千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

スポニチ文化芸術大賞

2012-09-30 12:18:02 | 作詞・作曲

 歌手の由紀さおりさんが第20回スポニチ文化芸術大賞でグランプリを受賞されました。AKB48のプロデューサーで飛ぶ鳥落とす勢いの秋元康さんを特別賞に抑えての快挙です。
 由紀さんはスポニチ紙の取材で「昨年の今ごろはロンドン公演に向けた稽古中。まさか1年後このような場に立てるなんて夢のよう」と挨拶し、人気ジャズ・オーケストラのピンク・マルティーニとコラボレーションしたアルバム『1969』で世界を魅了した歌声も披露したということです。
 戦後の欧米のポップスやロックなどの影響を受け、1960年代から90年代にかけて独自の発展を遂げた日本の歌謡曲やニューミュージックは、当時は英語圏の音楽以外は余り世界ビジネス的に広がらなかったことから、インターネット時代を背景に全く新鮮な響きのメロディー&サウンドと感じられているのではないでしょうか。
 経済的に遅れていた他のアジアの国々では、まだ伝統的な大衆音楽しか盛んではなかったと想われ、この時代の日本のポップスやロックなどが一層異彩を放っているように感じられます。最近は韓国や中国でも90年代の日本のダンサブルなポップスに触発された楽曲が作られるようになってきていますが、日本の40年間の楽曲の宝箱はこれからも世界に向けて新たな価値を持っていくのではないかと想います。
 もちろん由紀さんの例のようにジャズであったり、以前に島谷ひとみさんがカバーしヒットさせた『亜麻色の髪の乙女』のロック・バージョンといった、何かしら現代にフィットするアレンジが必要だったりするかも知れませんが‥‥。
 知人のアメリカ人にお気に入りの日本の歌を聞いてみると、小田和正さんの『東京ラブストーリー』が大好きで良く歌うと言っていました。

 1969
 由紀さおり、ピンク・マルティーニ
 EMIミュージックジャパン

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ
 LIP-FLY

秋晴れの公園

2012-09-28 14:58:25 | 千里山花物語り

 千里山団地の中程にある通称電話公園の木陰で、先日ご紹介した野口義修先生の作詞・作曲本を再読しました。3日続きの秋晴れで木陰には爽やかな微風も流れ、何時もより集中力も長持ちして理解も自然と進みとても捗りました。
 広場を挟んで向こう側には幼児を連れてきているママさんが見え、時々小学低学年生たちが長閑にサッカー遊びに興じています。
 周囲から擂り鉢状に落ち込んでいるので、団地の再開発で工事中のショベル・カーの機械音も弱まり、ここだけ何か都会の喧噪から離れた別世界‥‥とまでは言えませんが。
 こういう場所ならアコースティック・ギターでも持ってきて、オリジナル曲作りや下手くそな弾き語りの練習にちょうど良いように想います。アカペラで大きな声で歌っても余り気にならなかったです。そして、小さな子供達が近寄ってきても良いように、(歌の小父さんとしては)少し子供の歌を覚えておいた方が良いかも知れません。

※ 久しぶりに少し木登りをしてみましたが、身体の柔軟性が失われているのをつくづく感じました(汗)

 歌詞から作曲できるようになる本 (CD付)
 野口義修
 リットーミュージック

月光写真

2012-09-27 11:40:58 | 満天の星

 昨夜のテレビ・ニュースで梅田大丸ミュージアムで開催されている「石川賢治月光写真展 宙の月光浴 space of spirit」(10月8日まで)の告知案内が放送されました。
 月の光で撮影した写真集『月光浴』(1990年)は僕も以前一冊買った記憶があり、滝や水の流れが青白く幻想的な風景となり写されていました。石川賢治さんは商業写真家としてコマーシャルの現場で活躍されていたのですが、ある満月の夜に一枚の写真を撮ったことで神秘的な月光写真の魅力に嵌り、世界各地の月光の下で美しい作品を撮り続けています。
 昨夜の取材では、奈良の明日香村で石舞台の月光写真を撮る予定でいたところ、街灯など人工の照明が多くて撮影が結局できず、その替わりに日本一古いと言われる大和古道を撮ることに‥‥。古道の佇まいが月光の下に美しく浮かび上がっていました。月光写真は満月の夜しか撮ることができないということで、雲が掛かっても光量が足らなくなるので、年にわずか10日程しか適した日が無いという厳しい条件のようです。
 僕も参加していた天文サークルで星見(スター・ウォッチング)に出掛けていた頃に、明るい街灯の光を避けて遠くの山奥に分け入っていたのを想い出しました。これは動植物などにも悪影響があり、光の害と書いて“こうがい”と呼ばれています。

 月光浴
 石川賢治
 小学館

 宙の月光浴: Space of Spirit
 石川賢治
 小学館

ポテトサラダ特集

2012-09-26 14:50:39 | Weblog

 このサライ増刊『男のだいどこ』2012年秋号は、特集が「ポテトサラダ徹底攻究」ということで想わず読みたくなりました。
 以前バラエティー番組の「アメトーク」でもポテサラ芸人というテーマがありましたが、芸人に限らずポテトサラダが好きな人(そして男)は多いと想いますし、また色々な素材や味付けなどそれぞれ拘りがあるものだと実感しました。
 僕自身も夕食のメニューには大抵安くてシンプルなポテトサラダがスーパーで買って入っています。岸和田の姉の家を訪ねた時には姪が作ってくれるカレーライスとポテトサラダを楽しみにしています。
 特集の内容は盛りだくさんですが、例えば銀座の名店の2つのポテトサラダが紹介されており、その味付けには意外に市販のキューピーマヨネーズが使われているということ(ただし、両店共に隠し味的に生酢が合わせられています)や、2人の美人料理研究家がポテサラ・レシピを考案していたりと大変読み応えがあります。
 千里山の仕出し料理屋「魚伊」のお姐さんに後でこの本をお貸しすることになっています。ここの定食に時々添えられるポテサラもプレーンですが好きな味です。
 他にも国産ワインの注目醸造家や焼きサンマに使われる備長炭のことなど、興味深い記事がいろいろ載っていて面白かったです。

男のだいどこ クッキングサライ 2012秋号 2012年 11月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
小学館

※ ジャガイモを蒸すのに便利な圧力鍋ですが、電子レンジ用のプラスチック製品が開発され好評です。以前ステンレスの圧力鍋をデザインしたことがありますが、このような安価な対抗商品が出るとちょっとピンチになると想います‥‥。

 MEYER 電子レンジ圧力鍋 レッド MPC-2.3RD
 クリエーター情報なし
 Meyer

六甲・芸術散歩2012

2012-09-25 14:42:27 | Weblog

 「六甲ミーツ・アート芸術散歩2012」が先週末から始まっていますが(11月25日まで)、天気に恵まれた3連休で人気も高かったのではないかと想います。33人もの多彩なアーティストが思いおもいに、六甲山麓の自然や施設に溶け込んでイメージを広げています。
【芸術散歩2012とは】
六甲山は明治時代、居留外国人によってレジャーの山として開発が始まりました。
その素晴らしい眺望や豊かな自然は、時代が移り変わった今もなお多くの人々に愛され続けています。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」は、六甲山上を舞台に展示される数々のアート作品を、ピクニック気分で回遊しながら楽しめる現代アートの展覧会です。
様々なジャンルのアーティストが繰り広げる六甲山の魅力や景観を生かした作品を、五感で感じながらお楽しみください‥‥。《会場マップ
 これから秋の紅葉や行楽の爽やかな季節に向かい、自然の中の芸術散歩を近くで健康的に楽しめる企画として一度行ってみたいと想っています。

【追記 : 9月26日】現在配布されている阪急沿線情報誌『TOKK』10月1日号にも特集案内版が挟まれています。

詞先のススメ

2012-09-24 11:40:41 | 作詞・作曲

 僕が2010年夏の「作詞・作曲セミナー in 大阪」から参加し指導を受けている、作曲家で音楽プロデューサーの野口義修先生が新しい教則本を出版されました。
 従来の作曲本の多くは主として曲作りにウェイトを置き、いわゆる曲先(曲を先に作り歌詞は後で嵌め込むやり方で、メロ先とも言います)的な内容になっていますが、今回は既に出来ている歌詞を元にして曲を付ける作曲法にフォーカスしているのが特徴です。
 一昔前のフォークやニューミュージックの時代はどちらかと言えば詞先で作られていたようですが、現代はリズムやコードそしてサウンド重視の乗りの良い曲作りが先行し、歌詞はその曲の雰囲気や世界観に合わせて最後に、作詞家やアーティスト自らが完成させるという手法が一般的になってきています。演歌や歌謡曲また童謡・CMソングなどには今でも詞先で作られる歌が多いようですが‥‥。
 先生の今回の教則本はそういう流れに一石を投じて、歌詞の持つ作詞家の深い想いを受け止めた上で、言葉の持つ響きや抑揚・リズムなどを活かしながら、共にメロディーを紡ぎ出す楽しさを再認識させて貰いました。
 ところで、巻末で読者に付曲を促している数編の歌詞の中に、僕も今年コラボレーションして貰った「せりえ」さんの作品が載っていました。出来れば何時か挑戦してみようかと想っています。
 また、表紙・挿入の手描きイラストはお嬢さんのデビュー作となっています。

 歌詞から作曲できるようになる本 (CD付)
 野口義修
 リットーミュージック

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

中学生の映画監督

2012-09-23 09:17:50 | Weblog

 「なら国際映画祭2012」のオープニングで赤い絨毯ならぬ石段を降りていた河瀬直美さんや、現在『夢売るふたり』(主演 : 松たか子)が上映中の西川美和さんなど、オリジナル脚本で個性的な作品作りをする監督が日本映画を盛り上げています。
 沖縄市の中学生(仲村颯悟君)が2010年に『やぎの冒険』という映画を監督し、地元沖縄を皮切りに全国で上映され注目されたことを、本人に綿密に取材しその経緯を一冊に纏めた本を最近読みました。
 小学生の頃から既にビデオカメラを手放さず、近所の遊び友達と一緒に5分・10分くらいの作品を作り始め、中学生になってからも専門雑誌に接して本格的に短編映画を撮っていた少年が、沖縄の映画企画のコンテストに応募し選ばれたことを切っ掛けに、大人のプロの映画人に交じって堂々と自分の映画作りをしていく姿を追っていきます。手作りの機材を工夫し友達とアイデアを出し合って試行錯誤してきた映画“遊び”で培われた感性が、プロデューサーやカメラマンそして俳優などプロ集団を納得させ、熱気と協力を引き出す様子が(まさにメイキングのように)楽しく描かれています。
 これから映画監督として成長しどんな作品を見せてくれるのか、著者と一緒に見守っていきたい気持ちになりました。

 映画カントクは中学生!
 艸場 よしみ
 汐文社

 やぎの冒険【DVD】
 仲村颯悟 監督
 TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

引っ越しにエコルセを頂きました

2012-09-22 11:07:34 | Weblog

 先日マンションの同階に引っ越してきた方から挨拶のお菓子を頂きました。
 何時も美味しいランチを楽しませて貰っている千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」で、お店の皆さんと一緒に食べようと想い持って行くと、それは神戸元町に本店がある本高砂屋の良く知られた洋菓子ということでした。
 本高砂屋と言えば僕は梅田三番街のショップでキンツバをお土産に買うことが多かったのですが、多彩な和菓子だけでなく洋菓子まで作っていて、しかも有名なお菓子でもあるというのは全く想像もしていませんでした。
 このエコルセという薄焼きサブレ的なお菓子は、「空気のように軽い食感」とホームページでも説明されていますが、まさにその通りでお腹にも負担にならない軽い食感が特徴でした。薄い生地の内側にミルクとホワイトのチョコレートを挟んでいて、色んな味わいが仄かに変化し楽しいティータイムになりそうです。
 そういえば僕は引っ越してきた時に何もこのような心遣いをしていなかったのを想い出しました‥‥。

最新のカラオケ

2012-09-21 13:34:30 | 作詞・作曲

 自分自身は最近カラオケに余り行っていないのですが、梅田紀伊国屋書店で演歌・歌謡曲月刊誌『カラオケファン』を立ち読みしていると、「JOYSOUND f1」という通信カラオケ機器・サービスの体験レポートが演歌歌手の山本あきさんの取材で掲載されていました。最近のカラオケがこんな風に進んでいるのかと興味深く想いました。
 採点カラオケで競うバラエティー番組がありますが、本当に感動的な歌唱よりも機器の採点特性を知り高得点を狙った歌い方をする人がいます。見ていると最近は採点機能も進化しているようで、感動的な歌唱の方が僅差ではありますが勝つようになってきています。
 記事の中で新機能として面白く特に興味を持ったのは、例えばギターのパートの音量を低くして自分が替わりに演奏(練習)することができるというものです。カラオケの音源がMIDIデータで出来ているのでそんなことが可能なのです。学生時代にロックバンドを組んでいたという山本あきさんのレポートでも、エレキギターを格好良く弾きながらその機能に一番惹かれているようでした。練習スタジオに近い使用イメージにもなってきています。
 また、インターネットで繋がりグループ演奏や動画投稿もできるので、音楽SNS的に新たなコミュニケーション・ツールになりそうです。

美米日和 (BiBi)

2012-09-20 14:12:57 | 千里山INFO

 千里山駅前にある上田米穀店に用事で行くとレジカウンターに、ライスフレンド(株)が毎月発行する小冊子『美米日和』9月号が置かれており、その特集地域が故郷の徳島県と書かれていたので想わず貰ってきました。
 『美米日和』は最近パンに押され気味のお米ライフの普及を目的に、お米生産農家の想いや声を伝えたりお米レシピなどが掲載されていますが、米だけでなく地域の特産物のことなども紹介されています。今号は徳島県の夏の味覚であるスダチ(100%生産)をメインに、茨城県に次いで全国2位となるレンコンの健康的な栄養面についての情報もありました。
 また、それらの農産物を育むバックボーンということで、「四国三郎」と言われる吉野川流域の風景や土壌の豊かさについて、美しい写真とともに詳しく触れています。
 お近くのお米屋さんに立ち寄った時にはぜひ手に取ってご覧下さい。

千里ニュータウン展

2012-09-19 07:39:37 | 千里山INFO

 9月15日から開催されている「千里ニュータウンまちびらき50年」のことがテレビ・ニュースで放送されていました。
 そのオープニングで、当時の街並を舞台に吉永小百合&浜田光男の青春コンビが演じた日活映画『青春のお通り』が上映されたというのも興味深いです。また、トーク・イベントでは古くからの住民と、新たに建て替えられているマンションなどに移り住んで来た子育て世代が、自分たちの街の歴史や特徴を良く知りそれを踏まえながら、これからも相互に交流を深めていこうという方向性が話し合われていました。
 同時に阪急南千里駅傍に開館されたニュータウンプラザでも「千里ニュータウン タイムスリップ展」が開かれていますので近くに行かれた時にはお立ち寄り下さい。
 そして他にも、以前に吹田市立博物館で開催され大好評だった市民による第2弾「千里ニュータウン展―60'sの未来像といまの未来像―」が予定されています。写真はその実行委員をされている千里山まちづくり協議会の事務局長の松岡さんですが、そのスケジュール表を見せて貰いました。展示や講演そしてイベントなど多彩な項目の中に、上記の映画『青春のお通り』の上映も何日か見られましたので、15日に見落とされた方は楽しみに足を運ばれてみては如何でしょうか。

※ 千里山にあるちさと図書館のビデオ・ライブラリーで吉永小百合主演の『伊豆の踊り子』(共演 : 高橋英樹)と『若い人』(共演 : 石原裕次郎、浅丘ルリ子)を借りて懐かしく見たところでした。

公園の雑草

2012-09-18 13:32:43 | 千里山花物語り

 この季節は厳しい残暑の中にも秋の気配が感じられ、突然の俄雨以外は総じて気分良く過ごす日が多くなります。そして、道端のわずかな地面や近くの公園などに雑草が元気よく繁茂する姿に元気を貰っています。
 千里山のミニ公園でも青赤黄に塗られた滑り台やブランコを囲むように秋の雑草(拡大)が生い茂っています。特にブランコに腰を下ろすと視線が低くなり、より雑草が迫ってきて自然に包まれた感じが味わえ気分もリフレッシュできます。
 雑草の茎軸を抜いて爪楊枝のように口にくわえるのがこの季節の僕の癖になっているのですが、最近その乾燥した茎軸がポケットに残っていて試みに噛んでみたところ、とても凝縮した植物の奥深い味わいを感じました。放牧された牛馬が生草を美味しそうに食んでいる光景はよく見ますが、畜舎内で穀物の餌料と一緒に干し草をムシャムシャ食べているのを見ても美味そうとは想えませんでした。
 しかし、実際に噛みしめてみると生草よりも何か味わい深く感じるのは僕だけなのでしょうか。例えば大根おろしも瑞々しくて美味しいですが、太陽の恵みを浴びた切り干し大根もお袋の味で大好きです。彼らも干し草を美味しく味わっているのだと改めて想いました。
 夜になるとこの雑草の中で虫達の合唱が始まります。自販機で飲料を買いに出た帰りに暫くブランコに座りゆったりと聴くのも良いものです。

※ 背景に写っているのは夏の花らしいムクゲ(左)と、秋の訪れを告げる一夜花の酔芙蓉(右)です。2年前には歌謡曲タッチの『酔芙蓉』というオリジナル曲も作りました。

ザ・ビートルズ (少年文庫)

2012-09-17 07:33:59 | 作詞・作曲

 千里山ちさと図書館には子供用の本が多くありますが、これらは何も子供達だけの読み物ではありません。漢字にルビが振られているのが煩わしい人もいると想いますが、文字が比較的大きかったりページ数もそれ程多くなくて気軽に1冊読み終えることができます。
 テーマも例えば環境問題なども何種類かのシリーズに分かれ、大気や食べ物の汚染やエネルギー関連など要素的にも良く考えられた内容となっているので、基本的な情報を得ようとするのに手軽にトライしやすいのです。その後で通常の新書本でもっと知識を深めたりする心のエネルギーにも繋がります。雪だるまと一緒で既に良く知っていることは放っておいても大きく転がりますが、初心者にとってはその切っ掛け部分として活用することができます。
 ただ、このようなシリーズは子供達の勉強にとって参考書的ということなのか、貸し出し禁止本となっている場合も多いです。しかし大人にとっては30分もあれば1冊読み終えられる感じなので、買い物などで空いた時間に立ち寄って読んでしまえば大丈夫です。
 写真は僕が最近そのようにして読んだビートルズの伝記本です。ビートルズ関連の本はもちろん多く市販されているのですが、どれを読めば良いのか分からなくてその厚い(翻訳)本を手に取るのを少し躊躇することが多かったのです。今回図書館にあったこの「火の鳥人物文庫」シリーズの中で見付けて休みの日に2.3時間で読みました。自分自身の生きてきた年代表と合わせて読み進めながら、ビートルズ現象の大凡の流れや作品の位置づけがイメージできるようになりました。個人的には青春真っ盛りのリバプール&ハンブルグ時代までのメンバーで、レコード・デビューやその後の大成功を見ずに夭逝した視覚芸術家肌のスチュに興味を持ちました。これからもっと詳しい評伝本にも挑戦してみたいと想っています。

 ザ・ビートルズ (火の鳥人物文庫)
 広田寛治
 講談社

スミス英会話千里山教室

2012-09-16 07:42:21 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 昨日、スミス英会話千里山教室で2代前に先生をされていたパキスタン出身のユーサフさんから、昨秋から新しく教えている担当者を連れて行き僕に紹介したいと電話があり、約束の午後1時に一緒に僕のマンションに訪ねて来られました。
 新しい先生はアメリカ人のALI(アーリ)さんで、日本人の奥さんと千里山に住んでいるということでした。ユーサフさんはかなり日本語がお上手でしたが、アーリさんの方は奥さんが日本人なのに片言くらいしか話せないようでした。家の中では普段は英語を使い教室でも基本的に生徒とは英会話らしいので、来日してから2年程経っているそうですが未だ上達されないのでしょうか。
 生徒さんはお医者さんや留学を目指す学生、海外旅行するために習いたいOLや主婦、また字幕無しで映画鑑賞をしたい・英語の歌を究めたい若者など多様なニーズがあり、それぞれに適した楽しいレッスンで対応しているということでした。
 街の住民ともう少し親しくなれればと言われていたので、「みんなで発信!!千里山ブログ」にモバイル投稿されてはどうかと薦めてみると、早速に良く利用するという駅前カフェの抹茶カプチーノの写真をテスト・アップされていました。これから時々英語まじりの千里山ネタが投稿されるかも知れませんので、皆さんできればコメントなどをどうぞ宜しくお願い致します。
 また、英会話の先生の他に建築設計ができるということでしたので、千里山の知り合いで建築事務所をされているNさんにいつか紹介させて貰えればと想っています。