
今日、阪急梅田駅の階段広場を通ると、新生Panasonicのノートパソコン「Let's Note」のNEWモデル「
F8」の発表イベントが行われていました。
新製品の特徴としては、これまでの丈夫で長持ちな電池そして軽量という強味を引き継ぎ、ハンドルを付けてビジネスライクな携帯性をアピールし、これまでのモデルよりかなりスマートなデザインとなっています。ただ後述するMacなどに比べて、裏面の処理が美しくないのはWindowsパソコンの常ですが、今回はアタッシュ・パソコンとして携帯性をテーマにしているだけに余計に残念なところです。
新生Panasonicは世界の中でのブランディング構築を目指し、先日鳴り物入りで社名を統一しました。テレビの特集でも洗濯機の新製品開発のハードルの厳しさが強調されていたのですが、このような裏面のパソコンのデザインで満足していたのでは少し心配になります。世界におけるブランドの構築には、国内市場での戦略とは違った発想が求められると思います。公約数的な開発からオリジナルな発想やこだわりへの強い意識改革が必要です。そうでなければ新たな世界ブランドを築くことは難しいのではないかと思います。
折しもAppleのノートパソコン
MacBookも新製品が発表され、ヨドバシカメラの最近拡張されたMac売り場で実際に触ることができました。薄型の液晶パネルとなりMacBookAirに良く似たイメージの改変でしたが、卓上タイプのiMacや携帯のiPhone3Gなどとイメージ的に繋がる、一貫した世界を作っているように感じられました。個人的にはヒューレットパッカードの
モバイルPC・サイズのものも作って欲しいと思いますが、まあ無理でしょう‥‥。
改めて日本のITメーカーやサービス・プロバイダにはぜひ頑張って貰いたいと思います。