どうも家近くの病院で陽性反応の方がおられたみたい。
どうりで、この前行った近くの別のお医者さんの防御力が凄かったはずである。
それも噂で聞いた話である。
しかしまあ、オバちゃんたちの伝達力の速さには恐れ入る。
「あのな、内緒やけど、絶対ほかに言うたらあかんで~」
「あたし、口かたいし大丈夫や」
「どうも近くのお医者さんで陽性反応の方がおったみたいや」
「へ~」
聞いたオバちゃんはしばらくして他のオバちゃんに、
「あのな、内緒やけど、絶対ほかに言うたらあかんで~」
「あたし、口かたいし大丈夫や、まかしとき~」
「あそこの○○医院で陽性反応の方がおったみたいや」
「へ~」
内緒やけど、絶対ほかに言うたらあかんで~という言葉は、必ず広めてほしいという言葉である。
そんなこんなで、桜も速さを競うように咲き始めた。
京都工芸繊維大学の桜。
鴨川の桜。
島津製作所記念館にはコブシが咲き始めた。
高瀬川。
昼間に気温は上昇し、さらに満開の桜が増えていた。
朝見たときはパラパラと咲いていたのに、夕方には満開になっていた。