千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

もう直ぐ巣立ちます

2016-06-29 18:07:09 | 千里山トラスト

 阪急千里山駅で産まれた5羽のツバメがそろそろ巣立ちを迎えようとしています。
 最近は改札口の辺りで写真を撮っている乗客がたくさんいて、その期待に応えてか羽ばたきの練習をする子ツバメも出てきました。
 よく見ると親鳥から餌を貰いにくい端の方のヒナは、まだだ小さくて少し格差があるようですが、今週中には無事に巣立っていくのではないかと話しています。
 先日、NHKニュースの中で「ツバメ通り」と称された商店街で、年々ツバメの巣作りが減ってとうとう今年は一つになってしまい、それを見守る住民の微笑ましい情景が流れていました。
 商店街がシャッター通りとなり人の賑わいが無くなると、カラスなどの天敵からヒナを守り難くなるために、ツバメは巣作りを避けてしまうということでした。
 千里山は団地の再開発で若い世代の住民も増えつつあるし、近くには餌となる羽虫などの捕れる田畑も少しは残っているので、これからも毎年ツバメは子育てにやってきて楽しませてくれると期待しています。

 ※ 支える物があってずり落ちないような所に巣を作っているのは、本能なのか分かりませんが賢いものだと想います。

改札口にツバメの巣

2016-06-15 16:44:12 | 千里山トラスト

 都会の片隅でも季節を感じさせてくれるものにツバメの飛来があります。
 特に大阪でも吹田市は緑が多く残されていますので、ツバメの巣作りや子育てに必要な自然の材料や羽虫などに比較的恵まれているようで、僕の住む千里山でも毎年お店の軒先や駐車場の梁などにツバメが巣を掛けているのが見られます。
 写真は阪急千里山駅の東改札口ですが、発券機の奥のドア上に掛けられた巣の中に、既に小さな雛鳥が2羽ほど観察できました。
 ある意味では街で一番に混雑する場所ですが、ツバメ夫婦にとってはカラスなど他の大きな鳥達からは守られた安全地帯なのでしよう。
 現在、駅前ロータリー開発の真っ最中で、東改札口も奇麗にリニュアルされるのでしょうか、駅も白いカバーで覆われています。
 時たま電車を利用しに訪れて、突然に飛び出して来るツバメに驚く住民の方もたくさんおられます。

『吹田の郷』のご紹介

2016-06-10 23:30:13 | 千里山トラスト

 吹田の自然や環境に関する調査や保護について活動している、NPO法人「吹田市民環境会議」の会報『吹田の郷』がなかなか面白いです。
 2ヶ月毎に発行されており、千里山でも図書館や公民館、コミュニティセンターなどで配布されています。千里山まちづくり協議会の松岡事務局長が『吹田の郷』の編集をされていることから、お会いした時などに直接手渡されることも多く、概ね楽しく読ませて頂いています。
 記事を投稿する「吹田市民環境会議」の会員の方も、豊かな専門的知識や経験をベースに分かりやすい文章で書かれています。
 例えば104号(2016年4月)では「私の本棚よりお薦めの一冊」と題して、生きもの委員の平さんが『唱歌「ふるさと」の生態学』(高橋成紀著)を紹介されていますが、「うさぎ追いし~♪」という歌詞の解説で、最近うさぎが減った原因は「萱」場が無くなったことにあることを知りました。茅葺き屋根が見られなくなった現代では、うさぎにとって猛禽などから身を隠せる「萱」場が里山では必要なくなりました。
 郊外都市として開発された千里山でも、高齢者で子供の頃うさぎ狩りをしたと言われる方がおられます。

「ぶんぷく ばんぱく」のご紹介

2016-06-03 09:15:42 | 千里山ギャラリー

 千里山の画廊喫茶「ル・パルク」の裏で阪急電車の線路傍に建つ古いアパート文福荘を中心に、週末の6月4日(土曜)にイベント「ぶんぷく ばんぱく」が開催されます。
 オーナーの三原満里さんが多様な活動をされるなかで、周りに慕い集まってこられた若い世代の方達たちが、千里山や北摂地域を元気にしたいと願い企画されたと聞きました。
 地域情報紙『シティーライフ』にも取材・紹介されています。
舞台となるのは、元学生下宿だった「文福荘」。
昭和初期に建設されたこのアパートは、老朽化が進み、現在はほとんど使用されていない。
しかし、このまま寂れてほしくないという大家の思いに応えるため、「文福荘」を地域の人が集える文化施設へと再生するプロジェクトが2015年末からはじまった。
1970年の大阪万博をテーマにしたこのイベントは、昭和の香りが漂う文福荘と、千里寺を会場とし、ワークショップや、マーケット、ステージなどの催しが企画されている。
 今度の日曜日、散歩ついでに覗いてみては如何でしょうか。

告知パンフレット

私の故郷 (歌:竹野留里)

2016-06-01 00:16:33 | 作詞・作曲


私の故郷

春は菜の花みち
歩く君の背中
夏の花火は海を離れ
遥か宙(そら)に消えた

私の故郷は
今も此処にいます
懐かしい人たちが
愛し暮らした街並

友よ見つめ合おう
過ぎし季を辿り


秋は落ち葉の窓
映す君の瞳
冬の朝 白い薄氷
淡く風に解けた

私の故郷は
今も此処にいます
蘇る精霊(もの)たちが
守り伝えた山河

友よ感じ合おう
蒼い季の中で


哀しみに悩む日も
側に居てくれたこと
それぞれの夢見て
探した四つ葉の庭で

友よ集い合おう
いつか季を超えて
私の故郷は
今も此処にいます


【 ロングバージョン 】

春は菜の花みち
歩く君の背中
夏の花火は海を離れ
遥か宙(そら)に消えた

私の故郷は
今も此処にいます
懐かしい人たちが
愛し暮らした街並

友よ見つめ合おう
過ぎし季を辿り


秋は落ち葉の窓
映す君の瞳
冬の朝 白い薄氷
淡く風に解けた

私の故郷は
今も此処にいます
蘇る精霊(もの)たちが
守り伝えた山河

友よ感じ合おう
蒼い季の中で


《間奏:Aメロ Strings》

私の故郷は
今も此処にいます
流れ行く星たちが
光り灯した学舎

友よ紡ぎ合おう
そして季は巡り


哀しみに悩む日も
側に居てくれたこと
それぞれの夢見て
探した四つ葉の庭で

友よ集い合おう
いつか季を超えて
私の故郷は
今も此処にいます


作詞・作曲 : コバタイサオ
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※ イメージ写真はこちらの素材集から紹介しています。
※ 母校である徳島県美波町の由岐中学校の後輩たちへ想いを込めて作りました。
  先日、同窓生で徳島市内に住まわれピアノ教室をされているO(旧姓S)さんが、寄贈されるキーボードを携えて母校を訪ねて下さり、この歌を生徒の皆さんを前に紹介して頂きました。その後、三浦校長先生からご挨拶のお電話も頂戴し、暖かいお言葉を掛けて頂きました。また、同窓生で教師をされているA君のご協力も頂き、『潮騒のまちへ』のようにスライドショーにしてYouTubeにアップできればと想っています。本当に有り難うございます!