千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

千里山絵はがきの販売

2023-04-04 22:03:27 | 千里山ギャラリー

 「千里山入居100周年プロジェクト2023」に参加して、3月にBiViの3階コミユニティセンター・ギャラリーで絵画展示をされた、イラストレーターの加治屋恵さんが千里山駅前のショップ横で絵はがきセットを販売しているところに通りかかりました。
 先月の展示のユニークな絵の世界への感想とか、一緒に手伝っていたお友達とも立ち話でひととき楽しませて頂きました。
 風景や街並、動物や静物など多様なものを描かれる中で、メロディー音符や空想イメージなど自由な想いが投影され、それが不思議な一体感となっています。
 彼女だけの千里山をまたたくさん描き続けて頂きたいと想います。

阪急千里線100周年記念 写真パネル展

2021-04-09 09:11:45 | 千里山ギャラリー

 阪急千里山駅の東改札口を入ったところで、「阪急千里線100周年記念 写真パネル展 千里山駅編」という企画が見られます。
 紹介されている写真は、印刷物やネットなどこれまで見たことのあるものが多くありましたが、改めて年表と写真を時系列で照らしてみると100年という歩みを感じました。
 他の近隣駅にも掲示されているようなので、途中下車して楽しむのも良いかなと想っています。
 缶バッジなど記念グッズもあります。

 掲出期間 2021(令和3)年4月1日(木)〜6月30日(水)
 掲出場所 南方駅,崇禅寺駅,淡路駅,下新庄駅,吹田駅,豊津駅,関大前駅,千里山駅

写真パネル (拡大)

マック住研・清水社長の写真発表会

2018-10-23 14:49:59 | 千里山ギャラリー

 千里山の元気な不動産屋さんマック住研の清水社長さんから、趣味の写真発表会に誘われましたので、豊中市役所第二庁舎ロビー(地図)にお昼前に出掛けました。
 22年続いている写真教室の仲間と方たちと、それぞれの力作がパネル展示されていて、テーマも多彩でなかなか見応えがありました。
 清水社長の作品は前の時にはカラーを効かしたものでしたが、今回は砂丘を歩く女性や親子が遊具で遊んでいるシルエットといった、モノトーン風の味わいを活かした写真になっていました。
 他の展示作品では、水面に写る風景をテーマに追求している美しい写真群が気に入りました。清水社長もその方にしても、何かにテーマを絞り作品作りをしていくと、訴えてくるものを得やすいのではないかと感じました。
 お近くに行かれた時にはご覧頂ければと想います。
告知チラシ
 

「ぶんぷく ばんぱく」のご紹介

2016-06-03 09:15:42 | 千里山ギャラリー

 千里山の画廊喫茶「ル・パルク」の裏で阪急電車の線路傍に建つ古いアパート文福荘を中心に、週末の6月4日(土曜)にイベント「ぶんぷく ばんぱく」が開催されます。
 オーナーの三原満里さんが多様な活動をされるなかで、周りに慕い集まってこられた若い世代の方達たちが、千里山や北摂地域を元気にしたいと願い企画されたと聞きました。
 地域情報紙『シティーライフ』にも取材・紹介されています。
舞台となるのは、元学生下宿だった「文福荘」。
昭和初期に建設されたこのアパートは、老朽化が進み、現在はほとんど使用されていない。
しかし、このまま寂れてほしくないという大家の思いに応えるため、「文福荘」を地域の人が集える文化施設へと再生するプロジェクトが2015年末からはじまった。
1970年の大阪万博をテーマにしたこのイベントは、昭和の香りが漂う文福荘と、千里寺を会場とし、ワークショップや、マーケット、ステージなどの催しが企画されている。
 今度の日曜日、散歩ついでに覗いてみては如何でしょうか。

告知パンフレット

カフェ・アート

2009-09-22 00:01:55 | 千里山ギャラリー

 千里山駅前のコーヒー専門店「CARDI'S CLUB COFFEE」で、カプチーノやエスプレッソ・マキアートを注文すると、フォームミルクでCUP表面にスタッフが絵を描いてくれますが、ベテランから新人まで絵心や技量も様々で結構楽しませて貰えます。
 先ずハート型から始まり定番の四つ葉のクローバー、そしてクマやウサギ(うっかりネズミですかと聞いてしまいました)などにステップ・アップしていくようです。レジ真上の大型液晶画面で流されているデモ・ビデオのカフェ・アートのように、揺らせながら注いでいくシダ風の葉っぱの絵は簡単なようで難しいのか、このお店ではまだ余り見たことがありません。

 「今日は花の絵ですか?」花は珍しいのでエスプレッソ・マキアートを運んできてくれた女性スタッフに尋ねますと、
 「何となく描いてみました‥‥」とのこと。
 「季節なので彼岸花かと思ったけど(菊のようにも見えます)‥‥綺麗だね」
 「有り難うございます」

※ 今回ご紹介する廣宮孝信著『国債を刷れ!』は、ネットから生まれた旬の“ベストセラー作家”三橋貴明さんとの共作もあることでわかるように、グローバル・マクロ統計(数字)を裏付けに日本経済・財政を分析し、デフレ下の政府支出削減の過ちを指摘するとともに、積極的に国債の日銀引き受けをも促しています。徳川吉宗の貨幣改鋳による幕府中興の改革や、明治維新政府の新札発行による富国政策など、歴史的な経済・財政改革の解釈など現代のデフレ不況下の施策にも当てはまる興味深い読み物となっています。

国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ
廣宮 孝信
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高校生でもわかる日本経済のすごさ
三橋 貴明、廣宮 孝信(監修)
彩図社
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『千里山・佐井寺界隈四季水彩画展』

2009-03-04 13:32:35 | 千里山ギャラリー

 今週の月曜日から3月30日(月)までの予定で、千里山の喫茶店「カフェ・ド・ゴーシュ」の店内において画家小森慎三さんの『千里山・佐井寺界隈四季水彩画展』が開かれています。
 小森慎三さんの作品では以前にも、佐井寺周辺の風景をペン着彩で描かれたスケッチ集をご紹介したことがあります。今回は全体を鉛筆水彩画の手法で、ご自身も住まわれている千里山と隣接する佐井寺の、住民にとって馴染みのある風景が愛情深く描かれています。
 第一噴水・桜坂・千里山団地や給水塔の俯瞰・千里寺の石段などの、“有名”スポットの四季の印象が柔らかく深みのあるタッチで描かれ、カフェの落ち着いた雰囲気や光りの中で良い感じを出しています。春の午後の一時を散歩の途中などに立ち寄られる方も多いようです。
 月半ば頃には飾られている絵の総入れ替えもあるということでした。

・時間 AM8:30~PM6:30 日曜定休日
・場所 カフェ・ド・ゴーシュ 地図

噴水での作品展示

2008-12-20 23:54:21 | 千里山ギャラリー

 今年も千里山第一噴水が商栄会によりクリスマス・イルミネーションで飾られていますが、この週末から可愛い光の作品展示が加わりました。千里第三小学校の工作クラブの生徒さん等、住民4グループによりそれぞれのテーマで創作された夢の世界が、噴水周辺の仄暗い草木の中に浮かび上がっています。
 通勤帰りにこの空間を通る人々が覗き込んだり、ベンチに座り遠目で小さな世界を眺め楽しんでいるカップルも見られました。
 これらの作成や展示のお世話をされている、え・もじ田中さんからご紹介メールも頂いております。
「‥‥千里山第一噴水で毎年展示されている、千三小学校工作クラブのグループ作品の展示と『土曜・ぐう・ちょき・ぱあ』のものづくり探険隊の作品展示、そしてほのかな灯りもついて展示作業が終わりました。グループ(4班ですので4作品)例年になく出来がよろしいので‥‥。」

国立ロシア美術館展

2007-12-17 00:27:01 | 千里山ギャラリー
昨日千里山のT婦人に招待状を頂き、天保山のサントリーミュージアムで開催中の「国立ロシア美術館展」に行って来ました。
国立ロシア美術館はレニングラード(現サンクトペテルブルク)に100年ほど前にニコライ2世により建てられ、ロシアの美術史を総括する民族的至宝といわれる絵画や彫刻など40万点のコレクションを誇ります。今回はその中から101点の作品を体系的に展示した、ロシア美術展としては我が国で初めての大規模なものということです。
ヨーロッパの美術の潮流と呼応するものではあると想うのですが、古典派やロマン派の絵画という時代の中で、やはりロシア特有の大地や風景を描いたものや、後に10月革命に繋がる激動の20世紀を予感させる貧しい社会現実を告発するものなど、その時代や人々の生活がとても幅広く集められています。荒れ狂う海波に翻弄される帆船を描いた想像力豊かな作品は、やはり社会の動乱の渦中にあって生きて闘い続ける名も無き人々の姿を彷彿とさせます。
会場に入り初めの展示が『クレムリン宮殿から望むモスクワの風景』ですが、微細に描かれた宮殿内部の自然公園的な発想のゾーンが、現代都市の住環境のスタイルに通じるところもあり面白く感じました。また著名な画家の美しい娘を描いた肖像画も、全体から父親の溢れる慈しみや娘の内面性が伝わってくる思いがしました‥‥。
最後にご一緒した皆さんとミュージアムに併設の『カフェ・ソラーレ』に行き、大阪ベイに沈む冬の夕陽を眺めながら、少し疲れた身体にガトーショコラ&コーヒーを美味しく頂きました。

千里山スケッチ帖

2007-12-07 00:40:54 | 千里山ギャラリー
千里山まちづくり懇談会の『MachiCom通信』や、マック住研の情報チラシなどに使われている挿絵で、既に多くの地域の方達の目に触れるようになっていますが、ブログ仲間でもある筒井一光さんの葉書絵を集めたWEBアルバムを、『千里山スケッチ帖』と題して千里山.NETの「ギャラリー」でリンク紹介させて頂くことになりました。
筒井さんは“60歳の手習い”と言われますが、小学校の卒業以来まったく今までに絵を描いたことなど無かったそうです。お父さんの起こされた野菜卸売会社の経営を、関学を出られてからひたすら頑張ってこられた方です。ただお付き合いさせて頂いて思うのは、その柔らかな感受性と大らかで前向きな天性のご気性が、このように楽しいものを創らせているのだということです。
まだ千里山の街並みや風景のスケッチ帖は膨らんでいくはずです。これからも永田大吉先生のご指導のもと、たくさんの同好のお仲間達との交流の中で、ますます上達をしていって頂ければと思います。

※東京の千里山会の会誌5号の中に、22回生の尾川原奈美江さんが描かれた「近頃の千里山」というスケッチ集が掲載されていますので併せてご紹介しておきます。

『千里山大正ロマン』の図録

2007-12-02 00:14:40 | 千里山ギャラリー
先月、関西大学博物館で開催された『吹田を知る』のなかで、『千里山大正ロマン』の展示は住民にとってもとても興味深いもので、このブログでも紹介させて頂きました。
その時に展示を見た人に配布が予定されていた図録が、手違いから手渡されていないこともあるということが判り、担当グループの学生さん達が何部か再発行し、千里山会館と「カフェ・ド・ゴーシュ」に届けて下さっています。今朝、ブログ掲示板へのコメントでお知らせ頂いたので、僕も早速一部手に入れました。
「千里山に向かう・暮らす・遊ぶ・学ぶ」というテーマで、それぞれ北大阪電鉄や千里山住宅地、千里山花壇や関西大学が調査研究されて、当時の統一理念とでもいうべき街づくりの物語が浮かび上がってくるような資料に纏められています。今後も千里山を理解するのには有益な図録になると思われます。
展示会に行かれた方はもちろん、行きそびれた方でもぜひ一度ご覧になられることをお薦めします!
千里山会館 MAP  ゴーシュ MAP

小森愼三『ポルトガルへの誘い』

2007-11-24 00:08:54 | 千里山ギャラリー
千里山西の「カフェ・ド・ゴーシュ」に久しぶりの黒豆コーヒーを飲みに立ち寄ると、入り口付近の木製イーゼルにペン水彩着色の見慣れたタッチのスケッチが飾られていました。近づいて見ると小森慎三さんの展示会が開かれているようです。以前月が丘のフラワーアレンジメントの工房ショップ「ナチュラルアート」で楽しませて頂いたことがありました。
小森さんは光陽会会員の画家で、現在千里山高塚のマンションにお住まいです。7年前からほとんど毎年のようにポルトガルの様々な地方を訪れて、古都リスボンを始めとする街並みや郊外の田園風景などを、情趣豊かな水彩スケッチや油絵に描いて来られました。その作品群を通して東京のポルトガル大使館での個展など国際交流も暖められています。
今回は主に昨年3月に描かれたペン水彩着色のスケッチが飾られていますが、個人的には清色の明朗な色合いで描かれた郊外の景色より、どちらかと言えば少し濁った色使いの市街の風景などの方がしっくりくるのは、やはりこの数日間で深まった秋の憂いのせいでしょうか。「ポルトの薄暮」と題された夕陽に染まる美しい街並みは特に印象的で、濃厚なポートワインの醸造所が50もあるという個性豊かな風景が、静かなペン使いによって香りとともに立ちのぼる感があります。
小森さんの作品には、佐井寺地区の里山風景を描いたシリーズもあります。このような詩情溢れる画家の目により、千里山の起伏に富み坂や石段の多い街並みや、緑濃く寂れた千里山団地の風景がどのように描かれるのか、いつの日にか見せて頂きたいと改めて思いました。

【追記】「カフェ・ド・ゴーシュ」さんでは、展示会などで売上げがあった場合、お店で手数料を取るのではなく、以前から支援している障害者団体に幾らかの寄付という形でご協力頂くだけということです。あくまでも喫茶店であり専門の画廊ではないですが、とても良心的な考え方だと思います。いろんな楽しい展示企画をお待ちしていますと言うことでした。

千里山こだわり展

2007-11-23 10:39:45 | 千里山ギャラリー
先週末に千里山・佐井寺図書館ちさとの復元教室で開催された「千里山こだわり展」の盛況だった様子が、まちづくり協議会のメンバーの方達のブログに紹介されています。
僕はその前の週末から風邪を引いてしまい、結局のところ考えていた出展もお手伝いも出来なかったのですが、各方面からそれぞれにこだわりのある物や資料などが集まり、たくさんの住民がそれらを囲んで懐かしい話を楽しみました。復元教室のモデルとなった千二小学校出身の阪口吹田市長も近くの所用先から立ち寄られ、住民から展示されていた80年ものの梅干しを興味深く味わっていかれたということです。
「千里山住宅地が売り出された初期の頃の分譲、建売用パンフレットの地図とか、旧国鉄時代の、『特急雷鳥』の食堂車で使われた椅子、往年の宝塚スター『汀夏子』の写真パネルなど、バラエティーに富んだ三十数点もの面白い出展物が集まり、内容のある展覧会になり、関係者一同満足の一日でした。」【夢日記 ※写真を拝借しています】
「個人的にはせっかく図書館の場所を利用しているので、図書館との連携ができないかなぁ、たとえば千里山出身、千里山縁の作家の本特集や小説家とかではないけれど、著名人の書かれたエッセイの特集をして、その人たちの関連の小物などを展示するとか、しても面白いのではないかと思っています。アイデア、わくわく、湧いてきますよね。」【未来にまっすぐ

千里山大正ロマン

2007-11-19 00:13:59 | 千里山ギャラリー
昨日の快晴の昼下がり、紅葉の美しい関西大学千里山キャンパスに、最終日を迎える博物館展示会「吹田を知る」を見学に行ってきました。
博物館である簡文館は、著名な建築家村野藤吾の設計によるもので、その個性的なスタイルなどで平成18年度文化庁から登録文化財の一つとして選定されています。階段を上がる踊り場の明かり窓からも、銀杏の葉の彩りが心地よく目に映ります。
もの静かな展示会場にはそれでもたくさんの人達が訪れ、それぞれのテーマで纏め上げた学生スタッフ達の説明を聞きながら、展示された物や資料・パネル、そして学生手製の飛行塔モデルなどに見入っていました。
展示内容はパンフレットにありますように、北大阪電鉄・千里山住宅地・千里山花壇・関西大学という4つのテーマ構成で、当時の世相や暮らしの様子が調査されていました。関西大学所蔵の資料なども多いのですが、学生達が直接住民の方達に聞き取りやお願いをして収集したものもあり、大変興味深く見ていくことができました。
学生グループ10人の中の一人とmixiでのメールのやりとりもあり、詳しい説明や苦労話を聞きながら労いの言葉もかけさせて頂きました。千里山のまちに学究的興味と関わりを持って下さったことに感謝しています。今後のことですがせっかくの展示内容ですので、何かWEB的な形で残して頂ければというお話もしましたので、また近いうちに「千里山.NET (街の歴史)」でもリンク紹介できるかも知れません。もの思う秋の日のひととき、我がまちの良き歴史散歩となりました。

※会場でばったりお会いしたブログ仲間の「きりん」さんも、楽しくレポートされていますので参考にご覧下さい。

ふたり展『彩りの季節に‥‥』

2007-11-16 08:41:49 | 千里山ギャラリー
吹田市役所近くにお住まいで、絵画教室&ギャラリー「森のアトリエ」を主宰されている岡みきさんと、お仲間のイラストレーターの久保陽子さんのコラボ展『彩りの季節に‥‥』が、千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」で今月29日(木)までの予定で行われています。
岡みきさんは先日開催された吹田市展でも、グラフィック部門の審査員をされている方で、「動物村から」に代表される可愛いファンタジーの物語性が魅力で、千里山では3年振りの展示になります。僕は一昨年・去年と「森のアトリエ」の方へ寄せて頂き、親しくお話などをさせて頂きました。
また久保陽子さんは未だお会いしたことはありませんが、色鉛筆による丹念なタッチの描き込みで、爽やかな少女的な世界を魅せて下さっています。

※ 17日(土)には午後3時より、シンガーソングライターAnjiさんの定期ライブ(ノーチャージ)がありますので、“芸術の秋”をふたつ同時に楽しめると思います。 ・地図