千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

遮光ネットの効果

2011-06-30 16:37:02 | Weblog

 異常な6月も早や過ぎて明日からいよいよ夏真っ盛りになりますが、先日のNHK朝の情報ワイド「あさイチ」で、暑さ対策で農業用遮光ネットの木陰効果が大きいと提案されていましたのでご紹介します。
 最近では小学校だけではなく一般住宅のベランダでも、ゴーヤや朝顔などを利用した緑のカーテンが、夏の厳しい太陽から遮熱効果が期待できるということで、新しい風物詩としても各地で広まっているようです。また昔からヨシズを窓外に吊るすなどして、少しでも夏を涼しく過ごそうという工夫がされてきました。今年は節電対策としてエアコンの使用を控える運動などもなされていますので、それに対する方法としてコストもリーズナブルで効果も実証されている農業用遮光ネットが注目されているようでした。
 ガラス窓のあるリビング(室内)では、例えばフローリングが太陽の光によりとても暖められますし、内側にカーテンをしていてもそのカーテン自体が発熱して部屋を暖めてしまいます。そこで窓外に農業用遮光ネットを開閉できるカーテン状に取り付けます。垂直よりもやや斜めになるように設置することで、下面での跳ね返し熱も防止できると専門家が解説していました。

※ 自然に学んで風通しが良いフラクタル構造を持った、人工木陰の研究・提案も街や公共空間などで見掛けられるようになってきています。

南千里駅散歩『TOKK』7月1日号

2011-06-29 16:00:22 | 千里山ウォーカー

 阪急沿線のタウン情報誌『TOKK』7月1日号で、毎回楽しいイラストで紹介されている特集「ちょい駅散歩」で、千里山のお隣の南千里駅が採り上げられています。ちょうど2年前の2009年7月1日号には千里山駅が載っていました。
 南千里駅が千里ニュータウンの団地群とともに開かれるまでは千里線の終着駅は千里山でしたが、北の丘陵を左右に切り通して新千里山駅(当初の駅名)として延長・新設しました。その駅ができるまではニュータウンのサラリーマン達は、千里山駅までバスや徒歩で来なければならなかったようです。現在は交通の便利さもあり南千里駅の利用者はとても大きなものとなっています。また現在は老朽化した団地群を建て替える再生計画が、民間マンション開発も含めて急ピッチで進められています。
 記事の中で面白かったのは、阪急沿線では唯一と言われる山岳トンネル(わずか462メートルですが)があることや、まだ33年前のアナログ投影機で運営されているレトロなプラネタリウム館の紹介です。かつて天文サークル「満天の星」に参加していた僕も色々回りましたが、さすがにこの直近の小さなプラネタリウム館は訪れていません。今度週末散歩に立ち寄って“観”ましょうか。

メールが復旧しました!

2011-06-28 22:52:08 | Weblog

 先週末から、僕がレギュラーで使っているプロバイダーのメール・サービスにトラブルがあったようで、いろいろと心配でその間の精神的なストレスが大きかったです。こんなことは初めてのことでしたので自分のところだけが、例えば大容量メールなどを読み込めずに途中に留まってしまっていると想い込んでいました。そんなトラブルもあるとQ&Fにも書かれていました。
 結局今夕になってサーバーの方にトラブルが発生したという理由と、お詫びの言葉とともにプロバイダーからメールが送られて来て、ボックスに溜まっていた数日分のメールが受信されてきました。WEBメールでの問い合わせに今日まで返事も無かったことに怒る、というよりもホッとした気持ちが強かったです。メールの送受信が現代コミュニケーションにいかに根付き、その便利さに頼り切っているかというのも痛感しました。
 僕は幾つかレンタルサーバーでWEBサイトを管理しており、そのホームページのメール機能も活用できるとは想うのですが、そのアドレス変更を仕事関係・知人などにお願いするのも気が重かったのです。しかもそのアドレス変更メールをようやくBccで送ってから半日経った頃に、復旧の理由とお詫びのメールが届いたのですから‥‥疲れました。
 プロバイダー・メールは他の全てのインターネット・サービスに登録・利用する時に記入しているので、改めて大切なものなのだということが分かりました。もうこういうトラブルは無しにして下さい、お願いします!

「作詞・作曲セミナー in 大阪」(2011)

2011-06-27 23:58:44 | 作詞・作曲

 昨夏に続き今年も8月20日(土)に大阪で「作詞・作曲セミナー 2011」が開講されることが決まりました。講師は作曲家で音楽プロデューサー(あみんの『待つわ』など多数)、そして『作曲本』を始めとするベストセラー教則本の著者でもある野口義修先生です。
 縁あって参加した昨年のセミナーの様子はブログにも書かせて頂きました。15名の少人数で和気あいあいとした雰囲気でしたが、内容的には先生の音楽に対する熱い想いや技術的なことなど、大事なことを伝えて貰えた講座だったように想います。元々その楽しく分かりやすく書かれた著書の愛読者でもありましたが、それ依頼先生がコラムの連載をされている「宅録」専門雑誌『SOUND DESIGNER』も毎月購読し情報を得るようになりました。
 そのコラムで東日本大震災・津波支援について呼び掛けられた、「音楽の『音』という漢字は立(つ)と日に分解することができますが、僕はこれを『音で立つんだ日本!』というキーワードだと感じています。音楽を愛するすべての皆様、今こそ出番です!」という言葉に、感動とインスピレーションを頂き、僕もオリジナル曲『音 -Standing Day-』(YouTube)、続いて『水仙の咲く丘に君がいて』と支援ソングを発表してきました。
 今夏の「作詞・作曲セミナー 2011」のメインテーマも「音で立つんだ日本」とのことですが、もちろん昨年のように作詞・作曲のアイデア発想法や手法・テクニック・ヒントも満載で行われます。尚、定員は今年も15名前後ということですので、歌作りに興味のある方は野口先生のWEBサイトからお早め・お気軽にお申し込み下さい。お互いの作品披露と合評も面白く、セミナー終了後の音楽仲間との懇親会も、尽きない話題で盛り上がりとても楽しいです!

※ 今日、いつもお世話になっている梅田三番街のナカイ楽器店のガラス面に、セミナーの告知チラシを張らせて頂きました。スタッフの江尻さん昨年に続きご協力有り難うございます!

CD付き 楽しく学べる作詞・作曲
野口 義修
ナツメ社
このアイテムの詳細を見る

作曲本~メロディーが歌になる~
野口 義修
シンコーミュージック
このアイテムの詳細を見る

プロデューサーがこっそり教える ギター弾き語りの法則
クリエーター情報なし
ヤマハミュージックメディア

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

千里山検定 プライム10

2011-06-26 18:02:25 | 千里山.NET

 今日の午後2時から「千里山みどりプロジェクト」の第2回ワークショップが、ちさと図書館復元教室で開かれました。僕も地域情報サイト「千里山.NET」の管理者として、「千里山検定 プライム10」の出題を依頼されワークショップに参加してきました。
 前半は参加者全員で1時間近くかけて、吹田市の計画道路「千里山・佐井寺線」が通る予定のコースを実際に歩きながら、これからどのような道路にしていくかという想いやアイデアなどを考え、それを図書館に帰ってから書きだしたメモをマップ上に想いおもいに貼り付けていきました。
 また、計画道路「千里山・佐井寺線」だけでなく千里山団地の環境についても、緑彩や公園などの問題・要望を活発に出し合いました。今回も前回に引き続いて吹田市都市整備室の担当者の女性が来られていて、住民のフリー・トーキングに含まれる要望などを熱心に聞かれていました。
 最後に「千里山検定 プライム10」の出題と答え合わせをさせて頂き、簡単な解説もしながら楽しく情報交換ができたと想います。今回は10問程度のトライアルのようなものでしたが、できれば多くの人達・グループと一緒に企画を温めていければと考えています。

※「千里山検定 プライム10」(PDF)に挑戦してみて下さい。地域情報サイト「千里山.NET」の「街の歴史・文化」ページも参考にして下さい。「解答と解説」と「参考資料・写真」は明日アップしますのでご確認下さい。

『書き下ろし歌謡曲 』(阿久悠)

2011-06-25 17:38:30 | 作詞・作曲

 昨日ご紹介した作詞家の阿久悠さんの『作詞入門』(岩波文庫版)には、「私の歌謡曲論」という文章が追加挿入されているのですが、それがこの新書判の『書き下ろし歌謡曲 』から転載されたものだと奥書に書かれていました。
 店頭で少し開いてみると100篇の新しい歌詞が、10のジャンルに分類されて書き下ろされている本でした(なんと20日間で書かれたようです)。そしてその2作目に載っていた『迷い猫と迷い女を同時に拾って』という歌詞が、どこか発想が僕のオリジナル曲『小さなワルツ』と共通する感じがあり、興味を持って買い求め読んでみることにしました。
 男と女と迷い猫が一緒に暮らすという設定は似ていても、もちろん随分と違った歌の世界になっています。うらぶれた雰囲気としては僕の『SEPIA』という曲の、男と女の関係を醸し出しているものが合わさったような感じかも知れません。
 しかも『迷い猫と迷い女を同時に拾って』はヌーベル・シャンソンに分類されていて、僕の『小さなワルツ』が女性シャンソン歌手に歌って貰いたいとしているのに共通していて不思議な縁を感じます。
 もちろん『迷い猫と迷い女を同時に拾って』が1997年初版に載っており、『小さなワルツ』は5年前に作った作品ですが、別にこの書き下ろし歌詞本を参考にした分けではありません。考えてみれば男と女と迷い猫というのは意外に「歌謡曲」の定番なのかも知れません。
 いつか阿久悠さんの『迷い猫と迷い女を同時に拾って』にも、僕が曲を付けさせて頂くのも面白いかと想っています。

書き下ろし歌謡曲 (岩波新書)
クリエーター情報なし
岩波書店

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

『作詞入門』(阿久悠)

2011-06-24 23:21:42 | 作詞・作曲

 以前から読んでおきたかった阿久悠さんの最初の著書でもある『作詞入門』(1972年初版)を買いました。阿久悠さんと言えばGS(グループサウンズ)時代の終わり頃から、シンガー・ソングライターが主流となっていった80年代までの長きにわたり、幅広いジャンルで日本の「歌謡曲」を支えてきた巨星のような作詞家の一人です。
 想えば僕の音楽キャリアに重なる時代の制作側にいて、多くの影響を呼吸のように意識することもなく受けてきたはずの作家が、その最盛期にどのような方法と想いで作品を産み出してきたのか、その裏エピソードなども興味深くてあっと言う間に読み終えました。
 現代で言えばAKB48を総合プロデュースしている秋元康さんが想い浮かびますが、その企画性やマーケッティング的な手法、そしてテーマの幅広さまで似ているように想います。阿久悠さんが広告代理店でのCMライターやテレビ映画制作に続き、音楽番組の放送作家として後に「スター誕生」で多くのアイドルや歌手を生み出すことなど、2人には同じような発想や才能を感じます。
 阿久悠さんは自発的に作品づくりをするということではなく、レコード会社や音楽出版社などから作詞を依頼された歌手・タレントが先ずいて、どのような戦略や作品にするかということで多くの仕事をしています。そのような中で「アメリカのように一つの作品が先ずあって、それを誰が歌うかというシステムが日本にはまだ無い」と言われています。そして「いずれは作品というものが先ずあって、それを歌うタレントが20人も30人もいるといったように変わっていくのではないか」と予想しています。
 果たしてこの本が書かれてから40年近く経ち、現在の歌謡界は阿久悠さんが夢見たようになっているのでしょうか。

※ 鴨下信一(演出家)さんの文庫版解説も、同世代の証言としてとても面白い読み物となっています。

作詞入門―阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

阪急タクシー車庫横の枇杷

2011-06-23 21:11:47 | 千里山花物語り

 千里山の阪急タクシーの車庫が最近取り壊されて、駅ホームの桜並木がスッキリと見通しが良くなっています。幹元の辺りから木の姿が全部見えるのでとても開放感があるのです。これは駅ホームの中側から見ると、もっと美しい風景に感じられるのではないでしょうか。以前は車庫の裏には青色ペンキの波状トタン板が、桜並木の間にチープに透けて見えていたものです。まだ僕は新しい景色を見てはいないのですが、明日は梅田に出る予定なので少し楽しみにしています(写真を追加アップします)。
 さて、その桜並木の端辺りに一本の大きな枇杷の木が立っていて、今その実がたくさん付いて側を通る僕を誘惑してきます。僕の故郷は徳島県美波町で四季を通じて、いろんな果実を付ける木が道端にたくさん植えられていて、学校帰りなどに皆で勝手に採って食べたものです。その習慣で少し頂いて野生の季節を味わいたくなるのです。
 しかし、いざ道側から高い金網越しに手を伸ばそうとしても、手が届く場所にある実は未だ少し未熟な色をしており、熟したものはカラスでなければ採れない高枝に生っているのです。何度も道を通りますが余りにも同じ状況なので、僕以外にも味わっている人が何人かいるのに違いないと想っています。
 少し未熟かなと想える丸い枇杷の実を口に含むと、お店で売られている奇麗で甘みの強い商品とは違いますが、しっかりと酸味がバランスした清冽な野趣と風味がありました。

風レンズ

2011-06-22 22:57:31 | Weblog

 夕方、千里山駅前のカフェで本を読んでいたら、まちづくり協議会の事務局長Mさんが入って来て、僕の対面のソファ椅子に腰を下ろされました。僕もそろそろ集中力も切れてきた頃だったので、パタンと本を閉じていろいろ雑談を楽しみました。
 先週Mさんは北海道旅行から帰られたばかりということで、途中に立ち寄り見学した富良野の「北の国から」記念館や、美瑛の丘の写真ギャラリーのことなどが話題になりました。
 その中で「北の国から」の家で風力発電をしていたことから自然エネルギーの話になって、先日テレビで放送された「風力発電量を倍増する風レンズ」のことを僕が話そうとするとMさんも見たということでした。
 「あんなアイデアでそんな効果があるなんて嘘みたいですね」
 「いろんなものに応用できるかも知れないね」と某空調機メーカーのエンジニアだったMさんは言います。
 「と言いますと?」
 「例えばヘリコプターや飛行機のプロペラなどにも使えるかもね」
 「なるほど、いろいろ似た構造のものに‥‥楽しみですね」
 その応用の件についてはどうか分かりませんが、丸い虫メガネのような形だけではなくきっと意味も有りそうな、「風レンズ」というネーミングには僕は何か夢を感じます。

ピアノ弾き語り風アレンジ

2011-06-21 17:43:34 | 作詞・作曲

 先週末に『季宙(ときそら)ブラウズ』というオリジナル曲のラフスケッチ・デモを吹き込みに、いつも借りている千里山高塚にあるポピュラー・ミュージック・スクール「G-Clef」のリハーサル・スタジオに行きました。
 一応目的の数テイクの録音をし終えたので、ついでに東日本大震災・津波復興支援ソングの第2弾『水仙の咲く丘に君がいて』のギター伴奏も録音してしまおうと想い立ちました。というのはこの部屋の壁にはアコースティック・ギターが3本ほど掛かっていて、少し弾いてみるとその内のヤマハのギター(FS720S)の響きが想いの外に良かったのです。その後このギターは梅田三番街のナカイ楽器で実売3万円以下で売られているのを見ましたが、メイドイン中国ではありますがこの値段を考えるとヤマハらしい良いプロダクトだと想います。
 しかし、やはりそれほど練習もしないで適当にギターで弾き語っただけでは、世の中に発表して多くの人達に聴いて頂くにはクォリティーの不足を感じました。以前にも考えていたことですが、知り合いの中でアコースティック・ギターの上手い人は何人かいるので、お願いして伴奏をサポートして貰うという方法も取れるでしょう。
 その時に同時に考え付いたのが、ピアノによる伴奏アレンジの方がこの曲のイメージには合っているのではないかということでした。そしてピアニストもお願いすると協力して頂けそうな方は浮かびますので、瓢簞から駒ということで美しいピアノ弾き語り風アレンジで『水仙の咲く丘に君がいて』を発表できるかも知れません。

※ 東日本大震災・津波復興支援ソングの第1弾『音 ― Standing Day ―』のプロモーション映像がYouTubeでご覧頂けます。

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

カセット・テープ音源のデジタル化

2011-06-20 22:35:20 | 作詞・作曲

 昔のお気に入りの曲が入ったカセット・テープを、パソコンやiPodなどの携帯音楽プレーヤーで楽しむためには、「UA-4FX」などのオーディオ・インターフェイスを通す(コンバート)ことで、アナログ音源のデジタル変換をする必要があります。僕も過去の自分で編集したフェイバリット・ソングズ・リミックスをデジタル化して懐かしい時代を想い出したりしています。
 例えばデザイン専門学校に通っていた頃に、課題制作のために毎日夜遅くまで作品作りをしていたのですが、ラジカセからBGMとして良く流れていた音楽を聴くと、直ぐにその当時の心身の若いエネルギーが蘇ってくる気持ちになれるのです。
 以前には知り合いに頼まれてCDに落としてあげたりもしましたが、最近では多くの人がそのようなニーズに対応できるようになり、またそのための機器などもとてもリーズナブルな製品が売られているようです。
 先日イーフロンティアのCMメールで、懐かしいカセット・プレイヤー「Tape Express」の特売キャンペーンが送られてきました。初めは今時カセット・プレーヤー(?)と想ったのですが、USB接続でパソコンに繋げてアナログ音源のデジタル化をする目的で開発されたものと分りました。3,480円という特売キャンペーンはもう既に終了していますが、製品自体はメーカーで正価でまだ購入できると想いますので、大切なカセット・テープの想い出音源がある方は検索・ご検討されてはいかがでしょうか。

アイスプラント

2011-06-19 17:33:48 | Weblog

 東日本大震災・津波により大量の海水が河川を遡り、東北地方の農地の多くが冠水したことにより、その塩害は回復させるには時間と大きな費用が必要だと言われています。何度も耕地に淡水を張り塩分を溶かして海に排出する作業を繰り返す方法がとられる予定ですが、そのための排水ポンブの多くが津波の被害を受け壊れているので復旧が遅れているとテレビ特集で報じられていました。
 そんな中でアイスプラント(Ice Plant)という野菜が注目されているようです。それは土壌から塩分を吸い上げて葉の先端に溜めるという植性があり(まるで霜が降りて凍っているように見える)、栽培期毎に土壌の塩分濃度を軽減させながら、同時に栽培されたアイスプラントがサラダや炒め物またお浸しなどの具材に、新しい食感の野菜として普及販売できるのではということでした。その間は農家の収入源としても期待できるのではないかと言うのです。
 さて今日の午後に、阪急山田駅のショッピングモール「Dew」にあるスーパーKOHYOで、野菜売り場にアイスプラントの試食コーナーが出来ていたので初めて食べました。確かにハッキリと塩味を感じます。パックにもサラダに最適と書かれていたように、歯応えもシャキシャキして色んな生野菜と混ぜても存在感がありそうでした。ポケットサイズのパンフレットも置かれていたので興味もあり持ち帰りました。
 その佐賀県のヨネクラ園芸の小さなパンフレットを読んでみると、「新食感の新しい野菜です! たっぷりミネラル! ちょっぴり塩味!」というキャッチフレーズが付いていました。アイスプラントはこの塩分によって害虫や病気に強く、無農薬栽培に適しておりサラダ生食に向いているとのことです。この野菜はこういう話題性もあり一気に広がるかも知れません。

最低のアイデアが最高に!

2011-06-18 22:31:22 | Weblog

 NHK教育テレビが今年から「Eテレ」という愛称になっていたのを知りませんでした。日本テレビの略称がニッテレというので何となく民放っぽく聞こえるのですが、最近のNHKは真面目・優等生的な従来のイメージから脱却したがっている感じを受けます。「今年度はNHKの3カ年計画の経営計画の2年目にあたり、接触者率80%達成に向け、様々な番組をスタートさせる」ということです。
 先日、NHKの音楽バラエティー風の番組情報ガイド「歌うコンシェルジュ」を何となく見ていたら、「スタンフォード大学白熱教室」 という公開講座的なセミナーの様子が放送されていました。スタンフォード大学と言えばIT企業を始めとする、起業家を多く排出し続けていることで良く知られた米国カリフォルニア州の私立大学です。アップルのCEOスティーブ・ジョブズが行った卒業祝賀スピーチも有名です(彼自身は無名の工科カレッジを中退したのですが)。
 そのセミナーは素晴らしく頭の回転の速いテイナ・シーリグ教授が、ブレインストーミングやチームでのアイデアの出し方などを実践的に教えていました。「最低のアイデアと想ったものを元に、最高のアイデアを考えることもできるし、逆にそちらの方が枠(ルール)を超えた新しいものを産み出す方法として、『発想の転換を迫り、革新的な アイデアを生み出す手法』だ」ということがとても興味深かったです。「創造性は誰でも学ぶことができる」と教えています。
 明日の最終回、学生たちに与えられた課題は「コーヒーの新しい飲み方」を考えることです。果たしてどんなアイデアが飛び出すでしょうか。

MacBook Airのリニュアル

2011-06-17 20:58:23 | Weblog

 ちさと図書館でMac情報誌『マックピープル』7月号を見ていたら、連載寄稿の「海の向こうで胸騒ぎII」で薄型パソコンMacBook Airのリニュアル情報が出ていました。
 その記事によりますとMacBook Airのリニュアルが近日中に行われるだろうとのことですが、外観デザインはそのままでCPUなど内部スペックが最新のものになるようです。そうなれば益々欲しくなってきました。実は今年初めにMacbook Airのモニター募集に応募していたのですが残念ながら当たりませんでした。その目的としてはオリジナル曲のボーカル吹き込み録音に、音楽スタジオに持ち込むモバイル・パソコンを必要としていたのです。今は録音スタジオを借りる時には、替わりに購入したMac miniのコード類をそのつど外し、面倒ですが15型ディスプレイと一緒に運んでいます。
 初期型MacBook AirはテレビCMなどでは注目されましたが、実際の売れ行きでは不人気でした。昔、日本ユーザーの強い要望で開発されたサブノート・マシンPowerBook 2400が、アメリカなどでは全く評価されなかった過去もあり、やはりアップルではサブノートは失敗するのかと想われました。しかし昨年モデルチェンジされたものはSDDを搭載し、スペック的にも十分に実用的だったことと、ネットブック(Windows)やiPadの大ヒットによるコンパクト・マシンへの世界的な移行もあり、予想を超えるかなりの人気商品となったようです。
 新しいMac OS X Lion(7月ダウンロード発売/2,600円)を搭載したNEW MacBook Airの発売が今から待ちどうしいです。

「千里山佐井寺線」ワークショップ

2011-06-16 17:09:37 | 千里山INFO

 一昨日「千里山みどりプロジェクト」の講座で参加者の皆さんに楽しんで貰う“千里山10問検定”のことを書きましたが、そのワークショップの案内チラシ(拡大)が街角の掲示板に張られていたので詳しくご紹介します。
 千里山駅周辺再開発にともなう千里山団地の取り壊しと造成工事が現在行われていますが、それによりちさと図書館から駅ロータリーにかけての道路などで拡幅と緑彩化が計画されています。その道路は以前から吹田市が計画している「千里山佐井寺線」の延長になります。この後に全体としては「千里山佐井寺線」が実現化に向けて進むことになる予定です。「千里山みどりプロジェクト」は千里山団地の建て替えにともなう駅周辺再開発に始まり、この「千里山佐井寺線」に繋がる一連の街・道路計画の中で(また駅西側の環境改善も含めて)、どのように千里山の緑や住環境を良くしていけば良いのかを住民で話し合い考えようとしているグループです。前回の講座では日曜日でしたので個人的な出席でしたが、吹田市の都市整備室の若い担当者も興味を持って来られていました。
 6月26日(日)午後1時からの「千里山佐井寺線」ワークショップ(第2回)では、前半はその計画されているコースを実際に街歩きしながら、地域を再発見したり何かを感じて貰ったり、後半は千里山検定の答合わせや簡単な解説をします。千里山のこうあって欲しい緑や住環境について、参加者の皆さんで楽しく話し合えればというものです。
 僕も先月のワークショップに参加させて貰い楽しく過ごしましたが、日曜日の午後に気軽に散歩する感覚で講座を覗いて見られるのも良いと想います。

※ 工事で伐採され寂しくなってしまった千里山団地周辺の並木緑陰です。以前はずっと駅付近まで続いていて、夏の日差しや突然の俄雨にも嬉しいものでした。