先日、卓球の福原愛選手が全日本選手権にようやく13度目挑戦で悲願の初優勝をしました。
小さい頃から泣き虫愛ちゃんとして多くの人に応援し期待され、若くして日本のエースとして頭角を現し確実に成長してきた福原選手でしたが、以外にも国内選手権でいわゆる日本一になったことはありませんでした。しかも昨年度は石川佳純選手の優勝で後輩に先を越されて悔しい想いもし、その意味で今年の大会には背水の陣で臨んだのではないでしょうか。試合後インタビューでの「今年駄目なら一生優勝できないかも知れないと想っていました」というコメントにその心境がよく出ていました。
もっとも僕はその前日に石川選手との対戦があるというニュースを聞いた時に、この結果はおおよそ予想できていました。というのは昨年、東日本大震災の被災地の仙台を慰問する福原選手に密着した番組の特集で、ロンドン五輪で中国の一流選手に競り勝つ対策として、フォアハンドの強化に焦点を当て練習しその成長を実感していた彼女を見ていたからでした。元々バックハンドのスピードと威力は彼女の大きな武器となっていましたので、このフォアハンドの決定力そして確実性がプラスされれば、大きな自信となりプレースタイルも隙が無くなるのではないかと想われました。今回はその成果が出てフォアハンドのスマッシュが決め手となっていたように、石川選手と対戦していたニュース映像を見て感じました。
しかし、福原選手は体型的にちょっとポッチャリして可愛いのですが、素人目ですみませんが少し身体が絞れていない感じがします。体重の問題はスマッシュの威力にも関わることかも知れませんので一概に言えませんが、もう少し絞れて体重移動にスピードと切れが加われば、本人も目ざしている五輪メダルも本当に夢じゃないかも知れません。期待したいと想います!