千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

千里山で“そうめん流し”

2006-08-31 02:01:49 | 千里山ウォーカー
フジテレビの朝番組で今週の特集「道」シリーズは、日本各地のさり気ない道を採りあげて、人々の思いや表情を描いて見応えがあります。
その中で大分県の湯平(ゆのひら)温泉という、有名な湯布院温泉街からまだ奥に入った、鄙びた小さな湯治場温泉の石畳の坂道通りが紹介されていました。その坂道を上る地元の人と観光客とは姿が見えなくても、その息づかいで区別ができるということでした。
そこでは伝統のイベントとして、坂道を利用した“そうめん流し”をします。実は以前から千里山の新しいイベントとして、例えば七夕やお月見の季節に、レッチワース通りの両側に竹樋を渡して、噴水辺りから駅までそうめんを流すと楽しいのではないかと考えていました。「千里竹の会」の皆さんに協力して頂いて竹樋を作り、そして終われば噴水公園の中でその竹を使って、子供達に竹とんぼや水鉄砲などの竹遊びを教えて貰います。実現できれば楽しいだろうなと思っています。
さて、写真は千里山月が丘の通称地獄坂ですが、斜度が急なので先の方が見えなくなっています。僕は大丸ピーコックでの買い物帰りに敢えてこの坂を運動を兼ねて上るようにしています。峠を越える時にはもちろん息を切らせてしまいます。まだ地元の人間に成りきれていないということでしょうか。

ちさと図書館前の大楠

2006-08-30 00:52:42 | 千里山トラスト


今日夕方近く、久しぶりに河田新池辺りを散歩した帰りに、図書館に立ち寄り雑誌などを閲覧しました。しばらくして校門を出ると楠の葉陰からキラキラと日差しが美しく漏れています。この楠は千里山第二小学校の旧木造校舎のセピアな写真には写っていません。いつ頃から植えられたものでしょうか? 見上げると木と対話できた少年の頃にタイムスリップしていきます。

【追記】gogonetさんのコメントに教えて頂き石碑を取材してきました。「昭和十一年三月卒業記念」と微かに刻まれています。樹齢70年ほどになるのですネ。木と空ばかり見上げていて足元に気付きませんでした。

千里山まちづくり懇談会

2006-08-29 00:02:34 | 千里山INFO
千里山団地の建て替え計画に伴う、千里山駅前の再開発を話し合う「千里山まちづくり懇談会」も回を重ねて13回となりました。
駐輪場や踏切・歩道の安全など多くの検討を繰り返し、ようやく道路アクセスの問題としては(1)バイパス案と(2)踏切拡張案に絞られ、先日阪口吹田市長に提出されたということは、各戸に配布された報告書「Machi Com通信」に伝えられている通りです。
バイパス案では懸案の文化踏切での渋滞の解消と歩行者の安全がポイントですが、景観が大きく変わることへの不安と交通量の増加による住環境の悪化が懸念されています。又、踏切拡張案では従来の街のイメージが守られるということになりますが、団地の建て替えに伴う人口増加に対して、踏切での混雑渋滞が永久に解消されないのではないかと予想されています。賛否両論どちらとも決めかねるということで2案の並立での提案になりました。
明日8月29日(火)午後7時~9時に、メイシアター集会室で14回全体会議が開かれ、市役所都市整備室からの絞り込み説明が行われる予定です。誰でも参加できますので、興味のある方は参加されてはいかがでしょうか?

※パイパス案ではホームを跨ぎ、写真の辺りに架かることになるのでしょうか。

※ 千里山.NETの「自治会」×「駅周辺開発懇談会」に「Machi Com通信」No.2をリンク掲載していますので参考にして下さい。

草むらに虫の声

2006-08-28 00:47:04 | 千里山トラスト
先程ようやくPC作業が終わりましたので、散歩をしながら気分をリラックスさせようと、千里山駅前の自販機までオレンジジュースを買いに行きました。
深夜過ぎはもうかなり過ごしやすい気温になっており、道々の草むらからは虫の声が聞こえてきます。駅前まで行くと終電車が到着するところでしたが、それでも気にも留めずに虫は鳴き続けています。側を人が通ったり僕が腰を下ろしてじっと聞き入っても、一心に鳴いているという感じです。時に小さくコオロギの声も聞こえますが、多くはマツムシでした。
一方昼間はまだ蝉の合唱が絶えないのですが、よく聞き分けると秋を告げるツクツクボウシが混じっていました。ヒグラシはまだ聞いていませんので、もう少し残暑は続くのかと想われますが、確実に季節は秋モードに切り替わっているようです。

※ 千里山.NETの「NET放送局」×「千里山の音」に、虫の声とツクツクボウシを追加しましたので、故郷千里山の夏の終わりを感じて下さい。

一中吹奏楽部

2006-08-27 00:38:57 | 千里山人(ちさとのやまひと)


先週の「第3回たそがれコンサート」の記事への“ゆりりん”さんのコメントで、吹田市中学校音楽祭が今日メイシアターであり、一中吹奏楽部のみなさんの演奏が聴けるという情報を頂いたので、土曜日でもありブログ仲間の池渕さんもお誘いして昼から出かけました。
午後1時開演ということで昼一に会場に着いたのですが、プログラムを見ると一中吹奏楽部は最後となっているではないですか!! 後から梅田に買い物にもいく予定でしたので、内心途中で帰ってしまうかも知れないと思いましたが、聴き始めてみると各学校のそれぞれのカラーが出て、楽しく時間が過ぎていきました。休憩時間が短かったのと、第2部の始まりが南千里中学校のギター・マンドリン部の爽やかな演奏で新鮮な気分が回復したので、そのまま最後の一中吹奏楽部の演奏までしっかり聴いて帰りました。
さすが一中吹奏楽部はしんがりを務めるだけあり、メリハリの効いた迫力と流麗なメロディーで、城野寿夫先生の躍動感あふれる指揮の下、他を圧倒する実力を感じさせてくれました。主催者の終わりの挨拶で、「すべてのクラブ活動で吹奏楽部の練習時間が一番長くて厳しいのです」という言葉がありました。今年の高校野球ではないですが、エネルギーを貰いに来年も又聴きに来ても良いなと思いました。
録音してきた交響詩「フィンランディア」の演奏を、後日千里山.NETの「千里山の音」にアップしますのでお楽しみに!!

【追記】千里山.NETの「NET放送局」×「千里山の音」にアップできました。

・コロニアル・コラージュ     作曲:ジェームズ・ホゼイ
・交響詩「フィンランディア」   作曲:シベリウス
                 編曲:フランク・ウインターボトム

千里山団地の木立の路

2006-08-26 00:25:51 | 千里山ウォーカー
朝夕はいくぶん過ごしやすい季節になってきましたが、未だまだ日中はきびしい残暑が続いています。今日のニュースの特集でも都市のヒートアイランド現象のことがテーマになっていました。その対策として最近のいろんな取り組みが紹介されていました。
先ず最初は六本木ヒルズでも採用されているドライミストです。非常に細かい水蒸気を撒き、その気化熱で辺りの空気をひんやりさせます。六本木のスタイリッシュなOLの上に降り注ぐドライミストは、未来的で何かおシャレな香水のように見えました。
次ぎはビルのガラスの表面に光触媒の薄い膜を塗布し、その上を何と0.1mmの厚さの滝を流し、その気化熱でビルを冷却しようとするものでした。建物の内側からも水の流れを通して涼しげな風景が眺められ、コスト的にも現実的な段階に入ってきているようです。
上記の二つの方法はテクノロジーを使った解決ですが、最後は自然の緑が発する水蒸気の冷却効果を利用した例で、小学校のコンクリート校舎の周囲にゴーヤを植え、すっぽりと緑葉で包み込むというものでした。TVカメラが教室に入ると、まるで雑木林の中にいるような感じがしました。後でゴーヤカレーの給食が楽しめるかも知れません。
千里山でも例えば大丸ピーコック前の舗装道路を通るよりも、平行する千里山団地の中の緑の路を歩いて図書館や駅まで行く方が、同じ理由で快適なのだということです。この素敵な路を毎日もっと利用しましょう!!

会誌「千里山」第9号発行

2006-08-25 00:21:50 | 千里山人(ちさとのやまひと)
先日、田代しんたろうさんから頂いたコメントにもお知らせがありましたが、千里山会の会誌「千里山」第9号が発行され、千里山.NETにも一部お送り下さいました。以前「まちづくり作法集」のことで、事務局の奥田陽一さんからお電話を頂いた折りに、有り難くも「会友」ということで贈呈して頂けるということでした。
さて、まだ少し読ませて頂いたところですが、昔の千里山ばかりでなく最近の話題なども交えとても充実した内容です。
巻頭では千里新田の旧家のご出身で、千里第二小学校の校長と校医をご兄弟で務められた、小寺治雄・末廣栄和両先生のお話が載っています。拓けたばかりの千里山住宅地で開業された末廣医院には、後に僕もお世話になったことがあります。現在では新しく建て替えられ、末廣美津子先生という女医さんが継がれています。
又、阪口義雄吹田市長の寄稿された、日本マクドナルド創業者の藤田田さんの想い出も興味深く読みました。千里山出身の藤田さんは今で言えばヤフーの孫社長かワタミの渡邉社長のような、ある時代を代表する経営者だったと思いますが、第一線を退かれてからも財団を通じて社会貢献に力を尽くされました。北千里の循環器病センターの患者家族の為の宿泊施設「マクドナルドハウス」は、故郷吹田への最後のプレゼントになりました。
「大きな古時計」の訳詩で有名な保富庚午さんの少年時代の瑞々しい詩作も紹介されています。
ヨーチエン物語」(田代さん連載)も、なかなか周囲に溶けこめない子供の目を通して、グレース幼稚園の情景が目に浮かんでくるようです。
千里山会のホームページには会誌のバックナンバーが掲載されています、又ちさと図書館には全巻揃っていますのでぜひ一度ご覧下さい!!

夏の終わりの地蔵盆

2006-08-24 00:19:59 | 千里山INFO
今日8月23日~24日は地蔵盆にあたります。千里山でも幾つかの地蔵尊の祠にお供え物が祭られ、明かりが灯されます。余夏の日差しの街中にも微かに柔らかな気配が感じられるのは伝統の不思議です。写真は千里山西6丁目のナオミ幼稚園から、線路に沿って北に歩くと見えてくる子安地蔵尊です。昔は地蔵盆には子供達がお菓子などを貰って家々を回る風習があり、夏休み最後の楽しいイベントだったようです。
「竹村学生服店」の横にある3体の地蔵尊 (延寿・子安・延命)も、新しい前掛けを着けて貰い、果物などのお供えに線香の香りと、閑かながらも華やいだ空気が辺りに漂っていました。
お仕事中のご主人にお話を伺いました。
「私が子供の頃は十三に住んでいまして、病弱だったものですから、両親が地蔵尊をお祭りしてくれました。昭和20年に千里山に引っ越した時に一緒に遷って貰いました。今は千里寺の住職さんに拝んで頂いております。この真新しい前掛けなどもお参りされる方が作って下さいました。千里山東から毎日お参りに来られる人もいらっしゃいます。」
参考サイトによれば、地蔵盆は京都に始まって近畿一円に拡がった民間信仰であって、東海や関東などでは見られないのだそうです。こちらでも子供達が主役の楽しい縁日だったことが詳しく出ています。

夏の終わりの雷雨

2006-08-23 00:29:55 | 千里山INFO
今日の午後、近畿・大阪府下を襲った突然の雷雨は千里山一帯にも轟き、篠つく大雨を降らせました。久しく残暑が続く毎日でしたので一気に涼しくなり、時には夕立も良いものだと誰彼と無く暢気に話していましたが、帰宅してTVニュースなどを見て初めて、それが記録的な雷雨だったと知り驚きました。
伊丹空港の離発着が一時的に影響を受けたり、豊中市の千里川の中州に子供が取り残されて無事救助されました。床上浸水の家屋や停電など、1時間に100ミリ前後の雨量になれば、突然の街のパニックが十分に身近にも起こりうるということを改めて実感します。
今年の夏も海難事故や台風や豪雨による土砂崩れなど、思いもよらない悲惨な災害が多くの人の運命を飲み込んでいきました。千里山も高台など注意すべき個所があるのではないかと思います。正確な知識と対策をきちんと立て、決して後悔のないように地域で備えなければならないのではないでしょうか。

※ 千里山.NET の「NET放送局」×「千里山の音」に雷鳴と驟雨の響きをアップしました。

【追記】翌日聞いた話では、北側の地下連絡通路に線路の側溝から雨水が流れ込み、1.2M程も浸水して通行できず、ポンプにより排水してようやく復旧したということです。写真を撮られた方はご一報お願いします。

第3回たそがれコンサート

2006-08-22 00:44:26 | 千里山INFO
昨日の日曜日は午前11時から午後8時過ぎまで、ほとんど一日中「第3回たそがれコンサート」が開催され、今年もたくさんの参加者で夏のお祭りを楽しみました。吹田第一中学校区の子供達(千二・千三小学校)や住民が分刻みのスケジュールの中を、次々に熱演をリレーしていき会場が一つになって盛り上がりました。
恒例の模擬店も賑わい、多くの子供達がフランクフルトやポップコーンなどを頬張りながらミニゲームに興じていました‥‥。
以上はT氏にお聞きした僕の想像です ('-'*)b
実は当日僕は仕事で取材に行けなかったのですが、現地からお電話を頂いたT氏に写真や動画の撮影をお願いしていたのです。そして今日早速CD-Rにデータを落として届けて下さいました。展示物創作ダンスなど、音楽だけでなく幅広いジャンルの写真や動画からは、この暑かった夏の中で練習を積まれてきたそれぞれの思いが発散しているように感じられます。近々にも千里山.NETのページ作成に使わせて頂きたいと思っています。

【追記】千里山.NETの「イベント」×「音楽祭」に、第3回たそがれコンサートのページを作成しましたのでご覧下さい。

「世界が大注目!納豆で若返る方法」

2006-08-21 00:23:07 | Weblog
先月末に放送されたものですが、今何かと話題の健康番組「あるある大事典」で見た「世界が大注目!納豆で若返る方法」という特集を紹介したいと思います。

納豆は健康食として昔から良く知られた食品ですが、最近の研究からアンチエイジング、即ち人間の老化を防ぐ若返りの成分ポリアミンが多く含まれていることが分かりました。ポリアミンとは細胞分裂に必須の物質で、ポリアミンが少ないとDNAからの細胞分裂の情報のコピーができず、古い細胞が残ったままになり、その結果として人間は老化していくということが言われています。
人間は20歳を過ぎるあたりから、体内で作るポリアミンの量が減ってきます。それを食品から摂取して補うことが大切で、納豆の他にはお味噌、漬物などの発酵食品やキノコ類(シイタケ)に多いとのことです。
番組ではポリアミンを多く生成させる納豆の食べ方として、下記のポイントを教えています。

あるある流納豆の食べ方
・納豆はヒキワリではなく、小粒か大粒を買う。
・50回以上かき混ぜる
・食べるまで、常温でしばらく置いておく。
・しょうゆやカラシは、食べる直前に加える。
(これらは多く酸素と触れあうことで納豆菌の発酵を促しポリアミンを生成させる)

又、こちらのブログでは番組の内容を、とても分かりやすくダイジェストしてくれています。ちなみに元々納豆好きの僕はこの日以来、このような食べ方を続けています。効果のほどはまだ良く分かりませんが、これからもずっとこの方法で美味しく頂いていくでしょう。

原爆ドームが「危機遺産」に

2006-08-20 01:32:58 | Weblog
日本の暑い夏は8月6日「ヒロシマ原爆の日」から始まる感があります。原爆投下や都市部への大空襲というのは、当時の国際法にも違反した「非戦闘員である市民への無差別攻撃」による大量殺戮という紛れもない戦争犯罪です。又、ベトナム戦争の北爆やもちろん旧日本軍のいわゆる南京虐殺も、そして現在も各地で繰り広げられているミサイル攻撃の果てることの無い応酬においても、多くの市民が子供を含めて巻き添えになる悲惨なニュースが後を絶ちません。
「原爆ドーム」が世界遺産に認定されたその背景には、正義の如何を問わず市民が犠牲となる戦争犯罪を告発するシンボルとして、世界中が認めたことの証しという意味があり、その場所が日本にあるということの悲しみと責任を、僕らはもっと自覚しなければいけないと思います。
その世界遺産の原爆ドームがユネスコにより「危機遺産」に指定されかねない事態が起こっているようです。高層マンションの建設により原爆ドームのスカイラインが失われてしまうことに対して、多くの住民の抗議が殺到しています。重い意味を持った世界遺産のプライスレスな価値に対して、一民間企業の営利の論理がどれほどのものなのか、マンション建設業者はしっかりと経営判断をしなければならないでしょう。
さて、翻って千里山駅前に現在建てられているマンションも構図は同じものと言えます。千里山の大切な風景としてのとんがり屋根の駅舎のスカイラインは、写真でお分かりのように全く台無しになってしまいました。その当時皮肉にも笑ってしまったのは、このマンションのカタログの表紙はこのアングルとほとんど同じの美しく撮られた駅舎写真で、マンションの建つ千里山の街の生活をイメージアップさせるものでした。カタログデザインの余りの無神経さと矛盾に呆れたのを想い出しました。

蝉しぐれ

2006-08-19 01:15:14 | 作詞・作曲
 

 蝉しぐれ

 夏の葉蔭に隠れて
 夢の死にあこがれる
 あなたへ
 雨は幻 閑かさ破れて
 戸惑う目覚めに
 心満たした蝉しぐれ
 La la la la‥‥‥


 夏の光に焼かれて
 肌の死と戯れる
 あなたへ
 雲はつかの間
 翳りなく流れて
 ためらう二人を
 誘い倒した草熱れ
 La la la la‥‥‥


『 突然現れた君は
  夏の白い制服に包まれて
  やけに眩しく
  じっと見つめていられなかった
 
  そうして君は脱皮を終えると
  生まれたばかりの薄青く澄んだ翅を
  夏の太陽に晒していた
  僕は心から君を美しいと思い
  いつまでもこうして二人で
  遊んでいられたらと‥‥

  だけどやがて黒い雨雲が襲って
  僕達の白い雲を追い払うと
  君はおどおどと羽撃きし始めて‥‥

  夢から醒めた僕の手の中には
  緑のブナの葉っぱから取りあげた
  とても軽い抜け殻だけが
  そっと残されて
  カサカサさみしい音を立てていた 』

  夏の翼にさらわれ
  舟を浮かべる
  あなたは‥‥


 作詞・曲:コバタイサオ
 (c) 2006, Skyfull Stars

※ 千里山.NETの「NET放送局」×「千里山の音」メニューに蝉時雨をコレクションしています。

千里山の桜坂

2006-08-18 00:08:32 | 千里山ウォーカー
「桜坂」と言えば一般的には福山雅治の曲で、TV番組とのタイアップで大ヒットしたものが有名ですが、高槻出身のシンガーソングライターのマッキーこと槙原敬之の初期の曲にも「桜坂」があり、私小説的なスタイルで青春のリアルな心情を描くその詞「この坂道が花吹雪になる前に、君はこの街を出ていった‥‥」の花吹雪は、実は千里山の桜坂に舞っていたものらしいということを最近になって知りました。
彼の歌には生まれ育った高槻の街や、通った春日丘高校のある茨木周辺を彷彿とさせる風景がよく出てきます。ファンにとってはこの場所探しがとても楽しみになっているようで、サイト上でもいろんな憶測・説が飛び交っています。そういう意味では「千里山の桜坂」説が正しいことなのかどうかも僕にはまだ分かりません。
しかし僕は、かつて幼なじみの親友と新御堂筋を無免許でかっ飛ばしていたというマッキーを信じます。ただ「千里山の桜坂」ってどこだろうという素朴な疑問が涌いてきました。先ず思うのは千里山団地の桜のトンネルです。関大女子寮の石畳坂愛宕社の石段も雰囲気的に候補にあげられます。千里寺の表参道や関大正門横の道、そして一中の桜並木も‥‥。千里山には当然のことですが桜坂が多すぎると改めて思いました。

君が笑うとき、君の胸が痛まないように
槇原敬之
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槇原敬之の本。

松野ひと実
幻冬舎

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