ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NYダウ94ドル安、今年はグレート・イヤーだった、2割3割現金化してもおかしくない:

2013-12-04 11:32:48 | 経済学
3日付けWSJ紙電子版より(学校で教えてくれない経済学)


「神戸ルミナリエが5日からはじまりますねぇ」と先日、南京町の中華料理屋さんの女将さんに水を向けた。「ルミナリエがはじまっても客の数は増えない。年々、ルミナリエに来る人も減っている。屋台がルミナリエの通りのそばに出来た影響もある。」と冷めた見方をしていた。「被災地は継続望む」と4日付けの読売朝刊に出ていたが、近くの喫茶店ではルミナリエの話すら出ない。阪神淡路大震災からもうすぐ18年になる。日本人は忘れ易い国民と言われるが、神戸でも震災を知らない人口が全体の半分以上になったというからやむを得ない現象かもしれない。神戸市内で人通りが多いと言われた三宮センター街も夜9時過ぎまで開けている店は少ない。元町本通りは8時を過ぎると多くの店がシャッターを下ろす。開けていても客が来ない。シャッターを下ろす。店が閉まっているから人通りが減る。それの悪循環である。ルミナリエに来る人が減った背景には、電気代含め経費がかかり過ぎる割にはお金は地元に落ちないことがある。さる大手デパートでもトイレ代わりに使われても買い物はしない。そうなれば寄付金を持ちかけられても素直にウンと言えないのであろう。淋しい話であるが、これがいまの神戸のひとつの現実である。

ワ―ルドWaveMorningを見ることから1日がはじまる。朝6時台放送の英BBCがカメロン首相の上海訪問の様子を詳しく伝えていた。今回のカメロン首相の中国訪問には6人の政府関係者以外に160人のビズネス関係者が同行した。上海の新聞は「カメロン首相は中国からの投資を呼びかけたが、英国は最早、大国でない。ヨーロッパの古い国。旅行先の一つにすぎない。」とばっさり切り捨てたと英BBCの報道記者がニュースを結んでいた。フランスF2はOECDが実施した65の国と地域の15歳の男女51万人を対象に行った学力調査で上位の大半はアジアが占めた。なぜアジアが高いのかと持ちかけ、韓国のケースを子供たちへのインタビューをはさみながらフランス人と韓国の子供との著しい違いを強調していた。「なぜそんなに勉強するの?つらくない?」とアナ。「えっ?フランスの子供は学校以外では勉強をやらないの?」と韓国で塾で勉強する子供が問い返す画面を写していた。韓国では必死に勉強しなければいい学校へ進めない。親も子供も本気でそう考えているようだとフランスF2は解説していた。

3日のNY市場では、投資家が年末を控えて現金化する動きに出て、NYダウはここ1ケ月で最大の下げ幅を記録したと3日付けWSJ紙電子版でKaltlynKiernan記者は記事冒頭に書いた。NYダウは前日比94ドル安、15,914ドル、3営業日連続で下げた。「市場を楽観的に見過ぎていた。今年はグレート・イヤーだった。誰かが2割3割現金化してもなんら不思議でない。」と語る投資家の意見を紹介していた。NY原油はバレル2.2ドル高、96.04ドル、NY金はオンス0.66ドル安、1,221.70ドルで取引された。NY外国為替市場では、ドルが対円、対ユーロ共に売られ、1ドル=102.41~45円、1ユーロ=139.16~21円で取引された。10年物米国債利回りは2.786% へ低下した。誰も彼もが楽観視していないところ
にまだ救いがある。赤一色、白一色の国が世界に結構多い。一色に染まると一番危ない。(了)

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