サッカーW杯ロシア大会は、決勝でフランス代表が4-2でクロアチアを下し、2回目の優勝を飾りました。
ロナウドやメッシ、またネイマールといった大スターが、決勝トーナメントに入り次々と姿を消す中で、フランスの19才の超新星フォワード、エムバペが世代交代を宣言する大会ともなりました。
決勝戦でも大きなポイントとなったのが、VARから翻った
フランスPKの判定でした。フランス先制点がクロアチアの不運なオウンゴールだったのは仕方ないとして、素晴らしい同点弾を入れたすぐ後のハンドの判定は問題が残ると想います。試合の流れ、そして結果も大きく変わったかも知れません‥‥。
VARで確認するのは良しとして、ハンドの判定は故意か偶然かという点にあります。フランスのPKは微妙ですが、VAR映像では故意には見えませんでした。
前にVARではPKだけでなくシミュレーションも判定しなければ公平にならず、フォワードはファールを貰おうと簡単に倒れてしまい、結果として本来のハイレベルな攻防が見られなくなってしまう懸念を覚えました。
今回も偶然のハンドがPKになるのなら、ゴール枠よりもディフェンスの手を狙うプレイが増えそうです。これも結果としてペナルティー・エリアでの攻防を詰まらなくさせてしまいます。
さて、アジア代表の日本チームも、そして個々のプレイヤーまで大いに注目度が上がりました。
ニュースでは日本人の代表監督が検討され始めているようですが、外国人監督のメリットとして、世界的ネットワークを活かして強豪国と強化試合を組みやすいとも言われていました。今回の日本代表の活躍で、それに頼らなくても今後は親善試合の申し込みが殺到すると想われます。国籍に拘らず日本代表をより成長させられる監督を選んで欲しいものです。