千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

CROCS販売コーナー

2008-05-31 23:23:34 | Weblog

 梅田の三番街の催し物広場でCROCSの販売コーナーが設置され、多くのお客さんが入っていましたのでちょっと覗いてみました。CROCS はアメリカで創業してからそれほど経っていないのですが、独自な樹脂製のアウトドア・サンダル・シューズのメーカーとして、その機能性とポップなデザインで爆発的な人気を獲得しグローバル展開されています。
 樹脂製のサンダル・シューズといったものは従来から幾らでも有ったものです。そのような有りふれたアイテムが、滑り難さや適度なソフト感にこだわり独自の樹脂を開発し、カラフル展開やワンポイント・フラワーを付けるアイデア、子供用や使用シーンに対応したバリエーション、シンボリックなキャラクターなどを活かした販促など、総合的なデザイン戦略により大きなビジネスモデルとなっているのをみると、どのように平凡な分野・業界においてもその可能性を真剣に考えてみる価値を感じずにはいられません。
 ただ最近ではその特長である樹脂の滑り難さから、子供がエスカレーターに足を巻き込まれるという事故がテレビなどでも報告され、メーカーとしても一つの試練に立たされていることもあり、その対応をどうクリアしていかれるのか注目したいと思います。

君を忘れない

2008-05-30 22:46:34 | 作詞・作曲


君を忘れない

君を忘れない きっと忘れない
悲しみを 壊れた明日を
君を忘れない きっと忘れない
帰りたい 夢見るんだ
まどろみの朝は 蘇る面影
目覚めてしまえば 砂を噛むような白い一日
君を忘れない きっと忘れない
歩けない 流れるだけ


君を忘れない きっと忘れない
眼差しを すべての仕草を
君を忘れない きっと忘れない
奪いたい 求めるんだ
戸惑いの中で繰り返す言葉は戯ればかりで
遠い約束ただ叫んでも
君を忘れない きっと忘れない
届かない 漂うだけ


忘れてあげるよ 忘れてしまえば
君の温もり消してしまえば‥‥‥
君を忘れない きっと忘れない 襞までも
君を忘れない きっと忘れない 時過ぎても
君を忘れない きっと忘れない 涙涸れても
君を忘れない きっと忘れない I'll never forget you


作詞・曲 : コバタイサオ
(c) 2008, Skyfull Stars

※ 身近な風景、楽しかった経験を互いに持ちよって記事を書き合う、ユニークなブログ・ポータルサイトがあります。My Cosmos は「宙(そら)」を感じる「気づき」のブログ・コミュニティです。参加・登録は無料です。コスモスの写真はこちらのブログから拝借しています。

オークションの写真

2008-05-29 23:33:46 | お薦めします

 僕はオークションを利用したことはまだ無いのですが、少し考えてみれば家電など品物は結構あるように思います。この本はオークションやブログなどをターゲットに、写真の撮り方テクニックを細かく分りやすく書いたものです。
 と言っても初めてオークションに出品しようというのでは無く、またブログの写真をブラッシュアップしようとしている分けではありません。最近仕事でカタログのデザインをする時に、商品写真をプロカメラマンに依頼する替わりに、僕が自前で撮影してトータルコストを下げることへのニーズが増えてきているからです。メイン写真はさすがにプロに撮って貰っても、その他の小さなシーン写真などは僕も撮れるようにしていたいと思っています。デザインのイメージは既に自分の中にある分けですから、それを現実に撮れれば問題ないのですが‥‥。市販の商品撮影用ブースの購入も検討中です。
 そんな仕事用の写真撮影にこのような安直な参考本をと言われそうですが、基本的な部分を学ぶにはこういう類いの本が意外と役に立つのです。理屈よりも実践的なノウハウが多く、また基本的な知識の再確認もでき大きな失敗をしないで済みます。文頭に戻って、オークションなどを利用されている方にはこの本お奨めです。

ネットで得するフォトテクニック―オークションで目立つ!うまく撮って高く売ろう! (Gakken Camera Mook)
学習研究社
このアイテムの詳細を見る

千里山.NETの更新情報

2008-05-28 17:04:08 | 千里山.NET

 千里山駅前のコーヒー専門店「CARDI'S COFFEE CLUB」は夕方に疲れの癒しと、少しの読書時間を取る目的で時折り利用していますが、いつも同じBGMが繰り返されていて、いつの間にかその順番まで憶えてしまっています。そしてお気に入りのアコースティックのギター演奏が聴ける時間もだいたい分っていて録音してみました。
 千里山.NETの「千里山の音」にアップしましたので、その店内の雰囲気と一緒にお聴き下さい。この曲は何か有名なシンガーソングライターの歌のように思えますが、もしインストゥルメンタルの曲だとすれば僕自身でも歌詞を付けて歌ってみたいとも思っています。
 ところで、先週から千里山.NETの最新の更新情報をトップページに掲載することに改めています。これまでもファイルとしてまとめたものは呼び出してご覧頂けるようにしていましたが、やはりダイレクトにトップページで確認できたらというご指摘も多かったので、今回そのようにしております。
 また「はてなアンテナ」というWEBサービスを利用して頂くと、お気に入りのホームページの更新情報がお知らせメールとして送信され、気軽にチェックして頂くにはとても便利なのでお奨めします。

PC環境を持ち歩く

2008-05-27 19:54:18 | Weblog

 USBメモリーやSDカードなどの記憶メディアが一段と安価になり、1GBを超える大容量のものでも数千円で購入できるようになりました。最近は僕も携帯電話のアクセサリーのようにいつも持ち歩いているので、何か画像データやファイルを緊急に受け渡す時にも便利です。ちなみに写真のUSBメモリーは、auのデジカメ携帯にコーディネートしてグロスな白が美しいものを探しました。
 またUSBメモリーはその大容量化や高速化により、単なるストックヤードだけではなく、アプリケーションをインストールして外出先などで使える移動ディスク的なものも出てきています。市販のパッケージ・ソフトはコピーしただけでは使えないものがまだ多いのですが、例えばMS Officeなどには無料の代替アプリケーションがUSBメモリー用に開発されています。
 一方どこでもPC環境が利用できるということでは、インターネット上で自由に使えるWEBアプリケーションも実用化が進んできているようです。グーグルのGmailや地図アプリケーションなどスムーズに動くだけではなく、従来の機能にWEBらしい特徴をプラスして多くのユーザーの評価を得ています。ブラウザやOSのような基本的なアプリケーションまで、WEBサーバー上で使用できる状況になりつつあり、今後のインターネット・サービスの多様化と方向性が感じられます。
 この辺りの情報を分りやすく紹介した本が出ていますので、興味のある方はご覧になってはいかがでしょうか。

USBメモリやWEBアプリで仕事環境を持ち歩く方法
進藤 吾郎,犬楠 健太郎
ローカス
このアイテムの詳細を見る

正岡子規の庭

2008-05-26 23:55:29 | Weblog

 一昨日奈良へ行った時、ならまち散策の後で正岡子規の庭を見学したのですが、そこは写生を唱えた俳聖正岡子規の孫にあたる正岡明さん(樹木医で庭設計家)が、子規の嗜好と考え方を汲みとり表現したものでした。子規はことのほか草花の野趣を愛し、膨大なスケッチや句・随筆などを残しています。
 そしてご本人に案内をして頂き、かの有名な「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句の生まれた経緯を興味深くお聞きしました。
 子規が東京から松山へ帰る途中に奈良へ立ち寄り、東大寺の南大門が望める旅館に泊まった夕刻、とても若く美しい仲居さんに柿の皮を剥き食べさせて貰った時に、ちょうど東大寺の鐘の音が遠く聞こえてきたと言います。その時に詠んだ句が「秋暮るる 奈良の旅籠や 柿の味」です。そしてその風趣を記憶していて、後日法隆寺を訪れた時に作った句があの句になったそうです。
 その説明をお聞きしていてつい僕は「そこは写生と違うんですね」と突っ込んでしまいましたが、正岡明さんは「鋭いですね」と苦笑されていました。

※ 写真は千里山団地の庭に群生している草花です。「子規の庭」の方はWEBサイトでご覧下さい。

UA-4FX

2008-05-25 19:50:07 | 作詞・作曲

 iTunes Storeなどのサービス普及によりiPodなどの携帯音楽プレイヤーだけではなく、パソコンでも音楽を楽しむというスタイルがますます一般的になってきていると思います。しかし、パソコンのスピーカーでは特に低音部に関して、充分な音質で聴くことは難しい状況です。またパソコン内で発生するノイズによりそれは一層厳しくなっています。
 例えばNECの水冷パソコンのように静かでオーディオ専用を謳ったリビング・パソコンなどが提案されていますが、一般的なパソコンを活用して良い音質環境も比較的簡単に手に入れることもできます。モニター・スピーカーなどを出力として連結することと合わせて、安価なオーディオ・インターフェイスを使用することをお奨めします。
 音楽関連機器メーカーとして知られているRolandのブランドEDIROLのオーディオ・インターフェイス「UA-4FX」ですが、マイクやギターなどの高音質な録音やレコード、テープといったアナログ音源のデジタル化に使用できる他に、パソコンで音楽を本格的に聴くインターフェイスとしても利用でき、どちらかと言えば日常的な後者の利用価値が高いのではないでしょうか。ちなみにスピーカーとしては同じEDIROLのMA-20Dがパートナー的にお奨めです。

※ UA-4FXは海外でも評価されている商品として、操作パネルの表示は全て英語ですが、僕らのためには親切にも日本語パネルが付属しています。

ならまち散策ツアー

2008-05-24 23:56:27 | Weblog

 今日は朝早くからバスに乗り奈良の「ならまち」へ行ってきました。
 吹田市議いけぶち左知子さんのサポーターそして一般参加の方達20名ほどの視察を兼ねた交流ミニツアーです。天気予報は大雨の予想でしたが、時々パラリと落ちてくるくらいで、何とか夕方の帰る時間までもってくれました。
 最近「ならまち」はその歴史ある街並の保存や、生活文化の中に活きづいたまちづくりの成果が各方面から注目されています。その活動を30年余り前から脱サラをしてまでも、中心になって続けてこられた木原勝彬さんのお話を、その拠点の「ならまちセンター」会議室で興味深く伺うことができました。5年後、10年後の目標を定めて、熱意をもって持続することで開けてくるという、経験に裏付けられたまちづくりの経緯がよく理解でき、千里山のまちづくりにもとても参考になると想いながら楽しく聴講しました。色々と資料なども頂きましたので、また千里山の方達とも改めて読み返してみたいと思っています。
 その後は、ならまち散策を木原さんに案内して頂き、美味しい昼食を参加された皆さんと共に楽しみ、また志賀直哉旧居や正岡子規縁の庭など、“青丹よし”奈良の山並みと伽藍の大瓦屋根を借景にした空間を巡りました。

キャンドル・ナイト

2008-05-23 23:56:31 | Weblog

 「100万人のキャンドル・ナイト」が今年は5月21日(水)から6月21日(土・夏至)の1ヶ月間のリレーイベントとして全国各地で行われるようです。
 大阪梅田でも「西梅田の森」と称して6月5日(木)に、そして「茶屋町の森」で6月12日(木)のそれぞれ夜の8時~10時にかけて街の灯りがライトオフされて、キャンドル・ライトが道筋を彩ります。
 キャンドル・ライトは暖かな自然の灯りとして、人々の心に何かを想わせてくれるものですが、街のネオンサインなどを消すことにより省エネルギーへの意識を高め、持続可能な地球環境をつくることへそれぞれの思いを合わせることに繋がります。
 今年も多くの企業の協賛を集め、年ごとに大きな輪を広げており、「Twinkle Love-Live」という野外アコースティック・ライブも両会場の特設ステージで開催されます。僕の母校でもある大阪デザイナー専門学校を始めとする、梅田界隈のデザイン学校の学生作品も夜を飾ることになっています。キャンドルで幻想的に彩られた梅田に足を運んでみられてはどうでしょうか。

【追記】洞爺湖サミットが行われる頃(7月7日・七夕)まで延長されることになったようです。

淀川三川ふれあい交流

2008-05-22 23:55:40 | Weblog

 阪急梅田駅の広場で「淀川三川ふれあい交流」というイベントのキャンペーンがされていました。桂川・宇治川・木津川という三つの川が淀川へ合流する辺りには、京阪八幡市駅と阪急大山崎駅が最寄り駅がありますが、この一帯で5月25日(日)9:30~16:00の予定でいろんな催しが行われるようです。
 「水と緑に遊び、歴史を訪ねる1日体験」として、水辺の遊びや自然観察会、歴史物語や写真展、川辺での落語会やオープンカフェといった娯楽、そして周辺の町を訪ねるスタンプラリーやミニツアー(宇治川十石舟や淀・久御山バスツアー)など盛りだくさんのメニューが用意されています。
 レンタサイクルも貸し出されますので、水と緑とまぶしい日差しの中をサイクリングで気持ちの良い汗を流すのもお奨めです。土曜はお天気が崩れそうですが、日曜日は回復するでしょう(小雨でも決行されます)。

パンフレット拡大 ・地図

野の花のページ

2008-05-21 17:37:26 | 千里山花物語り

 一転今日は全国的に五月晴れの穏やかな陽気となりましたが、大阪万博公園のバラ園が満開になっているというニュース映像に、早朝から爽やかさを感じながら気持ちよく仕事を始めました。
 そしてお昼頃に駅前付近に緩やかな坂道を降りて行くと、千里山団地の周りの土手に野の花が彩りを添えているのが目につきました。気を付けて見ていますと春から少しずつその彩りが変わっているのが分ります。相変わらずその草花の名前を調べたりという細やかなことは苦手ですが、携帯写真くらいは手軽に撮り溜めてきています。
 それぞれ小さな花弁ですが、クローズアップしてじっくり見てみますと、しっかりとした構造が当然のことですが実感されます。時々この草花や種実に同じく小さな蝶も見つけることがありました。そこにはまた一つの小さな生態系が豊かに出来上がっているのを、何かリュック・ベッソン原作・監督『ミニモイ』の物語のように想像してしまいます。

※ 千里山.NETの「桜・草木」のページの「千里山と野の花」を改訂しました。

メイストーム

2008-05-20 22:26:19 | Weblog

 昨夜から今日にかけて日本列島を強風雨が駆け抜けました。千里山の方では深夜の通過だったらしく余り実感がありませんが、今朝のニュースで首都圏の様子が映されているのを見ると、ほとんど台風のような強い雨風の印象でした。
 五月に吹く強風をメイストームというのは、昨年にも短い動画に撮ってfreemlなどにアップした時に調べて知りました。その時には雨は伴わずに強風だけだったのですが、アップされた動画に「‥‥何か不気味なものを感じますね」という感想を寄せて頂いた方もいました。雨戸を震わせる風音とか、野を切り裂きながら駆け抜ける風音など、自然現象の中では風は特に擬人(神)的なイメージを感じさせるものでした。それは脅威であり、また時にはやさしい子守唄のようにも聞こえるものです。
 Wikipediaには「メイストームとは、日本においてその名の通り4月後半から5月にかけて、主に温帯低気圧の急速な発達により大風が吹く気象現象のこと。ただしこの語は和製英語である。‥‥‥5月になってこのような低気圧の発達が見られることは少なく、通常は4月いっぱいまでである。」とあります。珍しいこともあり古来から人の心は何かの前兆や不吉なものを感じ取ったものなのでしょうか。

あなたがくれた季節

2008-05-19 23:57:53 | 作詞・作曲


あなたがくれた季節

旅でした
いつか憧れた風景は
いつもやさしく受けとめてくれた
あの街角にはもう二度と、たどり着けない

恋ですか
通り過ぎてく風の中で
いつも知らずに暖めてくれた
あなたの温もりが懐かしい、もう戻れない

叶わない夢ですか
移り変わる季節が、あなたを連れて行く


秋ですね
ひとり見つめる透明なこのひと時が
今教えてくれた
空がこんなに美しく哀しいことを

壊れそうな時を抱きしめ
あなたを失くした心は、夜空に月も無い


この街であなたと出会い
この街であなたと話した
この街であなたと別れたことも
心のどこか、ずっと忘れない

この街であなたを愛し
この部屋であなたと暮らした
この街であなたと別れたことも
大好きだった、きっと忘れない
‥‥‥‥‥‥‥ずっと忘れない


作詞 : 川東としえ 作曲 : コバタイサオ
(c) 2008, Toshie Kawahigashi

※ イメージ写真はWEBサイト『外国旅行写真』から拝借しています。

こどもカーニバル2008

2008-05-18 16:02:56 | 千里山INFO

 今日は千里第二小学校の校庭で、毎年恒例の「こどもカーニバル」が行われ、飲食の模擬店やゲーム・アトラクションが楽しめました。僕はお昼頃に覗きに行ってヤキソバとカレーライスをそれぞれ100円で食べましたが、特にヤキソバは野菜がたっぷり入り味付けもソースのクドさもなくライト感覚でとても気に入りました(でも、ヤキソバが出来るのを待つ長い行列が‥‥)。
 僕にとってはこの催しでしか出会わない方達も何人かいて、挨拶を交わしたり旧交を温めるという感じのイベントになっています。千二地区の催し物ですが他の千三地区や新田地区の住民も、親子・孫連れなど大勢参加されていると思われます。千三地区だけはこのようなイベントが無いのですが、その替わりに夏の「たそがれコンサート」が一中の校庭で開催されるので、千里山全体としては良いバランスになっているのかも知れません。もちろんそれぞれの地区のイベントとしての位置づけですが、これからも千里山全体からの集客を意識した、一体的な協調運営を目差して頂けたらと思います。
 しばらくの間初夏の日差しの下で各テントを回ってから、駅前のカフェに立寄り冷コーで喉を潤しながらゆっくりと読書休日を過ごしました。

ウォーターフライヤー

2008-05-17 23:57:36 | Weblog

 千里山在住の知人で生活環境商品関連の販売会社「WATERHOUSE」のM社長が久しぶりに事務所に訪ねてこられ、最近取り扱いだした画期的なフライヤー(フライを揚げる調理設備)のことを熱く語っていかれました。
 それは「WATER FRYER (ウォーターフライヤー)」という業務用の揚げ物調理槽で、「‥‥最高品質の揚げ上がり揚げながら水で油を濾過するという画期的なアイデアと技術で、使用油の量を大幅に削減し劣化防止により油を長持ちさせながら、真に美味しい揚げ物を追求した究極のフライヤー」という国際特許製品で、テレビ大阪の深夜放送のビジネス・サテライト・ニュースの名物コーナー「トレンドたまご」で1999年の「ベスト・オブ・トレたま」に選ばれたというものです。東京の中小企業(いわゆる町工場)で造られています。
 最近のバイオ・エタノールなどへの穀物利用による食用油脂の急激な高騰を受けて、にわかに注目が集まり環境製品として大きなヒット製品になりつつあるようです。開発から10年近くなってようやく時代のニーズが追いついて来たというところでしょうか。
 こういった業務用商品は既成の販売ルートのようなものが根強く残っているもので、どんなに画期的なものであっても例えば油脂自体の消費が減るということはそういう方面から隠然とした圧力が掛かかるなど、普及するには大きな壁があったりするものです。しかし昨今の急激な世界規模的な変化はそうした一国の業界システムも簡単に変化させるだけの影響力を持っているということで、今後こうした類いの新技術の商品がたくさん世の中に出てくる可能性を強く感じました。