ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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19日、FOMC会合後一夜明けけて、NYダウ横ばい、10年債利回り2.93%へ上昇、

2013-12-20 12:51:12 | 経済学
NY金相場3.3%急落、オンス1,195ドル(学校で教えてくれない経済学)


米FRBが量的金融緩和縮小に向けて新たな一歩を踏み出した翌日の19日のNY市場では、NYダウは前日比ほぼ横ばいの11ドル高、16,179ドルで取引を終えた。NY債券市場では債券が売られ、10年物米国債の利回りは一時2.935%へ上昇、NY金相場は前日比3.3%安、オンス41.10ドル急落、1,195ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル1%高、98.77ドルだった。原油は続伸、金は急落と明暗を分けた。NY外国為替市場では、ドルが対円、対ユーロ共に上げ、特にドルは対円で2008年10月来の高値を記録したと19日付けWSJ紙電子版で、ChrisDieterich記者は書いた。19日、NY市場で、日本円は、対ドル、対ユーロ共に値下がり、1ドル=104.22~24円、1ユーロ=142.40~42円で取引された。

20日朝放送のワ―ルドWaveMorninng「経済情報」に出演した大和証券CMアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「前日の300ドル近い株価上昇翌日であること、19日発表された新規失業保険申請件数が予想外に増え、一方、中古住宅販売件数が予想を下回ったことも手伝い様子見気分が強かった。今後の金融政策を見る上で、失業率が6.5%を下回ってもインフレ率が2%以下であればゼロ金利政策を続けると明言したバ―ナンキ議長を市場は高く評価した。問題はいつ債券購入を止めるか。個人的意見だが、来年1年かけてゆっくりとしたぺ―スで金融緩和を縮小すると見ている。」と解説していた。引き続いて同番組に出演したWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は「米FRBの声明文は米景気がゆっくりとしたペースながら確実に回復していることを明確に表現した。その上で、米失業率が6.5%を下回ってもインフレ率が2%以下ならゼロ金利を継続するとバ―ナンキ議長がコミットした意義は大きい。来年2月に正式に引退するバ―ナンキ議長が勤める最後の記者会見だったが、67分使った。市場との対話に正面から取り組む姿勢が出ていた。米FRBがいかにオープンになったかを改めて示した。」などと解説していた。

その他20日放送のワ―ルドWaveMorningではロシアRTRがプーチン、ロシア大統領の記者会見の様子を時間を割いて紹介した。「会見場に集まった内外の記者1,326人の内、52人の質問にプーチン大統領は答えた。プーチン大統領がいら立つような場面は有りませんでした。」と前置きして、ウクライナに対するロシア支援を聞かれてプーチン大統領は「友達のウクライナが困っているから助けた。ウクライナの製品はEUの規格にまだ合うレベルにない。ウクライナは単なる農業国に過ぎない。ロシアの援助がなければズルズル引き下がってしまう。」と話した。スノ―デン氏に付いては「スノ―デンさんのお陰で世界は考えを変えることが出来た。こんなことが繰り返されないことを望む。スパイは人の歴史で最も古い職業です。最も古い職業はほかにもありますが。」と答えて、プーチンはニャリ。グリーンピ―スについては「自然保護団体の方の仕業だととても思えません。自己PRして誰かにタカるためだと思います。」と答えていた。記者会見が終わったあと記者に捕まえられたプ―チン大統領は「ミハイル・ホドルフスキーさんを釈放します。お母さんが病気だからです。」と話し、ここでまた、二ャリ。役者以上だ。テレビをうまく利用している。(了)

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