千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

枇杷盗人(ぬすびと)

2006-06-30 00:36:18 | 千里山花物語り
以前に“サクランボ盗人”という記事を書き、良識ある人達から少し顰蹙を買ったことも忘れたわけでは無いのですが、阪急タクシーの車庫裏の枇杷が美味しそうに実って、この前から僕を誘惑し続けていたのです。僕は田舎育ちで学校帰りの道すがら、季節の果物をおやつ代わりに良く食べたものでした。それが当たり前に許される時代・地域だったのです。その習いでしょうか、いつも誘惑に負けてしまいます。
ただ、今回は僕だけでは無かったのです。僕の後を他ならぬカラスの一群があっという間に食べ尽くして仕舞ったのです。想うにカラスは実が熟して一番美味しい時を(僕と同じく)知っていて、一斉に解禁になるのではないでしょうか。その光景に子育て中の近くの親ツバメが警戒の帆翔を繰り返します。覗き込むと雛ツバメ達が巣の中で怯えて身体を寄せ合っていました。

清水食品の閉店セール

2006-06-29 00:03:04 | 千里山INFO
ミスタードーナツ千里山店の賑やかな“さよならセレモニー”の蔭で、地元スーパーの清水食品さんも今日静かにその歴史に幕を下ろしました。閉店セールにお邪魔してお聞きした所では、ミスドよりも以前にお店を始めておられたということです。
僕自身久しぶりに訪れたということでも分かりますが、大丸ピーコックなど度重なるGSスーパーの出店や、コンビニとの競合などに押されてのことだと推察できます。しかし周りの主婦の方達のお話では、千里山にまだジャスコも無い時代は、駅前公設市場とこの清水食品まで、かなり遠くから多くの人が買い物に来て賑わったものでした。天ぷらなどのお総菜やお寿司も美味しくて、千里山団地や下宿・アパートの部屋に買って帰り、小さい子供達に食べさせたのが、懐かしく想い出されると‥‥。
それは確かに昨日のミスドのように惜しまれつつの閉店ではないと思います。今日も商品は残りわずかまで整理され、淡々とした店内風景でした。しかし、このお店も時代の役割を立派に果たし、多くの人達の生活の想い出を彩っていることには変わりないと僕は心から思いました!! モダンなネオンサインが灯ることはもうありません。

セサミパイ&カフェオレ

2006-06-28 00:25:06 | 千里山INFO
今日はミスタードーナツ千里山店の最終日となっていましたので、いつも注文していたセサミパイとカフェオレで、休憩させて貰おうとお店に行ったのですが、既に店外まで溢れる長蛇の列が出来ていました。しかもセサミパイは未だ焼き上がっていなくて、時間が掛かるとのこと、仕方なくアップルパイとカフェオレを受け取ってカウンターに座りました(写真のセサミパイは先週撮って置いたものです)。
ゆっくりと店内を見渡すと柱や壁の至る所に、従業員やお客さんの想い出や感謝の言葉が書かれた紙が貼り付けられています。gogonetさんが置かせて貰った「贈る言葉」ノートにも、子供達の「ミスド、テュキだからー!!」という大きな文字が踊っています。特に従業員の書かれたものを一つひとつ読んでみると、それぞれにとってこのお店がどんなに大切な職場であり、信頼し合える仲間だったかが伝わってきました。
窓の外では帰るお客さんに記念として、懐かしいミスドの景品を一つずつ手渡していました。その光景をぼんやり見ていると後ろから僕を呼ぶ声がします。振り向くと友人が微笑って立っています。「今日は一日入っているん。」彼女はかつてアルバイトをしていたのだが、今日は忙しいので朝から手伝っているという事でした。「そうだ写真撮ろうか?」撮り終わり彼女を厨房の方へ見送ると直ぐに僕は店を出ました。レシートを見せてオリジナル灰皿を貰いました。
今日でミスタードーナツ千里山店は無くなりますが、セサミパイとお代わり自由のカフェオレを、永遠の「千里山スウィーツ」として推奨したいと思います!!

レジ前の行列 ・ミスド卒業生一同より ・「贈る言葉」ノート
従業員の色紙 ・お店のイラスト ・高木さん ・景品の灰皿

 『贈る言葉』寄せ書きアンケート  千里山スウィーツ

MY桜

2006-06-27 00:03:43 | 千里山花物語り
先日、千里山のブログ仲間である夢さんからメールで、お友達がブログを再開されたので見て下さい、というご紹介を頂きました。
霊山寺という奈良にある由緒ある古寺の、珍しい薔薇園のカフェで食した、薔薇の花のアイスクリームが美味しく綺麗であったという記事に、アイスクリームで造られた薔薇の花の写真が添えられていました。
僕は“薔薇を愛す(アイス)”というタイトルのコメントを投稿させて頂いたのですが、そんなことはどうでも良くて、同時に投稿されたgogonetさんのコメントの中に、茨木市では赤ちゃんが産まれたお祝いに、市の花であるミニ薔薇の苗が贈られるということが書かれていました。吹田市の花はサツキなのですが‥‥‥と続きます。
それで思い付きました。以前に『桜あそび』という素敵な本をご紹介しましたが、その中で「MY桜」という小さな桜を持つ嬉しさ・愛しさについて触れていました。千里山で生まれる全ての子供に桜の小鉢を贈り、街を愛する心を持った千里山人(ちさとのやまひと)として、健やかな成長を祈念してはどうかという提案をしたいと思います。
ところで、桜の木は普通生長が早いので接ぎ木で増やしますが、種子から育てた苗を「実生(みしょう)」というそうです。実生はなかなか花が咲きませんが、接ぎ木と違ってどんな花になるのか楽しみだということです。手を掛けた子供ほど、どんな花を咲かせるのか楽しみになる親心、というのでしょうか。

現代社会とコンセルジュ

2006-06-26 00:05:52 | 千里山INFO
コンセルジュは、ホテルの顧客サービス係のことですが、美味しいレストランの情報からチケットの手配まで、ゲストのあらゆるニーズに親身になって、できる限りの心を尽くすことを本分としています。アメリカなどでは最近、このコンセルジュ的スタイルのものが、あらゆる分野で出てきているようです。
例えば「社内コンセルジュ」と称して、仕事で忙しい社員に替わって、チケットや旅行の手配・ギフトの相談や購入・社内パーティーの企画から準備・その他のイベントの企画などを引き受ける派遣社員が注目され始めています!!
吹田市社会福祉協議会発行の「すいた社協だより・夏号」の巻頭ページに、CSW(コミュニティー・ソーシャル・ワーカー)が配置される記事が載っています。お年寄りや子育て不安、障害者福祉など支援を必要としている人達の相談に乗り、専門機関や施設への繋ぎ役など、問題解決を図る福祉コンセルジュといって良いのではないかと思います。
市政にも経営感覚が求められています。無駄を省き、資源を絞り込み、最大効果を行政サービスとして株主(市民)に還元していかなければなりません。そういう時代だからこそ、ホテルという顧客サービス経営の象徴的な場で生まれたコンセルジュに、社会全体が学ぶ意義は大きいと思います。

※ 千里山.NETの「公共・学校」×「社会福祉」メニューに「すいた社協だより・夏号」を転載紹介しています。

『Rua Feliz』千里山平和市

2006-06-25 00:31:29 | 街かど情報連絡板
今日は午後2時から、「ドイツ国際平和村」をチャリティー支援しているボランティア・グループ「ペイフォワード倶楽部」の主催で、10月22日に予定されているフリーマーケットを中心とした街興しイベントの企画会議にお邪魔しました。地域活性化ポータルサイト千里山.NETとして、広報的な部分でお手伝いなどできればということです。
代表の田川さんや高木さん・山川さんとお馴染みのPF倶楽部の方達に加えて、イベント会社のプロデューサー長谷川さんもボランティア参加されて、アイデアとノウハウの活発なやり取りで楽しいミーティングになりました。
昨秋に「千里山平和市」として一度行われて、住民の方達に楽しんで貰いながら、PF倶楽部の主旨を伝えるイベントとなった実績の上に、新たな人の輪づくりを演出する仕掛けやその為の運営のことが話し合われました。先ず決められたのが『Rua Feliz』(ルーア・フェリス)という名前です。これは、国際平和村に現在来ている多くの子供達の母国であるアンゴラの言葉:ポルトガル語で“幸せの通り”を意味し、子供達の幸せと平和市の行われる千里山の路上をオーバーラップさせたものです。
未だ始まったばかりで、これから噴水遊園の使用許可を取ったり、市の教育委員会との交渉、ボランティア・スタッフの募集や後援団体とのコラボレーションなど、具体化に向けて多くの課題をクリアしていかなければなりません。今回はプロジェクトの進行やオフィシャル広報のために、専用ブログを活用する事も予定されていますので、開設されればまたご案内致します。

※ 昨秋の千里山平和市の模様は、千里山.NETの「イベント」×「フリーマーケット」に掲載されています。

【追記】「Rua Feliz」のプロジェクトリーダーSenriさんから専用ブログ開設の案内が届きました。皆さんチェック&ご協力をお願い致します。

「千里山TBセンター」を開設します!!

2006-06-24 00:20:13 | 千里山INFO
地域活性化ポータルサイト千里山.NETでは、当ブログを組み込み活用して多様な掲示板を設けています。お店や事業所の方に新商品やキャンペーン情報などを自由に書き込んで頂くための「得とく情報掲示板」や、一般の住民の方がイベント情報や自治会の催し物などの地域情報、ボランティアやサークルの呼びかけなどを自由に案内して頂くための「街かど情報連絡板」がその代表ですが、その他にも多様なテーマ・ニーズに対応しています。
しかし、千里山に関する自由なテーマでコメントやトラックバックを貼りたいと思われる事も多いのではないかと思います。そこで「千里山TB(トラックバック)センター」を開設しましたので、そのような自由なご意見には、この記事のコメント欄やトラックバックをご活用下さい!!

※上記の掲示板は、当ブログのサイドバーにもリンク・ボタン化しています。

インターネットTV

2006-06-23 00:02:12 | 街かど情報連絡板
ブロードバンドの時代になり、USENのパソコンテレビGyaOを始めとして、多様なインターネットテレビ・サイトが立ち上げられています。
そのような中で、今回ご紹介するものは内閣府政府インターネットテレビです。千里山の子育てネットCoCoステーションからの情報として、「今年1月に吹田ケーブルテレビで放映された『子育て広場へようこそ』が、内閣府政府インターネットテレビで放映されることになったと吹田市より連絡がありました。明日22日から放映で、8チャンネルです。」というお知らせが届いています。
僕にとっては再放送になる分けですが、インターネットテレビで好きな時に見られる近未来感覚が少し味わえるかも知れません。最近シャープのインターネットAQUOSが話題になっていますが、ハードウェア環境も含めてPCとTVの融合がいよいよ現実的になってきたようです。
千里山.NETのメニューの中でNET放送局を設けているのも、イメージとしては将来同じ様に動画プログラムが提供できればという思いからです。インターフェイス・デザインはこれから考えますが、頑張ってかなりCOOLなものにしたいと思っています。

六次の隔たり理論

2006-06-22 00:03:28 | お薦めします
早わかり 図解&実例 よくわかる!ソーシャル・ネットワーキング

ソフトバンククリエイティブ

このアイテムの詳細を見る

ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)の解説書によく引用されている社会学上の考え方に「六次の隔たり理論」というものがあります。人はその知り合いを辿っていくと、六回目には自分と何らかの関係のある人と出会うらしいのです。勿論人はそれぞれ社交的な人もいるし、じっと家に閉じこもりがちな人もいますので、平均的に言われている事でしょうけれども、現代はインターネットによるコミュニケーションがどんどん進化していますので、その距離はもっと狭まるかも知れません。
もう一つ「弱い絆の強さ論」というのも面白い考え方で、直接関係のある仲間よりももっと遠くの知り合い関係の人の方が、実は強い影響や成果を生みだしやすいというような意味合いです。分かりやすく言うと、すごく仲の良い女友達の職場の同僚と結婚するとか、異業種交流会でのヒントが有効な問題解決につながるとかでしょうか。IT・ソーシャル・ネットワークは、まさにこの“弱い絆の強さ”を求めて、今も拡大し続けているのです!!
今回紹介する本は2004年12月の発行ですので、ITの世界ではいささか旧い情報になると思いますが、それはそれとして混沌とした状況の中で、多様な個性を持ったサービスの萌芽が見られ、返ってSNSの可能性を幅広く感じることができました。千里山.NETの試みの中でも、SNS的な仕組み作りを考えていきたいと思っています。
さて 、一昨日の記事「アオサギのいる風景」のトラックバック紹介を通じて、思いがけない出会いがありました(コメント欄を参照)。話としてはよく聞いてはいたのですが、現実に身近に起こると キタ━(・∀・)━!! という感じです!!

ブログ『英語かわら版』が始まります!!

2006-06-21 00:39:29 | ブログ伝道師
以前の記事で、千里山を英語で紹介するブログを、スミス英会話千里山校のユーサフ先生に提案して、快諾して頂いたことを書きましたが、今日はいよいよブログの開設をサポートしようと、前回流暢な通訳をお願いした安藤さんと、ブログ仲間の一人である筒井さんにも加わって頂き、ユーサフ先生の事務所に集まりました。
サービスは僕らが使い慣れたgooブログをお奨めし、一通りの基本的な使い方をお教えしました。編集画面が日本語なので、やや慣れるまでは分かりにくいこともあると思われますが、僕らも考えてみれば、ローカライズされていない英語ソフトを適当に使っている内に、何となくマスターしていますので、多分大丈夫でしょう。
来週もう一度集まって、ユーサフ先生から疑問点などをお聞きする予定にしています。おそらく手探りの状態がしばらく続くと思われますが、温かく見守ってあげて下さい。激励のコメントなども“できれば英語で”よろしくお願い致します!!

・『英語かわら版』“Let`s browse Senriyama in English!”

アオサギのいる風景

2006-06-20 00:24:40 | 千里山トラスト
先日の記事でアオサギやアイガモが千里山の水田にも棲息しているということをお知らせしましたが、その日の写真はとても遠くにその姿を捉えただけでした。
今日もその一帯の里山風景のディティールを撮影するために、昼休みに出かけていったのですが、動画や畦道のアップなどを撮影していた時に、ふと目の前5メートル位の木蔭にアオサギがすっくと立っているではありませんか!! 思わず息を飲み、動きを止めました。
もちろん野生の鳥ですから、僕がどんなに気配を消した積もりでも、感づかない筈がありません。しかし、アオサギは人間には慣れているのか、悠々として土手の上を僅かに歩を進めるだけです。僕は意を決して色んな角度から回り込んで何枚も撮影することができました。
これくらいの事でなぜ自分の心がこのように興奮するのか、それはやはり千里山にとって身近に自然を感じられる貴重な場所であり、そしてそこを選んで飛来してくれる数少ない野鳥たちだからだと思います。

拡大写真 ・ブログ紹介
※千里山.NETの「NET放送局」×「アーカイブ(倉庫)」でアオサギの動画が見られます。

『贈る言葉』寄せ書きアンケート

2006-06-19 01:26:03 | 千里山INFO
ミスタードーナツ千里山店が今月27日限りで閉店します。お店の入り口の壁横に店長からの閉店のお知らせが貼られていますが、それを除けばいつもの千里山駅前と変わりありません。しかし、あと一週間余りでその見慣れた風景はもう見られなくなってしまいます。
1974年の開店以来32年間といえば、親しみも2、3世代に亘る長い年月です。千里山の街の発展と共に歩み、住民の生活の歴史に刻まれた、それぞれに特別の思い入れのあるお店だったのではないでしょうか。
小さな子供連れの若いお母さんや、女子高生のグループ、また趣味のサークル帰りの中高年の方達が楽しく談笑しているテーブル席。カウンターでは関大生が本を読んだり、営業マンがパソコンを広げています。このお店で初めてアルバイトをした千里山の女性も多かったのではないかと思います。
僕の場合は、友達が訪ねてくれば、お土産はドーナツということも多かったように思います。時々はセサミパイと、お変わり自由のカフェオレで、気分転換を兼ねてアイデア・スケッチを練ったこともあります。半地下のようなコーナー席から、坂を行き交う人並みを見るのも、お気に入りでした。
閉店するには色々な理由があると思います。競合カフェの出店だけではなく、FC店舗のご苦労も推察できますし、店舗・厨房機器のリニュアルやビルの老朽化などの問題も、事業者としては合わせて検討されたでしょう。とにかく僕たちにできるのは、32年間の想い出を感謝し言葉を贈ることだけです。コメント欄やトラックバックを自由に使って頂き、あなたの想い出をお寄せ下さい!!

『千里山の暮しと住まい』

2006-06-18 00:10:44 | 千里山人(ちさとのやまひと)
千里山まちづくり協議会のプロジェクトとして進められてきた「まちづくり作法集」が、1年有余の時間をかけて昨日ようやく出来上がりました。歴史と趣きのある千里山の街並みを守り、そして新たに創っていく時のマナーのようなものになることを願い、多くの有志の思いが込められたものになったと思います。
地元の建築家・中島祐三さんの専門家としての視点を核に、温もりのあるタッチの街並みスケッチを添えられた筒井一光さん、多忙な中をプロジェクトの推進役として明るく、時には厳しいご配慮を頂いた市議の池渕佐知子さん、プロジェクトの提案者で補助金の申請・プレゼンなど、「作法集」の実現の裏方に徹せられた廣村知幸さん、専門の都市計画からの助言や原稿のチェックなどで、子育て中の時間もままならない中でご苦労をお掛けした田中晃代さん、企画検討会議などの要所で貴重なご意見を頂いた協議会の松岡要三さん・筏隆臣さん・廣瀬貞雄さん・神徳守さん、素晴らしい題字で表紙を引き締めて頂いた書家の瀧梢さん、そして辛抱強く作法集の完成を見守り続けて下さったまちづくり協議会の猪川道生会長、その他多くの人達の千里山への思いと協働があって始めて出来上がった小冊子です!!
僕も途中から声を掛けて頂き、掲載写真の撮影で皆さんと一緒に廻ったり、表紙写真のレイアウトやロゴなどでお手伝いを致しました。振り返れば楽しい時間を共有し、良き仲間と出会えた歓びを感じます。
昨夜は関係者が「カフェ・ウルー」に集まり細やかな打ち上げ会を開きました。そこでの予想では1000部印刷して、既に自治会や商栄会、そしてまちづくり協議会や各種団体などに500部ほどの引き合いがあり、それらの知り合いを通じて残り500部も直ぐに無くなってしまいそうな勢いです。読んでみたいと思われる住民の方や千里山縁りの方達には、ぜひお早めにお申し込み頂ければと思います。

    
イラストページ  ・写真ページ

【追記-1】7月8日午後、大阪日々新聞の取材を受け、猪川会長とプロジェクトメンバーが対応しました。その様子はこちらで詳しく紹介されています。

【追記-2】7月12日上の記事が掲載されました。記事はこちらで見られます

【追記-3】7月20日産経新聞朝刊にも記事が掲載されました。こちらのブログで紹介されています。

『まちづくり作法集 千里山の暮しと住まい
《オールカラー23P》 価格:200円 

紫陽花

2006-06-17 00:05:16 | 作詞・作曲


紫陽花

いつも一人ではなかった
親しくもなく愛もなかったけれど
それが七月誕生日
ひとりで祝う
暗がりの部屋扉閉ざして
心の窓を押し開けば
眼に幻の紫陽花
折しも強い嵐が紫を打って
思いがけないことだけれど
あなたを呼んでいました

愛されてもそれは不安で
耐えきれずに振り向いたあの日
木漏れ日浴びた素顔で
あなたが微笑う
堤を越えて濡れそぼつ芝草
身に染むのを横たわれば
眼に鮮やかな紫陽花
初夏近い日差しを
花びらが反して
思いがけないことだったから
言葉を無くしました

折しも意地悪な風が
火照った頬を撫でて
思いがけないことのように
わたしを委ねました
あなたに

作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
(c) 2006, Skyfull Stars

千の里山風景 (1)

2006-06-16 00:06:54 | 千里山トラスト

千里山の松が丘から河田新池を過ぎて、佐井寺地区へ向かう中程にある小さな峠を越えると、突然に視界が開けて千里山の昔の姿が彷彿と蘇る里山風景が広がっています。間近に迫るマンション群に取り囲まれて、次第に小さくなってはいますが、この一郭では紛れもなく里山の営みが続けられているのです。今の季節には早苗が風に揺れる水面に、雨の波紋が広がります。夏には野菜畑が、そして秋には柿の実が色づきます。こうして四季の移ろいを味わうことで日本人の感性が育まれて来たのだと思います。
ところで、里山風景の崩壊が全国的に問題になっています。過疎化や村人口の高齢化によって、美しい日本の風景が維持できなくなっています。里山風景が私達に教えてくれるものは、自然と調和した生活の豊かさや、心の安定だと思います。自然は本来怖いものです。しかし長年の体験から人は自然と調和した関係を築きあげてきました。里山風景を美しいと感じ懐かしく思えるのは、そうした本来は過酷な自然との共生が実現している一つの姿だからだと思います。一方、都市ではそうした自然への畏敬さえ忘れてしまったかのようです!!

※千里山.NETの「街並み案内」に里山風景(松が丘)の紹介ページを作成しました。右上矢印ボタンからリンクしています。

千の里山風景(2)で「竹園」の記事をこちらにエントリーしています。

里山同好会「環境goo大賞2005」