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米シェ-ルガス革命、アメリカ経済を静かにけん引、S&P、米国債を「安定的」に戻す

2013-06-11 10:31:46 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



6月11日は「傘の日」ですと、ワ―ルドWaveMorning世界の天気コーナーでお天気キャスターの坂下真理さんが話していた。「傘の日」をヤフーで調べた。「6月11日は暦の上での入梅。この日を平成2年に「傘の日」と、東京都洋傘ショール商工協同組合が決めたと出ていた。気象庁が5月28日に関東地区に梅雨入りと発表した。その後10日間1ミリ以上の雨がなかった。東京は11日午後から雨。アジア南部も雨期に入った。タイの上空は一面厚い雨雲の負われていますと解説していた。こちら神戸も10日振りに雨が降りそうだ。

こちら「学校で教えてくれない経済学」。為替見通しについて、今朝放送のモーニングサテライト出演のシティバンク銀行、尾河眞樹氏は「格付け会社S&Pが米国債格付けを「弱含み」から「安定的」へ引き上げた。本日の日銀政策決定会合のあとの発表を注目している。ドル円相場のボラティリティ{変動指数}が急上昇していた。一端相場が大崩れすると回復には時間がかかる。それもいずれ落ち着くだろう。徐々にドル高へ進む。」と明快に予測していた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三井住友銀行、柳谷政人氏は為替見通しについて「日銀政策決定会合で日銀はさらなる金融緩和を発表すると見られる。黒田総裁の手腕を注目している。NY外国為替市場で再び1ドル=99円台を伺う動きが出ている。」と解説していた。ドル高の流れはインド・ルピー最安値更新にも伺える。

10日NY市場では、NYダウは先週末ほぼ横ばいの9ドル安,15,238ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル0.3%安、95.77ドル、NY金はトロイオンス0.2%高、1,385.50ドルと乏しい動きに終始した。NY債券市場では、債券が売られ、10年物国債利回りは2.213%へ上昇した。今朝6時台放送の米ブルームバーグ出演のコ―記者は「S&Pが米国債格付けを「弱含み」から「安定的」へ引き上げた。国債が売られ利回りが上昇した。」と解説した。ス―・キ―ナン記者は、「5月の中国の銅輸入が15%減少を受けて銅相場が急落した。一方、綿花が2%高と急騰した。」と解説していた。中国経済の変調は豪州ドル値上がりに直接影響している。一時1豪ドル=103円台まであったが、10日のNYでは1豪ドル=93円である。外国人は参加する時も早いが、逃げ足は特に早いことを教えている。

11日のワ―ルドWaveMorning「経済情報」は米国におけるシェ―ルガス革命が、アメリカ経済をけん引している。2020年までにアメリカに300万人の新たな雇用を生み出すと云われている。アメリカが2017年までに日本にシェ―ルガス輸出解禁を決めた裏に、ロシアが日本向け輸出に積極的になったことが背景だと芳野創特派員が解説していた。今朝6時台放送のロシアRTRはプーチン大統領が2013年の経済見通しを2.3%増と発表したが、ロシア経済の先行きは厳しいと率直に認めていた。ロシアはOPECアフリカ産油国同様に米シェ―ルガス値下がりの大波をもろに受けた代表である。S&P格付け会社がアメリカを評価替えした背景にシェ―ルガス革命が背景にあることは万人認めるところであろう。ドル円相場は、時間の経過とともに上昇トレンドをゆっくりとしたペースで続けそうだ。(了)

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