千里山ブラウズ

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『星の王子さま』振替公演決定!

2009-05-31 00:09:23 | MMT子どもミュージカル

 新型インフルエンザへの対応で中止になっていた、吹田市民文化祭に参加するMMT子どもミュージカル『星の王子さま』の振替公演が決定しました! 日時は6月24日(水)18:00開演で、場所は阪急吹田駅を降りて直ぐにあるメイシアター・小ホールです。今度は平日なのでやや観客の入り具合が心配ですが、時間が夕方ということで仕事・学校帰りなどに、ゆっくりした気分で楽しんで下さればと思います。
 今日は千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」裏にある練習場で、衣装合わせがあるということで一時間ほど覗きにいってみました。先週の中止の連絡にも落胆することなく、子供達はいつもと変わらない元気な声で挨拶してくれます。衣装の他に手に持つ小物など、いろいろ自分自身で役をイメージし考えるのも楽しそうです。出演者のお父さんからの差し入れなどもあり、家族の応援そして期待も大きいようです。
 帰りにスーパーに夕食の買い物に立ち寄ったところ、知り合いの主婦の方にお会いしたので、告知チラシ(拡大)を手渡して宣伝しました。

空蝉 (うつせみと思いし時に‥‥)

2009-05-30 00:01:12 | 作詞・作曲


空蝉 (うつせみ)

うつせみと、思ひし時に、取り持ちて、我(わ)がふたり見し、走出(はしりで)の、堤(つつみ)に立てる、槻(つき)の木の、こちごちの枝(え)の、春の葉の、茂(しげ)きがごとく、思へりし、妹(いも)にはあれど、
頼(たの)めりし、子らにはあれど、世間(よのなか)を、背(そむ)きしえねば、かぎるひの、燃(も)ゆる荒野(あらの)に、白栲(しろたへ)の、天領巾 (あまひれ)隠(がく)り、鳥じもの、朝立(あさだ)ちいまして、入日(いりひ)なす、隠(かく)りにしかば、我妹子(わぎもこ)が、形見(かたみ)に置 (お)ける、みどり子の、乞(こ)ひ泣くごとに、取り与(あた)ふ、物しなければ、男(をとこ)じもの、脇(わき)ばさみ持ち、我妹子(わぎもこ)と、ふたり我(わ)が寝(ね)し、枕(まくら)付(つ)く、妻屋(つまや)のうちに、昼はも、うらさび暮らし、夜はも、息づき明かし、嘆(なげ)けども、
為(せ)むすべ知らに、恋(こ)ふれども、逢(あ)ふよしをなみ、大鳥(おほとり)の、羽(は)がひの山に、我(あ)が恋(こ)ふる、妹(いも)はいますと、人の言(い)へば、岩根(いはね)さくみて、なづみ来(こ)し、よけくもぞなき、うつせみと、思(おも)ひし妹(いも)が、玉(たま)かぎる、ほのかにだにも、見えなく思へば


作詞 : 柿本人麻呂 作曲 : コバタイサオ
(c) 2009, Skyfull Stars

※『万葉集』の中で、妻を亡くした虚無と哀しみを歌う柿本人麻呂の良く知られた長歌です。『万葉集』の詩歌に曲をつける僕のテーマ・シリーズの一曲です。同シリーズの『大和美し』を以前ご紹介しました。

※ また既に発表しました『あなたがくれた季節』とは同じメロディーとなっています。

「公民館だより」6月号

2009-05-29 00:01:23 | 千里山.NET

 地域情報サイト「千里山.NET」では千里山3地区の公民館だよりを転載していますが、6月号のアップが今日まで遅れてしまいました。だいたいは毎月10日から15日くらいに終わっていたのですが‥‥。
 ただ、公民館で開かれる講座や旅行・映画鑑賞などの参加申し込みは、締め切り日までかなり余裕があるという場合が多いので、その前月中にアップできれば問題はありません。
 僕が今回のイベントの中でお薦めするとすれば、千二地区公民館で予定されている映画『ホームレス中学生』の鑑賞会に興味があります。これは漫才師「麒麟」の田村のベストセラー自伝が映画化されたものですが、千里山でもロケーション撮影されたと思います。主演の小池徹平が阪急電車の線路に沿って走っているのを見た“はず”でした。この時の様子は以前ブログにも書きました。
 早速僕も映画会への申し込み(先着50名)の電話を入れて、実際にはどんなシーンになっているのか確かめたいと思っています。

ワクワク眠る

2009-05-28 00:00:18 | Weblog

 生活のタイプが朝型か夜型かと言われれば、僕はどっちつかずということになるのでしょうか。早起きは三文の得とか、自然のバイオリズムに従った生活が健康的とか、おおよそは早寝早起きに分があるように思います。ただ、その夜の過ごし方や朝の目覚め方にも、いろいろと蘊蓄や人生の真実が隠されているようです。
 この2冊の本はコンビニの雑誌コーナーで見つけて、先ず『いい明日がくる夜の習慣』の方を買って興味深かったので、巻末に紹介されていた『幸運を呼びよせる朝の習慣』をAmazonで買い足しました。
 特に『いい明日がくる夜の習慣』がお薦めで、“良い明日を迎える”ために夜の過ごし方や眠り方を工夫し、それを習慣化させることでワクワクする毎日が送れるようになるノウハウがいろいろ書かれています。いわく「人生は、眠る前の3分で決まる!」らしいのです。明日やらなければならないこと・やりたいことを、ワクワクして想い浮かべながら眠りましょう!
 実際は心配事やストレスなども多い毎日ですが、「眠る前の3分は、顕在意識から潜在意識に切り替わる時です。人生の夢について想いを馳せながら眠りにつけば、潜在意識に夢を刻み込むことができます。これが明日を幸せにするための夜の過ごし方です」
 部屋や照明そして家具など生活周り全般について、また深層心理的な知見による自己コントロールにもトータルな知恵が感じられる実践本です。

いい明日がくる 夜の習慣
佐藤 伝
中経出版
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幸運を呼びよせる 朝の習慣
佐藤 伝
中経出版
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※ 同じ著者によるメモの習慣の効用や多様な活用術に関する「夢を叶える」本です。これもなかなか有用で面白い内容でした。
夢をかなえる メモの習慣
佐藤 伝
中経出版
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美波町の田井ノ浜

2009-05-27 00:01:17 | ウェルかめ

 今年の秋には僕の故郷である徳島県美波町の田井ノ浜が、思いがけないことにいよいよ全国区になりそうです。9月末から始まるHNK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』の舞台が美波町となり、クランクインとなった2日目の26日は田井ノ浜で行われ、夕方のNHK関西ニュースでその模様が紹介されました。田井ノ浜は、ヒロイン浜本波美(倉科カナ)の実家の遍路宿「はまもと荘」近くにある砂浜という設定で、ドラマの中でも何度か使われるということで楽しみです。
 ヒロインは一流ファッション誌の編集者を目指して東京の出版社へもぐり込むのですが、いきなり編集部は解散してしまい故郷に舞い戻ります。そして徳島市の小さな出版社「ゾメキトキメキ出版」で、華やかな憧れとは程遠い地元密着型情報誌の編集に携わることに‥‥。
 両親役で石黒賢と羽田美智子が、夢見るサーファー親父としっかり者の民宿女将を演じます。豊かな自然に囲まれた中で、海と阿波踊りでイメージされる明るく元気な、NHK朝の連続テレビ小説らしいドラマになりそうです。
 美波町は平成18年春に日和佐町と由岐町の合併によりできた町ですが、この「美波」という僕も好きな町の名前がヒロイン波美とダブります。その当時『潮騒のまちへ』という僕のオリジナル曲をブログで紹介させて貰ったことを想い出しました。

【追記 2009/9/11】NHKの番組プレマップ(YouTube)で、ドラマの撮影風景などが紹介されていました。主演の倉科カナさんが「‥‥ちゃうでぇ」という徳島の方言の語尾に苦戦していましたが、最後はネイティブの僕が聞いてもバッチリ合っていました。
【追記 2009/9/27】『コレ見て!ムービー』でPR放送や記者会見など、NHKの番組制作情報が動画で見られます。
【追記 2009/9/29】放送を見落とした人はこちらの動画サイトで視聴できます。
【追記 2009/10/5】YouTubeの投稿動画に対してNHKからクレームがあり、ご指摘を受け一部が非公開扱いになりましたのでご了解を願います。

レンタル会議室

2009-05-26 00:01:05 | 千里山INFO

 千里山東に5月10日にオープンしたNPO法人ペイフォワード倶楽部のカフェ、「Angel Village」の2Fに併設されたレンタル会議室を見学しました。夕方にカフェに立ち寄りカモミールのハーブティー(300円)を飲んでしばし疲れを癒していると、3Fの事務所から代表の田川純子さんが降りてこられ案内して貰いました。
 カフェの横の細い急階段を上っていくと、落ち着いたダークブラウン調のテーブル・ハイバックチェア・収納ボードが置かれ、どこかのお家の居間かと想えるような雰囲気でした。窓からは千里山の文化踏切を行き交う人影や阪急電車が見渡せます。カフェにディナー(&ランチ)予約を入れておくと、個室で食事会のようなシチュエーションも想像できそうです(部屋のレンタル代は別途1,000円/時ほど必要だと思いますが‥‥)。
 もうすでに僕も会員である千里山まちづくり協議会の何かのプロジェクトのメンバーで、このレンタル会議室を打ち合わせに利用して貰ったということでした。主婦・PTAの集いやmixiのオフ会など、学生や地元の人達に手軽に使って貰えればと考えています
 3Fの事務所を見せて貰った後で屋上に上がると、遠く関西大学の校舎ビルまで望めるパノラマが広がっていました。近隣の住宅に迷惑にならない程度にですが、この夏にはビアガーデン的なパーティーなども企画して貰えると嬉しいのですが‥‥。

さくらんぼ

2009-05-25 00:14:04 | 千里山花物語り

 沖縄ではもう梅雨入りということで、千里山でも日曜日は良いお湿りといった感じでした。予定されていた吹田市文化祭でのMMT『星の王子さま』公演が、新型インフルエンザの関西の感染拡大を受けて中止になったこともあり、本を読んだり散歩をしたり一日のんびりとした時間を過ごしました。
 散歩の途中、すっかり青葉茂れる季節になった桜の枝を見上げると、赤黒く熟した小さなさくらんぼの粒が付いているのに気が付きました。手に採って食べてみようかとも思いましたが、この粒達が落ちて実生(みしょう)の苗芽を出すのではないかと想像し思い止まりました。少し前にテレビで桜並木の街道を創り上げた佐藤良二さんの一生を紹介したドラマで、夫婦で名木「荘川桜」の実生の苗木を苦労しながら育てるシーンがありましたが、自然に地面に落ちただけでは丈夫な苗木にはならないのかも知れません。実生の桜は芽が出るまで一年程かかるそうです。
 そろそろ枇杷の実が熟す季節になります。幼少の頃に食べた枇杷の種を窓から前畑に捨てて置いたら、肥沃な土の中で苗芽が出てきたことを想い出しました。普段は雨の日は少し気分も沈みがちな僕ですが、そうした土の中の生命の営みを想えば何か豊かな気持ちになれるのを感じます。

『柏屋』の映像

2009-05-24 00:19:04 | 千里山INFO

 朝日放送の土曜日午前10時からの『週末の探検家~夢・羅針盤~』はいつも楽しみに見ている番組です。こだわりの物づくりとその職人などをタレントが紹介していくというものですが、今回は三田村邦彦さんが大阪伝統の味である昆布商店『こんぶ土居』の商品や活動を採り上げていました。『こんぶ土居』はグルメ漫画の『美味しんぼ』でも取材・登場されているようです。
 昆布出汁の取り方教室をしたり、函館の昆布漁師との交流を通じて、伝統の商品製法にこだわる良心が伝わってきます。この教室で学んだホテル・ニューオータニで仏レストラン『サクラ』を営むシェフのコルビさんの、昆布出汁を取り入れたフレンチは想像するだけで本当に美味しそうでした。コンソメや魚から出るスープに昆布の出汁が融合して、複雑な中にも穏やかな旨味が構成されているのでしょうか。
 映像はこの番組の冒頭で三田村さんが食べに行き、紹介された千里山西にある日本料理店『柏屋』さんの料理です。突然に映りましたので前半は撮れず残念でしたが、中庭の植え込みの緑が美しい雰囲気の映像でした。『柏屋』さんは評判通り千里山というよりも大阪を代表する日本料理屋さんという印象を強く受けました。

・『柏屋』の地図

『星の王子さま』公演中止のお知らせ

2009-05-23 00:16:36 | MMT子どもミュージカル

 昨日昼休みの帰りに千里山・佐井寺図書館によってみると、新型インフルエンザの感染拡大への怖れから今日の土曜日まで臨時休館という張り紙がしてありました。
 そしてその流れを受けて心配をしていましたが、メイシアターで5月24日(日)行われる予定だった吹田市民文化祭の中止が決定され、その知らせが先ほど(22日)MMT子どもミュージカルの方からFAXで回ってきました。
 今回のMMT子どもミュージカルの初演『星の王子さま』では、僕も思いがけず6曲の挿入歌を作曲し、その練習にも毎週できるだけ立ち会い、そのレッスン風景を折々にブログで発信させて頂いていました。またその歌詞の発表も24日の本番に向けて順次していましたので、楽しみにして頂いていた方もいらっしゃると想います。練習を頑張ってきた子供達はもちろん、僕としてもまことに残念ですがまたの機会によろしくお願い致します。
 今後も11月下旬に予定されているメイシアターでの演劇フェスティバルに向けて、半年間をかけて歌・ダンス・お芝居と、より良いミュージカル作品に仕上げていかれるものと思います。吹田市民文化祭の代替イベントの企画も検討中ということのようですので、また近々にも何か動きがあるかも知れません(その時はお知らせします)。

わたしは神の使いなんかじゃない

2009-05-22 08:07:18 | MMT子どもミュージカル


わたしは神の使いなんかじゃない

わたしは神の使いなんかじゃない
わたしは神の使いなんかじゃない
あなたはどこから来たのどこに帰りたいの
自分の星が恋しくなったら声をかけなさい

わたしは神の使いなんかじゃない
ただ自分が来た場所に送り返すのが仕事さ


いつでもどこでもいいよ
わたしは自分の仕事をするだけ
あなたが来た場所へ送り返すよ
あなたが来た星へ

※《繰り返し》

わたしは神の使いなんかじゃない
わたしは神の使いなんかじゃない
La La La La‥‥‥(fade out)


作詞 : 三原満里 作曲 : コバタイサオ
(c) 2009, Skyfull Stars

※ 吹田市民文化祭2009(5月24日)に参加し、メイシアターで公演予定MMT子どもミュージカル「星の王子さま」の挿入歌の6番で、不思議な力を持つ“蛇のテーマ”です。
※ 吹田市演劇フェスティバル2009(11月24日・25日)に参加し、メイシアターで公演されたMMT子どもミュージカル「王子のバラ」の挿入歌にもなりました。

【訂正】新型インフルエンザ感染拡大の恐れを受けて、メイシアターで5月24日(日)行われる予定だった吹田市民文化祭の中止が決定され、その知らせが先ほど(22日)MMT子どもミュージカルの方からFAXで回ってきました。
楽しみにして頂いていた方もいらっしゃると想いますが、残念ですがまたの機会によろしくお願い致します。


うるさくないカラOK!

2009-05-21 00:02:56 | 作詞・作曲

 日本トラストテクノロジーが販売しているミュート(防音)マイク「うるさくないカラOK!」を購入しました。静音ウレタンを仕込んだ防音カップなるもので口を塞ぎ、どんなに大声で歌っても近隣に迷惑が掛からず、そして自分の上手でもない歌声を恥じることなく、思いっきり歌い上げることができるという触れ込みです。単純な構造のものなので100%音漏れを防ぐことは難しいですが、普通の会話程度の許される範囲の声にはミュートできるようです。
 楽器など例えばエレキギターはヘッドフォンで聴きながら演奏や練習ができますし、コンピューターによる打ち込みによる作曲も、過密するマンションの部屋で自由にできる環境となっています。ただボーカルともなると本番はもちろん練習でも、専用の防音ブースやスタジオを借りる必要がありました。これは普段の練習に使えそうな感じがしたのと、価格(3,480円)も手頃だったので試してみようと思いました。
 使ってみた感想としては、確かに気兼ねなく大きな声は出せるのですが、カップで口元を抑えているため口を開き難いというのはあります。また歌声がどうしても籠もった感じに聞こえるので、ヘッドフォンで同時に確認しながら歌うことも奨めています。少しプラスチック特有の匂いが気になります(何度か洗浄して使えば軽減するかも知れません)。また鼻主体のやや苦しい息継ぎになりますので、僕はスポーツ選手に習い鼻腔を広げるブリーズライトを貼り付けて歌っています。
 とにかく、USB接続でパソコンに直接入力できるので、試しにMacのGarageBandでアカペラ録音し、その音声にヘリウム・ブレスというエフェクトを掛けると、僕の声が女性の美しいハイトーン・ボイスになりました(微妙な調整も可能です)。想像していたよりも手軽に面白くデモテープなどにも使えそうです。

※ 僕は持っていませんが、この製品はWiiのカラオケ・ソフトに対応しているようです。

新型インフルエンザ

2009-05-20 00:01:42 | Weblog

 午後から奈良のクライアントとの打ち合わせに、阪急千里山からJR天王寺で大和路線に乗り換えて行きました。関西では新型インフルエンザの感染者数が今日現在191人と拡大の一途で、天王寺駅の構内でもマスク姿の駅員が目立ちました。電車の乗客の中にもその割合がやや増えている感じがします。
 つい最近までは水際作戦が功を奏しているように見えましたが、今では世界の内でも第4番目に多い感染者数になっています。近隣アジアでも韓国や香港などで僅かに外国渡航者の中だけに限定されているのとは対称的な結果となっています。何がこの原因となったかということや感染ルートの解明をしっかりしておく必要があると思います。
 というのは、今回の豚インフルエンザは幸い弱毒性ということで、それほど重症に陥る危険度が低く、国民も落ち着いてパニックになることはないようですので、強毒性が予想され恐れられている鳥インフルエンザ発生を想定し、危機管理の体制をこの機会に万全にシミュレートして貰いたいと願います。
 新型インフルエンザは免疫が余りないということで感染拡大が懸念されているのですが、通常の季節性インフルエンザと毒性の点で違わないと思えば、それほど深刻に考えなくても良いのではないでしょうか。個人的な抵抗力はそれぞれと思われますが、うがいや手洗いの他に歯磨き(舌磨きも)の励行がインフルエンザ対策として有効として放送された、NHK「ためしてカッテン!緊急特集」(2009年2月)をもう一度見直すのも良いと思います。

時計台

2009-05-19 00:01:48 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 先日、千里山駅前のカフェでまちづくり協議会のAさんを見掛け、読みかけの本を読み終えたところでテーブルに近づくと、一緒に来られていた住民のYさんを紹介して頂きました。名刺を拝見すると接着剤の化工関係企業の会長さんでした。
 そのYさんが、「今度の千里山駅周辺開発では広場に時計のモニュメント的なものができれば良いですね」と仰いました。千里山に縁のある保富庚午さんが訳詞し、最近も平井堅によりリバイバル・ヒットとなった『大きな古時計』を意識しての提案です。
 「そうですね、そこの駅前のスクランブル交差点のチャイムがそうなれば、同じように良い街おこしになるのにと思っていました。実は『千里山.NET』のオープニングのオルゴール曲は『大きな古時計』なんですよ」
 「交差点のチャイムの管轄は、府警なのか吹田署なのか分かりませんが、いずれにしても可能かもしれませんよ。そういう文化的(ソフト)なアプローチはまちづくりの一つとして、自分の街に愛着が生まれることに繋がります。駅前ビルや噴水などハードの開発には大きな費用が要りますが‥‥。」
 その後も、動く彫刻で有名な新宮晋さんの水のオブジェ(メイシアターにも作品があります)と時計台など、千里山とその人々に関するYさんの愛着溢れるお話しが聞けて楽しかったです。

※ 写真は阪急千里山ビルの横に立つ時計・看板ポールですが、最近枝葉が茂って交差点側からは隠れて見えにくくなっています。

三木たかしさん

2009-05-18 00:10:30 | 作詞・作曲

 作曲家・三木たかしさんが5月11日に亡くなられ、20日に増上寺で葬儀・告別式が葬儀委員長・船村徹さん(三木さんが13才で歌手を目差し弟子入りし、作曲の才能を見出された恩師)により行われる予定とのことです。
 最後のテレビ出演となった今年1月に放送されたNHK歌謡コンサートで、30年ぶりに妹の黛ジュンさんとの共演を果たした三木たかしさんを僕も見ましたが、ガンとの闘いの最中とはいうものの『さくらの花よ泣きなさい』を歌う黛ジュンさんの側で、作曲家特有の味のあるギター伴奏も楽しませて貰いました。
 また先日偶たま鑑賞した香港映画『ラブソング』では、全編にわたってテレサテンの歌声とメロディーが流れ、時代の気分を懐かしく愛おしいものに演出していました。阿久悠さんとのコンビで作られた石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』は、紛れもなく日本を代表する歌謡曲と言えるものですが、一方荒木とよひささんとのコンビで作られたテレサテンさんの『時の流れに身をまかせ』『つぐない』『別れの予感』などは、広くアジアで親しまれた或る意味で時代を先取りしたメロディーのように思えます。
 劇団四季とのコラボレーションなど、ジャンルの垣根を越えて活躍されたということもニュースで初めて知りました。先日の忌野清志郎さんに続き、まだまだ早い惜しまれる悲報です。

※ NHK-BS2は今日18日(月)、「三木たかし~時代を彩った作曲家~」(午後6時)を放送します。昨年末に曲作りの苦悩などをインタビューした未公開映像を中心に、関係者の証言を交えながら作品の数々が紹介されます。
【追記】上記の放送を見ました。「‥‥音楽が好きだったので、(作曲家生活)50年はとても楽しかったです。」という言葉は、既に残された命の長さを覚悟している人のメッセージのように感じられました。また「天才と自己嫌悪の繰り返し」と表現されたメロディー創造の至福と苦悩を支えたものとして、月に30冊の本(小説や古典など何でも)と輸入盤30アルバムをノルマに、時代の情念とイメージを意識して養っていたと話されたのが印象的でした。

※『ラブソング』は少し長尺ですが、コメディー的でもあり、また淡々と流れるストーリーの中にも哀愁漂う作品でお薦めします。
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※ この歌が作曲されたエピソードや競作に至った状況など、後日週刊文春で興味深い記事が出ていました。
※ こちらのYouTubeの男性のカバー(カラオケ)も違った趣きがあります。
さくらの花よ 泣きなさい
黛ジュン,荒木とよひさ,坂本昌之,堀江眞美
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さくらの花よ 泣きなさい
保科有里,三木たかし,荒木とよひさ,若草恵,村松充昭
徳間ジャパンコミュニケーションズ
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さくらの花よ 泣きなさい
大下香奈,荒木とよひさ,若草恵
Dreamusic
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メイシアターの練習室で

2009-05-17 00:01:52 | MMT子どもミュージカル

 吹田市民文化祭(5月24日)のMMT子どもミュージカル公演の「星の王子さま」本番を1週間後に控えて、メイシアターの練習室を借り切したレッスンに、僕も午後1時から3時間余り立ち会いました。
 今回初めて作曲という形でかかわる中で、ダンスも歌もお芝居も仕上げていかなければならないミュージカルの、その大変さを改めて実感しつつあります。全てを覚えて演ずる子供達はもちろんのことですが、20年余り前からMMTの指導を続けてこられた、脚本と総合演出をされている三原満里さんのご苦労も少しは分かるようになりました。
 それを知ってか知らずか子供達はのびのびと、時に短い休憩の間さえ惜しむように、自分達の似顔絵を台本の余白に落書きし合って楽しんでいます。そんな姿からはステージでのプレッシャーなど無いかのように、ややあがり症の僕の目には頼もしく見えますが‥‥。
 ところでメイシアターの練習室はピアノも置いてあり、例えばアコースティック・バンドなどが思いっきり練習をするには適した場所だと思います。利用時間は午前・午後・夜間と分かれており、料金は3,000円足らずのようです。今日も隣の部屋では合唱グループの皆さんが大勢で使われていました。

【訂正】新型インフルエンザ感染拡大の恐れを受けて、メイシアターで5月24日(日)行われる予定だった吹田市民文化祭の中止が決定され、その知らせが先ほど(22日)MMT子どもミュージカルの方からFAXで回ってきました。
楽しみにして頂いていた方もいらっしゃると想いますが、残念ですがまたの機会によろしくお願い致します。