千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

桜の字の意味

2011-03-31 23:55:25 | 千里山花物語り

 これから暫くの間は自転車のようにゆっくりと進んでくる高気圧に覆われ、春らしい穏やかな天気が続くという週間予報です。桜の開花ももう直ぐ聞こえてきそうな陽気ですが、その「桜」の文字の成り立ちが読んでいた本のコラムに書かれていましたのでご紹介します。
 その本は『楽譜の読み方』という、楽譜やスケールそしてコードなど初級向けに書かれた音楽基礎理論書です。その中で日本音楽に使われていた用語の変(へん)・嬰(えい)が、♭(フラット:半音下げる)と♯(シャープ:半音上げる)に当てられていますが、その「嬰」という字は2つの貝の下に女と書かれており、それは初めは耳飾りを付けた女性を意味したそうです。それが後に転じて「嬰児(みどりご)」として生まれたばかりの赤ん坊を意味するようになりました。
 さて「桜」という字は元々は「櫻」と書かれますが、木に「嬰」がついたものです。この「嬰」は丸い耳飾りのような実のことで、サクランボが生る木という意味です。昔の人は「花より団子」ならぬ「花よりサクランボ」だったということでしょうか。

※ 明日の4月2日(土)千里山まちづくり協議会が「千里山桜ウォーク」を行いますのでご参加よろしくお願いします。

CD付き やさしくわかる楽譜の読み方
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コード理論の初級本

2011-03-30 21:32:39 | 作詞・作曲

 僕はもう何十年も趣味でソング・ライティングを続けていますが、外出している時などには鼻歌でメロディーを探り、浮かんだアイデアを携帯電話のボイス・メモで忘れないようにしています(携帯のボイス録音の音は悪過ぎて、後でメロディーが良く解らないことがありますが、もう少し音質の良い携帯の開発をお願いしたいです。その点で写真のハンディー・レコーダー「ZOOM H2」はお薦めです)。時として歩いている途中にでも素敵なモチーフが“天から降りてくる”のです(格好いい! 一度言ってみたかった)。
 そして家ではギターでコード進行に乗せて歌いながら曲を作ったり、出来かけたメロディーに一応アレンジを考えながらコード付けをしたりと、作曲経験と共にコード理論やコード進行の知識が深く求められます。今更という感もありますが、比較的読みやすそうなコード理論の参考本を2冊(同じ著者と気付かずに)買いました。
 と言うのも最近良く利用しているカフェの女性スタッフの一人がピアノを習っていたらしいのですが、やはりクラシックの基礎指導法ではポピュラー・ミュージックのコード理論などは教わらなかった様です。親しく話している内に興味を持ってきたということで、何か初心者向けの良い参考書はないかと僕も気になっていたのです。
 CやAmといった現在のコード理論は1950年代にジャズ・ミュージシャンから起こり、次第にポピュラー・ミュージックの世界に普及してきたようで歴史的に新しく、クラシックのピアノを習っていた人の中にはコードが弾けない人もいるそうです。僕などは反対に、最初からギターのダイヤグラム(押弦型)を丸憶えにして、ストロークやアルペジオで弾きながら歌ったり(その延長でオリジナル曲を)作ってきただけで、コードは弾けてもその意味は深く分からずにいたのです。
 この種の参考本では、前書きや序章で初心者にも分かりやすい本を作ったということが書かれていますが、そんなに上手い話にはならないのが相場です。やはり長・短7度や減・増5度などといった音の度数(音階の隔たり・インターバル)のところで、僕の左脳はいつものように悲鳴を上げ始めました(笑)。人に複雑なことを易しい言葉で伝えるのは本当に難しいです。

そうだったのか! コード理論 コードはパズルだ!!
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読んで覚える コードのカラクリ
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『おとなのTV』

2011-03-29 22:00:41 | Weblog

 故郷の徳島県美波町が舞台となった『ウェルかめ』から毎朝視始めたNHK朝の連続テレビ小説も、極貧生活を明るく生き抜き大ヒットとなった『ゲゲゲの女房』、そして大阪放送局のお好み焼きと手料理が話題の『てっぱん』と続き、いよいよ次の『おひさま』(4月4日より放送)の番宣スポットが流れ始めています。
 大正時代に生まれ戦前・戦中・戦後と様々な苦難に向かい太陽のように明るく生きるヒロインは井上真央さんは、子役時代から既に多くのドラマ・映画の出演経験を持つ若手として、賢く意志の強そうなおでこの美しい女性です。エーザイの「チョコラBBシリーズ」のCMの目線が印象的でした。僕はまだ見ていませんが最近でも『太平洋の奇跡』や『ダーリンは外国人』などに出演しています。新人女優の新鮮さはもちろん無いですが、苦難を乗り越える『おひさま』のヒロインとしては申し分ないキャスティングかも知れません。
 写真のテレビガイド『おとなのTV』の表紙を春の新番組代表として飾っていたので、こんなテレビ情報雑誌が出ているのをコンビニで初めて知りました。最近のテレビガイドは一頃に比べて概ね大きめの字で書かれるようになりましたが、ここまで全体的に徹底して見やすい感じのものは初めてです。若者インターネット世代のテレビ離れも言われる中で、テレビ情報雑誌などは中高年向けとしてニーズが見込めるのでしょうか。今年7月には地デジ化が完了しますので、番組表の必要性は少なくなると想われますが、詳しい番組情報はこの世代ではまだ雑誌メディアが有効でしょう。
 また一方で、文字・画像の拡大機能を備えたiPadGALAPAGOS(ガラパゴス)などのタブレット型情報端末も、動画やインターネットが見られ今後の普及が注目されています。

※ 最近久しぶりに買ったパソコン・ソフトのマニュアル(240ページもあります)の小さな文字を苦労して読んでいるので、自然に『おとなのTV』のコンセプトがとても気になりました。

Moon Rise

2011-03-28 21:47:49 | 作詞・作曲


Moon Rise

早春の風の冷たさに
震える肩を抱いて
君の涙が乾くまで
僕の想いが届くまで

互いの心庇うように
Court の襟を立てて
菜の花揺れる坂を上ってきた

※ 何処までも続いてる
街並みの Silhouette が
傷ついた愛の日々を
映しては滲んでるよ

君と別れる今夕(きょう)はとても
すべてが綺麗に見えた


二人一緒に揃えた
古い荷物を捨てて
君のその瞳に Sun Set
そして振り向けば Moon Rise

きっと想い出すだろう
胸の傷みと共に
菜の花染めるこの季節を

いつまでも側にいると
約束も守れなくて
頑なに愛の言葉
繰り返してただけさ

君と別れる今夕になって
初めて素直になれた

《 間奏 》

※ 繰り返し

日が沈んでいく そして月が昇ってくる
菜の花が揺れていた


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2011.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ この季節には蕪村の名句「菜の花や 月は東に 日は西に」を想います。月が丘にある坂を上り切った小さな峠からの眺めは、僕の好きな千里山の街風景のひとつです。
※ 菜の花畑ならぬ街並みの上から月の昇るイメージ写真は、こちらのブログ「石井NP日記」から拝借しています。

『Machi Com 通信』No.5

2011-03-27 19:15:23 | 千里山INFO

 千里山駅周辺まちづくりに関する情報発信・報告誌『Machi Com 通信』No.5が、千里山会館や地域の公民館などで配布されています。またNo.1~4までは吹田市(都市整備室)のホームページでも見られます。
 『Machi Com 通信』は地域住民の意見を聞くための千里山まちづくり懇談会(2005年)の情報発信誌として始まりましたが、懇談会が終了後まちづくり報告会(2010年)への移行に伴い、現在は吹田市の開発・工事の状況報告誌として号を重ねています。
 内容としては平成23年度に千里山駅からちさと図書館に向かう16Mの拡幅道路(千里山・佐井寺線)や、その地下を走る雨水用下水道の工事が始まることが、地図による概略表示で分かりやすく書かれています。また千里山駅西側の整備についても、狭く危険性のある歩道や歩行者空間の不足など、住民ニーズが高い課題の低減・解消のために、今後も整備を進めていきたいとしています。
 千里山駅周辺まちづくりのこれまでの経過については、ちさと図書館2階郷土行政資料コーナーで詳細が見られます。また、まちづくり報告会への意見などは吹田市役所都市整備室【tosiseib☆city.suita.osaka.jp (@を☆に換えています)】の方で受け付けています。

Mac mini 購入しました

2011-03-26 16:25:57 | 作詞・作曲

 Macの情報雑誌『マックピープル』の創刊15周年記念のモニター募集に、薄型ノートMacBook Airで僕も応募していたのですが当選しませんでした。ユニークな使い方を応募理由に書いた積もりでしたが、対象者がたった一人ではなかなか難しかったようです‥‥マジに期待していました(苦笑)。
 そこで仕方なく久しぶりに新しいパソコンを購入しました。Mac miniというディスプレイやキーボードなどは持っているものを使い、パソコン本体だけで売られているコンパクトなタイプです。同機種の初期型を買って以来の僕にとってのNEWパソコンですが、それ程にパソコン自体も機能的に成熟しているアイテムだったということです。
 しかもその購入動機が音楽自動作成ソフト「Band-in-a-Box」の導入に必要だからという理由でした。「Band-in-a-Box」は以前にも興味を持っていることをブログに書かせて貰いましたが、MacでもインテルCPU搭載の新しい機種でなければ動かないソフトだったのです。いわば新しいMac miniは音楽専用パソコンということになります。もちろん今までメインに使っていたG4や初期型Mac miniよりは随分速いCPUなので、例えばデザイン・ワークで使う3Dソフトなどにも活用するとは想いますが。
 今後は多分Mac専用のDAW(音楽)ソフト「Rogic Studio」も買い足して、もう少し良いデモ・テープ作りにも活かしていきたいと想っています。

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「千里山寄席」

2011-03-25 18:07:56 | 千里山INFO

 千里山商栄会の臨時総会の報告書を副会長の米穀店の上田さんが持ってきて下さいました。その中に商栄会も協力している千里山元気!プロジェクトが4月10日(日)に千里寺で主催予定の「千里山寄席」の告知チラシが入っていました。昨年に続いて出演は千里山にもご縁が深い桂雀々・桂紅雀さんなどです。
 昨年の第1回「千里山寄席」は僕も商栄会の一員としてチケットを1枚頂いていたのですが、同じ日時に千里山キリスト教会の「春のチャペルコンサート」が予定されていて、親しい知人の信者さんにお誘いを受けていたので行くことが出来ませんでした。前日まで悩んで結局千里山まちづくり協議会で親しくして貰っているNさんにチケットをあげました。
 桜の美しい時節に行われるイベントとして開催日が重なることはありがちですが、同じ地域の住民がどちらも楽しめるものなので事前に日程の調整が出来ないものかと残念に想い、その辺りのことを今後のお願いとして上田さんにもお伝えしました。幸い今年は一週間ずれましたので両方楽しめますので、4月17日(日)の「春のチャペルコンサート」の方もご案内して置きます。
 千里山キリスト教会のホームページのサイドメニュー「お知らせ」で「春のチャペルコンサート」の内容が見られます。

告知チラシ(拡大)

桜の蕾も膨らんで

2011-03-24 22:05:24 | 千里山花物語り

 昼食を摂りに千里山駅の方に緩やかな坂を下っていくと、阪急タクシーの待機車庫を覆う桜の枝が目の高さに見られます。近頃は毎日その蕾の状態を観察しながら通っていますが、最近はまた一段と膨らみが大きくなり薄いピンクの花弁が透けているのもチラホラ見られるようになりました。
 先日の夕方のお天気ニュースで奈良と京都でウグイスの初鳴きが報告されていましたし、高知県ではすでに桜の開花が見られたということも言っていました。その後また寒の戻りがあったのでピンクの花弁も頭を引っ込めてしまったようですが、この冬のような寒さを過ぎて週明けに暖かくなれば、千里山でも桜の開花宣言できる準備は済んでいます。
 昨年は開花後に寒くなりまた雨も降らなかったので、週末の花見など2週間にわたり桜を楽しめました。長い冬を耐えてやっと花開きパッと散るのが潔くて美しいとされる桜ですが、桜の蕾の膨らむ頃に希望のようなものが感じられて、春を待つ人の気持ちには一番良い時間のような気がします。

演歌コーナー

2011-03-23 21:41:05 | 作詞・作曲

 阪急梅田駅近くのファッションビル「NU茶屋町」の5Fに、イシバシ楽器店があるというのでエレベーターに乗ったのですが、勘違いで上階のタワーレコードのフロアに降りてしまいました。せっかくなので色々と試聴などもしながら、スペースにゆとりを感じさせるCDフロアを見て歩きました。
 洋楽・J-POPのコーナーを一通り見た後で、僕はいつものことですが演歌コーナーを探します。自分でもいわゆる歌謡曲っぽいオリジナル曲も少し作っているのでやはり気になり見ているのですが、最近は余り大きなスペースで設けられているところがありません。リサーチなどでも良く足を運ぶヨドバシカメラのCDフロアでも、韓流スターと同じくらいのボリュームしかないのは寂しい感じがします。もちろん演歌・歌謡曲の専門ショップというものはあると想いますが、僕は一般的な総合CDショップしか行ったことが無いので何とも言えません。
 フォークやニューミュージックと呼ばれていたものが、1990年代に入りサッカー・Jリーグが誕生・大ブームとなった頃に、新しいイメージのJR(国鉄)・JT(タバコ)・JA(農協)などと同じように、洋楽っぽい流れを汲んだ楽曲がJ-POPという格好いい言葉で語られ始めると、演歌・歌謡曲の類のものはそれらに比べて古くさい時代のものというレッテルを貼られ、次第に隅の方に追いやられることになったと言われています。
 しかし、もちろんJ-POPリスナーを対象にしたカウント・ダウンTVなどのヒット・チャートを見ていると、20,30位辺りには僕も余り知らない演歌歌手の新曲が結構ランクインしていますし、中堅でも新曲を出せば4.5万は確実に売れている歌手は多いと聞きます。ビリーバンバンのカバーで坂本冬美さんが大ヒットさせた『また君に恋してる』はJ-POP的な曲ですが、『愛のままで』の秋元順子さんや『海雪』のジェロなど記憶に新しく話題となる歌やシンガーも出現しています。まだまだ良い楽曲と才能の発掘次第で盛り返せるエネルギーは残っていると想いますが‥‥。

歩道スペース

2011-03-22 22:15:31 | Weblog

 千里山でも大きなマンションなどが建て替わる時に、意識の高い周辺住民の要望や交渉運動が行われて、道路から建物を適度に控えることで圧迫感を減らし、そのスペースを住民の安全のための歩道スペースとして確保したり、緑彩を提供するということが見られます。千里山まちづくり協議会が出版・配布中の『千里山の暮らしと住まい』(集合住宅編)は、自分達の住んでいる場所でそのような開発が起こった場合に、住民が主体的に取り組むなかで参考にして頂けることも想定しています。
 さて、写真は僕のよく行く大阪梅田の茶屋町界隈ですが、近年まで残されていた入りくんだ路地の平家屋が、次々に大きな高層ビルに建て替わっています。近くには広さ日本一と言われる丸善&ジュンク堂書店が入るチャスカ茶屋町ビルも最近オープンされたし、この右に写るNU茶屋町は5年ほど前に出来ましたが、現在向かいに阪急不動産のタワー・マンションジオ・グランデ梅田が完成しつつあります。
 工事囲いのパネルの中は余り分かりませんが、少なくとも地上階は確実に店舗が並ぶことでしょう。そしてNU茶屋町の歩道側と合わせると道路が従来の倍近い広さになり、開放的で魅力的な街通り空間が住民や来訪者に提供されます。ビルの高層化と共に見上げる空は狭くなっていきますが、地上では街の共用スペースが広がっていくのは面白いと想います。

絵画サークル合同展

2011-03-21 23:55:31 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 春の3連休に合わせた絵画サークル合同展が、千里山のちさと図書館の復元教室で開催され、今日はその最終日でしたので午後遅くに見学に行きました。
 会場に着き展示されている絵を見せて貰っていたら、指導されている永田先生がそれぞれの作品への講評を始められました。最終日は1時間早く閉展するということで、終了時間も迫っていたのでしょうか。絵の構図や色彩計画など的確なポイントを上げながら先生が各作品にアドバイスをされるのを、習われている方達が先生を中心に集まる後で僕も興味深く聞くことができました。今年はかなり進歩したという永田先生の総評でした。
 途中で静かに会場を出てスーパーで買い物をした後、僕が駅前のカフェで紅茶を飲んでいるところへ、撤収作業を終えたグループの人達が10名ほど入ってこられました。以前にも何度か絵画サークルのメンバーで、スケッチ会などの後に集まり交流されている様子を見かけました。趣味を同じくする仲間同士の集まりの楽しさは、僕も星見(スターウォッチング)サークルに参加していたので良く分かります。イタリア・スケッチ旅行などの話題も賑やかに聞こえてきます。当時オーストラリアに皆既日食を見に行った星見仲間のことを想い出しました。

「千里山桜ウォーク」のお知らせ

2011-03-20 23:25:27 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会による4月2日(土)の「千里山桜ウォーク」のお知らせが、自治会の掲示板などに張られています。
 今春は千里山団地の桜並木が再開発の第1期(解体)工事ために、ほとんどの古木が伐採されてしまい少し寂しい花季になるのではないかと想います。しかし未だ残されている虹が丘の給水塔に繋がる桜坂のトンネルや、電話公園周りの桜は十分に楽しめます。関西大学構内の自然も組み込み、凜風館の屋上からの眺望も素晴らしく、かなり巡り甲斐のあるコースになっているようです。
 また今年の「桜ウォーク」は東北・関東大震災に鑑み、例えば第1噴水の地下槽には大量の雨水(注:訂正)が備蓄されているなど、千里山の街の防災情報にも触れながら巡る形にしています。千里山の四季を共に感じつつ、街の安全の大切さを話し合いながら一緒に歩いてみませんか。
 最後に希望者で昼食懇談も楽しんで頂いておりますが、今年は関西大学の学食で予定しておりますので、住民に限らず興味のある方はご参加よろしくお願い致します。

告知チラシ(拡大)

作詞の参考本

2011-03-19 23:25:45 | 作詞・作曲

 先日紹介させて頂いた野口義修先生の『作曲本~メロディーが歌になる~』(シンコー・ミュージック刊)とは、姉妹編シリーズに当たる『作詞本~言葉が歌になる~』も、歌詞作りの大切な心構えとテクニック的な両面に触れたものとしてお薦めします。
 ポップス即ちポピュラー・ソングは大衆の共感の得られるテーマを、自分らしい個性的な言葉・表現・発想によって歌詞にするのが作詞であると、冒頭に歌姫宇多田ヒカルさんの大ヒット曲『Automatic』を例にしながら書かれています。これからも常に胸に置きたい言葉です。そして動機には作者の感動が無ければならないと改めて教えられます。
 ただ、詞先(歌詞を先に書き上げること)の場合にその歌の構成を考えて書くことを薦め、A・B・AとA・B・C(サビ)の形式が大多数と言われているところは、最近プライマリー・ブリッジと呼ばれるいわゆる大サビを良く使う僕としては、現在はそのような曲構成も普通のものとなってきたことを挙げたいと想いました。
 ところで『作詞本』の著者の遠藤幸三さんは、野口先生とはコンビで作品作りをされている親友ということです。一人で作詞・作曲するのはもちろんソングライターとしてやり甲斐がありますが、作詞でも作曲でも補完しお互いに作品を高め合える友人(パートナー)を僕も欲しいと想っています。
 また中森明菜・稲垣潤一などJポップから歌謡曲まで、幅広いジャンルで作詞家として活躍されています。特にNHK「おかあさんといっしょ」「みんなの歌」など、子供の歌に50作品以上を提供されているのは、千里山MMT子どもミュージカルの挿入歌を一昨年に作曲させて貰った僕としても興味深いです。 絶版になっていますが『ロック作詞講座』の方もAmazonの中古本流通で購入したいと想います。

作詞本~言葉が歌になる~
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ロック作詞講座
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MTR-VAIO

2011-03-18 23:31:52 | 作詞・作曲

 MTR(マルチ・トラック・レコーダー)はギターやマイクで多重録音ができ、CD-RやSDカードにオーディオ・ファイル(WAVE・AIFF・MP3)で保存できる音楽作成機器です。インプット・ジャックが4~8本ある2万円程度の手軽なMTRを使い、バンドの一発録りやトラック別録音&編集が行え、音質の調整やマスターリングなどの機能もあります。
 僕が歌を作り始めた頃は4トラ・38(サンパチ)という多重録音に対応したオープンデッキ・テープレコーダーがあり、僕もTEACの製品を購入しオリジナル曲のギター伴奏・ヴォーカル・ハーモニーの録音を重ね編集したデモ・テープを、当時著名な音楽評論家やレコード会社の制作部などに送ったこともありました。それが現在はハードディスクにデジタル録音するMTRに変わっただけです。
 一方、パソコンのDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)による作・編曲も一般化してきており、今後はそのマルチ・ソフト環境に対し限定機能のMTRの利用は少なくなっていくのではないかと予想されます。
 そこでSONYに提案したいのですが、MTR機能を組み込んだミュージック・クリエイティブ・VAIOを新開発し、音楽ソフトACIDのスタンダード版をバンドルすることにより(希望者はPro版にバージョンアップできる)、iPodに始まったMac(初めから音楽ソフトGarageBandが付いている)の独走から“音楽のSONY”イメージの復権を図ります。MTRもBOSS (ボス)/MICRO BRのような小型ハードウェアになリますと、フラッシュ・ストレージ搭載のノート・パソコン内に納めることは容易でしょう。

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『いいでしょこのまち通信』

2011-03-17 13:08:10 | 千里山INFO

 先日出席した千里山まちづくり協議会の定例会(第2土曜日午後7時から千里山会館)で、事務局長のMさんが『いいでしょこのまち通信』第3号をコピーし皆に配布してくれました。Mさんは千里山ばかりでなく吹田・大阪など広域で、また吹田環境会議や万博関連そして旧・中西家の活動など多岐のボランティアを通じて、地域生活・文化の情報をまちづくり協議会のメーリングリストなどで伝えて下さっています。
 『いいでしょこのまち通信』は吹田市都市整備室(景観担当)が発行している4ページのもので、この種のものが市役所ロビーでも色々と閲覧配布されているということです。「景観カフェ」と称して街歩き企画などを催し、市民の景観に対する意識喚起をしている模様が報告されています。また各地域の景観まちづくりを支援する活動もしています。
 第3号には昨年末に千里山まちづくり協議会が編集出版した、まちづくり作法集『千里山の暮らしと住まい』(PART2 集合住宅編)の紹介や、それに伴って開催された「作法集と千里山を語る会」(昨年12月11日)に、吹田市景観アドバイザーとして若本和仁大阪大学准教授が派遣され意見を述べられた記事も掲載されています。『いいでしょこのまち通信』は吹田市都市整備室のWEBでもPDFをダウンロードしてご覧になれます。
 若本先生には4月発行予定の千里山まちづくり協議会の会報『ちさとの風』2011年春号でも、まちづくり作法集『千里山の暮らしと住まい』について原稿のご協力をお願いしています。