千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

『青春のお通り』上映会のお知らせ

2012-10-31 00:00:44 | 千里山INFO

 吉永小百合と浜田光夫の名コンビが主演する往年の日活映画『青春のお通り』(1965年)が、南千里の千里ニュータウンプラザのオープニング・イベントに続き、10月19日に吹田市立博物館で現在開催中(11月25日まで)の「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」の催しでも上映されました。この映画は当時の南千里辺りの団地風景が舞台・ロケ地として撮影されたようです。
 いつもお昼ご飯を食べに行く千里山の仕出し屋食堂「魚伊」で、よく一緒になるKさんとの19日正午頃の会話です。
 「今日は吉永小百合の映画がある日やねえ」
 「あっ、そうでしたね、忘れてました‥‥。でもあと2日あるので、どちらか行く積もりです」
 「上映は1時半だっかかねえ」
 「そうだったと想います。うっかり忘れてたので、急にこれからご飯を食べて博物館までは歩いて行く気力が‥‥。次は何日でしたかね?」
 「確か11月2日、3日(文化の日)だったかねえ」
 「覚えやすいですね。どちらかの日にぜひ忘れずに行きたいと想います」
 吉永小百合さんといえば最新作の『北のカナリアたち』が東映系で上映されます。いつまでも気品と美しさを保って、女優として本当に息の長い活躍をされています。

※ 「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」のパンフレット(PDFダウンロード)はちさと図書館でも置かれています。会期中のプログラムのスケジュール表(映画上映の詳しい時間も)が載っていて良く分かりますのでお薦めします。

NHK「ソングライターズ」(小田和正)

2012-10-30 00:00:31 | 作詞・作曲

 シンガーソングライター佐野元春さんの司会で、ゲストのアーティストと一緒にその歌詞を掘り下げる、NHK「ソングライターズ」の先週末深夜の再放送で、2009年制作で小田和正さんの2回分を続けて見ました。
 その中で印象に残ったことが2つありました。一つはそのほとんどの作品が曲先(曲を先に作り歌詞を後から嵌め込むやり方)であるということです。曲の完成度を何より優先して作っていて、例えば歌詞に影響されてメロディーで妥協するのは嫌なようです。そこから透明感のあるハイトーン・ボイスとマッチングした、あのような美しい旋律が生まれてくるのだと想います。
 もう一つは上記のことから必然的に生じることだと想われますが、言葉選びについてはとても苦労すると言われていました。メロディーにピッタリと合う意味のある言葉を、多くの選択肢の中から比較しながら紡ぎ出します。そして興味深かったのは歌いたいテーマやメッセージなどが既に有るのではなく、出来た曲を歌にするという必要性から一生懸命に内容を考え始めていくということでした。そういう方法の中に世代を超えてしっかりと心に届く、小田和正さんのソングライティングの奥義があるのではないでしょうか。僕も想うところが多く明日への歌作りに刺激を貰いました。

 言葉にできない
 オフコース
 EMI Japan

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

千里山「ルア・フェリス」中止

2012-10-29 00:00:06 | 千里山INFO

 今日は朝10時から千里山平和カーニバル「ルア・フェリス(幸せの街路)2012」が、第1噴水(特設ライブ・ステージ)と千里寺境内(フリーマーケット)そして美和遊園(飲食・パネル展示)で開催される予定でした。
 しかし、昨日までの秋晴れとは違いあいにくの雨模様で中止となりました。それぞれの参加準備の事情などもあるのでしょうか、順延とかもしないということです。今年は千里山まちづくり協議会の上方落語寄席「ちさと亭」も台風で開けませんでしたので、恒例のイベントが2つとも出来ないという残念なことに‥‥。
 特に今年の目玉は第2会場の千里寺境内でのわくわくキッズワールドで、子供たちだけのフリーマーケット、ダンボールめいろ・ワークショップ・もちつき&子供消防士写真撮影と、子供達が主役の多様なイベントが勢揃いして、たくさんのチビッコ達の歓声が尽きない一日となるはずでした。
 僕も予定ではいつものようにお昼頃から出掛けていき、先ず千里山まちづくり協議会がパネル展示をしている美和遊園で、興味を持ってパネルを見てくれる住民の人達とコミュニケーションを楽しみにしていました(この場所だけで一年振りに出会える人も居るのです)。昼食代わりに買う仕出し屋食堂「魚伊」のチラシ寿司と、差し入れのたこ焼きや焼き鳥などが幻となり少し寂しい秋雨の一日でした。

※ 写真は昨年の美和遊園でのパネル展示の様子です。

ANJiラストライブ in ル・パルク

2012-10-28 00:00:02 | 作詞・作曲

 僕が時々お昼ご飯を食べている千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」が、来月11月28日までで足掛け11年間の幕を降ろすことになりました。プチ贅沢ランチのファンも数多くいらっしゃったと想われますが、その美味しい定食が味わえるのも後1ヶ月程です。
 そして「ル・パルク」で何度かライブをしていた地元出身のシンガーソングライターANJiさんが、今日の午後3時から最後の弾き語りライブを開催しました。いつものように案内ハガキを頂いていたので、準備をされている少し前の時間から覗きに行かせて貰いました。
 ANJiさんはギターとピアノでの弾き語りをされますが、「ル・パルク」には素敵なグランドピアノが置かれています。このピアノも閉店に伴い何処かへ遷って行くことになっていると聞きました。
 ライブでは常連客の皆さんがティータイムを楽しむ中で、名残りを惜しむように時々軽妙なMCを挟みながら、オリジナル曲や和洋の懐かしいスタンダード・ナンバーを次々に演奏していきました。毎年末にクリスマス・ライブで行われる本格的なバンド形式のライブとは違って、カジュアルでより手作り感のある温かい雰囲気のラスト・ライブでした。

※ 携帯の撮影で画質も悪いですが、YouTubeに『楊貴妃』を歌っている動画をアップしています。

平勤休農

2012-10-27 00:00:23 | Weblog

 NHK朝の情報番組「くらし☆解説」で「平勤休農」という言葉を知りました。まさに平日には仕事に勤務して休日に農業を楽しむというライフスタイルが、自然や田舎に憧れる都市生活者に増えているようです。
 以前は近所の貸し農園で趣味や家族一緒に野菜作りを楽しむなどでしたが、最近の「平勤休農」では農家の手伝いをボランティアでするというように、より本格的な農作業と同じ(?)レベルになってきています。そう言えば里山や美しい棚田を保守するということで、田植えや稲刈りプロジェクトに多くのボランティアが参加するのを、地球環境の関連ニュースでよく見掛けるようになりました。
 平日に働いてまた休日に農業を手伝うというのはさぞ疲れるだろうと想いきや、意外に身体は疲れても精神的には良いリフレッシュとなるということでした。
 また東日本大震災以来そのような意識が強く芽生えて、地球のために何か自分の範囲内で出来ることはないかと想い、「平勤休農」という生き方にそれを見付けたという人達が多くなっていると言われます。元々都市生活者の中では休日農業に感心があるという割合は高かった(38%)上に、3.11がそんなライフスタイルに影響しているケースが多く見られます。

『大きな古時計』

2012-10-26 00:00:31 | 作詞・作曲

 先日のブログでもご紹介しましたが、関西大学の学生グループが授業の一環で10分程度の広報映像を作るということで、千里山まちづくり協議会にも話を聞かせて欲しいと相談があり、その中で国民的に良く知られた歌『大きな古時計』を中心に据えて纏める方向となりました。そして今日の午後4時半から7時前までいろいろな質問や取材を筒井会長と中野さんと一緒に受けました。
 学生グループは先週末に東京で行われた千里山会の懇親会に招待され、夜行バスで往復しながら出席の方達に故郷千里山への想いや『大きな古時計』に俟つわる話を聞いてきていました。残念ながら千里山出身で『大きな古時計』の訳詞者である保富庚午さんについては余り聞けなかったようですが、懇親会の最後に歌われている合唱のことや、当時の生活風景など参考になる取材映像をたくさん撮り帰ってきました。
 またその後、あいにく懇親会に欠席されていた妹さんからも、産経新聞や読売新聞の記事の切り抜きコピーを送って貰っていて、今日僕もそれを見せて貰いとても興味深く読みました。

・ 『大きな古時計』と訳詞者の保富庚午さんの新聞記事 (2002年 : 読売新聞産経新聞)

 大きな古時計
 平井堅
 DefSTAR RECORDS

アナログ自転車

2012-10-25 00:00:01 | 作詞・作曲


アナログ自転車

今しかできない事だね、全力 Try!
シャボン玉ほら 膨らんでいく未来
ドキドキしてたい この季節追いかけて
息を弾ませペダル漕ぐ“未知”の途中

今しか泣けない事だね、全開 Cry!
涙でいっぱい輝くみたい
背伸びばかりじゃ 見えないものがあるの
感じて生きたい 青春(とき)は止まらないから

本当は人見知りなのに
誰かにアシスト求めてる
Ah‥‥溜め息つくけど
今日もこうして朝の光煌めく

アナログ自転車に乗って 街を抜け
洗いたての髪なびかせて
カバンに詰め込んだ好奇心
微睡む街を横目にスピード上げて

《 Inter & Ending : Guitar 》

今しか飛べない事だね、全速 Fly!
初めてだって怖がるのは嫌い
私らしさは必ず見付かるはず
信じて生きたい 青春は帰らないから

本当は寂しがりやで
同じ制服着るのも好き
Ah‥‥憧れ遠いけど
今日もこうして遥か空の彼方へ

アナログ自転車に乗って 街を超え
風切る心震わせて
背中に描いたプロペラ
回り出す街を見下ろしイメージ翔(か)けて

( ♯転調 )
アナログ自転車に乗って through the town
洗いたての髪なびかせて
アナログ自転車に乗って over the town
風切る心震わせて


作詞 : T 作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2012.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 今年5月に開かれた「作詞・作曲セミナー in 大阪」で、作詞家を目指しているTさんと知り合い、一度コラボレーションさせて貰おうとリクエスト、そして僕から「曲先」で提供してこの歌が生まれました。

※ 軽音部の元気なガールズ・バンドをイメージしたこの曲に相応しい、女子高生の爽やかなイラストは「noisecreate」から拝借しています。管理者の凪海月さんはDAW打ち込みによるオリジナル曲も発表されています!

※ その後カップリングを意識して新たに『Get up ! 涙』を作りました。

【追記】DEMOの制作時に、間奏とエンディングでギタリストのUさんに演奏して頂きました。

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

親鸞聖人750回法会

2012-10-24 00:00:44 | 千里山INFO

 今年は台風の影響で千里山まちづくり協議会主催の上方落語寄席「ちさと亭」が中止となってしまいましたが、いつも会場をお貸し頂いている千里寺で浄土真宗の宗祖とされる、「親鸞聖人750回法会」が執り行われるというお知らせがきましたのでご紹介します。
来る11月2日3日の両日、千里寺において、親鸞聖人750回法会があります。日頃の千里寺の行事を理解して頂きたいので、もしご都合が宜しければぜひ住民の皆さまもご参加下さい。
今回の法会は千里寺にとって最も重要な法会です。
法話や音楽法要を通じて、日ごろの千里寺の活動をご理解いただける絶好の機会であると思います。
《内容》
11月2日(金)午后1時半 法話および奏楽員(雅楽、エレクトーン)による音楽法要
11月3日(土)午前10時、午後2時、の2回の法話(北海道顕勝寺住職の法話)
お昼は、たこ焼きをまじえた昼食が用意されます。(このたこ焼きは千里寺の東北震災支援活動で、仮設住宅で活動されているたこ焼きチームが来られます。)

高“質”スーパー

2012-10-23 00:01:48 | Weblog

 高級スーパーと言えば身近では阪急山田にあるいかりスーパーや梅田駅の成城石井が想い浮かびますが、日曜日の早朝のNHK大阪で経済情報ワイド「ルソンの壷」に、スーパー大近の社長が出演しその最後に「高級スーパーではなくて、高“質”スーパーと呼ばれたい」と言われました。近畿周辺に32店舗という限られたエリア展開ですが、今後の消費者訴求を占うとても興味深い経営哲学が伺えました。
 30年ほど前の先代社長の時代に、普通の安売りスーパーとして出来るだけ安い商品を提供しようと自社商品の開発に乗出したところ、うどん玉に入れていた添加物を工場の床に誤って落とした時その床がボロボロになったことが切っ掛けで、毎日消費者の口に入る食品から添加物を無くしたいと考えるようになったということです。それから多様な食品の自社工場で試行錯誤が始まります。
 また消費者への無添加食品の価値の浸透にも時間が掛かるものでした。例えばハムなどでは発色剤を使って美味しそうな色と生臭さの軽減ができるのだそうです。そういった消費者に悪いながらも馴染んでいたイメージやクレームに対し、粘り強く徐々に啓蒙していった結果として現在の立ち位置をつかんでいます。
 今ではこだわりの自社開発商品も600品種と増え、同じような価値観で繋がる全国のメーカーからの仕入れで繁盛スーパーとなっています。
 JR大阪ステーションシティーの商業施設内(ルクア大阪)にも請われて出店しているということなので、今度梅田に出掛けた時には立ち寄ってみたいと想っています。

フォーラム「ご当地自慢」

2012-10-22 00:00:01 | 千里山人(ちさとのやまひと)

  一昨日発行の千里山まちづくり協議会の会報『ちさとの風』No.19秋号でもお知らせしていましたが、会員の中野さんが現在吹田市立博物館で開催されている「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」で、21日(日)午後2時から4時まで行われたプログラムのフォーラム「ご当地自慢」に千里山住民パネリストとして参加されました。今週末はずっと秋晴れの良いお天気だったので散歩がてら僕も応援に行かせて貰いました。
 フォーラムは千里ニュータウンの各地区から、そして10年程早く団地が開発された千里山から、5人のパネリストが地区の自慢や問題点などそれぞれの視点で述べられ、後で聴衆も交えて意見交換が行われました。実際にはもっと時間が必要な想いがしましたが、千里という地域全体の意識を高めていく切っ掛けとしては意義のある集まりだったのではないでしょうか。
 また「千里ニュータウン半世紀展」(11月25日まで)開催中のメイン展示室では、千里ニュータウンのまちづくりを研究している神戸女子大学の学生の作成した、当時の間取りを模型化した「リカちゃんハウス」など楽しく懐かしいものがたくさん見られました。

※ 「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」のパンフレット(PDFダウンロード)はちさと図書館でも置かれています。会期中のプログラムのスケジュール表が載っていて良く分かりますのでお薦めします。

新米ご飯

2012-10-21 00:01:57 | Weblog

 快晴の日が続き気分も良くて、何でも美味しい食欲の秋真っ盛りといったところですが、阪急沿線情報誌『TOKK』の10月15号はそのものズバリ「おいしいゴハンが食べたい!」が特集です。
 その道のプロによる美味しいお米の選び方やご飯の炊き方から、ご飯が美味しいと評判の料理店が紹介されていて、写真と文章で想像するだけで想わず唾を飲み込みそうになります。
 お米選びのアドバイスの中で「子供の頃から食べ慣れた味が好きという方は案外多いので、自分の好みが分からない時は出身地のお米を選ぶのがお薦めです」というコメントがあり、成る程と納得できるところがありました。というのは自分の実家で穫れた新米で焚いたご飯の美味しさが今でも僕の中では一番だったからです。
 その他に特に僕の興味を惹いたのが「新・旧定番ゴハンのおとも」という企画でした。旧定番としてはちりめん山椒・辛子明太子・しぐれ煮の良く知られた3点が、また新定番にはラー油きくらげ・キングサーモン茶漬け・青てっぽうが挙げられています。さすがに新定番の方は食べたことが無いものばかりですが、中でも青てっぽうとは何でしょうか‥‥キューリの芯を抜き山ごぼうを挿した京の漬け物でした。何れにしてもご飯が3杯は食べられそうなものばかりです。全てお取り寄せできるようですのでお試し下さい。

『ちさとの風』No.19秋号の発行

2012-10-20 00:00:31 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会の会報で街の情報を満載した『ちさとの風』No.19秋号が金曜日に発行されました。
 駅改札口や図書館そしてカフェや薬局・銀行など、多くの方に協力して頂きながら配布していますのでぜひご覧下さい。またインターネットでもPDFファイルでダウンロード(8MB:カラー)して頂けます。
 今号では現在進行中の千里山駅周辺再開発の工事の進捗状況や、吹田市が定期的に開催している「まちづくり懇談会」のリポート、そして街の情報関連の方では「千里山で暮らす・遊ぶ・学ぶ」ということで分けてお知らせしています。また「千里山の人・コト・ニュース」ということで千里山新田地区まちづくり協議会の表彰や、南千里駅横にオープンした千里ニュータウンプラザの紹介、住民に親しまれた小さなプラネタリウムの閉館について掲載しています。
 また記事でもお知らせしていますが、千里山まちづくり協議会の会員の中野さんが、現在吹田市立博物館で開催されている「千里ニュータウン半世紀展~千里発・DREAM」で、今週末の21日(日)午後2時から行われるプログラムのフォーラム「ご当地自慢」に千里山住民パネリストとして参加されます。予報では天気も良さそうですので、お時間のある方はお散歩がてらぜひお聴き頂ければと想います。

・『ちさとの風』のバックナンバーもご覧頂けます。

雨上がりに夕焼け

2012-10-19 00:00:33 | Weblog

 今日の千里山は肌寒くてしとしと雨降りの一日でした。駅周辺再開発の工事に携わり作業する人も、警備員に誘導される通行人も同じようにじっと黙している感じに見えました。
 しかしその雨がようやく上がる夕方になると、薄曇りの空を透して燃えるような夕焼けが西空を覆い、写真のように一種異様な空気感が辺りに立ち籠めました。反対側を見るとその光が少し木立やマンションの壁を照らしています。僕も想わずカメラを持って外に出ました。
 10年程前にも一度夕焼けで街全体がピンク色に美しく染まったことを想い出しました。その時はもっと晴れた日だったように記憶していますが、ピークの10分間くらいは桃源郷とはこんな感じかと想う程に幸せな気持ちになりました。
 人はそれぞれ様々な想いで生きていると想いますが、そのような自然・宇宙の変化によって不思議な心理的影響を受けるものなのだと想います。それは恐らく人間以外の生き物、例えば犬猫も同じような感覚を生じるものではないでしょうか。

千里山の夕焼け(動画)をYouTubeにアップしていますのでご覧下さい。

桜の切り株

2012-10-18 00:01:49 | 千里山花物語り

 千里山まちづくり協議会の会員で建築家の中島祐三さんからメールを頂き、その中に桜の切り株に小さな枝葉が生えている写真と在りし日の満開桜の姿が添付されていました。
 現在千里山団地の建て替えに伴う駅周辺再開発の工事中で、50年間で見事に育った桜の並木がたくさん伐採されてしまっています。跨線橋バイパスや拡幅道路など着々と進捗しているのですが、付近には多くの切り株がまだ掘り返されずに残っています。改めてその生命力の驚異的な強さに感動しました。
 以前に、近くのミニ公園の植栽で無惨なまでに剪定された酔芙蓉のことをブログに書いたことを想い出しました。この時には翌年にまた枝葉を大きく伸ばし、変わらず多くの花を咲かせましたので安心したものでした。酔芙蓉は今年も同じようにバッサリと剪定されていますが、必要な処置だとは分かっていても何か痛々しい感じは否めません。

藤巻亮太さんの宅録スタジオ

2012-10-17 01:55:47 | 作詞・作曲

 宅録専門誌『SOUND DESIGNER』の11月号は『粉雪』の大ヒットで知られるレミオロメン(活動休止中)の、ボーカル藤巻亮太さんが出したソロ・アルバムの制作インタビューや、メロディアスなハードコア・バンドHi-STANDARD(ハイスタ)のフロントマン難波章浩さんの曲作りなど、自宅録音やソングライティングをする者にとって大変に参考になる特集でした。
 藤巻亮太さんのアルバムについての話も興味深いものでしたが、詳しくは実際に雑誌を買って読んで貰うとして、プリプロ録音を行った都内某所とされるプライベート・スタジオの写真がとても印象的でした。彼の誠実で格好良いルックスや曲想をイメージさせる魅力的な空間です。こんな良い雰囲気のスタジオで作ったら良い曲が出来そうに(?)想います。
 ハイスタの難波章浩さんのニュー・アルバムのテーマは原発反対という、重いメッセージ(怒り)が込められたパンクなものとなっています。ニューヨークのエンジニアが録音・ミキシングを担当し、そのアーティストのストレートな想いをサウンドに表現しています。ちなみに僕のオリジナル曲『デフレンジャー BJ』も同じように、デフレ・スパイラルという社会的な不条理への想い(怒り)が曲作りのベースとなっています。
 また、作・編曲家の紹介ページの飯田高広さんは、あの宇多田ヒカルのメガヒット・アルバム『First Love』の音作りに関わったクリエイターということで、その曲作りの実際が詳しくQ&Aされていて面白かったです。

 オオカミ青年 (初回生産限定) (2枚組ALBUM)
 藤巻亮太
 ORS

 WAKE UP!!!
 難波章浩
 tearbridge

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
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