千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

サヨナラ

2010-01-31 00:01:26 | 作詞・作曲


サヨナラ

冬枯れた風景が
静かに僕を囲んでる
長い夜さ
枕辺で眠ってる
綿のように疲れた
君の髪そっと触れた

自分を支えきれず
取り乱したりしたことが
健気に耐えてる君を
どんなに苦しめたことか

忘れていたあの日の空
二人きりで誓った
恥ずかしいよ 小さな君が
その約束こんなにやつれて
果たそうとしていたのに
サヨナラ


君だけは心から
幸せにするんだと言ってた
無邪気なもの
空振りの言葉さえ
真実で君は応えた
口惜しいんだ

海沿いの故郷へ
君を連れて帰ると
漁り火が美しく
君を迎えてくれるよと

忘れないよ君の言葉
優しい目にありがとう
忘れないでたとえ僕が
小さな枯葉が風に吹かれて
散ってしまった時にも
サヨナラ

《間奏》

忘れないよ君のしぐさ
優しい掌にありがとう
忘れないでたとえ僕が
小さな灯が風に吹かれて
消えてしまった時にも
サヨナラ


作詞・曲 : コバタイサオ
(c) 2010, Skyfull Stars

※ 写真は「詩集から,歌詞から,あるいは小説から…こころに響くことばたちを折々に集め」紹介しているブログ『Messages -いのちの詩(うた),光のことば』から拝借しています。

iPad 新発売

2010-01-30 01:59:32 | Weblog

 昨日(28日)アップルから発表された新製品iPadですが、早くも商標登録の問題が起こっているようです。富士通の米国子会社が2003年に発売したビジネスモバイル端末にiPADという商品があり、まだ認められていないのですが商標登録の出願中で、優先順位からすればこちらに抵触するのではないかと言われています。しかしアップルのiMacやiPodの大ヒットの後を受けてのネーミングの感は拭い難く、富士通としては粛々と静かに譲歩した方が得策ではないかと想われます。
 さてそのiPadですが、今回は厳しい秘密主義で知られるアップルの新製品としては、珍しく巷間でいろいろ話題となっていたイメージのものと一緒ということで、iPhoneの登場時のような新鮮な驚きは余りないと想われます。かなり以前から台湾のメーカーにタブレット・サイズのタッチパネル液晶を試作発注したという情報や、iPhoneとApp Storeアプリケーションを意識した操作性が予想されていました。またModbookというワコムのタッチパネルや描画技術をベースに開発され、Mac OSに対応したタブレット・パソコンも先行する形で一部で話題となっていました。
 いずれにしてもiPadによってアップルがまた新たな“パソコン”のライフスタイルを牽引することになったことは明白です。デザイン・ツールとしてMacにずっと親しみを感じてきた僕ですが、新興国との激しい価格(そして技術?)競争に曝されている、富士通やソニー・パナソニックなど優れた日本のメーカーにこそ、夢の広がるカテゴリーで新製品を開発して欲しかったと思います。各社の開発部ではおそらくこの類のコンセプト・モデルなども出ていたはずで、それがダイレクト(果敢)に商品化されていかないことが問題ではないでしょうか。
 梅田ヨドバシカメラのアップルゾーンでスタッフに聞いてみても、iPadを購入するだけで誰でも利用できるのか(それなら取りあえず買いたい)、それともiPhoneのように通信キャリアが限定されるのか分からないということでした。クラウド・コンピューティングの時代は始まったばかりの転換期で決して遅くはありません。日本のメーカーが戦えるアイデア・目指すべき方向性はまだ十分にあります。

【追記】『マックピープル』3月号に(原稿執筆の時点で)予想されるタブレット端末の記事(ドンピシャのイメージ画付き)が出ていました。その中でAmazonの電子書籍に対応する本命ビュワーとして、教育分野なども意識しているのではないかと書かれていました。

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

高石ともやのフォーク&トーク

2010-01-29 00:10:01 | 千里山INFO

 昨夜は午後6時半から吹田メイシアター・中ホールで行われた「高石ともやのフォーク&トーク」に行ってきました。千里山自治会の掲示板情報を以前ご紹介しましたが、社会福祉法人寿楽福祉会主催の無料イベントです。千里山二丁目にある特養老人ホーム寿楽荘も共催となっていて、千里山の住民も高石ともやファンで満員の会場に大勢入場していたように思いました。日頃親しくしているKさんも来られていて、待ち時間にお茶をご馳走になるなどライブを一緒に楽しみました。
 さてライブ&トークですが、7割位の時間がトークになっていて、ステージや深夜ラジオで鍛えられた巧みな話に引き込まれました。先輩や家族など身近な人達との深いお付き合いの中から学ばれた、人生の知恵や現代生活への問題提起などを、かなりの早口ですが明瞭なトーンで真摯に語られます。その合間にブルーグラス風のメロディーに自在に歌詞を載せたオリジナル曲や、スタンダード・ナンバー(訳詞)そして童謡まで折り込み聴かせて貰いました。
 終盤では先日自殺された加藤和彦さんを悼み、北山おさむさんを含めた関西フォークの仲間との想い出を話されました。加藤和彦さんの遺書に書かれていたという音楽状況への絶望の背景とその歌に、高石さん流に深く暖かい解説を加えながら、会場全員で『あの素晴らしい愛をもう一度』を歌いました。
 最後にプレゼント抽選会があり、Kさんには3等のぶ厚い介護の本が当たり、ステージに出て握手をして貰っていました。

【追記:写真】千里山のイベントでお馴染みの田川淳さん達も、寿楽荘千里山西デイサービスセンターのスタッフということでアドバイスを貰い一曲歌いました。

WALKMANの逆襲

2010-01-28 00:01:52 | Weblog

 先週のテレビ東京の経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」で、携帯音楽プレイヤーWALKMANを開発したソニーの栄光と、デジタル時代を読み違えアップルのiPodにその地位を奪われてからの逆襲を、ドラマ仕立てで興味深く描かれていました。ソニーウォークマン商品企画担当者(野村宏伸)やマーケティング責任者(田中健)といった実際の開発キーマンを俳優が演じ、企画から宣伝そして協力する技術者やデザイナーまで、取材に裏打ちされたシナリオが随所に感じられ面白かったです。
 番組の後半ではソニーらしさを高音質に追求したXシリーズや、人気アーティストのYUIをイメージ・キャラクターとして起用したSシリーズ、またユニークなデザインのヘッドフォン一体型Wシリーズなど、若者や中高年といった幅広いユーザーを意識した新商品投入で、昨年夏2週間でしたが4年8カ月ぶりに「携帯音楽プレーヤー」市場でシェアトップを奪い返します。しかし、それは国内においてであり世界市場ではiPodに大きくリードされている状況に変わりありません。
 『マックピープル』2月号の連載コラム「音楽配信 一刀両断」に、アップルが音楽ストリーミング・サービスのLala社を買収し次の展開に進むという、メディア・ジャーナリスト津田大介さんの予想が載っています。やはりクラウド・コンピューティング時代を見据えた、音楽の楽しみ方と新たなミュージック・ライフの提案に向かっているようです。
 これからは音質や使いやすさなどハード面の技術・工夫・デザインだけで、アップルの戦略に対抗することには限界があります。音楽の新しい配信スタイルを世界に先駆けて果敢に提案していくことこそ、SONYが復権する本質的で唯一残されたチャンス(転換点)であると思います。

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

PUREと「じゃが彩」

2010-01-27 00:03:30 | Weblog

 僕も時々食べるポテトチップスですが、季節やユーザー志向などにより非常に多くの種類の商品が開発され消えていきます。素材にこだわったり味付けに変化を付けたり、また増量キャンペーンによる訴求力強化など、まさに手を変え品を替えポテトチップスの売り上げ確保の競争が熾烈に展開されています。
 そんな中で僕はいたって普通のカルビー湖池屋の薄塩タイプ(60g入:どちらかと言えば湖池屋の薄塩がやや好みです)を買っていたのですが、開封すると湿気ってしまうのでどうしても一袋を食べきってしまいます。余りにも小袋だと少し物足りなく、これはカロリー的にも困ったことだと思っていました。
 そんな矢先に大丸ピーコック千里山店のお菓子コーナーで、他のポテトチップスとは離れた違うスナック棚の中に写真のPUREを見つけました。袋のデザインも輸入菓子のような雰囲気なのでポテトチップスとは思いも寄りませんでした。検索してみると他のブログにもかなり前に紹介されていたので新製品という分けではないようですが、カルビーのWEBサイトでの商品検索にはありませんでした。
 また棚の隣に並んだSOCIO工房の「じゃが彩 (いもささめ・いもさざれ)」も、カラフルで高級感がありなかなかの美味しさです。

※ PUREは製造会社はカルビーとなっていますが、SOCIO工房のサイトに載っているので、販売はそちらのブランドになるのでしょうか。

公民館便り2月号

2010-01-26 00:03:41 | 千里山INFO

 地域情報サイト「千里山.NET」に、千里山各地区の公民館便り2月号を転載アップロードしましたので参考にして下さい。
 今号のいろいろな企画催しの中では、千里新田地区公民館の「着付け講座(全2回)」をご紹介したいと思います。
 昨年天神祭の頃のことですが、mixiの千里山コミュニティー欄へのコメントで、女の子が浴衣を着付けてくれる人を探しているのを見ました。それまで手伝ってくれた知人が遠くに行かれて困っているというのです。しばらく見守っていましたが誰からも応答のコメントが無かったので、僕が親しくしている方に了承を貰ってお知らせしたところ大変感謝されました。結局その直前に解決していたということで、実際のお役には立たなかったのですが‥‥。
 それにしても最近の女の子は浴衣も着られなくなっているのでしょうか。何か難しい帯の結び方でもあるのかも知れません。先日テレビで誰にも簡単に結べる「さくら造り帯」が開発され紹介されていました。腕が背側に余り上がらなくなった中高年の着物好きの主婦の発明で、それが一般の女性達にも大変喜ばれていましたが、まさにユニバーサル・デザインということになります。
 今回の着付け講座は春の卒業・入学式シーズンに備えてということで、女学生を凛々しく魅せる袴の着付けも含まれているようです。

地デジ化の説明・相談会

2010-01-25 00:05:48 | 千里山INFO

 総務省から「あなたの地域の地デジ化の説明・相談会のご案内」が郵送されてきました。2011年の7月24日まででアナログ放送が終わり、地上デジタル放送に移行するに備えその説明会と体験をしに来ませんかという地域案内です。
 もう既に多くの人が大型液晶やプラズマ・テレビなどの買い換えを通じて、地上デジタル放送を受信し迫力ある美しい映像や音を楽しでいると想います。ボタン一つで見たい電子番組表が呼び出せたり、天気予報やニュースのデータ情報が何時でも確認できるなど便利にはなっているのですが、“なぜ”デジタル化なのかということについては余り詳しく知らないのではないでしょうか。実は僕もその一人でしたが、送られてきたパンフレットを見ると、その辺りがとても分かりやすく描かれていました。
 先ず最大の目的は電波の節約にあるということです。現在の日本の電波の割り当て事情は余裕が無く、地上デジタル化によって35%の節約ができ、新たな分野に回すことが可能になります。
 車どうしの通信に利用し交通事故を減らしたり、緊急災害時の通信を充実させ被害を減らすなど、その新たな便利・安全性の向上が挙げられている中で、僕的には携帯電話がより便利になり、動画などの大容量データのやり取りもスムーズにできるようになるという点に注目しました。
 千里山の各地区公民館で行われる説明・相談会の日時は、千三地区公民館(2月1日、開始時刻11時・14時)、千里新田地区公民館(2月10日、開始時刻11時・14時)、千二地区公民館(2月28日、開始時刻11時・14時)となっています。興味のある方は参加されたらいかがでしょうか。

※ 説明・相談会の内容が総務省の「デジサポ」の動画でも見られます。最近は地デジ化に絡んで総務省を語る悪徳な商法や詐欺的な事業者が現れているようですので気を付けましょう。

「高石ともや」ライブ&トーク

2010-01-24 00:01:35 | 作詞・作曲

 僕が子どもの頃にフォークブームがあり、その頃よくテレビで流れていた曲『受験生ブルース』を作り歌った高石ともやさんが、1月27日(水)に吹田市メイシアター・中ホールでライブ&トークショー(無料)をするようです。
 主・共催するのが社会福祉法人寿楽福祉会と特別養護老人ホーム寿楽荘家族会ということで、改めて高石ともやさんの年齢を調べてみると戦前の1941年生まれ(70才)とありました。「‥‥ひたすらに唄でありたい。音でありたい。楽しみでありたい。人間でありたい」とホームページの言葉にも書かれています。本当に息の長い活動を続けられているのは、やはり生き方に密着した歌作りをされているからなのでしょうか。
 初期の高石事務所には岡林信康・五つの赤い風船ら、関西フォーク陣などが多数所属し、当時の社会運動の高まりと相俟ってアングラ・フォークの旗手などとも呼ばれるようになりましたが、後にはそうしたメッセージ・フォークから日本や世界の民謡など、より自然・人生・普遍的なフォークソングの追求へと続いていきました。
 高石ともやさんと言えばマラソン・ランナーやトライアスロンのイメージもあります。ホノルルマラソンには、1977年(36歳)の初参加以来、毎年連続出場されています。フォーク・シンガー高石ともやの在り様とどこかで通じるものを感じます。

吹田慈姑(くわい)のアイスクリーム

2010-01-23 00:19:53 | 千里山INFO

 千里山がある吹田市の特産品といえば必ずあがる慈姑(くわい)ですが、地域の婦人会などで料理のアイデア会なども行われ、また最近では市制70周年のマスコット・キャラクター「すいたん」のモチーフになるなど、市を挙げて売り出しに躍起となっている感もあります。
 そんな中、梅田の阪急三番街地下2Fのグルメフロアのアイスクリーム専門カフェ「Sweden」のお知らせボードに、吹田慈姑(くわい)アイスのPRが出ているのを見つけました。「Sweden」はソフトクリームの総合メーカーNISSEI(日世)のパイロットショップで、「メインのソフトクリームは9種類。ホワイト・グリーン・ピンク、オレンジなど色とりどりのソフトクリームがあり、一番人気は何といっても北海道ソフトクリームです」
 阪急三番街では地場の野菜や特産品を集めた「OSAKA FOOD COLLECTION」を収穫の秋に開催しています。「なにわの伝統野菜をはじめ、大阪の食が勢揃い」とキャッチコピーにもあり、三番街の協賛している各お店では「グルメマーケット」と称し、大阪の地産食材を使った期間限定メニューも供されます。この吹田慈姑(くわい)のアイスクリームはその内の一品と想われますが、それにしても従業員の方に吹田市の住民でもいるのでしょうか。
 一月は早くも下旬になりましたが、慈姑(くわい)は正月の煮物に無くてはならない野菜です。またそれ以外では普段全く食べる機会の無い不思議な野菜です。故郷ではお節のために母親に言われて近くの田圃の中に入って収穫してきたことがあります。栗のような独特の風味が忘れられない野菜です。

インネバンディ

2010-01-22 00:01:47 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 北摂のロハス情報発信タウン誌『バーズアイ』1月号にフィンランド人のゲナ(ニュガルト・ゲンナディ)さんが紹介されています。千里山の画廊喫茶「ル・パルク」の三原満里さんの主宰するMMT子どもミュージカルの、昨夏の公演にも特別参加されていたので何度かお話しする機会がありました。日本語もお上手で気さくな好青年という感じでした。
 ゲナさんのインタビュー記事(拡大)では、インネバンディ(innebandy)という北欧生まれの室内ホッケーを吹田から全国へ普及させていきたいことや、日本を訪れるについては幼い頃からの日本文化への憧れなど、様々な深い想いと努力があったのだと分かりました。
 インネバンディは英語ではフロアボール(floorball)またスウェーデンではユニバーサル・ホッケーとも呼ばれ、室内で誰もが参加しやすい新しい競技です。北欧ではアイスホッケーが盛んに行われていますが、氷が溶ける夏のオフシーズンに大人も子供達も一緒に楽しめるスポーツとして始まったそうです。
 2009年に吹田市民塾として登録され、北千里体育館で月1.2回の活動を続けています。1月10日・1月24日・2月14日(いずれも日曜日の9時半から2時まで)ですので、今度の日曜日に覗かれるのも良いのではないでしょうか。日本ではまだこれから普及するスポーツなので、小さい時から始めると世界大会を目指す日本代表になれるかも知れません。

【問い合わせ】吹田市役所「文化のまちづくり室」 TEL : 06-6384-1305
【追記】2月3日の産経新聞朝刊の北摂欄に、ゲナさんの人物・活動紹介の取材記事が載っていました。
【追記】吹田インネバンディー倶楽部のWEBサイトができました。

太秦映画村の検定

2010-01-21 00:01:29 | Weblog

 「東映太秦映画村の時代劇検定(トライアル)」が23日(土)10時~22時にかけて、インターネットを通じて無料で開催されるようです。日本映画のテーマパークとして幅広い年代に根強い人気を持っている観光名所ですので、当日はかなりのアクセス数となるのは間違いないと想われます。
 50問に4択で答えていく形式ですので、土曜日に家族や仲間で集まり一緒に考えれば簡単かも知れません。このようにパソコンや携帯を使いインターネットを通じて行うのでは、実際には検定という権威ある厳格なものにはなりにくいかと想われます。みんなで楽しむという程度の“検定”でしょうか。
 前日の22日までに参加の事前登録が必要とのことですが、メールアドレス利用もこの企画限定とされているので気軽にトライアルされても良いのではないでしょうか。パソコンの場合はFLASHを使った画面になるようですので、まだプラグインされていない方はこれを機会にダウンロードしておくことを薦めています。
 さてその検定の内容ですが、日本一の切られ役の達人と言われ、ハリウッドの『ラストサムライ』から声が掛かり出演した福田清三さんとか、水戸黄門や暴れん坊将軍などのテレビドラマに関する質問などが出るのでしょうか。あるいは笊の上で小豆を転がす波の効果音のような(?)、レトロな映画作りの問題もあるかも知れません。検定そのものとは別に問題を予想をするのも結構楽しく思われます。

エレキギターの3Dデータ集

2010-01-20 00:01:42 | Weblog

 僕がプロダクトデザインやパースなどの仕事で時々使う3Dソフトは、Shadeというかなり以前からある国産のものですが、その後はいろいろと高性能な競合ソフトも開発され、途中現在のイー・フロンティアに買収されるという変遷もありました。でも当時は教則本がたくさん出版されて独習しやすかったShadeを覚え、途中には高価な3Dソフトも試してみたのですが、新たに別のものをマスターするには至らず今でもShade一本でやっています。
 Shadeの特長は、イラストレーターなどで馴染みのあるベクター・データを使って立体を作成していけるところで、必携ソフトのイラストレーターが使えるデザイナーにとってはスムーズに入りやすい点です。同様にCADソフトを使う建築・インテリア・エンジニアといった職種の人達も対象となっているようで、教則本の充実もそれだけ利用者の裾野が広いことを示しているのではないかと想われます。
 Shadeの周辺では愛用者のインターネットによるデータ配布も盛んですが、開発会社によるデータ集(モデル&テクスチャー)もシリーズ販売されており、僕もソフト学習当時はかなり高価なものですが何枚も購入したものでした。今日梅田のヨドバシカメラで久しぶりにそのコーナーを見ていたら、軽音楽(バンド)楽器データ集『ロックの森』が目に付き何年ぶりかでつい買ってしまいました。
 以前に信州松本のエレキギター・メーカーを先輩と一緒に訪ねたこともあり、以来ずっと楽器のデザインには興味を持っており、加工することでプレゼンテーションに利用できるのではないかと想ったのです。平面的で単純なデザインは初歩でも簡単に描けるのですが、例えばバイオリンやジャズギターのように微妙な膨らみを持つ、アーチトップのボディーのデータ作成は少し面倒で難しいのです。
 結果的にはギターもベースも単純なボディーのものしか無く少し期待はずれでしたが、ペグやブリッジそしてピックアップなどの部品データは活用できそうなので良しとしましょうか。

チョコ蒸しパン

2010-01-19 00:01:14 | お薦めします

 僕が唯一よく買っているスウィーツとしてブログで紹介させて頂いている、阪急梅田駅中スーパー成城石井で売られている蒸しパンシリーズ(タカキベーカリー)に、カボチャに替わりNEWアイテムのチョコ蒸しパンが登場しました。
 蒸しパンお馴染みのしっとりふわっとしたチョコレート生地はそのままに、小粒状のコクのあるビター・チョコレートが混ざっている逸品です。甘さは少し抑えられているとは言え、歯に纏わりつく感じで余り食べると虫歯になりそうです。その感触が他の同シリーズの蒸しパンの中では出色で、かなりのお気に入りになってしまいました。
 味的にはチョコレートケーキに似たものなのでしょうが、蒸しパンということで和の空間で緑茶にも合うように想います(といっても紅茶でしか飲んだことはありませんが‥‥)
 しっとり感がカボチャや玉子・柚といった他のアイテムより強いので、ベースのペーパーに付着しやすくついつい行儀悪くそれまで舐めてしまいます。
 このところの厳しい寒さで、早く春になって桜やヨモギの蒸しパンが出てくるのが待ち遠しい一方で、このチョコ蒸しパンも続いて欲しい今日この頃です。

※ 1月も月半ばを過ぎそろそろバレンタインの季節です。阪急沿線情報誌『TOKK』でも“ショコラ気分”な特集が始まりました。

成人式の写真撮影

2010-01-18 00:01:57 | 千里山INFO

 先日、千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」に昼食に行くと、知人のSさんが娘さんの成人式の写真を千里山の写真館で撮って貰い、そのスタジオの雰囲気とサービスがすごく良かったということを話してくれました。何年か前に駅前にあった千里山フォトが、ご主人が高齢になったために閉じられて以来、別の写真館ができていたことは僕は全く知りませんでした。
「住宅街の中の分かりにくい場所なのですが、私もネット検索で初めて知って、前日急に電話で予約を入れて‥‥」
 まるで自宅のような気分もリラックスできるスタジオで、1時間半の間にご夫婦2人でとても丁寧に撮ってくれて、2万円で300枚のところを結局600枚くらいのデータを渡して貰ったということで、Sさんもとても満足しておられました。
「僕も知らなかった、どこにあるんですか?」
「すみません名前もはっきり憶えていなくて、‥‥ネットで調べるとすぐ分かります。丁度成人式のページを作成したばかりだったようです。これから他の人にも教えてあげようと思っています」
 ということでネットで調べると「and photo」というフォトスタジオで良い感じでしたので、ブログでもホームページをご紹介させて頂きます。

スタジオの場所は千三小学校のすぐ近くです。

和のグリーン

2010-01-17 00:01:48 | 千里山花物語り

 千里山・佐井寺図書館から高塚方面にいく道路沿いに、「PePon」(地図案内)という“グリーン・ショップ”が出来たので気になっていたのですが、ある夜に前を通りかかるとご主人のYさんがお店を閉めようとされていたので立ち話をさせて頂きました。
 「吊り忍」という夏などに軒先に下げて涼しさを感じさせる和のグリーンがありますが、このお店のメインアイテムは「吊り忍」に似て、流木の凹みを利用して苔やシダのような植物を寄生させた置物です。田舎の立派な家の玄関や床の間に石や流木が置かれ、自然の風情を楽しむ趣向がありますが、これはその和の自然の置物とグリーンがコラボした感じです。
「お店の中で作っているんですか? 流木はどこで集めてくるんですか?」
「九州にある女房の実家の父親が作っていて、そこから商品を送って来て貰っています」
「インターネット販売に向いているんじゃないですか?」
「ネット・オークションで時々売れますね」
「何と言うものですか」と尋ねましたが、正式な名前はまだ無いということでしたので「オリジナルな名前を最初に付けたら良いと思いますよ、ホームページかブログなどでも発信されたらどうでしょうか」とお薦めしておきました。
 Yさんも気さくな感じですので、お店の前を通りかかられたら興味のある方はぜひ一度覗いてみて下さい。

・流木グリーンの拡大写真