ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

論語と鍼灸 (46) ケタタマシイ声での歓迎と礼

2011-06-20 13:45:51 | 論語と鍼灸
【子貢(しこう)、告朔(こくさく)の餼羊(きよう)を去(さ)らんと欲(ほっ)す。子曰(しいわ)く、賜(し)や、汝(なんじ)は其(そ)の羊(ひつじ)を愛(お)しむも、我(われ)は其(そ)の礼(れい)を愛(お)しむ】
(子貢が、毎月1日に行なう祭りで、宗廟に羊を供えるのをやめたいと思いました。孔子は言いました。子貢よ、あなたは羊を惜しみますが、私は礼を惜しみます)


正直言ってこの論語は悩みます。
羊を供えるほうがいいのか、伝統を重んじるほうがいいのか、でです。

供えられた羊のことを考えると、新しいものを取り入れたほうがいいように思います。
しかし、新しいものを取り入れることは、伝統を失ってしまうことにもなるので、もっといい方法はないものかと考えてしまうのです。

中国のチチハルに巨針を習いに行ったときのこと、朝に、病院の食道でお茶をご馳走になっていました。
その時、ケタタマシイ叫び声がしました。
ヴィーツ、ヴィーッッ・・ヴィーッッ
すぐに動物が絞め殺されたとわかりました。

お昼に豚肉が出てきました。
彼等は嬉しそうに言いました。
「新鮮ですよ。食べて、食べて」

先ほどのケタタマシイ声がまだ耳に残っていましたので、そんなに食べられませんでした。
後で聞いた話ですが、めったにしない振る舞いだったそうで、それが遠方から来た友を、精一杯歓迎する礼だそうです。

この論語を読むと、その時の光景が浮かんでくるのです。

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キキョウ・ガーベラ・ゼラニウム(スケッチ&コメント)

2011-06-20 09:36:18 | スケッチ


キキョウ・ガーベラ・ゼラニウム(スケッチ&コメント)

江嵜企画代表・Ken



梅雨の晴れ間、午前中は薄日が差す、蒸し暑い日和となった。甲子園球場で
は午後2時からセパ交流戦の最後の楽天相手の試合を知りながら、からだは
阪神青木の更地に向いていた。

驚いたことにお目当てのダリアが昨夜来の雨風のせいか倒れていた。スケッ
チするつもりだったので多少がっかりした。

捨てる神あれば救う神あり。キキョウがいるではないか。私を忘れないでよ、
といたずらっぽくキキョウがウインクした。キキョウの下のガーベラと左
奥に控えるゼラニウムを入れてスケッチした。

スケッチしていたら以前にも声をかけてくれた初老の男性が「あれだけ雨が
降れば水やりは大丈夫ですな」と声をかけて来た。「勤め先の中庭に畳一枚
ほどの花壇を作り好きな花を作っている。キキョウがきれいですね」、と話
を続けた。

こっちはスケッチに集中したい。しかし、話好きとみえて、話は止まらなか
った。「水には苦労してますねん。水やらんと枯れる。やり過ぎると根ぐさ
れする。」と話した。「JR住吉からの通いだから、夏は水やりがきつい」
と応じた。

「水をやらんと、こらあかんわと、根が伸びてきよります。うちなんか水や
り過ぎるもんやから、根が生えてきませんわ」と話していた。

聞いていて子供の教育と同じだなと、妙に納得した。最近の日本の子供がひ
弱なのは水をやり過ぎるからかもしれない。

ダリアは次の晴れ間にトライすることにした。

帰宅して、パソコンでプロ野球ニュースを検索した。なんと7-0でタイガース
が勝っていた。見ない方が勝つのかもしれない。「青木においで」と、花がそ
れとなく教えてくれたようだ。(了)


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