アジサイ
江嵜企画代表・Ken
梅雨にはアジサイがよく似合う。今年は梅雨入りが例年より10日早いと先週気象庁が発表していた。アジサイの開花も梅雨入りに合わせたのだろうか、こちら神戸では町のそこここでいっせいにアジサイが咲き始めている。
住吉宮町6丁目交差点を南に折れて100メートルばかり下った道路際に咲いたガクアジサイをスケッチした。昨年も同じ場所で描いている。日時を調べたら2012年6月10日とあった。偶然だが昨年より10日早い。
花ことばをヤフーで調べたら忍耐強い愛情とあった。ガクアジサイを母種として日本で生まれた。万葉集に大伴家持と橘諸兄が詠んでいる。
日本では、色が変わることが心の変節と結びつけられ道徳的でないとみなされ、近世まで目立たない花だった。ところが、西洋では、色変わりが珍しがられて改良が進み、日本に逆輸入された。
花の色は、白、青、桃、紅、赤などある。酸性土壌では青みがかった色が多く、アルカリ土壌では紅色が多いとあった。
歩道そばのお宅のご主人が当のアジサイのお世話をしておられる。出来たスケッチのコピーを昨年お届けしたら喜んでいただいた。押しつけがましい気もするが、昨年同様、お届けする予定である。(了)