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英国カメロン首相「貿易も人権も2つとも大切。中国市場は英国のみならず世界全てにとっても重要だ」と語る

2013-12-03 10:51:16 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米小売り高が予想以下だったが、オンラインショッピングの売り上げが昨年比大きく伸びた。小売り株は全般下げたが、アマゾンやEベイなどオンライン関連銘柄の株価が上げたと3日朝6時台放送のブルームバーグニュースが紹介していた。同じく今朝放送の英BBCはイギリスのブラックホリデーの売り上げでオンラインショッピングが昨年と比べて18%伸びた。イギリス北部にある配送センターの様子を取材していた。一日の買い物はスマートフォン、タブレット端末を開けることからはじまる。今後ますますモバイルショッピングが増えるだろうと解説していた。

英BBCは中国訪問中のカメロン首相は英国の成長か人権かの二つを一つに絞れなかったと伝えた。カメロン首相は今年の4月、ダライラマと会談した。もっと早く中国を訪問する予定だったが中国政府に訪中を断られていた。それが今回120人の財界関係者が同行した。カメロン首相は人権と貿易を共に話題にしたと語った。人権問題で何を合意したのか具体的に触れなかった。記者会見では質疑応答は認められなかったと英BBCのミクロソン記者が北京からの放送を結んでいた。

今朝6時台放送の中国CCTVは習近平国家主席が北京でカメロン首相と会談した。「中国と英国は共に国連安保理事国である。相互理解の元、お互い尊重し相互補完関係の間柄だ。世界の枠組み変化の中で、数々のグロ―バル問題に対処しなければならない」と語った。一方、カメロン首相は「中国の発展は中国のみの発展にとどまらない。中国国内需要の増大は、英国のみならず世界の発展にとっても重要だ。英国のインフラ、原発建設を中国と進めたい。英国はハイレベルでの中国との交流を発展させる。」と語ったと紹介していた。

一方週明け2日のNY市場では、NYダウは77ドル安、16,008ドルで取引を終えた。NY外国為替市場ではドル高円安が進んだ。1ドル=102.92~93円、1ユーロ=139.36~41円だった。NY原油{WTI}相場はバレル1.10ドル高、93.82ドル、NY金はオンス28.30ドル安、1,222.30ドルだった。米債券が売られ、10年物国債利回りは2.797%へ上昇した。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三井住友銀行、山下えつ子氏は「朝一番で好調な米製造業指数が発表された。債券が売られ金利が上昇した。金利上昇で株価が値下がりした。為替相場も金利上昇を受けて、一時、1ドル=103円台までドル高・円安が進んだ。今週は重要な経済指数の発表が目白押しだ。中でも金曜日、6日発表の11月の米雇用統計をもっとも注目している。雇用数が20万を超えれば、量的金融緩和縮小時期が早まるとの思惑から金利は上昇、NY株価は下落する。ドル高・円安は進む。」と解説していた。

日本関連のニュースでは、セブン&アイH.が通販大手のニッセンH.を連結子会社化すると2日発表した。7&Iホールディングとしてはインターネット販売の強化が狙いと見られている。対面販売からオンライン販売への明らかな世界的潮流変化への一つの布石だろう。(了)

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