千里山ブラウズ

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総選挙2014 アベノミクスが圧勝

2014-12-14 21:38:36 | Weblog

 雪中の総選挙2014はマスコミなどで予想されていた通り、アベノミクスへの信任と消費税の再値上げ延期を掲げた与党が、解散前の2/3の議席数を確保する勢いです。
 2週続きの寒波と日本海側の大雪が影響したと言われる投票率は、戦後最低となるようですが決して天候のせいだけではないと想われます。
 そしてテレビの解説のように、投票率の低さは何も無関心の結果ばかりでもありません。実際には、現在の政治に大きな反対では無く、このままで大丈夫という意見も含まれていると解釈すべきです。大きな不満があり今の政治を変えて欲しいと想う人が多い程、投票率の高い活発な選挙戦になるはずです。
 最近の小選挙区制度では与野党が拮抗していて、支持政党無しの浮動層といわれる人達の投票行動によって、大きく結果が左右されることになってきています。本来投票率の低い時にも選挙に行くという浮動層は正確には浮動層ではなくて、簡単には投票には行かない人達を動かすほどの不満(それは多くは政府への批判票となります)が無ければ、現政権に概ね満足していることだと解釈した方が良いと想います。
 また、今回の解散を巡って「大儀な無き解散」という言葉がマスコミで喧伝されたことも、異常な関心の低さを招いたという反省もして貰いたいと想います。そういう状況を作っておいて大切な権利だから投票に行こうと呼び掛けたり、投票率の低さを問題視することに矛盾や違和感を感じました。
 政策の小異点にこだわる野党の分裂や準備の無さも与党有利に働いたと考えられます。江田維新の党共同代表の目差す2大政党制の再現もかなり遠のいた感があります。与野党が拮抗して影の内閣のことが話題になったりした頃は、勝手なファンタジーではなくもっと現実的な責任感のある政策論議がされていたように想います。
 プロフェショナルは準備不足を言い訳にできません。政治を生業とする者は何時いかなる時も臨戦態勢の緊張感を持っていなければならないと言われます。準備不足や奇襲解散のようなことを口にする政治家は恥じるべきでしょう。
 野党はアベノミクス反対ということでしたが、具体的にどういう政策を考えているのかが見えて来なかったように想いました。特に野党には今後この内外の厳しい変化や状況を踏まえて国益を勉強し直し、アベノミクスを超越しよく考え抜かれた政策提案を経済・外交・福祉・安全保障ともに期待したいと想います。
 与党の獲得議席数は解散前と同じようなものになりそうですが、2年前は民主党政権に対して逆風が吹いた結果でしたが、今回はアベノミクスに対して経済復活を託す意志が示されたものではないでしょうか。

来年1月21日に開通します!

2014-12-12 21:38:56 | 千里山INFO

 千里山駅の側の「文化踏切」が、車を通さない歩行者専用になり、替わりにピーコック前に新たにできたバイパスが開通します。
 その開通の日時(来年1月21日)を告知するチラシ(拡大)が最寄り駅で配布されていました。
 阪急千里線を跨ぐバイパスはかなり以前に完成していましたが、まだ歩道のみの利用でしたので、車はコミュニティー施設ができる予定の来春4月になるまで開通しないものと想っていました。
 おそらく、大型バスも回せるロータリー広場が作られるので、その工事をするために一般車の通行を遮断する必要があるのでしょう。
 とにかく、もう一月程で千里山の交通状況が大きく変わる分けで、どんな影響が出るのかシミュレーションはされている筈ですが、実際は現実になってみないと‥‥住民としては楽しみでもあり興味津々です。

秋冬に咲く桜

2014-12-07 15:25:53 | 千里山花物語り

 新しく建て替えられた千里山団地の植栽として20種類ほどの桜が植えられました。
 その中でジュウガツザクラとプレートが付いた1本に花弁が開き、寒風の中で僅かに色合いを感じさせてくれています。
 ただ、せっかくの季節外れの桜の花ですが、大きな通りの側ではなく、団地敷地内の散策ロードのような小径に立っているので、余り人の目に触れることが無いと想われます。住民に知って貰えたらと想い写真に撮っておきました。
 Wikipediaにもジュウガツザクラは年に2度開花し、紅葉と同じ頃にも咲くので一緒に植えられることもあると書かれています。千里山では桜を始めとして紅葉は終わってしまいましたが、この桜は少し寂しげに未だ花を付けていました。