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米好調な経済統計を受けて、24日、クリスマスイブ短縮取引の中NYダウ62ドル高

2013-12-25 11:29:49 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「世界の気象、2013年は大荒れだった」と25日朝放送のワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コーナーで前日の「アジアの気象」に続き詳しく紹介していた。まず1月。南半球は夏。熱波。シドニーで45.8℃を記録した。北半球では、欧州で寒い春。アメリカでは巨大竜巻、アメリカ西部では熱波で53.9℃を記録した。熱波は欧州も襲った。北半球の猛暑と裏腹の南半球ブラジルでは寒波襲来。38年振りの雪が降った。10月に入れば、欧米では早い冬の訪れ。10月には中東に寒波襲来、カイロに雪が積もった。クリスマスイブの24日、欧州西部、特にイギリスは季節外れの暴風雨が襲った。特に北アイルランド、ウエールズが洪水に見舞われた。25日朝放送の英BBCが伝えた。ドイツZDFは洪水はドイツ西部も襲い、エルベ川が決壊した。クリスマスの飾りつけも全て流され仮設住宅で生活する。クリスマス気分になれないと語る様子をテレビに写していた。

クリスマスイブの24日はNY株式市場は午後1時までの短縮取引。24日付けのWSJ紙電子版でKaltlynKiernan記者は「好調な米経済統計発表を受けて、短縮取引、商い閑散のなか値を上げ、NYダウは前日比62ドル高、16,357ドルで取引を終えた。11月米耐久財受注が前月比3.5%増、予測の2%増を上回った。11月の新規住宅販売件数も前月の伸びは下回ったが、予測の44万件を上回る46万4千件と好調だった。」と書いた。同記事によれば「財政問題が議会で年内にクリア、政府機関閉鎖期間にもかかわらず経済データ―は強かった。FOMCでは国債買い入れ額縮小を1月に実施すると決めたが、むしろ経済堅調を裏付けた。FOMC声明文で失業率が6.5%を切った場合でもインフレ率が2%以下であれば利上げは実施しないと明言した。当面、障害物がなくなった。その結果、資金が株式市場に流れ込んできている。最大のリスクは利上げだ。24日、債券が売られ、一時、10年物国債利回りが3%を超えた。今後、アメリカ経済の拡大が進み、その結果、米企業業績改善が利上げによるマイナス要因をいかに吸収できるかだと専門家は見ている。」と書いていた。

25日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三井住友銀行、柳谷政人氏は「好調な米経済データ発表を受けて、株価は上昇、債券は下落、10年物国債利回りが一時3%を超えた。今後のリスク要因は金利。株式市場は金利を意識した展開になろう。外国為替市場ではクリスマス休暇入りで市場参加者も少なく小動きに止まった。」と解説していた。24日、外国為替市場で、1ドル=104.33~35円、1ユーロ=142.64~76円で取引された。NY原油{WTI}はバレル当り前日比0.5% 高、99.22ドル、NY金はオンス0.5% 高、1,205.10ドルで取引された。

その他の世界のニュースではドイツZDFが「世界エンジン2位のロールスロイスが中国、インドネシアへの売り込みで賄賂疑惑が発覚、当局が捜査に入った。幹部の政治責任に発展する恐れが出て来た。」と伝えていた。中国CCTVは農業改革に一段と重視すると語る習近平主席の様子を紹介していた。何を隠し、何を表に出すか。注意して見ておきたい。(了)

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