚み28ミリ これが取れる限度の大きさだ。 台は枯れていて硬くて掘るのは苦労した。 取敢えず掘り上がって 刃を入れて馴染ませている。 その内台を均したら削って見よう。 また一つ小鉋が増えた。
切れる物かどうか判らないが、余り期待できそうもない。  
 
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0647 鉋刃 銘 光房

2017-12-19 12:05:03 | Weblog
先日 高幡不動骨董市に行って来た。 良い天気だ。 この所富岡八幡は色々 事件も有り骨董市は開催して無い様だ。 何となく寂しいな。 高幡骨董市は道具物は少ない。 何も買う物が無い時も有る。 今回は業者が 箱に何本か鑿を持って来た。 大工用の叩き鑿の様だ。 その鑿の並ぶ一段下をめくると、そこにも鑿が並んでいるが 一つだけ小鉋の刃が有った。銘は光房だ。 関西の物だろうか。 房光なら知っているが これは知らない。 業者に見せると こんなの有ったのと言う。 500円で少し高いが買って来た。 表馴染みに斜めにヤスリ跡が見える。 槌で叩いて均したそのままの荒い作りの様だ。 刃幅45ミリ 全長 75ミリで それ程使った物では無さそうだ。 頭も槌で打たれて無いように見える。登録商標も無いし 光房の下に 花押の様なマークが有るのみだ。 どうして台が無いのだろうか。仕方ない 台を作る事にした。 刃は錆を落として軽く研いで有る。 刃先に錆は無い様だ。よく見ると鋼と地金の鍛接が良く無い部分が有る様だ。 ひょっとして失敗作なのかな。
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ミネラル砥石 OKS PRODUCTS

2017-12-18 21:02:22 | Weblog
大和骨董市で砥石を見付けた。 一見すると仕上砥石の様だ。 外周に黄色い塗料が塗られている。 そばに転がる箱にはミネラル砥石と有る。 聞いた事の無い砥石メーカだ。 使える物かどうか判らないが 取敢えずこれを購入した。 千円だった。 砥石の研ぎ面を見ると灰色で割とすべすべ滑らかだ。 持ち帰って一度使ったが 何となく鋼も下りる様だ。 今平面を出してこれから少し使って見て 良ければまた報告しようか。 まあ世間で評判の良い知られた砥石を新品で買う方がまず間違いないと思うが、こんな中古を使って見るのも良かろう。 天然砥石は 骨董市で買った物は 良い物は無かったが、これは人造砥石だからまず大丈夫だろう。 取敢えず箱の写真を載せて置きます。
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0646 鉋刃 銘 正国

2017-12-17 20:24:08 | Weblog
大和骨董市では 鉋一丁と鉋刃二丁を購入した。 全部で千円だった。 その鉋刃に一丁がこれです。 銘は正国で 私も以前一丁入手しています。 それでも今回入手した物が幾分研ぎ易い様です。 正国は時々見る事が有るので珍しい物では無いと思います。 多分問屋銘で色々人が作った物でしょう。 刃幅60ミリ 全長 105ミリで 少しは使って有る様に思います。 現在 錆を落として研ぎ直しています。 刃先裏の先端部分に 錆跡が有ります。 裏出しして 裏押しして また裏出ししても繰り返して 少し取れてますがまだ 残って居ます。 現在台になる材を探しています。 恐らく台が出来ても この錆が有ると上手く削れないと思います。 既に持っている一丁と削り比べて違いが知りたい所です。 
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0645 二枚刃平鉋 銘 菊丸(四分)

2017-12-16 21:06:45 | Weblog
この所急に寒くなった。 それでも今日は比較的暖かい方だろう。 一般には15日と16日は世田谷のボロ市が有り 道具好きはそちらに行ってるかも知れない。 しかしぼろ市は身動きできない程混むので止めた。 今日は本当に久し振りに 大和骨董市に来た。 ここは比較的 道具類は多いと思う。 そこでこの鉋 菊丸を見付けた。 菊丸は実は以前所持していた。 だが人に頼まれてあるイベントの景品として無償で提供してしまった。 考えたら殆ど使って無かった。 それは284番の管理番号の物だった。 今回は同じ菊丸でも 四分の物だ。 少し小型で使い易いサイズだ。 刃幅60ミリ 全長は105ミリ程度か。 少し使って有るだろうが、殆ど使って無いと言えるだろう。 残念だが裏刃が無い。 箱の中をかき回したが出て来ない。 それでも500円だった。 台を見ると枯れた感じで 道具箱で長く保管されて物と思う。 台の乾燥は進み若干変形している。 菊丸の銘の横には 虎五郎らしき刻印も有る。 取敢えず錆を落として軽く研いだ状態。 まだこれから整備して 早く使って見たいと思う。 良い物ならまた紹介しよう。 

整備して少し使って見た。 残念ながら 引きが重いのとどうも材に艶が無い。 一応削れているのだが 削り肌は艶が無いように思う。 削った後 刃先に細かい粉が残る様に思うんだ。 なかなか思う様にならない。 これは何をすれば良いのだろうか。 一度刃先を顕微鏡で見て見よう。 どの鉋も同じ様に研いでやるけれども、切れる物と切れない物の差が出て来る。 (2017-12-23)
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0081 東一角の削り その2

2017-12-13 23:28:35 | Weblog
この鉋は甲府の骨董市で入手した物だ。 甲府は私の生まれた所だが、既に両親も無く 今は実家も売却して そこは今駐車場になって居る。 だから最近は行ってない。 何だか 故郷からすっかり縁が切れた様で非常に寂しい。 それでも時々行って墓参りしてくる。 そんな所になってしまった。 今年も喪中葉書は多い。 そう言う年代かも知れない。 さてだからと言うのでも無いが、この郷里の骨董市で購入した鉋を取り出して また研ぎ直した。 今回は 以前使っていて 既に厚みが数ミリになってしまった仕上砥石を使って見た。 この鉋とは合うみたいだ。 削って見るとまあまあの削りが出来た。 この砥石は何と言ったメーカだったか忘れた。 但し箱に鉋や鑿の絵が書いて有った様な記憶がある。 出来たら同じ物をもう一度購入して使って見たいな。 砥石も結構値が張るし 早々無駄に買う訳にも行かない。 悩む所だ。  それでもこの鉋キッチリ研げば切れる鉋の様だ。 それが判って嬉しい。
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子供の椅子 3作目

2017-12-10 12:45:56 | Weblog
また子供の椅子を作った。 このタイプの椅子はこれで3作目となる。 今回は材料も虫食いで 加工もまずくて 不出来な椅子が出来た。 横幅31センチ 奥行27センチ 座面高21.5センチ 高さ 38.5センチ 程度になる。 座面は少し大きめに作っている。 これは椅子の座面を机代わりにして お絵描き出来るようにした。 背もたれも幅広くして約27センチある。 子供がつかまり立ちする時にこの背もたれを掴める様にした。 若干バランス的に不安定化も知れない。 足は少し太い。 フエルトを貼らずに 座面を持って押して歩けるように考えた。 材は欅材を使う。 虫に食われて穴が有ったりするから パテ埋めしている。 塗装は蜜蝋WAXで仕上ている。 着色して無いが 黒ずんでいる。 時間が経てば更に色が濃くなると思われる。 色々考えて作るが 子供は喜ぶのかどうか判らない。 まあこれは売るもんでは無くて、近所の子供にプレゼントする物だ。 材が厚いので少し重いのが難点だ。
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NuPrime IDAー8

2017-12-05 20:10:37 | Weblog
最近このAMPを購入した。 世間で言うデジタルAMPと言う物で、この手のAMPは初めて使う。 今まで使っていた真空管AMPの右チャンネルが音が歪んでいる様なので 恐らくは真空管の寿命だろうと考えた。 直しても良いのだが面倒なのでこの際 新しい物を購入した。 今の所特に違和感なく聞いている。 このAMPは小型で軽いのが良い。 写真の下は今まで使っていた テクニクス70AⅡというプリAMPで その上に乗るのが今回購入した製品だ。 タブレットからYouTubeの曲を流して 別の事をしているだけなので 特に音にこだわりは余り無い。 さわやかに軽く鳴って居ればそれで十分だと言う事だ。 そこで古いAMPはどう処分するか。  欲しい友達にやっても良いかも知れない。 壊れたAMPをもらっても困るかも知れない。 そうこうする内に 今度はSPKの右側の音がおかしい様だ。 色々不具合は出て来る。 古いからかね。  次はスピーカの候補を探すとしようか。 
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GC #180 砥石

2017-12-03 22:58:53 | Weblog
富岡八幡骨董市でこの砥石を購入した。 これは結構高くて2千円した。 今まで 粗目の砥石は持っておらず、 何時も千番の赤砥石を使い 更に二千番の刃の黒幕を使っていた。 従って刃の黒幕は消耗が激しかった。 特に私が買う 古鉋の刃は酷い物が多くて 長時間刃の研ぎが必要になり、どうしても砥石の平面を保ちにくい。 そこで荒砥である程度欠けを取り 刃の形状を直して 刃の黒幕は 軽く荒砥の目を消す程度にして見たかった。 これは人造砥石で 水を含ませ無いと上手く研げないだろう。 少し大きめのトレーを準備して そこで研ぐようにしようと思う。 こんな分厚い大きな砥石を買い込んで持ち帰るのは重かった。まあ兎に角 刃の研ぎがよりスムースに早く出来る様になれば良いと思うのだが。 どうだろうか。

少し使って見た。 確かに良くおりる様だ。 それにこの砥石は柔らかく減りも早い。 面直しで平面を出してやった。  そのあと中砥石を 面直しすると 前の砥石の粉が面直しにめり込んでいてそれが中砥石に食い込んでしまった。 上手くないな。 分けないと駄目なんだ。 これは考え物だ。
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追入鑿 一分 銘 無し

2017-12-03 18:25:30 | Weblog
今日は東郷神社骨董市に行った。 青空の良い天気だ。 七五三のお参りの参拝者も多い様だ。 今回はこの鑿を購入した。 500円だった。 一分の鑿は 鉋の刃を入れる溝をしゃくるのに使う。 色々有ったが この柄が柘植柄の物にした。 見ると桂が無い。 箱の中を引っかき廻して 合いそうな桂を付けて買って来た。 銘は無い様で安物かもしれない。 どっちにしても 溝をしゃくるだけなので 切れがどうのと言う事は考えない。 余り使われて無い様だ。 しかし新古品では無いと思う。 使って有る様だ。 柄にはラベルが貼って有った様だが その糊が乾いてラベルは剥がれた様だ。 そこにはメーカ名が書いて有ったかも知れない。 特に一分の鑿は研ぎ難い。 私はダイヤモンド砥石で 研いで平面を出してから仲砥石で軽く研いでいる。 
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