以前に“サクランボ盗人”という記事を書き、良識ある人達から少し顰蹙を買ったことも忘れたわけでは無いのですが、阪急タクシーの車庫裏の枇杷が美味しそうに実って、この前から僕を誘惑し続けていたのです。僕は田舎育ちで学校帰りの道すがら、季節の果物をおやつ代わりに良く食べたものでした。それが当たり前に許される時代・地域だったのです。その習いでしょうか、いつも誘惑に負けてしまいます。
ただ、今回は僕だけでは無かったのです。僕の後を他ならぬカラスの一群があっという間に食べ尽くして仕舞ったのです。想うにカラスは実が熟して一番美味しい時を(僕と同じく)知っていて、一斉に解禁になるのではないでしょうか。その光景に子育て中の近くの親ツバメが警戒の帆翔を繰り返します。覗き込むと雛ツバメ達が巣の中で怯えて身体を寄せ合っていました。
ただ、今回は僕だけでは無かったのです。僕の後を他ならぬカラスの一群があっという間に食べ尽くして仕舞ったのです。想うにカラスは実が熟して一番美味しい時を(僕と同じく)知っていて、一斉に解禁になるのではないでしょうか。その光景に子育て中の近くの親ツバメが警戒の帆翔を繰り返します。覗き込むと雛ツバメ達が巣の中で怯えて身体を寄せ合っていました。