千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

夏草

2010-07-31 00:01:52 | 作詞・作曲


夏草

葉陰に微睡む
夏草でいたいと
甘い髪を
梳かせる仕草に
恋をしてしまいそうな
恋をしてしまって
清しい風に
木洩れ陽よ
吹かれて揺れろ


水音合わせて
心の羽根車
震える指で
歓び廻しあって
夏を浴びて愛し合う
夏の夢に
溶け合って
たゆたう水の上に
目眩く時を浮かべ


何にもいらない
あなたが欲しいと
熱い僕を
貪るお前に
全て捨ててしまって
全て掛けてしまって
惜しくはない
木洩れ陽よ
肌に揺れろ


作詞・曲 : コバタイサオ
(c) 2010, Skyfull Stars

※ 夏草の線路の写真はこちらのブログ「プチ・ドロップ」から拝借しています。

Ustream (ライブ動画配信)

2010-07-30 00:01:13 | Weblog

 アメリカ発の“ライブ”動画配信の「USTREAM」にソフトバンクが資本参加したことで、いよいよ2010年4月27日から日本版サービスが始まり、「USTREAM」をテレビ番組に取り込んだスタイル(TBS「革命×テレビ」)も出てきています。既に定着した感のある動画共有サービス「YouTube」の管理画面と良く似ているので、使いやすそうで一気に個人放送の世界が活気づきそうな気配です。
 一方、「USTREAM」からモバイル環境でのライブ中継が可能なiPhoneアプリ「Ustream Live Broadcaster」も発表され、いつでも何処でも簡単にiPhoneを使えばライブ放送ができるようになり、「人類総だだ漏れ」時代!ということにもなっていきそうで、それはそれでプライバシーや情報漏洩など難しい新たな問題も含んでいます。
 地域情報サイト「千里山.NET」でも当初「NET放送局」というページを設けて、街のイベントなどを生中継すれば面白いと想っていたのですが、5年前はまだライブ動画配信のサービスが脆弱な状況にあり、比較検討して採用した「Casvee」というベンチャーもその後サービスを撤退してしまいました。「USTREAM」は昨年ブレークした140文字コミュニケーション・サービス「Twitter」との連携で、放送される画像を巡ってコメントのやり取りができることが、他の多くのライブ動画配信サイトの中でアドバンテージが取れた理由と言われています。早速「USTREAM」にユーザー登録し活用できれば何か楽しくなりそうです。
 「USTREAM」もそうですが、個人放送局が流行ればドメイン末尾が「.tv」のサイトが一遍に増えそうです。例えば、愛猫の可愛い仕草を全世界に披露する「koneko.tv」や、アーティストの名前を使った「hiromi-go.tv」などでプロモーションライブを打つなど、多様な放送局サイトが誕生することと想います。僕も「senriyama.tv」を早めに抑えようと想いましたが、「.com」や「.net」などに比べて3倍くらいドメイン取得費用が高いので考え中です(ムームードメイン)。
 ちなみに「.tv」は「.jp」や「.cn」(中国)などと同じく国家ドメインで、太平洋に沈みつつある島国「ツバル」を指します。偶然にテレビを表すTVと同じなので既成の放送局が使い出したものですが、これに目を付けたアメリカのドメイン管理企業が一括して権利を抑えており、ツバル政府にかなりの費用を支払っているそうです。今後も「USTREAM」や個人放送の普及により、莫大な利益がこの素早いIT企業とツバル政府にもたらされることでしょう。

※ 先日、FM千里でのサテライト・生放送『ANJiの音楽便り』の最終日を見学に行かせて貰った時に、ANJiさんの今後の継続活動の中で「USTREAM」の利用も面白いのではないかと提案しておきました。

※ 国内初の「USTREAM」についての解説本で、国際宇宙ステーションからの中継といったお薦め配信動画なども紹介されています。
USTREAM 世界を変えるネット生中継 (ソフトバンク新書)
川井 拓也
ソフトバンククリエイティブ
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似合う色を見つけて若返り!

2010-07-29 00:01:44 | Weblog

 阪急梅田駅などで配布されている、系列の葬儀場の情報誌『エレルノ』6・7月号の、表紙の特集に「あなたの“パーソナルカラー”は何色?似合う色を見つけて若返り!」というキャッチコピーが載っていました。
 人にはそれぞれ肌や髪の色の違いがあり、また春夏秋冬季節によっても自然光の下で印象や表情に影響があります。パーソナルカラーや企業のイメージ戦略を研究提案する、BRILLER(ブリエ)代表田中かす美さんによると「パーソナルカラーとは、あなたの魅力を引き出す色のこと。身に着けると、肌に透明感が増し、シミやクスミが目立たなくなります」とのことです。
 また最近「元気家族テレビ となりのマエストロ」という番組でもヨシタミチコさんが、パーソナルカラーひと筋25年のマエストロとして出演されていました。「服だけではなく、ブライダル業界やフラワーデザイン、 美容師など様々な業界から注目されていて、数多くのカラリストを育成している方」との紹介があり、志村けん始め出演者がパーソナルカラー診断の結果、各自何となく似合う色のTシャツに着替えさせられていました。
 僕が生業とする(プロダクト)デザインにとっても、カラー・イメージ戦略は以前から重要な要素でしたが、最近はその知見を個人の生活や心理レベルに応用する、パーソナルカラーがブームになってきているのでしょうか。

電子レンジを貰いました

2010-07-28 00:01:08 | Weblog

 千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」のSさんに、知り合いから未だ新しい電子レンジが貰えるが要らないかということで、今日マンションまでわざわざ届けて頂きました。
 僕はこれまで電子レンジの必要性を感じていなかったので、自分で使ったことも無くもちろん持ってもいませんでした。電子レンジ対応の簡単で美味しい冷凍料理メニューが豊富に商品開発されていくのを、スーパーやコンビニで目の当たりにしてきましたが、僕自身は昔ながらのガスコンロの直火で味噌汁や炒め物など簡単に調理するだけでした。マイクロ電磁波により食物の細胞内を分子的に振動・発熱させる調理方法にも、身体・健康的に問題は無いのかと何となく信頼を置いてはいませんでした。
 先日Sさんにメール連絡を頂いた時に、そんな僕が直ぐに電子レンジを貰うという返事をしたのには理由がありました。それはタイムリーに「陶珍菜」という陶器の調理鍋が、テレビショッピングで販売されていて興味を引かれていたことです。「陶珍菜」は今流行のタジン鍋のような形の鍋で、暫く水に浸して水分を含ませた陶器の鍋に野菜や魚肉など食材を入れ、電子レンジで鍋ごと蒸し料理を作れる(DEMO動画陶珍菜料理帳)アイデア調理器です。
 その時は「陶珍菜」に興味は持っても電子レンジがありませんので忘れていましたが、そこにちょうど未だ新しい電子レンジが貰えるということで飛び付きました。取りあえずこれから「陶珍菜」を購入して‥‥ということですが。

※「陶珍菜」(直火&電子レンジ対応)という新商品もあるようです。

鰻丼を頂きました

2010-07-27 00:01:45 | 千里山INFO

 毎年恒例のことですが今年の土用の丑の日も、千里山の仕出し屋食堂「魚伊」で鰻丼を食べました。いつものカウンターが鰻の作業スペースになり座れないので、よく「魚伊」でお会いするガラス店主のOさんと一緒のテーブルです。
 最近テレビ・ニュースでは鰻の稚魚(シラスウナギ)が捕れなくて、国産の鰻の値段も上がるのではないか、将来的には高騰して庶民の食卓から消えてしまうのではと言われています。太平洋上で産卵された鰻の稚魚たちが、黒潮に乗って北上してくると考えられているのですが、今年の稚魚は産卵場所が少し南に振れたことにより、北上せず南下する海流に乗ってしまい捕れなくなったという解説もありました。今夏の偏西風による異常気象などとも関連することなのでしょうか。
 その日に捌く食堂の鰻とは別にスーパー・マーケットでは、卸業者が昨年末に大量に作り冷凍保存していた鰻の蒲焼きが、この時期に店頭に出回るので例年の価格で十分な量が供給されているということでした。
 一方、本マグロの養殖と同じように難しいとされてきた、鰻の完全養殖に成功した日本人も紹介されていました。マグロに関しては世界的な需要拡大が原因ですが、鰻については上述した原因が続けば根本問題としての稚魚不足は残る可能性が高まり、完全養殖の早期の事業拡大が望まれます。
 僕の小学生時代の想い出では、シラスウナギが校舎の前を流れる川で掌でたくさん掬えました。当時はそれを育てて大きくするなどという考えもなく、ただ捕まえて遊んでいたというだけですが、養殖業者に売るということも思い付かなかったところをみると、現在のような値段は想像も出来なかったほど簡単に捕れたということなのでしょうか。

わくわく電車ひろば

2010-07-26 00:01:16 | Weblog

 梅田阪急三番街のイベント広場から子供達の歓声が聞こえていたので覗きますと、「わくわくでんしゃひろば」という阪急電鉄100周年記念の夏休みイベントが開催中でした。
 阪急電鉄開業100周年の歩みの展示パネルに囲まれたフロアでは、何両もの模型電車が梅田をイメージした大きなジオラマの中を走り回っていました。その模型の先端に取り付けたカメラの映像をモニター画面で追いながら、模型電車のスピード・コントローラーを操作できるようになっています。子供達だけではなく大人の女性も面白そうに遊んでいましたが、最近話題になっている「鉄女」なのかも知れません。
 また奥の方では小さな子供を対象に、駅長の制服を着て梅田のプラットホームの実物大写真をバックに記念写真が撮られていました。緊張するも可愛いらしい表情を見せる、子供を見守る若い親達の顔も嬉しそうに見えました。
 僕も電車のペーパー・クラフトコーナーで、紙の電車を作ってみようと思いましたが、少し時間が掛かりそうに感じたので、お馴染みのマロン・カラーの阪急電車が美しく印刷された、ペーパー・クラフトを1枚貰って帰りました。
 8月8日(日)まで行われる予定ですので、小さなお子さん達と梅田にお出かけの時は、ついでに遊びに訪れてみてはいかがでしょうか。

Dメロ

2010-07-25 00:01:05 | 作詞・作曲

 阪急カッパ横町にある紀伊国屋書店の楽譜&音楽本専門ショップで、シンガー・ソングライターが書いた『できる!ゼロからのオリジナル曲作り』(中村隆道著)という本が目に付いたので買ってみました。「聴いて体感!」というCD付きで、レッスン段階に応じて参考曲(メロディー)が添えられ、仮想的にオリジナル曲を作るシミュレーションが出来るという趣向です。
 B-5判サイズの比較的ゆったりと余白もある本で、この種の本にありがちな文字と音符がビッシリ詰まったイメージがないのが、何か爽やかでセンスが良い印象です。おそらく著者の作り出す曲もそんな系統かと想像しながら読みました。全体に実体験的で分かりやすく、オリジナル曲作りそして実際にその曲を歌うための参考本としてお薦めします。
 さて、その中に「Dメロは実は秘技」というページがありご紹介します。Dメロとは標準的なAメロ・Bメロ・Cメロ(サビ)という構成に、更にもう一つ付け加えて曲全体や最終大サビの効果へと繋げる独立的なメロディーのことで、最近のヒット曲にも良く使われる手法となっています。「それまでの雰囲気と同じ印象ではDメロの意味がありません。思い切って大胆に作ってみましょう」とのアドバイスが載っています。
 実は僕の中でも昔作った曲にこのDメロを付けて、少しバージョンアップさせる“再生プロジェクト”がマイブームとして流行っています。確かに以前は余りDメロ構成というのは少なかったと想います。その頃に作った割とシンプルに感じる曲に新たにDメロを作るのは、何か昔の自分と時を越えてコラボレーションしているようで不思議な面白みがあります。
 例えば僕の『トワイライト』という曲では、「心残して帰ろうか 頬も茜に染まるから 遠くへ伸びた影ぼうし その悲しみも その優しさも 重なるよ」という部分が最近作ったDメロで、昔作った「陽は落ちて‥‥」の繰り返しだけよりも、曲と詞の味わいが共に増したように自分では思っています。
 『一人仄香』(ひとりほのか)という最近の演歌・歌謡曲風の作品でも、2番の後の間奏に続く「故郷の空を あなた忘れてしまったの 遠く離れても わたしは待っています」の部分も、マイナーからメジャーに部分転調させてDメロを挿みました。もちろんシンプルな構成の美しさや、今ではそれが逆に新鮮さもありますので、全てが主流となったDメロで成功するとは限りませんが。
 
聴いて体感! できる! ゼロからのオリジナル曲作り
中村 隆道
自由現代社
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高知で龍馬記念硬貨を見ました

2010-07-24 00:01:40 | Weblog

 今日は早朝から高知の古くからお世話になっているクライアントへ出張でしたが、仕事の話が一段落して雑談となり坂本龍馬記念500円硬貨を持っていた方がいたので見せて貰いました。今回は地方自治法の施行60周年を記念して、高知発という形でも発行されたようですが、前もって予約の人が大勢いたらしく、銀行の窓口に並んでも地元の人にも手に入り難かったそうです。
 先日のニュースでは個人の肖像が図柄に入ったコインは我が国では初めてとのことでした。また、イギリスの女王陛下のコインなど世界的には有名な肖像硬貨がありますし、紙幣の場合は人の顔のシワやシミそして髪の毛など偽造が難しくなるということでよく使われるのだそうです。これまで維新の政治家や文化人は多く登場しましたが、これからは龍馬のような国民的な人気のある英雄が使われるように想われます。
 帰りの飛行機では一人旅の小学1年生の女の子のワカナちゃんと隣り合わせになり、ピカチューの絵本マンガを読んで貰ったり、いろいろお話しをしながら楽しく過ごしました。
 「お名前は? (首から提げた搭乗カードを見て)ハルナちゃんか」
 「ううん、これはお姉ちゃんの名前。お爺ちゃんが間違えて書いたん。いっつも間違えるから、今度間違えたらお尻ペンペンする」
 「そうか、いつも間違えられるのは嫌やね」
 ANAでは夏休みの親子搭乗(まさにこの写真の感じでした)をアピールしているようですが、その女の子は高知のお爺ちゃんの家に一人で遊びに行き、伊丹空港にはママが迎えに来てくれるということでした。キャビン・アテンダントのお姉さんが僕に迷惑を掛けてと気を遣ってくれたので、おしゃまなワカナちゃんのお相手を高知・伊丹間のわずか“30分”でしたが何とか努めることができました。

『大人の科学』の展示

2010-07-23 00:01:52 | Weblog

 最近、数学に関する本が売れていると聞きました。微分積分とか数字的なことよりも、数学的な考え方とか一般人にも興味が持てるアプローチをしている内容のようです。僕が本当にすごいと思え信頼できる人は、評論家で言えば概念や印象だけで議論するような人より、実際の数値データに強くその上で経済提言や予測をしてくれる人ですが、そのような評論家はとても希少です。
 この『大人の科学』の“読者”も多くは前者の一般人を対象に、かなり受けている企画だと想います。僕自身も近くの本屋で見ると毎回手にとって暫く考えさせられます。最新号の懐かしい2眼レフ・カメラは少し玩具っぽく写ったのですが、ミニ・ギター(4本弦だからウクレレでしょうか)は食指が動きました。結局買わなかったのですが、その後アーティストの本などで話題になっているのを読み、今でも興味を持っています。
 この種の本は僕らの子供の頃の小学生向けの科学・実験付録が前身で、その後も好奇心を持ち続けている大人を対象に企画されたものでしょう。
 梅田の紀伊国屋のショーウィンドーに『大人の科学』の歴代号が実物展示されて、多くの通行人の目を留めています。音楽・楽器では他にテルミンやプラ・コップ蓄音機があったり、電子回路のマイコンキットが時代を感じさせます。中には暫く佇んで楽しそうに見入っている人もいました。こうして並べて見ると何となく『男の科学』的に思ったのは僕だけでしょうか。

ちさと図書館の窓景

2010-07-22 00:01:29 | 千里山花物語り

 茹だるような日射しの中を千里山・佐井寺(通称:ちさと)図書館へ愛読の雑誌を見に行きました。『Macピープル』『トレンデイー』『MONOマガジン』『天文ガイド』『ニュートン』などが僕のチェック雑誌ですが、まだ他にも文学関係や健康・料理ものなど、かなりの市販されているメジャー雑誌が読めます。雑誌は買えば全部の記事に目を通しますが、図書館の利用では読みたいものだけを集中して読むので、時間も無駄にならず記憶にも残りやすい気がします。
 写真は窓際に置かれた快適な椅子と、隣接した幼稚園に植えられた青葉繁れる桜の木です。そこに座って雑誌を読みながら、時々新製品や気になったデザイン関連などの記事を携帯で撮影します。本屋では出来ませんが静かな図書館なので、シャッター音はそれほど頻繁でもないのですが、一応周りの人の迷惑にならないかと気にはしています。
 梅雨の間は写真のような窓外の緑景にリフレッシュさせて貰えたのですが、残念ながらこれからは日中の強い日射しにブラインドは閉じられてしまいます。また夏休みに入れば中高年や子供だけでなく、受験生の数も少しずつ多くなって活気が出てくるものと想われます。

放置自転車と蔓

2010-07-21 00:01:55 | 千里山花物語り

 千里山駅前から放置自転車を無くすということで、公園を駐輪場にしたり阪急電車の敷地に有料駐輪スペースを設けてから、東改札口に溢れていた迷惑駐輪・駐車は格段に減りましたが、一方で千里山キリスト教会の下の道路脇に線路に沿って駐輪・バイクの列が延びたようです。
 こちらはナオミ幼稚園児を送り迎えする前籠付き自転車のお母さん達が、狭くなった道を走る自動車を気にしながら行き来するのをよく見ます。僕ら普通の通行人にしても始終車に気を遣いながら歩かなければなりません。
 まして列の中に乗り捨て放置された自転車が何台もあって、それらが梅雨の季節に勢力を増した蔓に絡み付かれているのを見ます。長い時間放置されているのが実感されます。しかもここは緩い曲がり角なのでなお迷惑でしかありません。
 通行中に目に付いた空き缶や菓子袋などは、捨てる人間の“バカ”が移りそうで嫌なのですが、出来るだけ回収BOXまで運んで行きます。しかし流石に壊れた自転車では誰も個人的に処理できるはずもありません。というわけで何時までも溜まっていくことになるのでしょうか。阪急電車さん何とかして貰えませんでしょうか。

再開発工事が始まります

2010-07-20 00:01:16 | 千里山INFO

 先日の記事で昭和30年に総工費9億円で開発された千里山団地を報じる昔のニュース動画を紹介しましたが、何日か前から一部の駅周辺再開発工事がいよいよ始まりました。本格的に通行止めなどは連休明けの7月20日(火)からとなっています。
 周辺に立てられた告知看板では、先ず千里山駅東改札口を出たあたりの3棟の解体になるようで、既にお弁当屋「ほっかほっか亭」横や大丸ピーコック前の生け垣が切り払われています。先日、電話線工事のため桜の高枝切り作業が行われているのを見ましたが、阪急千里線に沿った道路側の桜並木は残すと聞いています。ただ電話線を守るための黄色いカバーを延長して頭上に並べるのは見苦しく感じます。工事中の一時的なケーブル保護対策とは想いますが、桜並木に沿っては今回の駅周辺再開発を良い機会にして、新たな時代のイメージで電(話)線埋設としても良いのではないでしょうか。
 また公民館からマンション自治会などへの告知では、NTT所有棟(特長ある形のスター・ハウスも一部含まれています)の撤去工事についての、周辺住民への通知とお願い版が配布されています。既にスターハウスの敷地に現場事務所が設置されました。工事車両が千里第二小学校前の道路や、ちさと図書館から和菓子屋「高砂」さんを通過し高塚に抜けていく道路に頻繁に出入りします。児童・高齢の方達には気を付けてあげましょう。

やっと夏空 !

2010-07-19 00:01:56 | 作詞・作曲

 全国に集中豪雨の大きな爪痕を残して、今年の長かった梅雨がようやく明けたようです。楽しみな夏休みを前に落石に命を奪われてしまった男児など、傷ましい被災者のニュースが続いた一週間でした。これからの復興など蒸し暑い日射しの中でしなければならない地域の苦労を想えば、少々の暑さなどに弱音を吐いていても始まりません。
 千里山でも周囲の空に白い入道雲の塊がモクモクと湧き上がっていました。昨日までと一転して強烈な日射しに目眩く感じになりながらも、毎年このような入道雲に相対すると何かエネルギーのようなものが漲ってくるのも事実です。僕もまだまだ気は若いというところで少しは安心です。
 ところで僕は中学生の頃から少しずつ歌作りを続けていて、これまでに作ったオリジナル曲には夏の歌が何曲かありますが、今の梅雨明けの季節そのままに歌ったものとしては、『積乱雲』という小気味よいリズムに乗せた曲があります。これは僕が東京に10年余りいた青春時代の作品で、なんと1,2番の歌詞の間に掌編小説の書き出し風の長い科白(?)が挿入されていました。アマチュアらしい自由な構成と言えば尤もらしいのですが、好き勝手な発想で何も考えずにやっていたものでしょうか。ただその部分を書き記した紙がストック帖に見当たらず、そうなれば失くしたことが少し惜しい気がして来るのも面白いです。現在も新鮮な感じがしますので何とか憶いだそうとしています。

※ 図書館の方へ続く千里山団地の道から見えるコントラストの高い東の夏空です。

【追記】今朝のワイドショーで気象予報士から、「午前中に入道雲が大きく出ていて蒸し暑さを感じたら、午後にゲリラ豪雨がくる怖れがあります。もし強い雨が降り出したら傘を差して外に出ずに、早めに建物の中に入って様子を見て下さい」と注意がありました。また急にセミの合唱が聴こえ始めました。

デフレ脱却へのサイン本

2010-07-18 00:01:37 | ブログ伝道師

 梅田の紀伊国屋書店で最近目に付いたものに、デフレ脱却と日銀の金融政策の過誤・責任を追求する2冊の新書があります。なぜ目立つかと言うと一冊ずつに著者の直筆サインが書かれ売られていたからです。題して「サイン本戦略」とでも言えるのでしょうか。同じ顔付きが並ぶ新書コーナー棚では、「サイン本」という表示とビニール包装されたこれらの本は際立ってアピールしていました。
 新書の値段はどちらかと言えば割安で、そういう本にサイン会でもなくサインをしていくのは大変な気持ちと努力が必要ですが、それぞれの著者が込めたデフレ脱却や日本経済復活への願いと、蒙昧な日銀政策への怒りにも似た想いの強さが伝わってきます。
 出版のタイミングから言って先日の参議院選挙に向けて、デフレ脱却を争点にすることで世論の盛り上げを図ったことは明らかです。僕も彼らの著書の紹介などを通して以前「デフレ脱却を争点に!」ということをブログで書かせて貰いました。結果的には菅総理の消費税発言から、参院選の争点はマスコミを含め景気を確実に悪化させる緊縮財政再建(デフレの時に!)の方に移行してしまいました。
 上念司さんの本からは、もう暢気に議論している場合ではなく、政治問題化して解決を図っていくべき時に来ている、というメッセージが真摯に伝わってきます。特に最近マスコミなどで喧しくなってきた日本破綻論の類に対して、正論で対応している部分には大いに納得と安心感を読者・国民は得られると想います。また、人気エコノミスト勝間和代さんのサイン本は、その議論について国民に分かりやすく解説し、問題意識を共有しましょうと呼び掛けています。この2冊は著者のサイン本であるだけではなく、実は同意のサインを読者それぞれに求めていく意味があるのだと気付きました。
 
「日銀貴族」が国を滅ぼす (光文社新書)
上念 司
光文社
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国民の選択 勝間の視点
勝間 和代
PHP研究所
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※ 10年以上前から一貫してデフレ脱却と日銀の金融政策の関連性を指摘・批判し続けている森永卓郎さんの最新刊です。
「民主党不況」を生き抜く経済学
森永 卓郎
PHP研究所
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一人仄香

2010-07-17 00:01:59 | 作詞・作曲


一人仄香 (ひとりほのか)

雪どけの水の音 微かに響く
岸辺に佇んで この胸は
遙かな人を想う

あなた呼ぶ声が聞こえても
お便りは無いのですか
津軽に春が零れたら
わたしは一人咲いて

野の花の 恋つぼみ
仄かに香り開く


暮れなずむ街角に 跳ね人が集う
来ぬ人待ち侘びて この髪は
切なく夢を結ぶ

ねぶたに明かり灯っても
幸せは照らしますか
津軽に夏が過ぎ去れば
わたしは一人泣いて

鈴つけた浴衣帯
仄かに香り移す


お岩木の山の色 心を染める
窓辺に頬寄せて この指は
愛しい幻影(かげ)を探る

群れとぶ鳥が渡っても
お帰りはいつの日にか
津軽に秋が彩れば
わたしは一人燃えて

紅の 白い肌
仄かに香り纏う


《 間奏 》

故郷の空を
あなた忘れてしまったの
遠く離れても
わたしは待っています

陸奥にそよぐ風 梢を揺らす
水面に散り落ちる 花吹雪
仄かに香り運ぶ


作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
(c) 2010, Skyfull Stars

※ 岩木山の裾野を雪解け水が流れ、タンポポが岸辺に咲く平川の写真は、花や自然そして生き物たちを鮮やかに写し撮る、こちらのブログ「あさがや日誌」から拝借しています。
ねぶた祭りは実際には未だ見たことはありませんが、故郷徳島の夏の3日間踊り続ける阿波踊りと同じように、土地の伝統と民衆の大きなエネルギーを感じます。
※ 以前に発表しました『季語』の中の、《 間奏 ― 地笛 ― 》の旋律をベースに姉妹曲として作りました。『季語』は故郷を離れた女性が過去の恋愛へ想いを馳せる歌ですが、『一人仄香』の方は逆に故郷で恋人を待っている女性の想いを歌っています。
※ 源義経の前で静御前が舞う姿に擬えたという「一人静」(別名:吉野御前)という白く慎ましい野草花があって、その名やイメージに触発された『一人静』や『ひとりしずか』(YouTube)という歌も作られていますが、タイトルの『一人仄香』(ひとりほのか)はそれに倣った造語で、実際にはそういう名前の野の花はありません。