NHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』の、
ロケ地情報ブログを運営されているyadoさんよりコメントがあり、僕の故郷でありドラマの舞台となっている美波町に、設置されているライブ・カメラのことを教えて頂きました。それらは景観のためではなく津波や台風などに備え、
防災カメラとして町内の海岸や河川に設置されたもののようです。
その中にはうみがめ博物館「カレッタ」の前に広がる大浜海岸はもちろんですが、実家のある
田井ノ浜から太平洋を望むカメラも見ることができました。画角的には右半分しか入らないようですし、曇り空で画面も暗くコマ送り的なグレードですが、冬の海面の静かな揺らめきは実感できるので、帰省した折に心癒される想いに似たものがありました。
ライブ・カメラはブロードバンド初期に幾つかサービスが始まり、「Casvee」に無料登録して僕の運営管理する地域情報サイト「
千里山.NET」でも利用していたのですが、おそらくサーバー・キャパシティーによるものと想われますが同時視聴制限もあって、定着することなくそのWEBサービスは撤退することになってしまいました。最近はクラウド・コンピューティング時代の花形アプリとして再び脚光を浴びつつあります。インターネット放送の芽が育つ日が近づきつつあるのを感じます。
※『ウェルかめ』の美波町最終ロケが2月14日ということで、
大浜海岸のライブ・カメラでその様子が見られるのではと、yadoさんのコメントには書かれていましたが‥‥。
【追記】2月28日のチリ地震による津波の様子を見るためか、「美波町 ライブカメラ」という検索ワードからのアクセスが少し見られました。それにしても報道では何も触れられませんでしたが、ハワイなどの津波はたいしたこともなかったのでしょうか。その後日本では気象庁の注意報や警報、そして避難勧告が過剰だったのではないかと言われました。余りにも慎重を期しすぎて市民生活が迷惑を被ったということですが、一般市民の感覚としてもそう思った人が多かったのでしょう。実際に非難した人もとても少なかったようですから、市民はその辺りの情報にはバイアス掛けて対応したというところでしょうか。
【追記】3月5日のニュースの専門家のコメントで、津波到達の時間が満潮時と重なっていたら、場所によっては2.9メートルの高さの津波になった可能性があるということでした。それは相当浸水被害が出たかも知れません。やはり警報には従った方が良いのではないかと思います。
【追記】総集編の放送がゴールデンウィークの5月3日、4日にあるようです。