千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

路上カフェ

2014-11-22 09:02:07 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 千里山駅から市立図書館へ続く道は、千里山団地の建て替えにともなう駅前周辺開発でリニュアルされて、無電柱・電線化の新たなメイン・ストリートになったところですが、最近その路上で自家焙煎のコーヒーを実演販売するスポットが出ています。
 今日も開いていましたので興味を持ってマスターの男性に話しかけました。
 「紅茶かと想ったらコーヒーなんですね」
 「一杯どうですか? 自家焙煎で美味しいですよ」
 「どちらから来てるのですか?」
 「僕ですか? 千里山です」昔ですが千里山にコーヒー豆を焙煎するお店が1軒あったのを想い出しました。
 僕はちょうどエスプレッソ・コーヒーを飲んできたところでしたので、帰ろうとするとパンフレット(拡大)が置かれていたので手に取りました。
 「パン工房『エメ・ラ・ヴィ』さんで25日の火曜日に限定の『1 Day Cafe』を開くので、良かったらぜひお越し下さい」
 「『エメ・ラ・ヴィ』さんですか、行ってみようかな、シュトーレンも美味しそうですね」
 まだ片側では建物の工事が続いていますが、道路が完成して落ち着いたら、この路上カフェのような楽しい風景がもっと見られると良いと想いました。

電線の地中化

2014-11-16 17:07:12 | 千里山INFO

 今後予想されている大震災への対策として、建物やインフラの耐震化が進んでいますが、日本の住環境・景観を損ねてきた電線の地中化という問題も、多くの地域で住民の意識が高まってきているように想います。
 僕の住む千里山でもかなり以前から、地元の建築家やNPO法人の方たちを始めとして、千里山自治会やまちづくり協議会でも話題に上っていました。
 その運動が吹田市の前向きな発言を引き出し、それを受けてより一層住民の総意を集められるように、近く「千里山の無電柱化を考える会」と題する勉強会が開かれることになりました。
 勉強会の告知パンフレットに、画像処理して無電柱・電線化した駅前のイメージ写真が載っています。スッキリと美しい青空が広がる景観は街の豊かさを感じさせてくれます。
 住民の声が大きいほど市側の実現への意識も高まるでしょうから、できれば多くの方たちが参加して盛り上げられたらと想います。

日時 : 11月30日 (日) 午後2時~4時
会場 : 千里山会館 2F 大広間 (全椅子席)
告知パンフレット (拡大)

お遍路は目的をさがす道

2014-11-13 06:00:50 | ウェルかめ

 昨夜のNHK『歴史秘話ヒストリア』は「遍路は続くよどこまでも ~四国八十八か所霊場 1200年の物語~」とのタイトルで四国巡礼にまつわる話でした。
 僕は徳島県の出身で自分でも少しお遍路さんの旅をしたことがあり、その歴史に秘められた物語を前日から楽しみにしていました。
 弘法大師空海が若い頃に難しい官吏試験を目差していて、その暗記力が養われると教えられ修行の旅に出たことや、それを続ける中で出世や豊かな暮らしをする自分だけの幸せよりも、一般庶民まで含めて全ての人を救わなければならないと、自分が学ぶ本当の目的というものに目覚めたことを知りました。目的を持つことの強さや大切さを改めて感じます。
 その他にも、江戸時代の修行僧が書いたガイドブックが大ヒットし、今日のように庶民にも四国巡礼がブームになったこと、そして先の戦争で途絶えていた巡礼の旅を復活させた、最初のバスツアーの感動エピソードなども興味深く見ました。
 平成26年は四国霊場開創1200年にあたり、多くの巡礼者がそれぞれの想いを持って四国遍路の道を辿っているようです。弘法大師と同じように悩みの中でそれぞれの人生の目的を見つけられたらと想います。

♪恋せよ乙女

2014-11-08 16:20:32 | ウェルかめ

 NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の「まだ間に合う!『マッサン』スペシャル」が、BK(大阪局)の関西地域で1日早く金曜日夜に放送されました。
 これまで放送された中で名場面を繋ぐダイジェスト版となっていて、まだドラマを見られていない視聴者を獲得しようという狙いです。毎朝のように見てきた僕も再度楽しめました。
 ところで、ヒロインのスコットランド女性がよく歌う場面があるのですが、『蛍の光』がスコットランド民謡だったということや、『埴生の宿』など唱歌として知られたメロディーも劇中で『Home, Sweet Home』と英語で歌われます。
 またヒロインが日本語で憶えて歌うのも可愛いのですが、『カチューシャの歌』を「♪いのち短し恋せよ乙女~」と歌うのを見ていて初めて気が付いたことがあります。
 この歌は若い女性の美しい時代は短く儚いので、その季を大切にして大いに恋をするようにという、歌詞そのままの歌だと単純に想っていたのですが、このドラマの中で歌われたのは主人公がウィスキー作りの夢を忘れかけた時に、それを慰め励ますシーンを支える歌として使われました。
 確かに人生は夢を叶えるためには立ち止まっている時間はなく、気持ちの熱い内に一生懸命に生きなさいという意味もこの歌詞には含まれているようです。

※ 今日お昼ご飯を食べに千里山の居酒屋食堂「味信」さんに行くと、マッサンのモデルとなった竹鶴政孝さんの広島の生家「竹鶴酒造」の清酒「竹鶴」がボトルキープされていました。

チェルマットの星空

2014-11-06 00:11:58 | Weblog

 フジテレビの旅情報バラエティー「世界行ってみたらホントはこんなトコだった」で、スイスの有名リゾート地でマッターホルンの麓の街チェルマットのリポートがありました。
 番組では数人のディレクターが自分で外国を訪れて、現地の生活や街の風景・グルメなどを紹介してくれるのですが、今回はチェルマットということで大変懐かしい想いで見ました。
 何十年か前にデザイン学校の友人と3人で、ヨーロッパをオートバイ・ツーリングしていた時に、チェルマットにも滞在したのです。
 マッターホルンが目の前に見える高地で名物のシチューを食べたことや、その夜にアルプスを越えてイタリアに行く途中の強烈な寒さなど、様々な想い出が蘇りました。
 しかし、番組の中で美しい星空を紹介していたのですが、まだその頃はスター・ウォッチングは趣味にしていなかったので、残念にも見落としていました。
 地元の写真家が旅人のディレクターと同行して、「タイムラプス」 という技法を利用して、ビデオカメラではなかなか収めることのできない星空を撮影していました。6,000枚もの写真を繋ぎ合わせて、マッターホルンの後に星空の円周運動が動画のようでした。
 機会があればぜひもう一度訪れて、あんなに奇麗だった星空を眺めてみたいと想います。