ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

臨床実践塾

2005-10-04 11:38:08 | 情報や案内及び雑談
雑事が多すぎて、ブログの更新も途絶えがちです。

空で表現すると、こんな感じかなぁ。(笑)




10月2日(日)は、臨床実践塾を開催しました。

塾は、ばーば佐智子の「人それぞれに役割がある・陰陽を駆使した対話術」と題し、鍼灸院の開業に向く人と向かない人の違いや、接客での陰陽の応用の仕方から始めました。

たった15分のレクチャーですが、非常にまとまっていますので、「これが楽しい」と言う人は多い。

臨床実践の訓練は、古典の勉強から始めました。

鍼灸学の古典、≪黄帝内経≫には、いくつかの矛盾があるのですが、難経(鍼灸の古典書籍)にも、矛盾がありますので、その箇所の説明と、実践の場での考え方や応用方法を解説。

次いで、経験から発生した「特効穴」と言われているツボも、七星論で理論付けして、遠位取穴の原理を加えて、各自が「秘伝」を作れるような方法を説明。

その後、脊椎診の訓練をしながら、巨針療法を体験したい方々に、巨針を施したのですが、予想以上に希望者が多く、ほぼ全員が次々に6台のベッドで準備するものですから、伏臥のままで脊椎診をして巨針をすることになりました。

人数が多過ぎて、ちょっと大変でしたが、抜鍼はお弟子さんがやってくれましたので、すごく助かりました。

塾では、巨針の作り方も説明したのですが、1本作るのには約10分程度。
巨針を作っている間に、「おおー!」とか、「なるほど!」という声が、あちらこちらから聞こえていました。

予定では、「頭痛の分類と治療のしかた」まで計画していたのですが、巨針の実技が少し伸びてしまいましたので、脊椎診等を含めたプリント(A4で14枚)の配布と簡単な説明をして、残りは次回に行なう予定にしました。

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1ドル=114円、お久しぶりですね?!-学校で教えてくれない経済学

2005-10-04 09:43:05 | 経済学
NY為替相場で、ドルが、1ドル=114.25円をつけた。
ドルは対ユーロでも買われ、1ユーロ=1.1908ドルをつけた。
対スイスフランでも、対英ポンドでもドルは値上がりした。

ドルを買うこれといった材料は見当たらないが、対円では、
日銀短観で、製造業指数が予測の20ポイントが19ポイントだったと
いうことを円売りの材料に使われた。

相場の世界は勝手なもので、1ドル=115円をつけるまでは
ドル上昇の行く手を阻む障害物は見当たらないと平然として、
アナリストのコメントを流している。

対ユーロでは、9月のユーロ圏の製造業景況指数が、8月の50.4
から51.7へ上昇したことがドル買いの材料に使われた。

ただ、ドルがこのまま一本調子で、1ドル=115円を超えて
上昇をつづけるのかどうかについては意見がわかれているようだ。

一年前、ドルが売られ、ユーロが買われたときは自信があった。
しかし、今回のドル買い、ユーロ売りには確信が持てないと正直に
告白しているアナリストも多い。

ドルを唯一勧められる理由のひとつは、米国が年内、0.25%幅で
2回利上げする可能性が極めて高いことであろう。

日本人の感覚ではいまひとつぴんとこないのは欧米人のインフレ
懸念の強さである。米FRB(連邦準備制度理事会)が、原油が高値
安定すればインフレが進行する。インフレ懸念が高まれば2006年
も利上げ継続があってもおかしくないというシナリオで舞台の筋書き
を立ててくる可能性は十分考えられる。

日本では10年物の国債の利回りが年1.5%に最近ようやく
近づいた。米国の長期金利は同じ10年物国債を例に取れば
年4.3%である。

日本の金融市場では、最近でこそ話題になりはじめたが、
量的金融緩和撤廃にしても、日本人の常、実施に移す段階まで
時間がかかる。

量的緩和撤廃はそのまま利上げにつながる。利上げにつながると
莫大な国債を抱える日本政府も利払いがかさむから難色を示す。
当然子とあるごとに日銀にブレーキをかけそうだ。

米国は利上げする。日本はゼロ金利同然の状態が2006年半ば
まで延々と続けられる可能性は高い。日米金利差は当然の結果
拡大する。

日米の金利差を材料にシナリオを書けば少なくとも対円でのドル
相場は十分商売になると獣道(けものみち)でハンター(為替ディ
ーラー)は考えてもおかしくない。

日本円を標的にズドーン、ズドーンと打ち込めが簡単にしとめられ
るとハンターは舌なめずりしているかもしれないからだ。

動物の目線で物事を考えるのが狩猟民族の得手である。
人間の視点で物事を判断すると相場の世界では間違いを犯す
ケースは結構多いのもそのためかもしれない。

日本人は口先だけで消費者の立場で考え、消費者の視点での
経営の大切さを吹聴する。ところが、腹に収まっていないから
長続きしたためしがない。

患者の立場での医療の重要性を盛んに指摘する識者は多い。
ところがこの識者と称する人物ほど信用できないものはいない。

子供の目線で生徒に教える先生がほとんどいなくなったと
日本の教育界に絶望する人がほとんどだ。

1ドル=114円、お久しぶりですね?!

この際、動物の視点で見直してみるのも面白いかもしれない。(了)
 

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