千里山で交番が襲われ、警察官から拳銃が強奪された事件から早くも一週間が経ちます。
しかし、駅前の現場を通ると未だその痕跡が残っていて、捕まった犯人が地元の小・中学校出身者だったことで、さらに通行する住民の心も重くならざるを得ません‥‥。
今日、お昼過ぎに近くのコミュニティセンターのロビーにコーヒーを飲みに立ち寄ると、知人のZさんが数人で色紙を使って輪飾りなどを作っていました。
何をしているのか気にもせずに本を読んでいると、作業を終え帰って行かれました。
1時間ほどして僕もコミュニティセンターを出て、駅前を通り過ぎようとしたら七夕飾りが立てられています。
「そうか」と想い近づくと、果たして住民自治会が古瀬巡査の快復を祈願するものでした。
これとは別に、小・中学校の生徒や父兄の有志で、千羽鶴を折って病床の古瀬巡査に届けるという話も聞きました。
幸い古瀬巡査の意識が戻り、医師の呼びかけに反応していると報じられ、少し安堵しています。
古瀬巡査の受けた傷の大きさは計り知れませんが、幼い生徒たちの心に受けたショックも看過できません。千羽鶴が千里山での辛い記憶だけでなく、互いにやさしい想い出ともなり繋がるよう願っています。
【追記】昨日のNHKのニュースで、地域の子供たちが千羽鶴を交番に届ける様子が放送されました。