千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

ぐっすり快眠法

2011-07-31 20:35:19 | Weblog

 阪急グループの葬祭場ETERNO(エテルノ)の季刊パンフレットの2011夏号の表紙が、余りにも涼しいラムネの瓶のデザインだったので手に取りました。このところ梅雨に後戻りしたかのような天気が続き、気温は少し下がりましたが湿度が高くかえって蒸し暑い夜となっています。明日から8月の夏本番に入りますのでご紹介するには良いタイミングと想います。
 さて、ページを捲ってみると表紙に違わずに「朝までスヤスヤ 暑い夏のぐっすり快眠法」(PDF)という特集が載っていたので、寝苦しい熱帯夜にぐっすり眠れるなんて本当かなという気持ちで読んでみました。
 それによると先ず人は加齢とともに生命力が衰えていきますが、眠る力も同じように弱まっていくようです。その眠る力を発揮するには規則正しい生活が肝心で、その中でも朝起きたら太陽を浴びるようにすると体内時計がリセットされて生活のリズムが取り戻せるということです。人の体内時計は何故か25時間周期で繰り返されるように出来ており、その1時間のずれを毎朝太陽の光を身体に認識させることによってリセットし快適に過ごすことが大切です。以前読んだ本で夕陽浴によって1日の終わりを身体に感じ取らせると、その夜の睡眠へとスムーズに誘ってくれるということを知りましたが、長い間に人のDNAに刻まれた自然のリズムを身体に感じさせてあげることは、朝も夕もとても大事なことなのかと改めて想います。
 また体温の上がる昼間の活動時間に出来るだけ活発な生活を心がけ、体温の下がる睡眠時間とのメリハリをつけることも自然で健康な生活に必要と言われています。その他、昔懐かしい本麻の蚊帳などの快眠グッズもいろいろ紹介され、今話題の睡眠中の熱中症対策についてなど興味深い記事があります。電車の中でちょっと読み物という時には、駅ホームのスタンドラックから手に取って乗られると良いでしょう。

赤い服のミステリー

2011-07-30 15:30:49 | Weblog

 25日未明から明け方にかけて、御堂筋にあるブロンズ像29体のうちの19体に、赤い服が着せられていた“事件”のその後ですが、29日夕方の各社ニュースでいろいろ詳しい話が採り上げられていました。
 別に彫刻が傷つけられたという分けでも無いので、市当局は「服を着せた人に対して、御堂筋で開催する予定の芸術イベントに参加してほしいと呼びかけて」いるようです。放送のコメンテーターなどの意見も概ね厳しいものではなく、何のためにどのような人達が仕掛けたことなのかを知りたがっていました。次には黄色や柄物などに変わるのではないかと面白がって予想する人までいました。
 それにしても抽象的なフォルムの彫刻もある中で、約1分間で素早く着せていったその手際の良さや、ブロンズ像へ赤い服がそれぞれフィットしている様子を見ると、かなり用意周到に計画され練習していたものと想われます。
 赤い服のミステリーを解くとすれば、アパレル企業の宣伝というよりも服飾デザイン・スクールなどの、若者グループによるパフォーマンスではないでしょうか。街中を一つの作品表現のキャンバスとみなすアートがあります。例えば歴史的な建造物に映像を投射したり、路上にトリックアートを描いて通行人の様々な反応を楽しんだり、バラバラに描かれたものがある地点に立って見ると繋がり壮大な絵として浮かび上がるなど、多様なアイデアで人々を驚かせ楽しませています。この種のアートやパフォーマンスには許可無く行われたとしても、市当局や警察ももう少し寛容に対応しても良いのではないでしょうか。

サンミッシェルの出窓スペース

2011-07-29 16:59:53 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 千里山駅から第1噴水に続くレッチワース・ロードの真ん中辺りに、長く住まわれている住民の間で定評があるパン屋「サンミッシェル」があります。先日ご主人とゆっくり開店当時のお話をお聞きする機会がありました。
 「この出窓は何年ぐらいになるのですか?」写真では逆光で暗くなっていますが、もちろん外光が溢れてとても快適なラウンジです。
 「40年ほど前にお店を開いてから、5年目くらいの時に思い切って全面改装をしました。電機メーカーに勤めていたデザイナーの知人にお願いをして、その頃の新しいイメージで設計をして貰ったものです」
 「下半分が摺りガラスになっていて外が見えませんね」
 「そうなんです。当時の感覚では店内でサンドイッチやコーヒーを楽しんでいるのを、外の通行人の目から隠したいという気持ちもあったのですよ」
 「今ではもっとオープンなんですが、時代が違うと価値観も変わって面白いですね」
 ご主人は懐かしく想い出すようにカウンターを眺めながら、「カウンターにサンドイッチのネタを並べて、お客さんの目の前で注文に応じて作るのも珍しかったんです」
 「まるでお寿司屋さんのショーケースみたいですね」
 「天井に埋め込まれた照明も、その知人のメーカーの当時の最新型で食べ物が美味しそうに見える光のタイプを、この近隣では初めて使ってくれたようです」と少し自慢げに店内を見渡します。
 以前は百貨店での販売なども求められるまま頑張っていたのだが、10年程前に大きな病気をしてから弟子たちも独立させて、今は地域のお客さんが喜んでくれるパンを出来る範囲の種類・数だけ作っていきたいと言われました。
 「僕もいくつかマロン・デニッシュやアップルパイなど大好きなパンがありますよ!」
 「有り難うございます。お陰でアップルパイは全国からも注文を頂いています」

その後のスイセンプロジェクト

2011-07-28 21:55:10 | 作詞・作曲

 北摂(大阪北部)で今年29年になるタウン情報紙「バーズアイ」7月号で、花や植物のコラムを連載されているコピーライターの生田ケイ子さんが「その後のスイセンプロジェクト」という報告を書かれています。
 以前「スイセンプロジェクト」についてはこのブログでもご紹介しましたが、日本全国の花好きの人達から各被災地域に向けて、東北に春を告げるという水仙の球根を贈るプロジェクトのことです。『バーズアイ』5月号に俳優柳生博さんのご子息で園芸家の柳生真吾さんのブログから「スイセンプロジェクト」のメッセージが、「2012年の春、被災地にスイセンを咲かせたい! 黄色いビタミンカラーと香りで、春のエネルギーいっぱいにしたいんだ! そのスイセンの球根を日本中から集めたら、どんなに素敵なことだろうか!」と引用されています。
 生田ケイ子さんの「その後のスイセンプロジェクト」によりますと、プロジェクトのことが他の賛同する紙メディアでも次々に紹介され、球根送付希望登録には現在すでに人数で約500名、そして4万個を超える球根のリストができているようです。またネット上の登録なのでハンドルネームが多いのですが、登録時に賛同者から温かいメッセージと感動が寄せてられています。
 このように東日本大震災・津波の復興支援へは「お金だけではない‥‥お金はないけど自分にできることは何かないか」と想いを巡らせている人も大勢いることでしょう。同じように僕もソングライターの端くれとして小さな試みですが、作詞・作曲の恩師(野口義修先生)の「音楽の『音』という字は、立(つ)と日でできている。‥‥音で立つんだ日本!」という呼び掛けに、復興支援チャリティーソング『音 -Standing Day-』(YouTube)を作りiTunes Storeなどの音楽配信サイトで登録・販売し、その売り上げを義援金として寄付することにしました。
 そして、そのチャリティーソング第2弾としてスイセンの花をモチーフとしたオリジナル曲『水仙の咲く丘に君がいて』を作り、現在ピアノ弾き語りスタイルのアレンジ準備中というところです。音源として完成すれば『音 -Standing Day-』に続けてリリースする予定です。

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「SONGS」クミコさん特集

2011-07-27 19:58:57 | 作詞・作曲

 今夜のNHK音楽番組「SONGS」は、作詞家の松本隆さんから「あなたの歌声には言霊がある」と賞されたシャンソン歌手クミコさん特集でした。
 先週の関西テレビ系バラエティー「快傑えみちゃんねる」にもゲストの一人として出演されていましたが、冒頭の紹介の場面で番組の準レギラーでもある円広志さんさんとの意外な関係が話題になりました。円広志さんは“飛んで飛んで”の『夢想花』で1978年ヤマハ・ポプコンと、その後で出場した世界歌謡祭でもグランプリを獲得しましたが、その時に大学時代のクミコさんも出場しており予選で落ちてしまったということです。それが今では紅白出場歌手となったクミコさんとの立場が逆転してしまったと、司会の上沼恵美子さんに円さんが面白可笑しくいじられていました。
 その頃から30年間余りずっと歌い続けておられますが、Wikipediaによるとクミコさんが今日のように一般に知られるようになったのは、フランスのシンガー・ソングライターのバルバラ(Barbara)­の『Ma Plus Belle Histoire d'Amour』(YouTube)に、詩人の覚和歌子さんが原詞を離れて作詞した『わが麗しき恋物語』(YouTube)という曲を歌い注目されてからで、その時2002年にはクミコさんは遅咲きですでに48歳になっていました。そして昨年は「原爆の子の像」のモデル・佐々木禎子さんの甥でありシンガーソングライターの佐々木祐滋さんが、禎子さんと平和への想いを綴った歌をメジャー・カバーした『INORI~祈り~』(YouTube)が話題となり、満を持して年末の紅白出場を果たしました。また「‥‥シャンソン歌手と形容されることもあるが、レパートリーにはシャンソンより、オリジナル、戦前戦後の日本と世界の歌謡曲やポビュラーソングが多い」とも解説に書かれています。やはりクミコさんの音楽の根っこには、青春を過ごし歌への感性を育んだヤマハ・ポプコン時代が活きているのだと想います。
 そしてまた番組では、クミコさんが3月11日に石巻市のコンサート・リハーサル中に被災され、市民ホールの裏山へ必死の想いで避難し不安な一夜を地元の人達と一緒に過ごした体験から、被災者に格別の想いを持って音楽活動で支援されていることや、生命の大切さを歌い継ぐ想いを新たにされたことも紹介されていました。
 私事で済みませんが実は東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング第2弾として準備中の、オリジナル曲『水仙の咲く丘に君がいて』でイメージしたのはクミコさんの歌声でした。それこそ“夢想花”と言われそうですが‥‥。

※ 新曲の原曲「SOLEADO」は14世紀後半にイタリアで作曲されたようです。良く知られ優れた外国曲に現代アレンジの解釈を施し、女性詩人や脚本家のオリジナル歌詞を乗せて改めて生命を吹き込むクミコ・スタイルが一つ確立した感じです。

 最後の恋~哀しみのソレアード~
 クミコ
 avex io

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

和紡布

2011-07-26 16:26:35 | 千里山INFO

 千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」に食事に行くと、毎年恒例の夏休みになっていました(国際交流教育プログラムのワールドキャンパス参加者たちの食事の依頼を受けて出張賄いをされています)。
 替わりに画廊ル・パルク「夏の涼しい企画展」ということで、自然そのままの大地で育てられたオーガニック・コットンで丹念に織った「和紡布」製品や、夏の快適な過ごし方を提案するヨーロッパ直輸入の雑貨・アクセサリー、そして海洋深層水使用の自然派スキンケア「グランジェリーナ」などが紹介・販売されていました。
 男性の僕ですが益久染織研究所の「和紡布」のストールには、肌にも優しく見た目も涼し気で惹かれるものがありました。その時はお腹が空いていたのでゆっくり見られなかったので、また散歩のついでにでも立ち寄ってみようと想っています。8月末まで日曜・祝日以外は開いているようです。
 結局お昼ご飯は帰り道で中華料理店「長城」で日替わり定食を頂きました。姪がこちらに遊びに来た時などに、夕食のご馳走ということで案内したことが何度かありますが、その度にたくさん食べ過ぎて満腹になっていました。久しぶりに豚肉と夏野菜の味噌炒めのランチを美味しく頂きました。

アナログ放送終了

2011-07-25 17:29:13 | Weblog

 予定通り7月24日(日)正午をもってアナログ放送が終了(大震災・津波の被害が大きかった東北三県を除外して)しました。正午と同時にアナログ放送終了の告知と地デシ化コールセンターの案内が書かれた静止画面に切り替わり、その画面も深夜零時には消えて電波入力の無い砂嵐の白黒画面に完全になりました。1953年のテレビ本放送以来、58年間のアナログ放送の歴史に幕が下ろされました。
 何日か前から梅田ヨドバシカメラなどのテレビ売り場でも、デジタル対応テレビやチューナーの駆け込み需要での売り上げが大きくなっているようでしたが、それでも告知画面を見て慌ててコールセンターに問い合わせてくる人も多かったようです(7万数千件で想定内ということでしたが‥‥)。特にお年寄りなど社会情報や機器操作から遠ざかっている人にとっては、突然に告知画面になって驚かれたことだと想います。
 その為にコールセンターの案内が半日の間出ていたのですが、もっと長く(例えば1ヶ月くらいは)流していても良かったのではないかと想います。今日になってアナログ・テレビを点けた高齢者の方は、どこに連絡すれば良いのかも分からず戸惑ってしまいます。
 ところで僕のところではマンション全体にケーブルTVの回線が設置されていて、特別に契約加入はしていませんが基礎的なコミュニティー・チャンネルだけは見られます。そのケーブルTVのサービスとしてデシタル放送の電波をアナログに変換して流し、従来通りにアナログ・テレビでもデジタル放送を視聴可能にしているようです。僕も試しにアナログ・モードにしてみると、上の写真のように「デジアナ変換」という文字が右上に表示されます。これはもちろん加入者を逃さない為のケーブルTV側の配慮だと想いますが、このサービスはこの後も2015年3月まで続けられるということです。やはり総務省と比較すると、民間のユーザー対応への想像力と配慮の違いを感じざるを得ませんでした。

サポートスペース 赤レンガ

2011-07-24 19:26:39 | 千里山INFO

 阪急の車窓から見える千里山月が丘のマンションに続く坂の下に、NPO法人「フルハウス」が運営を始めた「サポートスペース 赤レンガ」があります。
 いつもその前の道を通って駅前辺りに食事や買い物に行くので、いったい何をしている事業所だろうと想っていたのですが、先日ちょうど通りかかると中から男性が何人か出て来て挨拶をされました。
 「地域情報サイトの『千里山.NET』をされている方でよね」
 「そうですが、ここでは何をされているのですか、気になっていたのですが‥‥」
 少しお話を聞いてみると、引き蘢りの若者やニートの人達をサポートし社会復帰をして貰うことがミッションのようでした。国の補助金制度を利用してこの場所を借り、活動の拠点とすべく現在準備中ということでした。
 「フルハウス」の活動の一つに千里山で便利屋さんをする、コミュニテイー・ビジネス「千里山お助け隊」(チラシ拡大)があるのでご紹介します。引き蘢りの若者やニートの人達が千里山の住民の多様なニーズに係わり、小さいとはいえ経済活動や社会的な交流を増やしながらステップアップし、最終的な自立へと向かっていく体験と研修の場という意味もあります。身内や親しくされている近隣にそういう若者がおられたら、「サポートスペース 赤レンガ」に一度ご相談・連絡してみてはいかがでしょうか。

BIAB 19

2011-07-23 17:29:08 | 作詞・作曲

 BIABとは作・編曲自動作成ソフト「Band-in-a-Box」のことなのですが、そんな略称があるのを作曲・宅録情報雑誌「DTM MAGAZINE」8月号の特集「コード進行からの作曲入門」のアレンジ・ソフト紹介欄で知りました。その最新バージョン19(Windows版)が8月4日に発売されるというのは、日本代理店となっているイーフロンティアから送られてくるCMメールで知っていましたが、今回バージョン・アップされる新機能などソフト内容の紹介も兼ねて企画されたコーナーのようでした。
 それによりますと、毎年バージョン・アップされ進化しているということや、バージョン17から導入された「リアルドラム」「リアルトラック」の生演奏機能が一層充実するということです。それ以前のコンピューター音源をMIDIで演奏させるものより格段に使えるソフトになったお陰もあり、僕の東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング『音 -Standing Day-』のアレンジ演奏にも採用することができたと想っています。そしてまた何よりも僕のソングライティングの先生が書かれた人気本『CD付き 楽しく学べる作詞・作曲』(著:野口義修)が「Band-in-a-Box」のWEBストア購入者にプレゼントされるキャンペーンも特筆ものです。
 更にイーフロンティアの担当者へのインタビュー記事では、「Band-in-a-Box」の開発者の興味深いエピソードや、余りにも多機能すぎてターゲットを絞りづらい営業的悩み、またそれを反映してインターフェイスが少し分かりにくいという反省までも正直に応えています。最後に「‥‥日本のユーザーの声として、演歌やJ-POP風のスタイルを新しく増やして欲しいということもあります。先日もカナダのソフト開発元PG Music社に頼まれて日本のCDを大量に送りましたので、もしかすれば後々にはそのようなことも実現するかも知れませんね」とありました。これは僕も心から望むところで来年になると想われるMac版新バージョンに益々期待してしまいます。

Band-in-a-Box 19 for Windows MegaPAK 解説本付き
クリエーター情報なし
イーフロンティア

※ 野口義修先生が講師で8月20日(土)に開催される予定の「作詞・作曲セミナー 大阪(2011)」の参加者を募集中です! まだ現在5人ほどの余裕があるようなので、作詞・作曲に興味のある方はこちらからお早めにご検討・お申し込みを宜しくお願い致します。もちろん僕も昨年に続き参加させて貰う積もりですので、セミナーそして後の懇親会で新しい音楽仲間にもお会いできるのを楽しみにしています。

 DTM MAGAZINE (マガジン) 2011年 08月号 [雑誌]
 クリエーター情報なし
 寺島情報企画

 CD付き 楽しく学べる作詞・作曲
 野口義修
 ナツメ社

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

宙ガール(sora girl)

2011-07-22 18:51:59 | 満天の星

 自然やエコ意識の高まりとともに、「山ガール」や「森ガール」など○○ガールという名で、登山・ハイキング趣味やナチュラル志向のファッションを好む女性を呼ぶことが多く見られます。一昨日に書いたブログのことで望遠鏡メーカーのVixenのホームページを久しぶりに覗いていたところ、メニュー・バナーリンクに「宙ガール」(sora girl)があり面白そうなのでご紹介します。
 小野智子さん(上のイラストも描かれました)という兵庫県立西はりま天文台公園研究員を経て、1998年より国立天文台天文情報センターで天文学の広報と普及事業に携わる方が、「宙ガールへ贈る 星空ハイキング入門」という初心者の女性向け情報ページを発信されています。機材や準備そしてもちろん服装のことなど、女性の視点でいろいろと分かりやすく楽しめると想います。
 以前僕も大阪の天文サークル「満天の星」に参加していましたが、1995年当時からこのサークルには珍しい程に女性の会員が多く加入していまして、他の男臭い天文同好会の人達に羨ましがられていました。天文雑誌で発足・募集を呼びかけられた初代会長が若い女性だったということもあったと想いますが、バリバリの天文マニアもいれば星を観るのがロマンチックで好きという女の子も多く、カップルも誕生して結婚したケースも何組かありました。
 十数年経過し会員の状況もいろいろ変わって来たこともあり、今年正月の定例会をもって活動を一時休止となっていますが、ブームを超えて「宙ガール」がこのまま増えていくようなことがあれば、「満天の星」にも新たな展開が模索されても良いのかも知れません。

※ 宙ガール(sora girl)という新しい言葉は、僕のオリジナル曲のタイトルにも使えそうです。

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土用の丑の日

2011-07-21 16:21:20 | 千里山INFO

 今年の土用の丑の日は今日7月21日(と8月2日の2回あります)ということで、千里山の仕出し食堂「魚伊」さんの店頭で以前から告知も出ていたので楽しみにしていました。
 しかし何時もの時間に行ってみると、多くの住民の人達が鰻の蒲焼きを求めて(予約もあったのでしょうか)、鰻を焼く煙と匂いの中で大変な状況になっていました。「うな丼1,200円」という張り紙もありますので店内でも食べられるかなと覗き込むと、未だ少し早かったと見えてテーブルやカウンターの上には出来かけの鰻が載せられスペースもありません。
 店のお姐さんの困ったような表情から今日のうな丼はさっさと諦めて、「ほっかほっか亭」さんで390円の「おろし天丼弁当」を買って近くの美和遊園のベンチでゆっくり食べました。エビ2本に野菜はカボチャ・レンコン・シシトウ・ナスと天ぷらのネタも充実して、これに大根おろしと漬け物付きで390円は安く庶民には本当に有り難いです。
 カフェでマキアートを楽しんで帰りの途中に「魚伊」さんを覗いてみると、少しは落ち着いた店内で何人かが「うな丼1,200円」を満足気に囲んでいるのが見えました。8月2日にはぜひ食べたいと想っています。

※ 今日は台風一過のすっきりした青空というわけにはいかなかったのですが、暑さも中休みという感じで少し涼しい丑の日となりました。例年のように本格的な暑さでなかったので、正直うな丼が食べられなかっても余り残念ではありませんでした。

金環日食

2011-07-20 18:31:12 | 満天の星

 来年の2012年5月21日には日本で金環日食が見られます、というと気が早いと言われそうですが、梅田ヨドバシカメラ3Fにある望遠鏡コーナーに行くと、もうその時の観望用に日食グラスが売られているのを見ました。太陽を直接見続けると目を痛めるので日食グラスは必須ですが、時期が近づくと品切れ状態になるので早めに購入しておくようにと広告に書かれています。
 そしてその横に望遠鏡メーカーVixenの団扇型(真ん中の黄色い月をくり抜くと親指が入ります)のキャンペーングッズも置かれています。一枚貰ってきましたが、裏側に金環日食の情報が載っています。また表側には「夏の天体観測チャレンジ大作戦」と題して、夏の星座盤が親しみやすいイラスト付きで描かれ、戸外や野山で団扇として暑さを凌ぎながら、星座盤で夏の賑やかな夜空を散策(ブラウズ)するというアイデアです。
 2009年7月22日の皆既日食フィーバーは凄く盛り上がりましたが、今度の金環日食は暗くなるということは無いものの、ほとんど日本中の各地で観測できるということなので、また近づくに連れて大きな話題になると想われ今からとても楽しみです。

金環日食が見られる地域帯 (参照:『天文ガイド』付録)

『上を向いて歩こう』

2011-07-19 09:24:06 | 作詞・作曲

 阪神・淡路大震災の時も、そして東日本大震災・津波の被災者の方たちの間でも、歌われ続けている名曲『上を向いて歩こう』の特集「上を向いて歩こう ~日本人の希望の歌 その真実~」が昨夜NHKで放送されました。
 番組の中では作詞に込められた永六輔さんの60年安保闘争当時の挫折した想い出や、歌手の坂本九さんの親しさ溢れる明るさとアメリカン・ポップスを吸収した独特の歌唱について、関係者の話や初めて公開される貴重映像などを交えて興味深く綴られていきます。その中で特に音楽家の中村八大さんの豊かな才能と人生に焦点が当てられていました。
 また、服部克久さんが『上を向いて歩こう』の楽曲分析をされていましたが、A-A-B-Aという当時アメリカで流行していたスタンダードな曲の構成や、アジアンな5音階を使いピアノの黒鍵だけでメロディーが作られていて、日本人にも親しみを感じさせ同時に世界でも個性的な印象で響いたのではないかということです。またコードはジャズをベースにアレンジされているなど、かなり理性的に楽曲の発想が練られていたことも解説から良く分かりました。これにはソングライターの端くれとして僕にも興味深いものがありました。
 若き日の手書きの紙片に記された「中村八大は後の時代にも生き残る」という想いを見ると、明るさの中にも悲しさを感じさせるメロディーと歌声が、苦しみの中にいて希望を求める人達の心を時代を超えて捉えるのを、中村八大さんは予想しまた願っていたことを強く感じました。

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祝 なでしこジャパン世界一!

2011-07-18 19:25:09 | Weblog

 連休の最後の今朝は大型台風の接近もあり、昨日までの暑さも一段落して何か優しささえ感じられました。
 18日未明に行われた女子サッカーのドイツ・ワールドカップ決勝で、延長の末PK戦で日本代表なでしこジャパンが悲願の世界一を獲得しました! これまで25回戦って一度も勝てずにいたFIFAランキング1位アメリカの大きな壁に怯まず、最後まで諦めないで走り続けたことが日本中に大きな感動を与えてくれる快挙に繋がりました。
 常に相手に先行されながら限られた時間の中で再び追いつき、そして最後のPKを決めたのはアメリカの先制点に繋がるプレーで、守り切れなくて心に秘めたものを留めていたと想われる熊谷選手でした。阪口選手の試合後のコメントにも「ピッチの中でも、諦めんな、という声が飛び交っていた」とありました。GKの海堀選手の2本のシュート・クリアも凄い集中力を示しました。そして東日本大震災・津波の被害に打ち拉がれている日本にとっても、一番励まされ奮い立たされる形の素晴らしい試合であり金メダルになりました。
 アメリカもPK戦までいっての(本割りでは負けていない)準優勝なので、悔しい想いの中にも互いに良い試合をしたという充実感もあると想われ、日本を祝福してくれる気持ちが選手のコメントやサポーターの声にも感じられます。
 今大会のMVPと得点王に輝いた澤穂希選手が先日決勝戦を控えてのインタビューに応えて、「優勝トロフィーを掲げている姿をイメージして練習しています」という言葉が写真のように真実になりました。15歳での日本代表デビユー以来18年間「メダルをとるまではやめない」とも言い続けてきましたが、目標をありありと見据えることで苦しいことも頑張れるという見本を僕らにも示してくれました。感謝です、本当にお目出度うございます!

※ 澤選手にFIFA年間最優秀選手賞(バロンドール)の呼び声が掛かっているようですのでそれもまた楽しみです!

音楽講師の本

2011-07-17 19:27:14 | 作詞・作曲

 最近、東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング『音 -Standing Day-』の音源データ作りに、地元千里山にあるポピュラー・ミュージック・スクール「G-Clef」の練習スタジオを借りることがあり、オーナーでピアノ講師の伊東先生や女性ボーカルの安永先生そしてキッズ・ストリート・ダンスやベリーダンスの先生などとお話をする機会が増えました。また梅田でよく行くカフェのスタッフにも、バレー教室でインストラクターとして子供達に教えている女性とも親しく話します。
 昨夏に「作詞・作曲セミナー in 大阪」でお世話になり、また今夏も8月20日に歌づくり講座が予定されている野口義修先生も、チャリティーソング『音 -Standing Day-』のモチーフやインスピレーションを頂いたりと、嬉しく交流を深めさせて頂いているスーパー音楽講師です。
 紀伊国屋などで音楽関連の本のコーナーを見ていた時に、音楽講師をする人達について詳しく解説されたものが出版されたので、それがどんな生活なのか上記のような興味もあり読んでみました。それはフリーランス的な生活でも、企業を主な顧客とする僕らデザイナーの仕事ぶりとはだいぶ違うものと想われます。
 大きく分類して学校や教室などに雇用されて講師をする場合と、自分で自宅やスタジオ・ルームを借りて個人営業している音楽講師に分かれます。またそれを合わせて被雇用型と自営を組み合わせて活動をしている場合も多いようです。
 会社勤めの傍ら副業的に音楽講師をされている場合も多く見られ、音楽講師だけで生計を立てることはなかなか容易ではないと想われますが、僕の触れ合える先生達も好きなことを続けながら、音楽講師として収入の何割かに結びつけ活きいきとされています。
 先にご紹介した野口義修先生やこの本の著者のように、自営で音楽教室を運営するのをメインに音楽専門学校などでセミナーを持ち、ミュージシャン活動(ライブやレコーディング・サポートまた楽曲提供)や執筆・出版までしているスーパー音楽講師でも、厳しく地道な音楽生活を続けていることに変わりは無いのだと分かります。例えば出版ひとつ取ってみても一般の小説や漫画などはヒットすれば多くの印税が貰えますが、音楽関連の本でたとえヒットしても限られた部数しか期待できないということです。そうは言ってもスーパー音楽講師には違いは無いので、少し謙遜的な部分もあると想像して読みましたが‥‥。
 この本は音楽講師に限らず、英語やパソコン・生け花や料理などあらゆる技術・芸術分野で、教えることを志向しているひとにとって参考になる情報や知恵が、経験に裏打ちされた多面的な視点で丁寧に書かれたものでお薦めします。

【追記】テレビ東京の経済ニュース番組ビジネス・サテライトで、「Cyta」というコーチング・サイト(講師と生徒の対等な関係と出会いを繋げる)が紹介されていました。現代的な人材ネットと講師を結びつけるサービスとしてとても興味深いと想いました。

音楽講師の始め方と続け方
クリエーター情報なし
リットーミュージック

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