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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

GMT6(あまちゃん)

2013-07-09 08:01:41 | ウェルかめ

 NHK朝ドラ「あまちゃん」の絶好調が続いているようです。先週から第2部の東京編が始まっていますが、心配された田舎編の人気に陰りは見られず、新たな登場人物や伏線展開によってますます目が離せない「じぇじぇじぇ」状態です。
 僕の故郷の徳島からも地元アイドル『うずしお7』出身でGMT6へ加わっている、宮下アユミ役の山下リオさんは実際にも徳島市出身で地元の言葉をネイティブで話します。GMT6のメンバーは全員がその地域出身だということです。盛り上がり状況が続けばドラマを飛び出し、そのまま年末の紅白歌合戦に出場させる積もりかも知れません。
 地域密着のアイドル・グループが続々と登場し、まさに「あまちゃん」と同じくエンターテイメント界で注目を集めています。
 今朝のNHKニュースの特集で浅草にある遊園地の花屋敷で活動する「少女歌劇団」のことが紹介されていました。そのメンバーで小児がんに罹り闘病中の少女が、手術前に久しぶりにステージに帰ってパフォーマンスを行ったというものでした。仲間の2人が少女と同じように車椅子に座ってダンスし笑顔で歌っていました。手術後の完全復帰に向けて頑張って貰いたいと心から想います!

『あまちゃん』

2013-04-30 00:00:57 | ウェルかめ

 僕も初回から見ていますが、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が好調に滑り出しました。
 ニホンザルが北限の猿と言われますが、海女さんにも北限があったというのは知りませんでした。その「北の海女」のいる岩手県久慈市(劇中では北三陸市)の三陸鉄道北リアス線(北三陸鉄道:北鉄)の街を舞台に、東北出身の人気脚本家宮藤官九郎さんの楽しい台詞展開のドラマとなっています。
 劇中の北三陸市観光協会のHPが作られていて、ドラマのリアリティーに一役買っています。その中で正統派アイドルのミス北鉄ユイちゃんと、海女の卵「あまちゃん」(海女と「まだ半人前で甘い」を掛けている)アキちゃんの動画も見られます。アキちゃんの動画の人気が沸騰してきて、海女の季節が過ぎると共にドラマの新たな展開が予想されます。
 ヒロインを演じる能年玲奈さんは朝ドラの庶民的で明るいキャラクターのイメージそのものですが、横顔は特に上品で美しく多くの可能性を秘めた女優さんだと想います。
 僕の故郷である徳島県美波町が舞台となった、朝ドラ『ウェルかめ』はもう4年前の出来事になってしまいました。ちなみに美波町でも特に阿部地区で海女の人達が活躍していて、帰省した時にウニの瓶詰めなどは由岐駅の土産物販売コーナーで何個か買います。混ぜ物無しの塩詰め100%の本物でとても美味しいです。

故郷の伊勢エビまつり

2011-11-04 00:01:26 | ウェルかめ

 2日夜のテレビ朝日「ナニコレ珍百景」のイベントの珍百景特集で、僕の故郷である徳島県美波町由岐で20年前から行われている「由岐伊勢エビまつり感謝祭」の模様が紹介されました。
 美波町は伊勢エビの産地であり地元の友達なども伊勢エビ漁をしている者もいるのですが、それを消費者にアピールしたり観光客に地域を知って貰う目的で「伊勢エビまつり感謝祭」が行われています。僕も帰省するたびに駅に貼られたポスターなどで見るのですが、丁度その日に帰ったことが無いのでテレビ放送で初めて見ることができました。知った顔は見当たりませんでしたが、見慣れた町の山海や漁港風景を懐かしく想いました。
 新築する家の棟上げ式でよく餅などを近隣住民に上から撒いて祝うのがありますが、漁師は新しい船の進水式にも餅やお菓子などを撒きます。そのような感じで大漁旗で飾られた船の上から集まった観衆に向けて、30匹の伊勢エビが投げられる「福投げ」の光景が「珍百景」ということでした。他にもモチやお菓子も投げられ、1回300円で挑戦できる伊勢エビ釣りのコーナーや、伊勢エビ汁なども無料振る舞いもされているようです。また「珍百景」には目出たく合格し登録されましたが、それには大きな伊勢エビロボットが効果的だったのではないかと想いました。
 10月23日当日は神事の後で伊勢エビ神輿を乗せた船で沖へ出港し、海の恵みに感謝しながら沖合約1キロで伊勢エビ70匹を放流しました。港では地元で捕れた海産物の販売や魚のつかみ捕りも行われ賑わいました。僕も一度その日に合わせて帰省してみようかと想います。

道の駅 日和佐

2011-10-13 00:01:47 | ウェルかめ

 昨年春まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』の舞台にもなり、僕の故郷でもある徳島県美波町はウミガメの産卵地として有名です。
 連休明けの火曜日のNHK「あさイチ」産地直送だよりのコーナーで美波町の「道の駅 日和佐」が紹介されました。朝ドラの中では倉科カナさん演じるヒロイン波美が徳島市内の出版社を辞めてここで勤めることになり、故郷で子育てをしながら地元に根差した地域情報誌の発行という出版人としての第2幕を開きます。
「道の駅 日和佐」には、カメリュックにカメマカロンなどなど、オリジナルのカメグッズがズラリ。そしてこの道の駅のもう一つの魅力は「おもてなしの心」です。実は目の前に四国八十八カ所巡りの札所「薬王寺」があり、古くからお遍路さんを無償でおもてなしする土地柄なのです。その証拠が施設内にある足湯。もちろん無料!あったか~い天然温泉と人情が、旅人の疲れを癒してくれます。
さらに、極めつけのおもてなしが、カメの甲羅を背負ったご当地アイドル「かめたろう」による特産品案内。
カメづくしの産直市の魅力を「かめたろう」と楽しくお伝えします。【あさイチHPより】
 その後大阪放送局で制作され人気となった瀧本美織さん主演の『てっぱん』が、番外編として12月16日(夜8.00-8.43NHK大阪、全国は12月下旬放送)帰ってくるというニュースがありましたが、『ウェルかめ』の方も波美の起こした地域情報誌や個性的な登場人物たちのその後が気になっています。遠く故郷を想う者としてぜひこちらの番外編も期待しております。

地方発高速バスが元気です!

2011-08-28 21:07:01 | ウェルかめ

 千里山のちさと図書館の雑誌コーナーで『日経トレンディー』を読んでいると、僕の故郷である徳島県美波町(NHK朝ドラ『ウェルかめ』の舞台となりました)の「海部観光」が始めた、徳島~東京間運行の高速バス「マイ・フローラ」のことが特集記事になっていました。
 故郷のことなので興味を持って読みましたが、通路を挟んで12席しかないゆったりサイズの居住快適性を売りにしており、稼働率85%で出張者や中高年の旅行などに受けているようです。特別仕様バス1台の費用は8,000万円掛かるそうですが、好評につき10月からは更にもう一台の追加が予定されており、そうなれば毎日運行が実現し利便性も高まるとされています。料金は1,2000円で所要時間は10時間ということです。
 先日開催されて僕も参加した「作詞・作曲セミナー in 大阪(2011)」の講師野口義修先生も、夜行高速バスで東京から来られてその日の深夜に再び帰って行かれました。僕も東京に住んでいた学生時代などには良く利用させて貰ったことを想い出しますが、バスの中で就寝しながら移動できるので時間を効率的に使えるメリットは飛行機に勝るかも知れません。大阪との距離は近過ぎますが、徳島~東京など地方と離れた都会との移動手段として、これからも「現代の寝台特急」と呼ばれる存在になっていければと想います。

遍路道の清掃

2011-02-20 23:58:34 | ウェルかめ

 今夜のニュースを見ていると、故郷の徳島県美波町で行われた遍路道のゴミ清掃ボランティアのことが流れました。
 四国巡礼でお遍路たちが歩いて回る昔ながらの道の脇に、不法投棄のゴミが余りにも多く捨てられているのは、「御大師さん」の御心にそぐわないと考える人々が協力し合ったということです。古タイヤや空き缶・ペットボトルそして錆び付いた家電製品など、集められ積み上げられたゴミは6時間で100トン近くにもなったようです。
 四国巡礼をするお遍路さんに飲食や寝所などを無償で提供することを「お接待」と言います。弘法大師と「同行二人」として共に旅をするお遍路さんに功徳を施すことは、お返しにそのお遍路さんの受ける恩恵をお裾分けして貰えるという素朴な現世信仰も感じられます。
 しかし同時に心の深いところでは人間への大らかな信頼があると想います。今回のプロジェクトに参加された住民や他府県からの参加者560人の心の中には、そういう人間への信頼や和の心が輝いているように感じました。
 フリーのプロダクト・デザイナーとして独立した10年ほど前に、僕も早春の四国遍路の道を歩いたことがあります。綺麗になった菜の花の道をまた自由気儘に巡ってみたいと想いました。

新しいホームシェア

2011-02-01 17:26:16 | ウェルかめ

 NHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』も後半になってきましたが、大家さんの作る美味しそうな料理がドラマに花を添えています。個性溢れる住民たちがそれぞれの問題を抱えながら、お好み焼き屋「おのみっちゃん」を中心にして交流し温かく生きていく姿が描かれ、大阪や尾道の風土と人情が重要な背景となっています。
 今は珍しくなっていますが、賄い付きの下宿屋さんというスタイルを懐かしく想い出しました。僕も学生として上京した時には、賄いは無かったですが同じような部屋に間借りし、一つ屋根の下の人達と交わりながらホームシックにもならず学校に通ったものです。
 最近そのようなホームシェア的な形が見直されているようです(NHKニュース「おはよう日本」:1月28日放送)。家や建物を何人かで共同で借りて住むホームシェアですが、以前は学生や若者など同世代の人達がシェアしたり、お元気な高齢者が寄り集まって共同生活したりという形が採り上げられていました。しかし最近、多様な世代の人達がまるで一つの家族のように住まうスタイルのホームシェアも注目されているようです。それって昔よくあった「下宿?」と想ったのですが‥‥。
 千里山も昔は隣接している関西大学の学生さん達の下宿が多く、大学と街の住民との親しい交流も見られたようですが、最近は学生マンションへの入居が一般的で賄い付き下宿などは殆ど無いと想われます。多様な世代の人達が家族のように住まうホームシェアのスタイルは、そのような賄い付き下宿の新しい形を千里山にも再び広げるかも知れません。何かと不安のある高齢者だけの世帯も増えていくでしょうし、NPO事業によるのも良いですが地元の不動産屋さんが、街の活性化に繋がる独自のシステムを作っても良いのではないでしょうか。

ウェルかめミュージアムを見学

2011-01-06 23:45:00 | ウェルかめ

 徳島県美波町に帰省していた年末に、旧・日和佐高校の体育館にスタジオ・セットの一部が移築されている、「ウェルかめミュージアム」を見学に行ってきました。
 昨春に放送終了したNHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』の、NHK大坂放送局制作のスタジオ・セットの内、遍路民宿「はまもと荘」の玄関広間と、元プロ・サーファーの父親が始めたカフェ「ブルーウェーブ」の2部屋が体育館の中央に展示されています。僕はこのセットをNHK大阪局のロビーで見学していましたが、その時には周りにロープが張り巡らされ中に入ることは出来ませんでした。今回は女性ボランティアに「瓦屋根はゴムで造られていて、雨樋もプラスチックの素材を汚して古ぼけた感じにしています」などと案内して貰いながら、雰囲気のある演出小物など細かいところも楽しく見られました。ヒロイン波美が編集に携わった地域情報誌も、本物のようにディテイールが作り込まれていました。入れ子になった亀のマトリョーシカも全部並べられています。
 美波町ロケ地のガイドマップ(拡大)が作られていて入口で渡されますが、この裏面が7ヶ所の重要ロケ地を巡るスタンプラリーとなっていて、海亀博物館のカレッタや四国巡礼23番札所の薬王寺などが紹介されています。僕の実家のある田井ノ浜でもドラマの冒頭や子亀の孵化を見守るシーンなど、印象的なカットが撮影されました
 今回の展示は地元住民や役場の人達がNHKに日参し、ようやく貸し出され移築の許可が下りたという苦労話や、2014年までに返さなければならないという契約になっていることなども聞きました。税金のような視聴料で制作している物なので、セットなどの備品は通常は譲渡されたりすることはなく、撮影後は直ぐに取り壊し廃棄するところを今回は特別に貸し出されているようです。ロケ地には様々に便宜とお世話を掛けたという気持ちがあれば、単純にそのお礼を兼ねて地域の活性化にお役立て下さいと言えないものかと想います。

【追記】地元yadoさんの番組情報サイト「徳島へウェルかめ」によりますと、ウェルかめミュージアムは2011年8月31日で閉館したそうです。

『ウェルかめ』スピンオフ小説

2011-01-02 00:01:26 | ウェルかめ

 昨春終了したNHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』の、ロケ地情報ブログ「徳島へウェルかめ」を運営されているyadoさんから、先日徳島放送局の想い出サイトに原作・脚本家の相良敦子さんの書かれたスピンオフ小説が掲載されていることを教えて貰いました。
 年末休みにまとめて読みましたが、友人の一平と果穂さんのその後の恋の進展やヒロイン波美の地元情報誌の状況など、視聴者やファンの気になったことが触れられていて懐かしく思いました。これは東京放送局制作『ちゅらさん』の時のように、以前から噂されていたパート2・スペシャルドラマが、いよいよ大阪でも動き始めるのかと想いたいところです。
 それはさておき、今年のお正月は久しぶりに故郷の徳島県美波町(田井ノ浜)に帰省しておりまして、地元の旧・日和佐高校にNHKから移築されているスタジオセットにも再会する積もりです。放送ではお茶の間の窓から借景としていつも覗いていた、四国23番札所の薬王寺にも何年ぶりかで初詣をしたり、温かい足湯のある波美がアルバイトをしていた道の駅でも郷里の特産品を買いたいと想っています。その時のことはまたブログでもご紹介します。

ウェルかめ・ミュージアムの入場者1万人!

2010-12-15 00:01:57 | ウェルかめ

 今春終了したNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」のロケ地情報サイト「徳島へウェルかめ」を運営しているyadoさんから、「ウェルかめ・ミュージアムの入場者1万人!」というコメントのお知らせが入りました。
 ウェルかめ・ミュージアムはドラマの舞台となった僕の故郷でもある徳島県美波町に、NHKから譲られたスタジオ・セット(お遍路宿はまもと荘とカフェ・ブルーウェーブ)が、旧・日和佐高校の体育館に設置され人気の観光スポットとなっているものです。小さな田舎の町にとっては、全国区のNHK朝ドラの舞台となるなど想像もできない大きな出来事でした。僕もミーハーとなって毎朝馴染みのある風景(実家近くの田井ノ浜・初日の出がとても綺麗です)が映るのを楽しみに視ていました。
 年内に入場1万人達成は予想を上回るペースですが、スタジオ・セットの中にも入って楽しめるように開放したことが大きな理由のようです。僕も大阪放送局のロビーでセット見学会があり見に行った時には、ロープが張られてセットの中には入れませんでした。今年の正月には久しぶりに帰省して、四国巡礼23番札所薬王寺の初詣とウェルかめ・ミュージアム見学に行き、カフェ・ブルーウェーブのカウンターに腰掛けてみようかと想っています。

大阪放送局制作のNHK歴代朝ドラを振り返る

2010-11-24 00:01:40 | ウェルかめ

 今日の午前に2時間ほど、NHK大阪放送局の制作した昭和から平成の歴代朝ドラを振り返りながら、現在放送中の『てっぱん』の出演者もトークに参加し番組を紹介・宣伝する特集番組がありました。女流作家林芙美子の生涯を描くテレビ版『放浪記』のような『うず潮』から、昨年の『ウェルかめ』まで46作品を駆け足で、時に出演者のゲストの想い出話を交えつつ、NHKホールに招待された多くの視聴者と楽しみます。
 まだ故郷の徳島にいた頃から、僕も家族でよく見ていたのを想い出しました。紹介されたほとんど全ての朝ドラに記憶がありました。出演者も現在余りTVなどで見えなくなった人も多く、或いはTVなどでよく顔を見る人も随分若いイメージで、時の流れを今更ながら想わせられました。
 神戸北野の異人館通りが今も人気の観光スポットとなっているのも、最初のきっかけは朝ドラの『風見鶏』で可憐な新井春美の演じる国際結婚&パン屋物語りが「異人館ブーム」人気となってからと知りました。
 『てっぱん』にも出演している赤井英和が、吉本芸人以外で大阪の匂いを代表する俳優として多数の朝ドラに出ているのも面白かったです。また『まんてん』では宇宙や星がテーマとなっていたので、スターウォッチングが好きな僕としては放送当時を懐かしく想いました。
 僕の故郷の徳島美波町が舞台となった昨年の『ウェルかめ』も、いつかこのように平成の朝ドラの一編として人々の記憶や風景の中に残っていくのでしょうか。

『ウェルかめ』ご感想掲示板

2010-11-01 00:01:18 | ウェルかめ

 NHK朝の連続テレビ小説も大人気となった『ゲゲゲの女房』が終わり、今はまた大阪放送局制作の『てっぱん』が、そのタイトル通りのお好み焼きを囲むドラマへと着々と進行しています。
 1年前の今頃は僕の故郷でもある徳島県美波町を舞台とした、『ウェルかめ』のヒロイン波美が東京から徳島へ戻り、小さな出版社に勤め始めた辺りだったと想います。一年間という時の流れは大人になった頃からその速さを増したように想うものですが、こんな朝のテレビ・ドラマの移り変わりを振り返っても、何か非常に遠い距離感も感じさせられるものでもあるようです。
 公式ホームページの閉鎖後も残されている『ウェルかめ』ご感想掲示板を久しぶりに覗いてみました。これは今後のドラマ制作への意見などをリサーチする目的もあると想われますが、投稿の受付は既に5月28日をもって終了しています。しかしそれまでの記事を見ていくと熱いファンのメッセージが書き綴られ、ずっと故郷のドラマを見守った僕としては興味深く読みました。
 中でも登場人物のその後の成長が気がかりということで、続編を望む声が多いのにも一種の青春群像ドラマであった『ウェルかめ』の特徴が出ていると思いました。これも人気を博した『ちゅらさん』がパート2・3と特別編(月曜ドラマシリーズ)が作られたように、大阪放送局制作部も一つ頑張って頂けたらと願うものです。

新鮮アジのフライ

2010-10-13 00:01:05 | ウェルかめ

 僕は徳島県美波町の出身で、NHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』でも紹介されていましたが、地域の主産業は漁業の町です。今でも同級生の多くは漁師で頑張っています。なので(というのも変ですが)昔から肉系よりも海の幸の方が大好きです。僕の身体の細胞は魚で出来ていて、それを維持するのには海の幸が一番と今でも思っています。
 また、千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」では時々昼食を摂るのですが、そういう僕の好みを知っていて(サーモンやホタテなど)魚系の主菜にしてくれたりします。そんな心遣いも有り難いなと思っています。
 今日行ってみると料理されているお母さんが、息子さんが昨夜釣ってきた新鮮なアジがあるので、ぜひ僕に食べさせたかったと言われて待ってくれていました。レギュラー・メニューがトンカツだったのでフライにして貰い、スダチ醤油を掛けて美味しく頂きました。
 「僕には今まで食べた中で最高のフライの基準があって、それは中学生の頃にお袋が水揚げされたばかりの新鮮なサバを漁師の家から貰ってきて、作ってくれたサバのフライが凄く美味しくて忘れられない程で‥‥」というような想い出を話しつつ頂きました。
 サバは良く知られているように傷みやすい魚の代表で、新鮮なものは料理屋のようなところで締め鯖などになるので、大衆的なフライでは食べないと想われますし、一方一般市場ではそんなに新鮮なサバは回ってこないはずです。
 ボリュームのある新鮮なサバのフライ、揚げたてに野菜成分多めのウスターソースでお薦めです。

尾道の坂道風景

2010-10-07 00:01:14 | ウェルかめ

 NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が大好評のうちに終了し、大阪放送局制作の『てっぱん』に変わりました。タイトル通りに広島の尾道と大阪という2大お好み焼き地域が舞台となっています。
 僕の故郷である徳島県美波町がロケ地となった前々作『ウェルかめ』の始まりから、ちょうど1年経ったのかと月日の速さを今更のように感じます。特にこの番組切り替えの時期が、秋が深まっていく頃というのも何かを想わせるのでしょうか。
 尾道は以前から何度も映画や小説の舞台となっており、その坂道の多い風景も全国的に有名ですので、美波町のように住民挙げて舞い上がるようなことは無いと想いますが、『ゲゲゲの女房』の時と同じように他局でも色々と特集を組み始めています。先日、午後のワイド番組「情報ライブ ミヤネ屋」で読売系列の広島局と中継を結び、尾道の坂道に点在する緑彩空間や憩いのカフェなどを紹介していました。
 女性アナウンサーがジブリアニメ映画の『借り暮らしのアリエッティー』のような設定で、緑の鬱蒼とした庭を歩きながら案内していたのが楽しかったです。良く見るとフリップには“アリエナイッティー”と書かれていました。髪を束ねた大きな洗濯ばさみが可愛く(後で先月30才になったばかりとバラされていましたが)なかなかお似合いでした。最後に大林監督の映画『転校生』にも使われたというオープンカフェで、ウェイトレスとして登場したのはご愛嬌でしたが、二つの夢のある新旧の人気映画がコラボレーションした感じで面白かったです。
 これから『てっぱん』の主舞台は大阪に移っていくと想いますが、尾道の街の風景もまた時々は楽しめそうです。ちなみに僕の住む千里山もその名の通り坂道と階段が多いので、少しは尾道に住んでいる気持ちは分かるように想います。

入場者5,000人突破

2010-09-07 00:01:37 | ウェルかめ

 徳島新聞ニュースによりますと、僕の故郷である徳島県美波町の「ウェルかめミュージアム」の入場者が9月2日に5,000人を突破したようです。酷暑の夏で人出の心配をよそに公開40日目での達成です。放送終了後半年も過ぎたのにすごい人数だと思います。
 「ウェルかめミュージアム」はNHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』のスタジオセットの一部を美波町が譲り受け、旧・日和佐高校の体育館で移設展示を行っている記念スポットです。県内はもちろん中には全国から夏休みを利用して『ウェルかめ』のファンが立ち寄られた積み重ねがこの人数になっています。僕は大阪放送局での公開時に見学に行きましたが、帰省すれば再度訪れるのを楽しみにしています。四国の太平洋に面した小さな町にとっては、全国放送のドラマの舞台として半年間も話題になるということは、望んでみても普通にはあり得ないことであって、僕も毎日見慣れた風景の中で展開される青春ドラマを見守ったことでした。
 また、その後の朝ドラ『ゲゲゲの女房』が有名漫画家水木しげるの奥さんの奮闘記をベースに人気を博し、その舞台となった境港や調布の町は大変な賑わいとなっているようです。故郷である境港では観光客がこれまでの2倍となる200万人も訪れて、急きょ土産物屋や茶屋に衣替えしたお店が増えている様子が民放テレビでも紹介されていました。これは水木しげるワールドという既に大きな魅力を元に、それを奥さんの視点から描き幅広い視聴者に共感を得ている形です。
 水木しげるワールドの200万人と美波町の5,000人には大きな開きがありますが、『ウェルかめ』は美波町で引き継がれてきた海亀の町起こしに、青春の成長する姿を重ねてドラマ化されたものです。これから地域が育てていくべき種のようなものではないかと想います。
 
※ 美波町の「ウェルかめミュージアム」の写真は、ロケ地情報ブログ「徳島へウェルかめ」さんから拝借しています。
※ 11月20日には映画『ゲゲゲの女房』も公開されるようです。