千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

空腹の効用

2012-05-31 00:10:02 | Weblog

 大分以前にテレビの健康バラエティー番組で、ゴボウに含まれるサポニンやポリフェノールが朝鮮人参のそれらに匹敵する効果があるということで、安価で簡便なゴボウ茶での摂取を紹介していて興味を持ったことがありました。それを提案していた医者が50歳代半ばなのに非常に若々しく、その年齢にはとても見えないので共演者達も驚いていました。
 本屋のお薦めコーナー棚で、その医者がこの本の著者(ナグモクリニック総院長)と気付いて、また10万部販売のベストセラー本という帯が着いていたこともあり買ってみました。
 人が飢えや寒さから解放されたのが、長い人類の歴史の中では未だ僅か100年ほどしか経っていないということ、そして人間に本来備わっている「生命力遺伝子」が働く条件は空腹(飢え)の時にあると書かれています。現代の先進国ように1日3食を食べ過ぎることにより、飢えや寒さの元で活性化してきた「生命力遺伝子」能力が退化し、様々な健康に関する問題が生じてきていると言われます。糖尿病などの現代疾患も飽食の時代に対する身体の悪しき適応化の結果とする視点には頷けるものがありました。
 僕自身がもう何十年も1日2食で過ごしてきているので、著者の提案や医学的な捉え方はとても自然に伝わるものがありました。若々しさや美容また健康とアンチエイジングに関心のある方は一読をお薦めします。

 「空腹」が人を健康にする
 南雲吉則
 サンマーク出版

 20歳若く見えるために私が実践している100の習慣
 南雲吉則
 中経出版

インネバンディーの事務所開設

2012-05-30 00:01:07 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 千里山東にある画廊喫茶「ル・パルク」に昼食を摂りに行くと、白地にブルーの爽やかな「インネバンディー」の幟りが旗めいていました。
 インネバンディーは以前にもブログでご紹介しましたが、北欧生まれの室内ホッケーとでも言うべきスポーツで「フロアボール」とも呼ばれています。北欧の国では小・中学校での必修のチーム競技にもなっているほど一般に普及しているようです。雪深い北欧の厳しい冬は室内競技が盛んなのかも知れません。サッカーに対してのフットサルという感じでしょうか。
 吹田市にインネバンディーを普及させたいということで、画廊喫茶「ル・パルク」のオーナーの三原満里さんが代表となり、今春から吹田支部事務所を併設しています。一昨日にバレー公演『ドンキホーテ』を観に行った八尾市の方でも、バレー教室の主宰者伊藤なほみさんが新たに支部を始めることになり、早くも両市の子供達の交流戦を企画したら面白いなどと盛り上がっているそうです。
 ちょうどマネージャーの池内章子さんがおられたのでお話を窺うと、布地など特殊印刷の(有限)マジックと身体リフレッシュ繊維ナノミックスの(株)ワンポイントという企業が、サブ・スポンサー的なスタンスで支援協力しているということです。前者は旗幟りやユニフォームのデザイン印刷、そして後者はナノミックス繊維を使った健康ユニフォームの提供でサポートされています。
 ナノミックス繊維を使った一般肌着のサンプルなども事務所内で見られますが、機能としてはアトピーやアレルギーにも効果があるということですので、お困りの方は一度覗いて見られると良いのではないでしょうか。昇華転写という美しい印刷技術を使ったユニホームの方も、デザイン性の高いTシャツなどのサンプルがいろいろ置かれています。

発泡酒(黒)の6本セット

2012-05-29 00:01:24 | 千里山INFO

 先週末に僕の事務所の会社案内(A3判用紙)をプリントアウトして貰うために、千里山の友人である中島祐三建築事務所発泡酒「麦とホップ」(黒)の6本セットの手土産を持ってお願いに行きました。昨夏もブレゼンテーション資料を印刷して貰って以来でしたが、僕のA3判用プリンターが故障してから何度かお世話になっています。いつも突然のお願いとなっても快く引き受けて下さり感謝しています。
 何が良いかと物色していると「麦とホップ」の黒が6本セットになって、大丸ピーコックに売られているのを見つけ飛びつきました。というのも今年のビールはこれという程に気に入っているのと、コンビニだと1本139円のところを6本セットでは100円くらいに気軽な値段になります。
 中島さんが夜に帰られるのに合わせてお伺いしプリントアウトをして貰った後、持って行った「麦とホップ」の黒を飲みながら久しぶりに楽しく話しました。この値段でなかなか良いコクのある味だという中島さんの評価でした。

音楽仲間の来訪

2012-05-28 01:22:11 | 作詞・作曲

 27日(日)は正午に千里山駅で待ち合わせて、先日の「作詞・作曲セミナー in 大阪」で知り合った音楽仲間のTさんが遊びに来てくれました。
 折しも千里山第二小学校の校庭で「子供カーニバル」という地域イベントが開催されていたので、先ずはそこを覗いてヤキソバとフランクフルトの屋台に金券を持って並び、前もって買っていた缶ビールで軽い昼食にしました。
 その後、僕の自宅マンションで共通の趣味である音楽の話と、TさんがされているFX(外国為替証拠金取引)を中心にした経済関連の情報交換で、楽しく刺激的にあっという間に時間が経ちました。
 音楽談議では自動作曲・伴奏ソフト「Band-in-a-Box」の僕の活用法の実際を見て貰いました。マニュアルや参考本などを読むのも良いですが、誰かが実際に使っている現場を見るのが一番分かりやすいものです。僕自身はこれまでにオリジナル3曲を「Band-in-a-Box」によりDEMO音源を作成していますが、それぞれに違ったノウハウや工夫をしていると自負しています。また考えたメロディーへのコード付けについて、僕がアドバイスできる範囲で色々喋らせて貰いました。場所を駅前のカフェに変えて、夜の8時頃まで話題も尽きること無くとても楽しい一日でした。
 Tさんは某広告代理店でCMディレクターをされていますが、自作曲だけでなく音楽仲間の良い作品があれば使いたいということも言われていました。今後そんな展開が誰かの楽曲に生まれることがあるかも知れません。たいへん興味深くもちろん僕も期待しています!

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

バレー公演『ドン・キホーテ』

2012-05-27 00:01:17 | MMT子どもミュージカル

 5月26日(土)午後1時から4時過ぎまで、八尾市立プリズムホールで開催された、「なほみバレー教室」創立25周年記念バレー公演『ドン・キホーテ』を観に行きました。
 近鉄八尾駅で降りたのは初めてでしたが、西武デパートもあり想像よりも繁華な街の印象でした。デパートを横に見ながら歩くと間もなくプリズムホールは直ぐに分かりました。
 メインの『ドンキホーテ』全幕は2時くらいから始まると聞いていたので、1Fロビーサイドのカフェで時間を過ごしていましたが、2Fの大ホールに階段を上がっていった時には、うっかりしたことにお目当ての『ドンキホーテ』はもう始まっていました。慌てて入場すると広い大ホールは8割くらいの入りで、運良く階段側の良く見える席に座ることができました。
 第1幕はスペインの中世の港の風景が背景となって、大勢が集まり踊りを次々に披露していきます。2幕・3幕の10分間の合間には大ホールの外に出て、ロビーに並べられたバレー教室の発表会パンフレットを見て歩きました。25年間の歩みが分かる歴代生徒の写真も興味深く想いました。
 息子さんを始めとして東京の牧阿佐美バレー団などから招かれた6人の男性ダンサーの演技も見応えがあり、中でも何度も踊られたパ・ド・ドゥーは素晴らしかったです。またフィナーレでは伊東なほみ先生への感謝状も読み上げられ感動的な発表会となりました。

パンフレット内容 (拡大)

リハーモナイズ

2012-05-26 08:49:16 | 作詞・作曲

 楽曲のコード進行を編曲するイメージに合わせて再検討することをリハーモナイズと言いますが、同じメロディーでもジャンルに相応しいコード付けによって随分感じが変わります。
 この参考本では1つのスタンダードな曲を使って、ジャズやボサノバからロック・フォーク(アコースティック)・R&B、そしてJ-POPといった多様なジャンルに編曲しコード付けすることを実践的に学びます。音楽理論と著者のアイデアやひらめきといった感覚的なセンスの両面から、多彩なアレンジにアプローチしていくプロセスがよく分かる解説になっています。
 テンションやボイシングまたコード内声の流れなど分析・構築的で、類書の中では確かに少し難しい内容も多くありますが、ポピュラー・ミュージックのコードに関して殆ど大切なことは網羅されているように想います。
 後書きにも「10回読み返すと分かってくる」というようなことが書かれています。少し高い値段と知識の壁がありますが、コード付けに関する纏めの参考本としてお薦めします。

リハーモナイズで磨くジャンル別コード・アレンジ術 作曲&編曲に役立つ音楽理論を実践形式でマスター (CD付き)
クリエーター情報なし
リットーミュージック

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 コバタイサオ : 歌詞
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今年もシンビジウムが咲きました

2012-05-25 00:26:42 | 千里山花物語り

 6年前に母が亡くなった時にお心遣いとして、千里山の友人の方達から頂いた黄色いシンビジウムが今年も咲きました。
 頂いた時には豪華絢爛というほどに大きく広がっていた花勢も、基本的に観葉植物や花は好きであっても世話をすることがなかなか出来ない質なので、花好きの姪に頼んで株分けなどをして貰ったのですが、その後は年毎に葉や茎が傷んでいっているようです。いつも今年はもう咲かないのではないかと心配していると、少しですが花を付けてくれるという感じです。
 匂いを嗅ぐと微かに良い薫りがしました。何かに似ているなと想い記憶をたどっていると、実家の果樹山に何本か植えられていた桃の、まだ熟し切っていない実の薫りだと想い出しました。田舎の方では白桃ではなく水密桃(すいみっとう)と呼んでいました。
 お店で売られている白桃は多くは熟していますが、実際には桃は傷みやすいので少し固い内から収穫して、出荷して店頭に並ぶまでの間に熟していくというのが普通です。僕が子供の頃はまだ熟し切らない清冽な薫りのする水蜜桃が大好きでした。母と果樹山に行き収穫するのを手伝いながらも、どちらかと言うと食べる方を楽しみにしていたものです。そんな幼い僕を優しく見守ってくれていた母の姿が浮かびます。
 これからも毎年花をつけ微かな水蜜桃の薫りと、懐かしい母の想い出を届けてくれることを願っています。

水仙の絆

2012-05-24 00:01:46 | Weblog

 北摂地域を中心にフリーペーパーの先駆けとして30年間配布を続けてきた生活文化情報誌『バーズアイ』が、今夏8月よりリアル発行を停止しWEB展開への完全移行が行われる予定ということです。
 『バーズアイ』の中の連載コラム「ケイ子のちょっといい話」で「スイセンプロジェクト」のことを知り、その進行状況の報告を読む度にこのブログでも転載をさせて頂きました。リアル発行ラスト2となる『バーズアイ』4・5月合併号でも、「好きな花屋」というタイトルで「スイセンプロジェクト」の運営に全面的な協力をしてきた日比谷花壇のことに触れられています。
 「スイセンプロジェクト」提唱者の園芸家柳生真吾さんの呼びかけに応じて、全国の花好きの人達から東北の地に贈り届けられた水仙の花の球根が約13万個に達し、その集配作業への協力に名乗りを挙げたのが有名な日比谷花壇ということで、実際には被災地の拠点として仙台営業所の倉庫とその社員の方達がボランティア作業に当られました。
 全国から送られてくる球根に添えられた手紙を読む度に、感動して作業が進まないと零されている所長の声を紹介しています。

コラム記事 (拡大)

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デモ音源作りの参考本

2012-05-23 00:12:03 | 作詞・作曲

 レコード会社や音楽クリエイター・マネージメント・オフィスなどへの、オーディションやプレゼンテーションに使われるデモ音源作りの参考本が、リットーミュージックの人気シリーズ「100の裏技」の最新刊として出ました。
 著者の二人はデモ音源を募集しアドバイスやコメント評価を返してくれる、WEBサイト「ネット・スプラウト・ミュージック」を10年前から運営し、これまで1,500人ほどのアマチュア・アーティストのデモ音源を聴いてきた経験から、良い音源作りのために気を付けることや避けるべき100の項目について書かれています。
 音楽のクォリティーそのものについても多様なポイントが具体的に挙げられていて参考になりますし、そのための録音スタジオの使用法や声のコンディション作りについての細やかな配慮など、長いキャリアで裏打ちされたアドバイスとアイデアがありました。
 WEBサイトには若きアーティスト志望者たちの悩みなどに、ファーマーと称する運営者が丁寧に応えているページが掲載されています。その中には「デモテープの作り方」という項目もあり、この参考本はそのような声に纏めて応えるべく企画されたものだと想われます。
 最後に即ゴミ箱直行となるような酷い例が幾つか面白く紹介されていますが、余りにも普通にはあり得ない感じのレベルなので参考にはならない部分もありました。

 デモ音源上達100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集
 村松邦男、安部OHJI
 リットーミュージック

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金環日食を観ました!

2012-05-22 00:01:42 | 満天の星

 昨夜はテレビをつけたまま眠り込んでいて、4時頃に一度目覚めたのですがまた眠り、そして最後に起きたのがちょうど7時前ということでした。
 天気予報とは違って晴れていたので日食グラスをコンビニに買いに行こうか迷いましたが、薄雲もあったので結局少し危険でも肉眼で一瞬観れればということにして、東の空が開けている近くの峠道の方へ歩いて行きました。
 途中には壁面に部分日蝕の木漏れ日が落ちているのを撮ったり、跨線橋から何人かの人が空を観上げているのを見たりしなからその峠に着くと、小学生の女の子とお父さんが道端に座り込んで見ていました。
 僕が濃いサングラスをデジカメのレンズの前に当てて、写真を撮ろうとしたらその女の子が近寄って来ました。
 「それで撮れるの?」
 「分からないけど‥‥雲が掛かるといけるかも」(結局この程度で駄目でしたが)
 よく見るとその父娘の二人は金環日食観測をしていたのでした。女の子は観察ノートを広げて日食の様子を可愛い図で塗りつぶし記録しています。父娘は6時くらいからその場所に来ているということでした。お父さんは高校生の時に天文クラブで太陽観察をしていたようです。
 そうしている内に通りかかった出勤途中らしき女性が「金環日食観せてくれませんか?」とそのお父さんに話しかけますと、「良いですよ」と気軽に応えて日食グラスを貸してあげています。そこで僕も便乗して「一瞬で良いんで、僕も覗かせて下さい」と‥‥。
 「少し辺りが薄暗く感じますね」
 「そういえば涼しくなったようにも‥‥」
 お陰さまで一生で一度の金環日食をしっかりと日食グラスを使って観ることができました!

※ 今年は天文イベントが目白押しで、金環日食に続いて6月6日昼前後には「金星の太陽面通過」(日食グラスが必要)、また8月14日未明に金星と月の接近(金星食:月☆のマークになる)とペルセウス座流星群が観られます。

【追記】6月13日のお昼過ぎに小学生の女の子のAちゃんに偶然峠道でまた会いました。学校帰りだったAちゃんが声を掛けてくれてその面影から直ぐに想い出しました。あの時は日食グラスで見せて貰い本当に貴重な体験でした、有り難うございました!

「春の演劇祭」に行ってきました

2012-05-21 00:01:22 | MMT子どもミュージカル

 4月中旬の夜に開かれた吹田市演劇連盟の打ち合わせ総会に、千里山のMMT子供ミュージカルの関係者として出て欲しいと、主宰者の三原満里さんに急きょ依頼されて出席した時のことは以前ご紹介しました。
 そして、打ち合わせのテーマの一つになっていた「春の演劇祭」が、日曜日の午後1時から4時過ぎまでメイシアター小ホールで開催され、近所の顔見知りの人達とともに見に行きました。
 演劇あり朗読また踊りなどの5団体が、30分ずつの持ち時間いっぱいに日頃の練習の成果を披露し、それぞれに特色を出した熱演で3時間余りを飽きること無く鑑賞できました。もっとも知り合いの人が出演している演目が終わると帰られるお客さんも多くて、最後の方では少し淋しい客席になってしまったので拍手する方としても大きく手を叩きます。でも踊りや朗読なども最後まで見て良かったと想いました。わずか30分の持ち時間でもそれぞれの団体が工夫を凝らし、楽しませようとしているのが十分に伝わってきました。
 今年の秋から来年度の春に掛けて予定されている、各団体が行うイベントのパンフレットを貰いましたので、少し早いようですがご紹介をしておきます。興味のある方は覗いて見られたらいかがでしょうか。

イベント予定表

日食グラス

2012-05-20 01:25:38 | 満天の星

 梅田の紀伊国屋書店の入り口付近で『宇宙兄弟』の漫画本と一緒に積まれて、その絵柄が格好良くデザインされた日食グラスが売られていましたが、並んでいた2人のおじさんの間で言い争いが始まりました。列に割り込んだ形になった男性にもう一人が注意をしたことが発端で、二人とも売り言葉に買い言葉で感情的になっているようでした。大のオトナが詰まらないことで大きな声で罵り合うのは周囲も嫌なものです。
 それはともかく3年前の皆既日食の時より、日本で多くの人が観測可能だということが理由だと想いますが、今回の5月21日早朝の金環日食には相当な盛り上がりを感じます。
 金環日食が見られる地域帯の中でも、中心線が通る鹿児島や和歌山そして東京などで人が集まるのは分かります。完全に同心円で重なった金環日食はとても美しいものだと想われます。しかし逆に太陽と月が偏芯して接する時に、月の地面の凸凹で太陽の光がチラチラとビース状に光って見える「ベイリービーズ」も美しさでは並ぶものがあります。それを追いかけようとしている四国のアマチュア天文ファンもテレビに取材されていました。
 近くのコンビニにも500円の日食の解説本が売られていました。その中に下敷き大のカッティング自由の減光フィルター・シートが付録として付いています。何人かで分け合うと5人分は取れそうに想われます。僕は皆既日食の時に買った日食グラス付きの解説本がどこかにある筈で、それを今探しているところです。

公共交通マップ

2012-05-19 00:01:52 | 千里山INFO

 先日、吹田市立博物館に行ったついでに「公共交通マップ」を貰ってきました。小さく折り畳まれたマップは、新聞を開いたよりも大きなサイズとなります。
 公共交通ということで主に鉄道とバスの情報かと想っていましたが、殆どバス路線図と主要駅エリアの拡大バス停案内となっていました。
 千里山は阪急千里線や北大阪急行線を利用して、神戸・宝塚方面や京都そして泉南の方まで比較的安く移動でき、鉄道のネットワークに恵まれている一方で、駅前広場も無い上に狭い道路事情もあってバス路線が乗り入れていませんでした。バスを利用している住民は少ないのではないでしょうか。
 現在行っている公団の建て替えに伴う駅前再開発では、バスやタクシー乗り場となるロータリーができる予定と聞いていますので、完成した暁には阪急などの路線バスが入り込んで来るものと想われます。片山町からちさと図書館の前に繋がる新しい幹線道路から、千里山駅を跨ぐバイパスを通り緑地公園や桃山台へと抜けて行くコースです。
 その頃にはこのマップも千里山住民にとって、もう少しお世話になる存在になっているかも知れません。

※ 吹田市の「公共交通マップ (2012)」はPDFでダウンロードも可能です。

木工職人体験

2012-05-18 00:22:34 | Weblog

 NHK「仕事ハッケン伝」はタレントや芸人が今をときめくIT業界や、逆に長く受け継がれてきた伝統工芸の世界など、多様な職業体験を通してその職場や働く人々の紹介と交流、そして感動を生み出すという趣旨の番組で僕も時々見ていましたが、今夜の木工製作所を採り上げたものは、僕も大好きな世界ということもあり魅入ってしまいました。
 職業体験の舞台となったオークビレッジは、稲本正さんというカリスマが飛騨高山の山麓に開いた、無垢材を使った家具や生活用具また空間提案まで、幅広い製品開発でよく知られた木工製作所です。初心者でいきなり木工職人体験をするのは、お笑いコンビ「ダイノジ」のエアギターで世界一になった大地さんです。
 オークビレッジからはよくCMメールが届くのですが、数日前に今回のNHK出演のことが紹介されていたので視たいと想っていました。
 今回のテーマは木の玩具ということで、師匠となった木工職人の愛情深い指導と周囲の職人達の見守りの中で、大地さんも3才になる愛娘を喜ばせる玩具をイメージして製作します。数日間という短い期限と闘いながらも懸命に、愛娘の可愛いらしい仕草の「ハイタッチ」に発想のヒントを得た作品を作り上げました。
 日頃からお笑いのネタをコンビの相方に頼りきりだった大地さんが、今回のアイデア出しから製作まで初めて産みの苦しみを味わい、その結果として自分なりに満足できる作品を作り上げたことで、クリエイトする喜びに本人自身が感動していたのがとても印象的で、僕もデザイナーとして初めて商品開発した頃の初心を想い出させてくれました。

バレー公演『ドンキホーテ』告知

2012-05-17 00:01:51 | MMT子どもミュージカル

 千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」でお昼ご飯を食べていると、紐巻き手鞠づくりを教えている女性とお会いする機会がありました。そしてお話をしているとその伊東なほみ先生は八尾市で「なほみバレー教室」も主宰されている方でした。
 その25周年記念「なほみバレー発表会」公演『ドンキホーテ』が5月26日(日)午後に八尾市立プリズムホールで行われます。
 一昨年の英国ロイヤル・バレー団日本公演『ロミオとジュリエット』、そして昨年のヒノウエ・バレーアートの公演『Triple Bill』に続いて最近バレー付いている感じの僕ですが、今回の『ドンキホーテ』も良く知られた演目なのでぜひ鑑賞したいと想っています。全幕演じられるとすれば3時間近くの長丁場になりそうです。
 東京の有名な牧阿佐美バレー団などから男性ダンサーを何人もゲストとして招くようですが、入場無料でその人達のハイレベルなバレーを見られるのはそうは無いことだと想います。お近くの方は一度この機会に本格的なバレーをご覧になられてはいかがでしょうか。

パンフレット内容 (拡大)